私はダー・クルナ。エタコレに所属しているアイドルであり、カフェ・ルナティックナイトのマスターでもあるの。実は狼人間の末裔で満月の夜には・・・その血が目覚めて狼になるんだけど、血が薄まってるせいか狼というよりネコのような性格になるみたい。ちょっと恥ずかしいからみんなには内緒ね。今日はそんな私の経営しているカフェ・ルナティックナイトに来たお客さんの不思議なお話になるわ。
ある日、私がいつもの通りコーヒーを淹れる準備をしているとお客さんが3人ほどやってきた。いらっしゃいませ~・・・・ん?個性的なお客さんね。3人とも男の人で背が高く大きくて角刈りの人、シルクハットにマントを羽織ってる人、それと一番小さくて赤と青の帽子をかぶってる黄色い服の男の子という人たちだった。これって・・・どう考えてもあれよね?愉快で痛快な王子とその子分よね?ということは私狼男枠なの?狼だけども・・・するとシルクハットの男性は、
「すみません、トマトジュースはあるざますか?」
絶対そうじゃん・・・ドラキュラじゃん・・・ト〇ビアの泉の司会の人っぽいもん・・・とはいえお客さんなのはお客さん。幸いトマトジュースもあったのでコーヒーカップ一杯に淹れてあげた。今度は角刈りの男性が口を開いた。
「小生はブラック砂糖なしがいいだす。」
待って、普通に喋ってる???いやいやいや突っ込みどころ多いんだけど?まずフランケンだろうけど喋ってるし一人称小生???あと語尾にだす???待って待って笑いを堪えないと・・・何とか私は頭の中にあったつまらない話を思い出して笑いを堪えた。そして怪物くん(仮)は
「カレーくれ!!!」
と言った。絶対そうだよもうこれは怪物3人組よ。とりあえずカレーとコーヒーを出した。頭の中がこんがらがってるときに3人はこう言った。
「「「トリックオアトリート!」」」
あっ!そうか!今日はハロウィンだったわ!びっくりした~・・・まさかここまでしっかりした仮装でお客さんが来るなんてわかんなかったもの~。
「いや~すみませんね。どうしても坊ちゃんが狼人間のとこでこの格好をしたいっていうもんだから~にしてもフランケン、キャラ崩壊してるざますよ。」
「あっ、フンガー!」
「もう遅いだろ!まあそういうわけなんでお菓子を貰ったら次に行こうと思うぜ。カレーおいしかったぞ!また来るよ!」
とりあえず・・・何はともあれ喜んでくれたみたいでよかった。私は3人にお菓子を渡して少し休んだ。こういうお客もたまには面白いわね。
あれ?なんであの人たち私が狼人間の末裔って知ってたの?