Fate/Grand Order ユニバース・フェスティバル   作:古明地こいしさん

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特異点F 冬木は今回で終わりで、次回は幕間というか、帰還後に助かった人達、Aチームなどとの会話みたいなのをします。





では本編どうぞ!...あ、完全にパソコンに変えました


2015:キングギリギリスラッシュ

「アイツはアーチャーなくせに近接戦闘も強い、気をつけろ」

 

「助言感謝するよ...さて」

 

ウォズはアーチャーを見る。

しかし得物という武器を一つも手にしてない。

だが、だからと言って手加減するのも、慢心するのもよくない。

相手は”仮面ライダー”ではなく、生身一つで最強に登りつめた存在なのだから。

 

「ハァッ!」

 

[ジカンデスピア!ヤリスギ!]

 

 

仮面ライダーウォズは自身の専用武器であるジカンデスピア、ヤリモードをドライバーから召喚、”投影”する。

それを見たアーチャー...エミヤは自己暗示のような、呪文を唱える。

 

「I am the bone of my sword...」

 

(体は剣?)

 

 

ウォズのジカンデスピアの切先が、エミヤに当たる、その瞬間、弾かれる。

なぜエミヤの手にジカンデスピアがあるのか?後ろでチャンスを伺っていたクー・フーリンも疑問に思う。

ウォズの手には確かに自身が取り出したジカンデスピアがある。

そこで試すかと回転ざまにジカンデスピアのモードを変えた、後ろ、クー・フーリン側を向いて変形させたため、エミヤはその変形方法を確認することすら不可能...しかし

 

[カマシスギ!]

 

カマモードに変えた。

だがエミヤは操作せずにヤリモードのジカンデスピアをウォズに投げ、爆発させる。

壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)により、極わずかしか神秘が宿っていないものすら爆発させるのはエミヤの最大の武器と言えよう。

そして爆炎が晴れた先には

 

投影、開始(トレース・オン)

 

カマモードのジカンデスピアを手に携えているエミヤ。

ウォズは理解し、武器を使った戦いは目の前の英霊には逆に、新しい能力を与えると認識する。

またビヨンドライバーを造らないことから知識のないものは使えないと考えた。

 

 

(なるほどね、彼が投影で競い合うかと呟いたのは、魔力で複製しているからか、得意分野だからか)

 

 

「ならばこれならばどうかな?」

 

[クイズ!]

 

 

ウォズがめったに使わないミライドウォッチを取り出す。

ベルトに装填し、叩いて投影させる。

 

[トウエイ!フューチャータイム!ファッション!パッション!クエスチョン!フューチャーリングクイズ!クイズ!]

 

 

顔はクイズと文字が

 

「クー・フーリンくん。相手への落雷が合図だ」

 

「おう!」

 

エミヤはなにかされると思い、即座に手にある獲物を投擲し、夫婦剣、干将莫耶を投影するが

 

 

「問題、ジカンデスピアは仮面ライダーウォズだけが使用する武器である。⭕か✖か?」

 

「ふん、そんなもの明白であろう。私はその武器の所有者ではない。⭕だ...!?」

 

 

突如として落雷が、エミヤを襲う。それが合図となり、クー・フーリンの宝具が発動した。

 

 

「焼きつくせ!焼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)!」

 

 

巨大な藁人形が、胴体にエミヤを取り込もうとする。

 

「初歩的な引っ掛け問題に答えられないとは...君も使っていた。これはさっき君がした事だろう?まぁどのみち今の回答は絶対に✖だ。もう見せる事はできないがね。」

 

 

その声を聞き終わるとエミヤは嫌な男を敵に回したなと焼き尽くされ、消える。

 

 

「こっちは終わったな。しかしお前、性格悪いな」

 

「なに、相手が知っており、なおかつ難しい問題を作るのは苦労するんだよ」

 

 

そんな言い争いをしながら二人は先を急ぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くよ、マシュ!」

 

「はい!」

 

 

ジオウとマシュ、二人は駆けた。

アーサー王、アルトリアに向けてジカンギレードの、銃の状態で放つが、アルトリアを覆う高密度の魔力の壁により阻まれる。

直ぐにジオウは剣モードに変形させ、アルトリアと切り合う。

 

 

「剣術で私に挑むか!」

 

 

赤子の手を捻るようにジオウの攻撃を射なし、約束された勝利の剣でジオウを吹き飛ばす。

強烈な一撃だったが、ジオウの装甲はどのライダーよりも硬い、それを斬り刻むなど不可能に近いが、変身者は違う。

 

 

「なんて一撃だよ!?」

 

 

受けた腹を抑える、そこには約束された勝利の剣でつけられた傷が

 

 

「マスター!」

 

「マシュ!前を見なさい!」

 

 

マシュは戦いなれていない、それにより余所見をしてしまい、目の前に迫ってきていたアルトリアに気づくのが遅れた。

 

 

「あ」

 

 

終わった。そう思った瞬間、時が巻き戻る。ソウゴ、ジオウ達が駆け出す前に。

 

 

「やっぱりそうなるよね、嘗めてかかっていい相手じゃないのはわかったよ」

 

「何が...?」

 

「貴様...時間を巻き戻したな?」

 

 

アルトリアのその一言を聞いて、一番に否定したのはオルガマリーだった。

 

「ありえないわよ!?そんなことができればもう魔法使いじゃ...」

 

 

ジオウはベルトのウォッチを外して、新しいウォッチを取り出す。

表と裏、光と闇、善と悪、過去と未来両方の力を宿したウォッチを、左右に引っ張り、2つに。

 

 

[[ジオウ!!]]

