アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0) 作:ダイヤモンド傭兵
他の3つとも違う、全く別のエンディングです。
推奨エンディング曲『Surface』
翔は身体から感覚が消えていき、身体も機体も透明化していき···自分の存在が消えていく···それでも、空を飛ぶ鴉に向かって手を伸ばし続ける···
そして、翔とコルヴィスの存在は消え去った──
翔には様々な運命がある。
存在が消えても、その世界の自分がまた親友と巡り合う運命···そのまま生き残り、自身の事を本にする運命···あるいは己の変えた未来に戻り、新しい未来を歩む運命···
他にも多くの運命が待っているが、どの運命を辿ったとしても、翔は進み続けるだろう···
そう、どんな運命が待ち受けているだろうとも──
夜の砂浜に、1人の男性が倒れている···黒髪で、顔は美形ではないが整った顔つきであり、どこか仔犬のような雰囲気を感じさせる。
しかし身に付けている服は黒いパイロットスーツであり、民間人が身に付けるものではない···
そして何より、うなじにある隠された接続端子がある──
男性は目覚め、ゆっくりと···ふらつきながら起き上がる···
男性「あれ···ここは?···え、あれ?僕は···誰?え···あ、あ···ああ···」
身体に染み付く"感覚"···
捨てられた感覚···
救われた感覚···
人を殺した感覚···
温かい感覚···
家族との感覚···
敗北の感覚···
親友との感覚···
裏切りの感覚···
決意の感覚···
成長を見届けた感覚···
空へ向かう感覚···
絶望の感覚···
成し遂げた感覚···
あらゆる感覚が混ざり合い、男性は恐怖に震える···
ふと腰に手が当たり、腰についているドックタグを見る。
『翔·ニールセン』
男性「これは···僕の、名前?」
しかし、突然頭痛が起き、何かの映像が浮かぶ···
自分はナニカに乗り、うなじに何かを繋ぎ、ナニカを操縦している。
そして、身体にはその感覚が染み付いている。
翔はそれらの"感覚"に混乱した挙げ句、嘔吐した。
そして立ち上がり、振り返って海を眺める···すると、朝日が昇り始めた──
翔の身体に、誰かが抱き締めてくれた感覚が浮かび上がる···
翔は、己の感覚に耐えながら朝日に背を向けて歩き出す。
自分の記憶と、それに伴う感覚が何なのかを確かめるために···
その道は決して楽ではなく、苦悩や苦痛を伴うだろう···
しかし、希望はある···翔が記憶を失う前に戦ってきたように···
そしてその様々な"感覚"がきっと歩みを助けてくれるだろう···
そのための強さは既に持っているのだから···
しかし、1つだけ翔が思い出した単語がある···それは──
『ARMORED·CORE』
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました!
翔は記憶を失ったものの、再び歩き出しましたね。
まだ、『ストレイド』ではありますが···
もし良ければ、他のエンディングやDLCも読んでくださると、ありがたいです。