アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0)   作:ダイヤモンド傭兵

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Kを迎え入れた翔はその後も依頼をこなしていき、事態も終息に向かいつつある。
しかし、ある人物から直接の依頼がある···


クラフター「原作知ってるやつならもう分かるよな?だけど違う展開があるぜ?なぁ筆者?」

だからバラすなって···


第40話 昔話(ver2.0)

依頼主:アルベルト·ローガン

 

目標:周辺の警戒、及び脅威の排除

 

報酬:200000c

 

死神部隊が今壊滅状態なのは知ってるな?だがその死神部隊にマギーが行ってしまったんだ···

けど、今俺はマギーに呼び出されてな、どうなるかは分からない。でも嫌な予感がするんだ。頼む、誰にも邪魔をさせないでくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔は主任、K、WRと共にアルベルトの戦闘エリア周辺に投下され、各自で陣取る。

ディターには今回、装弾数の多いバトルライフルと肩内蔵に垂直ミサイルを装備してきていた。

 

マギー《誰かと思ったらあなた達ね···邪魔はしないで》

 

マギーは黒と青のカラーリングに木蓮の花を持った獅子のエンブレムをつけた中量2脚AC『R.I.P.3/M』に"搭載"され、施設の高台に立っている。

 

翔「邪魔をする気はないよ。それに、他の誰にも邪魔をさせるつもりもない」

 

そして、アルベルトの乗ったグリザイユが作戦エリアに到着する。

 

マギー《来たのね···今度は途中でやめたりしない。最期までよ》

 

マギーの発言から、過去にマギーとアルベルトは戦った事が判る。

 

ファットマン《なぁマギー、何がお前を駆り立てる?》

 

マギー《昔話をしてあげる···世界が破滅に向かってた頃の話よ···神様は1匹の獣を殺して、人間を救った···けれどその神様は深淵へ潜り、地上に残された人間は争いをやめなかった···その神様は『黒い鳥』って呼ばれたらしいわ···》

 

この時点で翔は何かを察したのか、気まずい表情を浮かべている···

 

マギー《それから争いは延々と続いたけれど、その黒い鳥が再来したって聞いたわ···何もかも真っ黒に焼き尽くす、黒い鳥···これは本当の話よ···私の何代も前のお祖母ちゃんが見た出来事···その黒い鳥の再来を見たのよ···》

 

それを聞いた翔は頭を抱えている···

 

ファットマン《お前は···それになりたいっていうのか?》

 

マギー《本当はそうなのかもね···始めましょう。殺すわ、あなたを···》

 

マギーの搭載されているR.I.P.3/Mとアルベルトの乗るグリザイアによる戦闘が始まる。

 

ラナ《3人とも、聞こえるか?財団の戦力が向かってきている。1機も通すな!》

 

翔&主任&K&WR

「「「「了解!」」」」

 

605Aやプレデターを含む財団の戦力が押し寄せるが、翔達は1機も通さず、撃破し続ける。

 

 

ラナ《予備の武器を投下する。受け取れ!》

 

各々の装備している武器が投下され、弾が無くなれば持ち変え、戦闘を継続していく。

ダウンギャンブル改が605Aの回転攻撃を回避し、その目玉に武器腕ブレードを連続で叩き込んで撃破し、ディターはプレデターを蹴りつけて壁に激突させ、そこに垂直ミサイルを命中させていく。

 

R.I.P.1/Kは高台からプレデターにスナイパーキャノンの5点バーストを全弾直撃させて撃破し、狙撃ポイントを変更する。

ハングドマンはフルチャージしたハイレーザーライフルを605Aに肩内蔵のCEミサイルと共に撃ち込み、怯んだところに目玉に向けて膝蹴りを打ち込む。

 

 

 

 

 

 

 

推進BGM『Blue Magnolia』

 

 

グリザイユは右手のヒートマシンガンを連射しつつ、施設の柱を遮蔽物にして攻撃を防ぐ。それに対しR.I.P.3/Mは柱を蹴りつけて3次元機動を行い、グリザイユを翻弄する。

更にR.I.P.3/Mは左手のヒートマシンガンを連射してグリザイユを牽制しつつ、ハイレーザーライフルをチャージし、撃ち込む。

互いに互角の戦いを繰り広げ、互いに損傷していく。

 

しかし激しい戦闘の中、R.I.P.3/Mが先に中破する。そこにグリザイユの武器腕スナイパーキャノンが撃ち込まれ、R.I.P.3/Mの左腕が破壊される。

 

