サクラ大戦Ⅵ ハロー・マイラブ    作:蛇王

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パート4

「副司令!」

 

神木たちが作戦指令室に着替えをしてから向かうと、すでにスピカと空組の面々が待っていた。

 

「副司令。何が起こったのですか?」

 

「帝撃で利用されている蒸気演算機を伯林でも取り入れて、敵の居所をキャッチしようと試みたの。すると、ある場所から断続的に霊力が発生していることが分かったわ」

 

そう言って、蒸気演算機が指している箇所を示す。

 

「敵のアジトは、ビオスフェーレンレゼルヴァート・ショルフハイデ=コリーンにあるわ!」

 

「ビオ……なんです?」

 

「ここから少し離れたところにある自然公園よ」

 

「──確かそのあたりって、森が多かったはずです」

 

ニーナが口を出す。

 

「なるほど。森の中なら身を隠すのにちょうど良いってか」

 

「アジトさえわかればこっちのもんよ。さぁ、神木くん、出撃命令を!」

 

「はい! 伯林華撃団、出撃せよ! 目標、ビオスフェーレンレゼルヴァート・ショルフハイデ=コリーンに潜伏している敵の撃破!」

 

「了解!」

 

 

*******

 

 

森の中は空からの偵察が困難なため、光武形態で進軍することになった。

 

「おそらく、隠れ家とか、洞窟的なものがあるはずだ。油断するなよ」

 

「了解!」

 

『神木さん!』

 

遠くに進んでいたニーナが通信で知らせる。

 

「どうした、ニーナくん」

 

『奥の方に洞穴があります! 中から強い霊力を感じます!』

 

「よし、すぐいく! みんな、奥に進むぞ!」

 

「了解!」

 

洞穴はアイゼンクライト改が入れるほどの大きさだった。中に入ると、あまりの霊力の強さに一瞬頭が痛くなる。

 

『間違いない。敵はこの中にいる!』

 

神木を先頭に奥を進んでいくと、突然視界が開け、巨大な空間が現れた。

 

「ここは……」

 

「よく来たな、伯林華撃団!」

 

地響きがすると共に、岩の壁を蹴破ってヨーゼフが敵蒸気機械『シュテンゲル』が現れた。

 

「まさか、アジトを見破られるとは思わなかったな。褒めてやろう」

 

「貴様は……ヨーゼフ!」

 

「生きていたの?!」

 

「俺以外の三人は全員やられた。ハインリヒ・トゥルーデ・ユッタ……。今こそ、やられた三人の仇を取る時! 前の俺とは違うぞ!」

 

『シュテンゲル』が戦闘態勢に入る。

 

「ここが貴様らの墓場となるのだ!」

 

「来るぞ! 伯林華撃団、ヨーゼフを撃破せよ!」

 

「了解!」

 

ヨーゼフの言う通り、『シュテンゲル』は以前戦ったときよりも圧倒的に強くなっていた。空中戦が出来ない以上、光武形態で戦うしかない。

 

『数では勝っているが、パワーでは互角か……』

 

厄介なことに、『シュテンゲル』は装甲も強化されているため、まともなダメージを受けてもビクともしない。

 

「クソ。どうすれば……」

 

『神木さん!』

 

突然、ニーナが通信をして話しかけてきた。

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