Fate/Grand Order ユニバース・フェスティバル   作:古明地こいしさん

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まだ夜なはす!...深夜か


特異点F 炎上汚染都市冬木
2004:ヘンシン


一面炎が燃え盛る。

それはまるで戦争が起きたあとのように。

その炎を見て、ソウゴは2068年に時空転移したときの事が脳裏に過るが、それは決定されたことじゃない。

未来は変えられる。

そんなのはたくさん経験してきたんだと言い聞かせ、手を握ったままで横に立っているマシュを見たソウゴは笑った。

それは喜びの笑みだ。

 

  

 

「あ、先輩、これは「わかってるよ。変身したんでしょ?」は、はい...でもどうしてそれを?」 

 

 

 

「まぁ...こうなるかなとは思ってたから。」 

 

 

 

自身の変化を想像していたと言った王様を、マシュは不審がることもなく、敵の殺気を感じ取ったため、盾を構えた。

 

 

 

「俺も!」

 

 

 

しかしマシュは速攻で倒してしまう。

数が数体だったため、加勢するまでもなかった。

それを見て「さすが」と呟いたソウゴ。

そのまま辺りを見て敵勢力がいない事を確認をとったマシュは盾を消し報告する。

 

 

 

「敵勢エネミー倒し終えました。マスター」

 

 

「ありがとう。けどマスターってのは俺の思う王様じゃないからなぁ...」

 

 

 

そのまま歩いて進む二人は、この惨状を見て何があったのかと考えるほど街が焼けていた。

 

 

 

「ウォズ、首尾は?」

 

「我が魔王の仰せられた通りに進んでいるよ。」

 

 

突如として現れたウォズを警戒するマシュだが。

 

 

 

「大丈夫、ウォズは俺の大切な仲間だから。」

 

「ウォズさん...ですか」

 

「私は我が魔王を導く存在だ。しかし本来ならば役目は終わったのだが、我々にも異常事態が発生してね。」

 

 

 

異常事態と聞いてマシュが思い浮かんだのはあの時の爆発だったが。

 

 

 

「君が想像しているものとはベクトルが違う。そこを留意しておいてくれ」

 

 

 

そうやって釘をさしている間に、視た道を探すソウゴ。

 

 

[あぁ、繋がった!大丈夫かい!?]

 

 

映像モニターで映ったDr.ロマンがこちらに話しかけている。

 

 

 

「はい。それよりもそちらの方が危険な気がしますが...」

 

 

[こっちはウォズくんの言われた通りに進めたよ。まさかみんな無事とは思わなかったけど...ああいや、所長とレフが見当たらないんだ。それにウォズくんもいなくなるし「呼んだかね?」えぇ!?なんでウォズくんがそこに!?]

 

 

レイシフトするためのコフィンは現在爆発があった箇所にあるため、代わりに入るなど不可能。

ましてや外側から操作する人もいない。

しかしウォズには自由に時を行き来する力をオーマジオウより授かっている。

それくらい容易いもの、だが他の人にはそんなことを知る方法は無い。

 

 

「えっと、この道は違うから...」

 

「さっきから何を?」

 

「んー?所長さんがいる道を探してるんだよ。お、あったあった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルガマリー・アニムスフィアは逃げ回っていた。

周りの骸骨兵から、ガンドを放ち倒してはいるが数が多すぎると。

 

 

 

「なんで私がこんな目に...」

 

[5...4...3]

 

 

どこからともなく聴こえる電子音声はオルガマリーを更に混乱させるものであったが、まだまだ混乱させる。

 

 

「伏せて!」

 

 

どことなく聞いたことのある声、その言葉を信じてオルガマリーは伏せた。

その間にカウントダウンは終わる。

 

 

[2...1!スレスレ撃ち!]

 

 

大量の弾丸が骸骨兵に当たる。無差別に狙ったのではなく、培ってきた経験、そして力のおかげ。

 

 

「所長!大丈夫ですか!?」

 

 

マシュが駆け寄り、オルガマリーに手を差し伸べる。

その手を取る。

息は乱れ、心拍数は異常なほどあがっている。

 

 

「良かった。ちゃんと来てて」

 

「貴方は!どうして...いえ、貴方がマスターなのですね。はぁ...」

 

 

オルガマリーは深いため息をついた。

目の前にいるマスターは王様になどと意味のわからない夢を語った男。

そんな男に世界の命運がかかっていると思うと呆れて物が言えない。

 

 

「よし、大体は揃ったね。このままこの時代をなんとかしないと」

 

「待って、どうして貴方が仕切るんですか?マシュにも聞きたい事があるんですから。」

 

「あぁ、この姿の事ですね。」

 

 

マシュの姿は戦闘服というより、騎士甲冑だ。

ソウゴ達からすれば変身した時の姿のように。

 

 

「私はデミ・サーヴァントとして「それくらい分かるわよ」!」

 

 

マシュは言いたい事を言われたのが、驚き、呼吸が止まる。

すぐに現実に戻ったとはいえ、驚いたのには変わりない。

そして通信が入る。

 

 

[本当に所長が...]

 

 

Dr.ロマンが通信越しで驚愕している。

オルガマリーにはレイシフト適正はなかった。

しかしここにいるではないか、それが現実。

 

 

「サーヴァント?」

 

「まさかそんなことも知らないんですか?」

 

「いや、知ってるけど、マシュは死んでないし、おばけでもないよね。俺がマスターなのはわかってるけど、俺達も色々あるからさ。

多分みんなと目的は一緒だと思うからいいけど。」

 

 

 

[なにか魔力反応が...物凄い速さで接近している!これは...サーヴァントだ!いくらソウゴくんが規格外の装備があるとはいえ、今戦うのはまずい!]

