マイキャラ短編集   作:真銅一白

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世界にある金をたくさん手に入れるため、金の情報を仕入れるためシャルドーは図書館に来ていた。しかしその図書館には禁書があってそれを開くと・・・


ゴールドハンター・シャルドー フォービドゥンニアキャピタル編

キンキラリ~ン!わたしはシャルドー!世界中にある金をたっくさん集めるために、今日も金の情報を集めてるんだ!金っていいよね・・・キンキラで・・・きれいで・・・見るものを魅了する素晴らしいもの・・・いっぱいほしい!

 

ということでわたしが来たのがここ!図書館!さ~て、金がいっぱい取れる山の情報はないかなあ~?う~ん・・・天空の城、豪族の古墳、宇宙アシュラ・・・どれもわたしが既に採掘しに行ったなあ・・・本を読みながらわたしは歩いてると、今まで来たことのない本棚に来ていた。読んだことのない本がいっぱいだったので、わたしは本棚から一冊の本を取り出した。するとあたりが光りだして・・・う、うわああああああああああああああああ!!!!!!

 

 

 

 

ここは・・・?

 

「あらあら、目が覚めたみたいね。」

 

声がした方に目を向けると青と赤の長い髪の女の子が立っていた。あ、コスモちゃんだ。確かへいこーせかい?ってところから来て宇宙の秩序と平和を守るウルトラアイドルだったはずね。だけどなんでコスモちゃんがここに?

 

「シャルドーちゃん、あなたは禁書を開いてしまったの。その開かれた禁書の影響で、シャルドーちゃんのお願いが反映されちゃったのよ。」

 

お願い?禁書?でも見たところ何も変わってないようだけど・・・

 

「日本地図を見てみて。そうしたらわかるから。」

 

そういわれて日本地図を開いたらな、なにこれ!?!?!?!?!?!??!?!?近畿地方が・・・金色になってる・・・!????なんで???この間近畿地方は金でできてないってクルナちゃんに教えてもらったのに・・・クルナちゃんが嘘をついてた・・・ってコト?

 

「違うわよ。近畿は金でできてないのは本当。これは禁書を開いてできたいわばパラレルワールドね。要は私たちは元の世界とは別の世界にいるってことよ。」

 

そ、それじゃあ私たちは帰れないの・・・?あれ?でもコスモちゃんはどうやってこっちに来たの?

 

「あら、問題なく帰れるわよ。この世界に来るのは意外と簡単だったわ。」

 

え?そうなの?

 

「ええ。この世界の日本海を泳いで、右へ200歩、下へ256歩、左へ63歩進んでそこで探検セットを使えばいいのよ。」

 

歩数さえ間違えなければ確実に帰れるじゃん!!!!よかった~じゃあすぐ帰ろう・・・待って?ここで取った金って持って帰れるの?

 

「ええ問題ないわよ。そういうと思って近畿に行く新幹線の準備はできてるわ。」

 

やったあ!!!!いっぱい金がとれるゴールドラッシュチャンスだわ!できる限り持って帰るわ!

 

そして私たちは近畿へとたどり着いた。いやあすげえですわこんなに金だらけなんて最高ですわね!!!!できることならここで暮らしたい・・・

 

「すごいよだれに口調よ・・・?でもここは異世界だからエタコレのみんなはいないし、それに仮にも禁書で作られた世界だから崩壊する可能性もなくはないわよ。」

 

そ、そうだね・・・みんながいないのは嫌だし崩壊しちゃったら帰れないもんね。わたしはよだれを拭いて金を取った。近畿大学1棟分の金ぐらいなら持って帰れるかな?

 

「う~ん、だったら強力のソルバーンになるしかないわね。いくわね!」

 

そう、コスモちゃんは3つの姿がある。今まで話していたのが『慈愛のナイトムーン』という優しさの姿、そして今からなるのが・・・・

 

「よし!!!!!!!!近畿大学丸ごと持って帰るぞ!!!!!!!!おら”!!!!!!!!!!」

 

太陽のように熱く力に最も長けている『強力のソルバーン』という姿。あと1つ、その2つの力を合わせた『愛と強さのクロスターニス』という姿もあるんだけど・・・まあ今日はコスモちゃんの話じゃないからまた今度ね。とにかく、コスモちゃんと協力して近畿大学を解体してカバンに詰め込んだ。

 

 

 

 

 

 

ほどなくして私たちは元の世界に戻ってきた。たっっっっくさんの金が採れたので今日はよかったなあと夕焼けを見ながら思った・・・・・

 

「ちゃん・・・シャ・・・ちゃん・・・シャルドーちゃん・・・!」

 

コスモちゃん・・・?う、う~ん・・・・夢・・・?えっな・・・・なにぃーーーーーーーー?????わたしの持っていた金は!?

 

「あ~禁書による夢を見てたのね。シャルドーちゃんの開いた禁書は開いたものの夢の幻を見せて生命力を吸い取るヤバい本なのよ。」

 

えっ、そんなにヤバい本だったの・・・?わたし・・・危なかったじゃん・・・・

 

 

禁書は私が目覚めた後に焼かれることとなった。危なくわたしは死んじゃうところだったんだ・・・そう思いながら私は家に帰った。そしたらポケットに違和感があったので手を入れたら・・・・き・・・近畿大学の金のエンブレム・・・!どうやら一部の夢は現実になったみたい。もしかしたら近畿にも金が残ってるかも・・・?そう思ったのでわたしは明日、近畿に行くことにした。


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