Fate/Grand Order ユニバース・フェスティバル   作:古明地こいしさん

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次で冬木は終わりになります。
投稿ペースは普段より遅いですが、そこは謝ります


2004:トウエイ!王ト魔王!

緊張感のある状況だ。

一難去ってまた一難、現れたサーヴァントをみな睨みつけている。

その空気を破り、話しかけているのは...もちろんソウゴに他ならない。

 

 

「アンタは黒くないけど、話ができるっぽいし、何があったのか聞かせてもらえる?」

 

「いいぜ、と、その前に俺の真名を言っておかないとな。俺はクー・フーリンだ。キャスター(魔術師)のクラスで現界した」

 

 

さも当然かのように自身の真名を口にした。

それがどれほど危険な事かは誰もが理解できる。

真名がわかれば自ずとそのサーヴァントの能力や弱点がわかる。

それをさらっと口にしたサーヴァント、クー・フーリンを警戒するカルデア組みだが、ソウゴ達、ジオウのメンバーは違った

 

 

「俺達も話さないとね。俺は常磐ソウゴ、でこっちがウォズ。俺の仲間だよ」

 

 

ソウゴは目で残りの二人に自分と同じような自己紹介を期待しつつ、待つ。

相手も全員を見ている。

 

 

「マシュ・キリエライトです!先輩の、ソウゴさんのサーヴァントとして契約してます。こちらが我々のリーダーで」

 

「オルガマリー・アニムスフィアよ。でも私達も私達なりに問題を抱えているんです。常磐ソウゴ!その姿はなんですか?」

 

 

ソウゴはそっか...と、呟く。どの世界でも、もう仮面ライダーは”二人”だけ、そんな中で、自分たちの事を当たり前かのようにしていたのは失態だった

 

 

「仮面ライダー、昭和、1971年に誕生した伝説の存在...だった。」

 

 

ウォズが突然説明し始めた。

そしてその説明も、過去形でだ。

 

「だった?」

 

 

マシュは過去形であることに疑問を持った。

それに先のように、サーヴァントとも互角以上、否。

上回る力があるのに知られていないのはおかしいと。

 

 

 

「仮面ライダーの歴史はジオウを除いてすべて消え去った。我が魔王が世界を破壊しかけたときにね。」

 

「なんでジオウ...?だけは無事なのよ?」

 

[確かに、歴史改変などが起きたのならわかるけど、どうしてジオウだけ無事なんだい?]

 

 

その質問には答えないウォズ。

もちろんソウゴもだ。

ソウゴは話題をすり替える、まるでまずいことを聞かれているといっているかのように。

 

 

「クー・フーリン、ここの異常、どうして起きたの?」

 

 

クー・フーリンはてっきり質問に答えるとおもっていたため、変な声が出てしまう。

 

 

「あぁ?...セイバーが黒い泥に飲み込まれたと思ったら、セイバーの野郎、他のサーヴァント共を斬っては黒く染めやがった。ソウゴ、お前がやったように倒さなきゃ飲み込まれた奴らはセイバーの傀儡、操り人形だ。」

 

「ロマニ!この時代は2004年なのよね?」

 

 

はいと通信越しに聞こえたその時にオルガマリーは確信を持って口にした。

 

 

「聖杯戦争ね...魔術師が根源へ至るために創り出した争い...」

 

「正解だ。俺達サーヴァントは聖杯に呼びかけられ、それぞれの願いを叶えるために最後の一組になるまで殺し合う...つっても今じゃこの有り様だけどな」

 

 

クー・フーリンはそう言いつつ辺りに目を向ける。

誰もいない、いるのは魂すらない傀儡どものみと。

 

 

「それでそのセイバーってどんな英霊なの?それくらい見てるわよね?」

 

「あぁ、バッチリな、誰もがあの聖剣を見りゃ、真名を言い当てるなんて簡単だろう。あの金色(こんじき)に輝く剣...まさかあのアーサー王が暴れ回ってるんじゃな」

 

「アーサー王!?」

 

 

ソウゴは伝説の王様がどうして暴れているのか、それを考えると未来の自分、オーマジオウを思い出すが、それもなにか理由があると予想し、クー・フーリンに笑顔で

 

「アーサー王は俺とマシュに任せて」と語った

 

 

「私と先輩...ですか!?」

 

 

驚くどころじゃない。

自分なんかがアーサー王に敵うわけがないと伝えようとしたとき

 

 

「ウォズはクー・フーリンを手伝ってあげて」

 

「はっ、よろしく頼むよ。クー・フーリンくん」

 

 

クー・フーリンは大丈夫かと不安になるが、それもすぐに解消される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この先?」

 

 

洞窟のような場所に来ると訪ねたソウゴ。

あぁと答えると、それに反応するように目の前にサーヴァントが現れる。

 

 

「全く君も懲りない男だ」

 

「はっ、王様の飼いならされてるテメェを倒しにな。アーチャー!ソウゴ!譲ちゃん達!先に」

 

「任せたよ。ウォズも」

 

 

それに答えるかのようにウォズはストールでアーチャーの視界を隠す。

その隙きにソウゴ達は進む。

 

 

「人間が、キャスターと共に残ると?嘗められたものだ」

 

「嘗めてなどいないさ」

 

 

ウォズはベルトを取り出す。

ソウゴのベルトとは違うものを。

 

 

[ビヨンドライバー!]

 

 

「テメェ、そんなもん持ってやがったのか」

 

「まぁね...では」

 

[ウォズ!]

 

ウォズは時計...ミライドウォッチのボタンを押し、ベルトに装填する。

装填した箇所をベルト側へと叩くように、そしてソウゴと同じ...仮面ライダーへと変わる時に発する言葉を口にする。

 

 

「変身!」

 

 

[トウエイ!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!]

 

 

すべて映像のもの、それを現実に、自身を依り代としてアーマーに変え、緑が基調で、ジオウと同じく顔にはライダーという文字が

 

 

「...私と”投影”で競い合うか」

 

「悪いが君には倒されてもらおう。我が魔王の覇道のために...行くよクー・フーリンくん」

 

「へっ、後ろは任せな!」

 

 

本来ならばクー・フーリンが立っている者は別の人間である。しかし今となっては違う世界なのだ...そう、”違う”世界

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここにアーサー王が...」

 

[確かにサーヴァントの反応があるけど...]

 

「あるけどどうしたのよ、ロマニ?」

 

[この魔力反応は異常すぎる!]

 

 

そこへ、高く、山のような岩壁の上に立っていた者が、こちらに問いかけた

 

 

 

「貴様が異邦人だな?」

 

「そういうアンタはアーサー王であってるよね?アンタは王様なんでしょ?どうしてこんな街をメチャクチャになるようなことしたのか、一人の王様として聞かせてほしいんだよね。」

 

「それは倒して聞き出してみるがいい」

 

 

ソウゴは一呼吸すると、自身の思いを言う。

 

 

「じゃあ [ジオウ!] そうさせてもらうよ...マシュ、行くよ」

 

「はい!」

 

[RIDER_TIME!カメ〜ンライダー!ジオウ!]

 

 

投影する者同士と、王同士が、2004年にて激突する。

 

 

 

 

 

To be continued.

 

 

 

 

 

 

次回、Fate/Grand Order ユニバース・フェスティバル!

 

 

 

「私は...一人じゃありません!」

 

 

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!」

 

 

 

「まぁいい、これから2017年には人理は焼却される!」

 

 

 

「人理を焼却なんてさせない...仮面ライダーの世界も返してもらう!」

 

 

 

 

2015:キングギリギリスラッシュ

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