 

 

「んー...」

 

「マスター?逃げないと」

 

「俺が思うに、これから来るサーヴァントってのだけは絶対戦わないといけないと思うんだよね。」

 

 

ウォズ以外の者が、何を言ってるんだと思う。

しかし、敵は待ってくれはなかった。

 

 

「人間にサーヴァントですか」

 

 

その姿は異形。

黒く体は染まり、死神の如く、大きな鎌を振り回している。

 

 

「殺し甲斐の有りそうな人ですね」

 

 

大きく前に出た男、ソウゴにそう言うが、本人は全く同様していない。

それどころか、自信に満ち溢れている。

 

 

「悪いけど、アンタを倒させてもらうよ」

 

 

[ジクウドライバー!]

 

 

懐から取り出した機械めいたもの。

敵も、仲間たちもその使い方の想像がつかなく、質問するほど。

 

 

「それは?」

 

 

訪ねたのは敵サーヴァントだった。

それに丁寧に答えたソウゴ。

 

 

「変身ベルトさ」

 

腰にベルトを巻きつけると、時計のようなものも取り出す。

 

[ジオウ!]

 

 

時計を回転させ、ボタンを押すと時計からも電子音声が鳴り響く。

ベルトの右側に装填すると、ベルト本体のボタンも押す。

そして大きく腕を時計の針の動きで構えを取る、そして左手を顔の横、右側で待機させ、背後に現れた時計とシンクロさせると。

勢いよく、最後のキーワードを叫んだ。

 

 

「変身!」

 

 

左手をスナップさせ、ベルトを回転させる。

 

 

RIDER_TIME

 

世界もが回転する。

これにて全プロセスは完了した。

ベルトには大きくZIーOと表示されている。

 

 

[

カメ〜ンライダーZI-O(ジオウ)

 

顔にライダーという文字が刻まれている。

そして戦う前に、ジオウとなったソウゴはあるものを待つ、それは

 

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来!そしてすべての世界をも知ろしめす、時の王者!その名も仮面ライダージオウ!世界を超え変身示した瞬間である...では我が魔王、存分に力をふるわれよ...」

 

 

ウォズはジオウと言う存在を祝福した。別の世界であろうと家臣として、王に忠実に。

 

 

 

「ハァッ!」

 

ジオウは一瞬で敵サーヴァントとの距離を、ただ地面を蹴るだけで、詰めた。

その素早さを見たサーヴァントは、コイツは自分の手にはおえない。

この存在に、勝機を見出すために巨大な鎌を盾として使い、殴られた反動を利用し後方へ跳ぶ。

ジオウはそんなことも気にせず、初期フォームで使用するウェポン。

ジカンギレードを取り出し、得物同士のぶつかり合いが始まる。

ただ本能のままに振り回しているかのように見える互いの行動、だがすべてジオウの想像同理の動きである。

ジオウは王である。

しかし他の存在と比べるなら、すべてを上回る規格外の強さ。

その片鱗を味わった敵サーヴァントはジオウの装甲に鎌、ハルペーの不死性を消す、治癒できなくなる効果は見込めないと考えたあとの行動は洗礼された、英雄の動きと言えよう。

 

 

「貴方には、本気を...宝具を使用する他なさそうですね」

 

 

その一言を聞いたオルガマリーは叫んだ。

目の前で一生に一度も見ない、ありえないを体現した存在が戦いを繰り広げられているものを、一旦忘れ、危険性を伝えるために叫ぶ。

 

 

「宝具ってのは必殺技のようなものよ!」

 

「マスター!私の後ろに「大丈夫」...え?」

 

 

天高く舞い上がったサーヴァントは宝具の真名を叫ぶ。

目の前の存在、ジオウを消し去るために。

 

 

騎英の手綱(ベルレフォーン)!!」

 

 

本来ならば彼女はライダーのクラスで現界していないと発動できない宝具。

しかし彼女、ランサー、メドゥーサはとあるものから強力なバックアップを受けている。

力を引き出し、天馬に跨り、音速を超える速さでジオウに突撃する。

だがジオウも必殺技を発動していた。

 

 

[フィニッシュタイム!タイムブレーク!]

 

 

いつの間にか飛び上がっていたジオウが、天馬に乗ったメドゥーサに{キック}の文字を脚の先から出し、拘束する。

神性を帯びたメドゥーサに本来ならばその程度、破壊することなど造作もない。

なのに、なのに。

拘束力は増していき、足の裏にキックの文字を集束させ、飛び蹴りを当てる。

必殺技、タイムブレークを

 

 

 

 

「俺の勝ちだね。」

 

 

「貴方は...一体...?」

 

 

消滅し、消えかかりながらも、ジオウに問う。

ジオウは答えた。

 

 

「王様さ...それも最高最善の魔王だよ?」

 

 

それを聞いたメドゥーサはなにか納得がいき、安心して消えて行った。

 

 

「貴方...その力は...」

 

[待ってくれ!ソウゴくんの力は後で!また新しいサーヴァントの反応が「そこまで警戒しなさんなや」!?]

 

 

瓦礫の上、そこに立っていたのはフードを被った男...サーヴァントだった

 

 

 

 

To be continued.

 

 

 

次回、Fate/Grand Order ユニバース・フェスティバル!

 

 

 

「アーサー王!?」

 

 

「全く君も懲りない男だ」

 

 

[この魔力反応は異常すぎる!]

 

 

 

「貴様が異邦人だな?」




あと2話で特異点F冬木は終わり、長々とオルレアンとか書いていきますね

今回はどうだったでしょうか

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