登場人物
あさがお この話の語り手。トレットのことが大好き。
トレット 生命線が伸びた。
ライナ 医者。
ミチ 未来を見れる。
なほ 侍。
前回までのあらすじ
生命線が伸びたトレット、ライナの元に行って生命線を斬ろうとしたが、ミチが見た未来によると生命エネルギーの影響でビッグバンが起きてしまうらしい
どうなっちゃうの?1年越しに完結させることができるのか?
バグを直すと言ってもどうすれば・・・エタコレのみんなの中にはコンピューターに詳しい子はいない・・・そもそもデータ生命体にそういった常識が通用するかわからないし・・・
「とりあえず・・・どうにか押し込んでみる?」
ライナちゃんがそう言った。確かにトレットちゃん曰く生命線にリソースが言ってるらしいからそれを体の方に押し戻せれば何とかなりそうだけど・・・
「それね、私も試したんだけどどうにも戻らなさそうでさ・・・しかもその時になんかパキッみたいな音が鳴った気がするんだよね・・・?」
パキッ・・・?え、もしかして生命線に亀裂が入っちゃったってこと・・・?
パチパチパチパチ
そういえばさっきから知育菓子のはじけるキャンディーみたいな音がするなって思ったけど・・・・命のはじける音だったってこと!!!!!????
「な、なんか心なしかぐったりしてきた・・・ちょっと横になるね~・・・」
言われてみればおかしかった。いつも元気で笑顔のかわいいかわいいトレットちゃんが生命線が伸びてそれが斬れたらビッグバンごときで青ざめるわけなんてなかった。違ったんだ・・・!トレットちゃんの命は今も少しずつ漏れている!
「どうりで私普段より耳が聞こえるし力があるなと思ったわ。トレットさんの漏らしてる命が私に力を与えていたんだわ・・・」
だから地面から出てきたんだ・・・でもどうしよう!このままじゃトレットちゃんが死んじゃう!いやそれだけじゃない。もし亀裂が広がって生命線が真っ二つになったら、命が溢れてビッグバン・・・!トレットちゃんと世界が終わっちゃう!
「死ぬ・・・そうだわ!トレットちゃんには一度死んでもらいましょう!」
いきなり何を言い出すのライナちゃん!?その場にいた私たちは驚いた。でもライナちゃんがこう続ける。
「生命線ってことは要は命の長さを表すもの。つまり死んで次に蘇った時に生命線は適性の長さに戻るはず!」
確かにトレットちゃんは死んでもコンテニューができるから大丈夫だしそれしかなさそう・・・だけど恋・・・友達を殺すのは気が引ける・・・しかも仮にもトレットちゃんを殺すということは殺人。私たちはアイドル生命が断たれるだろうし、医者であるライナちゃんなら医師免許はく奪までされる。生命線なのに色んな人の命を奪うなんてなんて皮肉なんだろう・・・とそんなところに
「どうしたんだ?なんだこの長い線!何やってんだあんたら?」
たまたま通りかかったなほちゃんが現れた。こうなったら・・・
「なほちゃん!私を殺して!!!!」
「は!はああ??????????????いきなり何を言い出すんだ!?!?」
なほちゃんは侍。侍は最悪人を斬ってもあまり重い罪には問われない。トレットちゃんを合法的に殺すにはなほちゃんしかいない!
「事情は分かった。つまりこの生命線を斬らないでトレットを斬れば治るかもしれないんだな?ちきしょう不殺を心がけてたが世界のためにもこの刀を振るうしかねえな!」
「生き返るってわかってるとはいえ死ぬのなんて久しぶりだし怖い・・・あんまり痛くしないでね・・・?」
「無茶言うなよ。刀は斬れると痛いんだ。安心しろ、痛みは一瞬だ。」
「じゃあ、最期にひと言言い残すね・・・・もう生命線なんて、こりごりだーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
ズバスァ!
gameover・・・・
たくさんの0と1が空を舞った。トレットちゃんは死んだ。そして、紫の土管が現れ、トレットちゃんは生き返った。
「あ、やったあ!生命線が戻ってる!ありがとうみんな!」
さっき殺されたとは思えないかわいい笑顔を振りまいたトレットちゃん。一方のなほちゃんは・・・・
「どうして・・・ただ通りがかっただけなのに・・・人を斬らなきゃいけないんだ・・・おんどりと入れ替わったり・・・あたしなんでこんな役回りなんだ・・・」
相当精神的に逼迫していた。ライナちゃんが病院へなほちゃんを運び、私たちは家に帰ろうとした。すると突然
「えっ・・・今未来が見えたわ・・・・遠くない日にトレットさんが脱線事故を起こすわ・・・!」
なぜかミチちゃんの未来視が発動した。もしかすると漏れ命の影響で未来をもう一回見ることができたのかも?だけど脱線事故って・・・?とにかく今日は疲れたので解散した。
後日・・・・
「大変!感情線が伸びて、環状線になっちゃった~!」
なほちゃん・・・ごめんね・・・・