俺のVTuber活動日誌   作:ホッシー@VTuber

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投稿が遅れて大変申し訳ありません。
やはりV活動をしながら小説を投稿することに慣れておらず、また大変喜ばしいことに他のV様たちとのコラボも多数あったため、こんなに遅れてしまいました。


また、前話で今回もマイクラに関して書くと言っていましたが諸事情により、別のお話を書くことになりました。楽しみにしていた方は申し訳ございません。


十五ページ目:ヨットをやった日

「はーい、皆さん、セイハロー! ホッシーです!」

 デビュー配信から数日ほど経ち、いつもの時間に配信を始める。デビューして初めの1週間は毎日配信しようと決めていたが、今のところ順調に配信を続けられていた。

「では、今日はこちら、世界のア〇ビ大全51をプレイしたいと思います」

 配信画面にゲームのタイトルを乗せながら今日やるゲームを紹介する。

 『世界のア〇ビ大全51』はその名の通り、世界各国のボードゲームなどが51種類も収録されているソフトだ。普段の配信では一タイトルを数時間連続で行うことが常であり、内容次第ではプレイそのものが飽きてしまうこともある。

 しかし、このソフトは様々なゲームが一つのソフトに集約されているので長時間続けていても飽きず、リスナーさんが増えたらフレンドコードさえ交換すれば一緒にプレイすることも可能。

「実は俺、これめっちゃくちゃやりたかったゲームで、たまたま今日買うタイミングがあって買ってきました」

 なにより、絶対にやろうと思っていたゲームの一つだったので楽しみで仕方なかった。その理由はいくつかあるが、やはり51種類のゲームの中でどうしてもやりたかったゲームがあったからだろう。

「じゃあ、さっそくやっていきましょうか」

 そう言いながらゲームを始める。買ったばかりでチュートリアルさえ終わらせていなかったため、ポチポチとボタンを押して進めていく。

 

 

 

 ――セイホシー

 

 

 

「セイハロー、いらっしゃーい。セイホシーじゃないです、セイハローですよ」

 数日も配信していればリスナーさんも俺の弄り方を理解し始めたのだろう。いつものように適当に挨拶を訂正する。その後もまともに『セイハロー』と素直に挨拶してくれるリスナーさんは極僅かであり、きっと今後もこんな感じで配信するのだろうともう諦めていた。

「あ、ヨット。これ、すごくやりたかったんですよ」

 チュートリアルも終わり、早速一番やりたかったゲーム、『ヨット』をプレイする。

 ヨットは5つのサイコロを使ったポーカー遊びだ。サイコロの出目で複数の役を作り、その合計点を競う。いたってシンプルなゲームである。

 役は全部で12種類あり、単純に1~6の出目を数える『エース』、『デュース』、『トレイ』、『フォー』、『ファイブ』、『シックス』。そして、同じ出目が4つ揃う、『フォーダイス』。2個と3個の同じ出目の組み合わせ、『フルハウス』。4つの連続の数字、『S.ストレート』。5つの連続の数字、『B.ストレート』。同じ出目が5つ揃う、『ヨット』。最後にフリー枠の『チョイス』。

 上記の12種類の役を揃え、その出目や役に割り振られた得点を合計し、最終的に合計得点が高かった方の勝ちだ。

 因みに『エース』から『シックス』、『フォーダイス』、『フルハウス』、『チョイス』は出目の合計数。『S.ストレート』は15点。『B.ストレート』は30点。『ヨット』は50点。

 更に『エース』から『シックス』の合計得点が63点を超えるとボーナスとしてプラス35点獲得できる。63点を超えるためには3つ以上の出目を出すのが条件であり、逆説的に言えば『エース』から『シックス』まで全て3つ出せば63点になるということでもある。

 因みに5つのサイコロは3回まで振り直すことができ、1回目と2回目で出たサイコロの出目をキープすることも可能なため、どの役を狙うか、サイコロをキープするかと単純ながらも考えさせられるゲームだ。

「よし、早速やりましょう」

 『世界のア〇ビ大全51』の中で最もやりたかったゲームだったので意気揚々とゲームを始める。やはり、ダイス運がいいと言われ続けていたため、『ヨット』でもそのダイス運が猛威を振るうのか気になっていたのだ。

「まずは1投目」

 まぁ、ダイス運がいいと言っても自分的にはそこまでのものではないと思っているので散々な結果になった後に『いやぁ、やっぱ現実は厳しいですね』と言おう。そう思いながらサイコロを振るった。

 

 

 

 3、5、5、5、5。綺麗な5の『フォーダイス』が出た。

 

 

 

「はぁ!? やばくない!?」

 初めての『ヨット』の1投目で5の『フォーダイス』を出してしまい、思わず声を荒げてしまう。しかもあと2回振り直すことができるため、もう一回5を出せば『ヨット』になる。4つの5をキープして振り直したが、残念ながら3のまま変わらず、『ファーダイス』として『23点』を獲得した。

 

 

 

 ――いつも通り運がおかしい

 ――お?ダイス運詐欺か??

 

 

 

 リスナーさんもさすがに反応せずにはいられなかったようだ。自分でも驚いてしまったが、ここまで来ると本当に俺はダイス運がいいのかもしれない。

 気を取り直してプレイを続けるが、やはり初めてだったので勝手がわからず、何となく2回目は『23点』のチョイスを埋め、第3投目。

「お、『フルハウス』」

 6が3つ、5が2つの『フルハウス』が出て『28点』。かなり高得点の『フルハウス』だったので意気揚々と埋める。

 

 

 

 ――完全にフルハウス

 

 

 

「それは完全にラ〇ライブ」

 コメントに反応しながらさらっと第4投を終え、そのまま第5投目。操作ミスはあったものの、何とか2、3、4、5の『S.ストレート』を出すことができた。それに加え、あと1回振り直しができるため、1と6を出せば『B.ストレート』を狙える盤面だ。

「6出ろ……ナイスぅ」

 余っていた2を筒に入れ、ポイっとサイコロを振ると自分の声が聞こえていたように6が出て綺麗な『B.ストレート』の完成。『30点』を獲得した。

 

 

 

 ――音声認識つよい

 ――今のはつよい

 ――やっぱこのヒトデ目がやばいよ……

 

 

 

「やっぱ音声認識、強いよね。あ、3出ろ……出ました」

 続く第6投目。3、4、5、6の『S.ストレート』を決め、『15点』を得ることができた。

 しかし、やはり最初の『ヨット』ということもあり、『フォーダイス』などの役はまだしも『エース』や『デュース』関連のサイコロの取り方を知らず、『シックス』で『24点』を取ったぐらいであまり得点は伸びず、『165点』で終了。それでも全体的に出目はよかったのは間違いなかった。

「いやぁ、楽しかったですね」

 そう言いながら『ヨット』を終え、他のゲームへと移動する。

 それから他のゲームをしたり、もう一回『ヨット』を遊んだり、リスナーさんと『ヨット』をしたりと大いに『世界のア〇ビ大全51』を楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回は執筆系VTuberとして即興短編小説を書く配信の様子を書くつもりである。しかし、今回と同様、もしかしたらお題が変わるかもしれないのは許して欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 それでは、皆様、また、次のお話でお会いしましょう。

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