サクラ大戦Ⅵ ハロー・マイラブ    作:蛇王

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パート5

神木たちとカール大帝の戦いは両者互角で一歩も引かず、じりじりと時間と体力が消耗していった。

 

『こっちの霊力もかなり使っているが、向こうだってそれは同じこと。どっちが先に倒れるか……それで勝負が決まる!』

 

神木が心の中で考える。一方、カール大帝も肩で息をしながら呼吸を整える。

 

『不思議だ……。私の剣にこれほど抵抗する輩がいたとはな……。それにあの男からは、どこか懐かしい感じを覚える。それは一体何なのだ?』

 

が、すぐに考えを振り払うと目の前の戦いに集中する。

 

『いかん、いかん。気のゆるみは、命とりだぞ……』

 

両者、睨み合いが続く。

 

『奴の残っている力を計算して……それを比較すると……よし、行ける!』

 

神木は通信ボタンをオンにすると、5人に向けてメッセージを出す。

 

「みんな、聞いてくれ。こっちも奴も、持久戦に持ち込むほどの力は残っていない。おそらく、次が最終決戦だろう。──そこで提案なんだけど、最後は6人全員の力を合わせれば、奴を倒せるんじゃないかと思うんだ」

 

「6人の力を合わせて……?」

 

「──確かに、6人の力を合わせれば奴の力より少し勝るけど、そいつはちぃっとばかし危険な賭けだぜ、隊長」

 

ナターシャが冷静な意見を出す。

 

「確かに危険な賭けだ。だけど、このままずるずる時間だけ掛けても勝ち目はない。一か八か、チャレンジする価値は十分にあると思う。僕を信じてくれないか?」

 

しばしの沈黙。

 

「──やっぱり、どこまでも真っ直ぐなんだから。私は乗るわ、その賭けに」

 

口火を切ったのはマレーネだった。

 

「おいおい、マレーネがやるってんなら、あたしだって!」次いでナターシャ。

 

「あー、ずるーい! ボクも、ボクも!」リリィ。

 

「私も行きます!」秋奈。

 

「神木さん、私達、伯林華撃団の力を見せましょう!」ニーナ。

 

「みんな……ありがとう。──よし、これで決めよう!」

 

「どうした? 来ないのか?」

 

しびれを切らしたカール大帝が話しかけてくる。

 

「そうか……。もう戦う気力が尽きたと言うのか。──ならば、私が一思いに楽にしてやる。覚悟しろ!」

 

剣を構えて走り出すカール。その瞬間、6機が目の前からふっと消えた。

 

「何ッ?!」

 

慌てて立ち止まるカール。

 

「どこだ? ……どこに消えた!」

 

「ここだ、カール!」

 

頭上から声が響き渡る。パッと上を向くと、神木たちのアイゼンクライトⅡがカール目がけて降りてくるところだった。

 

「な、何ィ?!」

 

 

 

 

「これで、とどめだーーーーー!!!!!!!」

 

 

 

 

 

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