 

「別の時計?」

 

 

ベルトに装填すると、ジオウの後ろに2つの大時計が。

 

 

 

[RIDER-TIME!カメンライダー!ライダー!ジオウ・ジオウ・ジオウ!(ツー)!]

 

 

ジオウの背後が、2つに別れて回転する。

そしてジオウの頭部の時計の針を模したものが2つに。

 

 

「アンタの未来が見える!」

 

 

ジオウⅡが視た未来、それはアルトリアが魔力放出で、剣先から魔力の渦を噴出し、一瞬で間合いを詰めて、ジオウもろともマシュを斬り伏せる未来。

 

 

「ハァっ!」

 

ジオウは視た未来通りに動いたアルトリアを掴んで投げ飛ばした。

それは柔の力、受け流すという力

それで終わりなばよかったのだが、投げられた際に、アルトリアがジオウを斬り伏せる。

 

 

「っ...なんで!?」

 

 

「貴様が未来を視たと言うならばその未来を変えるまで!」

 

 

[...そうか!アーサー王は直感で未来視したんだ!ソウゴくんが変えた未来を視て!]

 

「そんな事が...」

 

 

互いに未来視する者同士、しかしジオウの方が不利、負ける未来が見えてもおかしくない。だが

 

 

「ここから先は行かせません!」

 

「...女、貴様一人でどうするというのだ?よもやその盾で私の聖剣の攻撃を防ぐなどと「違います!」なに?」

 

「私は...一人じゃありません!」

 

 

マシュは後ろのソウゴを、遠くで見ているオルガマリーを見る。

 

 

「私は守るものがあります!だから、一人じゃありません!」

 

「そうか...ならば理想を抱いて死ぬといい!」

 

 

アルトリアは聖剣を開放した。それにより、周りには風が吹き荒れる。

 

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!」

 

 

魔力の斬撃が、マシュを襲う、避ければソウゴに当たる。

退くことのできない戦いだ。

でもソウゴ...ジオウが、近づいてきた。

 

 

「ありがとう、マシュ!」

 

 

2つの剣が現れる、ジオウはその剣を合体させる。

 

[ジカンギレード!サイキョーギレード!サイキョウ!]

 

「合図をするからそのときに離れて!」

 

 

マシュは返事はしなかった、うなずくだけで精一杯なのだ。

 

 

「アーサー王、アンタと俺の差を教えてやる!今のアンタはただ従わせるだけ!そんなのは王のすることじゃない!」

 

「ならばどうするというのだ!?」

 

「世界を...すべての人々と共に歩んで行く!それが俺の信じる王の道だ!」

 

 

[フィニッシュタイム!]

 

「今!」

 

「頼みました!先輩!...いえ!王様!」

 

 

聖剣の光がジオウを呑み込む、その瞬間に、ジオウは必殺技を

 

 

[キング!ギリギリスラッシュ!]

 

 

聖剣の黒い輝きとは違う。

金色(こんじき)のジオウサイキョウという文字を掲げて斬りつける、その光に呑まれ、アルトリアはボロボロに。

 

 

 

「俺達の勝ちだ。約束通り、街をメチャクチャにした理由を「操られているフリをしたまでだ...あの男にな」...」

 

 

ソウゴはアルトリアが消えるのを確認すると、アルトリアが見ていた場所、最初にアルトリアが立っていた場所にいる男、レフ・ライノールを仮面越しに睨む。そこへウォズ達も合流した

 

「我が魔王、あの男は...」

 

「わかってるよ。なんで爆弾を仕掛けたのか、教えろ。あそこには大勢の命があっただろ!」

 

「...簡単なことだよ、人理を消すためさ!」

 

 

皆が驚愕している中、レフ・ライノールが問いかけを。

 

 

「しかしわからないことだらけだ。常磐ソウゴの力、そしてレイシフトできないオルガがここに”きていた”こと、さっきまでオルガはいたはずだが?」

 

「ウォズはすごいからね」

 

「まぁいい、これから2017年には人理は焼却される!」

 

 

みんな、言葉が出ない。いや、恐怖を感じ取っているからだ。

でもソウゴは違った。

 

「人理を焼却なんてさせない...仮面ライダーの世界も返してもらう!」

 

 

ソウゴが手を伸ばす、ウォズがそれを見た瞬間、マシュとクー・フーリンをとおざける。

 

 

ソウゴの下に、レフ...レフを通してつながっている者からライダーの歴史を、ソウゴの力により、吸収、再構築した。

ソウゴの下には19の仮面ライダーのクレストが。

 

「確かに返してもらったよ。ライダーの歴史を、世界を」

 

ソウゴの手にはグランドジオウウォッチが

 

 

「くっ!貴様だけは殺す!常磐ソウゴ!次に相まみえた時、必ず!」

 

「やれるものなら、やってみろ 俺”達”は逃げも隠れもしない」

 

 

レフが消えたあと、世界、特異点の崩壊が始まる。

 

 

[ソウゴくん!戻って来たら色々聞かせてもらうからね![早く帰って来なさい!]わわわ!?]

 

 

その話を聞くとクー・フーリンに向き直る

 

「中々面白いもん見せてもらったぜ、これはその礼だ」

 

クー・フーリンが投げて来たのはライドウォッチ、その名は...

 

 

 

 

 

 

 

レイシフトし、ひとり残されたクー・フーリンがつぶやく

 

「俺の力、ちゃんと使いこなせよ、王様 また会おうぜ」

 

 

 

To be continued.




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