【あらすじ】
太正20年。帝国海軍の神木裕一郎少尉は、新設されたばかりの伯林華撃団・四季組の隊長として伯林に着任した。四季組隊員である、ニーナ・ヘルプスト、マレーネ・ミッドサマー、若林秋奈、リリィ・ヴィンター、ナターシャ・イヴェールと共に、伯林の平和を脅かす魔と戦っていく。
【登場人物】
《伯林華撃団・四季組》
神木裕一郎(21)
大日本帝国海軍から伯林華撃団にやってきた海軍少尉。海軍士官学校を主席で卒業後、トランペット奏者として一年間軍楽隊に所属。そのため実務経験は浅い。
両親はピアノ教室を経営しており、姉も音大出身という音楽一家で生まれ育つ。
ニーナ・ヘルプスト(16)
ミュンヘンにある薬局の一人娘。役者としての演技経験は無いが、回を重ねるごとに上達していく。父親からは箱入り娘として育てられた。
マレーネ・ミッドサマー(23)
ドイツ系アメリカ人。ブロードウェイのトップスタァとして長い間活躍。愛称は『氷の微笑』。
伯林華撃団所属を機に紐育を離れ、伯林にやってくる。あまり人と接しようとしない事なかれ主義な性格。
金髪のフィンガーウェーブに、切れ長の目を持ちこけた右頬にはほくろがある。
若林秋奈(17)
日本出身。クライナ・トーキョー内にある在ドイツ日本大使館特命全権大使・若林正毅の一人娘。
『青踏』を愛読するモダン・ガール。祖母は日本橋で茶道の家元をしている。
リリィ・ヴィンター(10)
オーストリア出身。『ウィーン少年少女合唱団』のメンバー。突出した歌唱力を誇り、合唱団の看板として活躍。
霊力がメンバーの中で最も強く、歌っている時は制御できなくて霊力が体から漏れ出てしまう。
ナターシャ・イヴェール(21)
モロッコ出身。17歳の時に巴里に移住し、フランス外人部隊の傭兵として4年間前線で活躍。戦術面では神木よりも優れている部分がある。バズーカ砲を常に持ち歩いている。
四季組メンバーの中で唯一の黒人。金髪がトレードマーク。
《伯林華撃団・空組》
野々村つぼみ(20代前半)
帝国華撃団員養成学校乙女学園の出身。卒業後、新設されたばかりの伯林華撃団に配属された。
普段は事務をしている。おしとやかな性格で、和服を着て生活している。
学園在籍時は帝国華撃団に一時的に配属されたこともある。
アンジュ・ヒメル(15)
ドイツ出身。普段は売店で売り子をしている。お団子ヘアーがトレードマーク。
快活な性格で、空組の盛り上げ役。皆からは『アンジュ』と呼ばれている。
リュウ・リン(17)
台湾出身。劇場の舞台監督と、アイゼンクライトの整備を担当している。
物忘れがはげしい、おっちょこちょいな性格。皆からは『リン』と呼ばれている。
《伯林華撃団・司令/副司令》
ヨハン・ヴォルフ(50)
伯林華撃団司令兼伯林歌劇団支配人。白いスーツと赤いシャツ、チョビヒゲに丸眼鏡、坊ちゃん刈りという出で立ち。伯林一の富豪であり、華撃団新設の際に多額の資金援助をしたことからドイツ国防省と賢人機関に司令として推薦され着任。勤務態度は不真面目で、仕事の大半は副司令のスピカに任せ、劇場を留守にして外出することが多々ある。
スピカ・レンテ(25)
伯林華撃団副司令兼伯林歌劇団副支配人。事実上の責任者。
元欧州星組隊員。星組解散後、霊力がピーク時の半分までしかいかなくなったため引退。
オランダで隠遁生活を送っていたが、ラチェットに説得されて伯林華撃団副司令として復帰。
女優のグレタ・ガルボ似の美形で、茶髪ロングとフレアスカートがトレードマーク。
《敵》
ヨーゼフ(次男)
ハインリヒ(三男)
トゥルーデ(長女)
ユッタ(次女)
伯林華撃団と対峙していく敵四人組。敵蒸気機械を操って対抗する。
敵蒸気機械の名前はそれぞれ、『シュテンゲル』『フェーレ』『アネモーネ』『リーリエ』
ゴーレム
土から出来た魔物。かつて帝都や巴里に現れたという脇侍や蒸気獣と同種類。
その実態は未だに解明されていない。