マギー《まだよ···私はまだやれる···》

 

アルベルト《マギー···》

 

マギー《ここが···この"戦場"が、私の魂の場所よ!》

 

マギーはそれでも向かっていき、R.I.P.3/Mのフルチャージしたハイレーザーライフルのエネルギー弾がグリザイユの右腕をヒートマシンガンごと破壊する。

 

 

 

 

 

 

その頃、特殊兵器だけでなく暴走UNACも相手にしていたディター達の損傷は次第に大きくなっていく

 

WR《クソッ!もう機体がもたねぇ!》

 

翔「こっちも、損傷だけじゃなくて弾がもたない!」

 

K《クソッ!スナイパーキャノンの弾が切れた!他も残り少ないぞ!》

 

すると···

 

主任B《ギャハハハハ!待たせたねぇ~!》

 

主任C《遅くなっちゃったよ~!》

 

主任D《ギャハハハハ!》

 

主任E《あポイッーっと!》

 

主任s()()()()()()()()()()()()()》》

 

新たな4機のハングドマンが戦場に投下され、翔達に加勢する。更に予備の武器も投下され、ディター達は形勢を立て直す。

 

 

 

 

 

 

激闘を繰り広げたR.I.P.3/Mの損傷は激しくなり、脚部がもたず足が止まる。

 

マギー《クソッ!こんなときに!こんなときに!》

 

アルベルト《マギー!来いよ!俺を···俺を倒すんだろ!?越えるんだろ!?》

 

グリザイアはR.I.P.3/Mに近づき、深呼吸をする。

 

アルベルト《俺は···ずっとお前が好きだったんだ!だからお前になら殺られても良いんだよ!だから···だから死ぬなよ!》

 

突然の告白にマギーは動揺する。

 

マギー《あっアル···あなた···》

 

K《こんな時に告白だと!?この痴れ者が!》

 

WR《てめぇこんな時に甘い成分撒き散らすんじゃねぇ!》

 

KとWRは怒っており···

 

キャロル《ただの愚か者ですね···》

 

キャロルは呆れていたが、ラナは遠い目をしていた。

 

ラナ(翔だったらやりそうなんだがな···)

 

主任《ギャハハハハハハハハ!》

 

翔《···これどうすればいいの?》

 

主任は爆笑しており、恋愛を知らない翔は困惑していた。

 

ラナ《敵を近づけるな。それに集中しろ···》

 

マギーは呆れて大きなため息をつく。しかしその顔は赤面していた。

 

マギー《アル、あなたは···あなたはいつもそんな感じだったわね···なんだか···もう、バカバカしくなってきたわ···》

 

ラナ《マグノリア、お前はもう機械化してるのだろう?ならばこちらに来い。体をやろう》

 

マギー《そんなことできるの?》

 

ラナ《実際、何百年も居続けたのは我々だ。その程度の技術はある···詳しい事は後で話そう》

 

 

 

 

 

すると通信にアイザックが割り込んでくる。

 

アイザック(財団)

《なるほど···どうやら期待はずれだったようだね···僕達が殺した候補者は51人、君達を含めて54人だ···神様は間違えてる。なぜなら》

 

K《黙れ!この状況で割り込んでくるとは痴れ者が!》

 

WR《てめぇ正気か!?》

 

主任《黙れよアイザック···死ねよ》

 

キャロル《機械化の影響ですか?》

 

Kを始めとする4人は本気でキレており、恋愛を知らない翔はそのキレ具合に更に困惑していた。

 

翔「え、えと、えと···」

 

ラナ《いいから、奴らを排除しろ。いいな?》

 

翔「え、えと···あ、うん」

 

追加の財団の戦力はきっちり排除されたそうな···

 

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

なんか最期らへんがギャグっぽくなってしまった···

●R.I.P.3/M
黒と青のカラーリングに木蓮の花を持った獅子のエンブレムをつけた中量2脚AC。
武装は右手にレーザーライフル、左手にヒートマシンガン、肩内臓に追尾ミサイルを装備。
AI化したマギーが搭載されており、機体はマギーが傭兵時代に乗っていた頃の機体と同じである(カラーリングとエンブレムは別に)。

●主任が複数いることについて
主任はAIなので複数で出撃することも可能であり、ラナ達と違って主任は積極的に複数の"自分"を使って作戦を行うこともある。
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