青森発特急「鳥海」殺人二重奏   作:新庄雄太郎

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犯行に使われた凶器は583系寝台特急「はくつる」の車内のトイレで発見された


第三章 消えた凶器

上野駅から、青森発21時00分発の寝台特急「はくつる2号」が入線して来た。

 

清掃員が、列車に乗り込むと車内を掃除をしていたら何かを見つけた。

 

「おっ、何だこれ!?。」

 

と、トイレの中を調べていたら「鳥海」で起きた殺人に使われた凶器が発見された。

 

「どうした。」

 

「おっ、おい、これって殺人の血じゃないか。」

 

「まさか、そんな。」

 

と、そこへ公安隊がやって来た。

 

「どうしました。」

 

「車内のトイレにこんな物が。」

 

「こ、これは!。」

 

その事件は、すぐに特捜班に伝えられた。

 

「えっ、「はくつる」で凶器が発見された。」

 

「ああ、上野公安から報告があった。」

 

と、高杉は言う。

 

「ねぇ、このナイフって。」

 

「ああ、被害者の血だ。」

 

「それ、何処にあった。」

 

と、鶴岡は言う。

 

「上野に到着した「はくつる2号」のトイレの中だ。」

 

「「はくつる」に。」

 

そこへ、高山は言った。

 

「どうした、「はくつる」がどうかしたのか。」

 

「今日、車内のトイレで発見されたそうだ。」

 

「えーっ。」

 

「という事は、犯人は「はくつる2号」に乗り、凶器を処分したって事か。」

 

「それは考えられるな。」

 

「問題は、犯人は男か女かのどっちだかだ。」

 

と、南は言った。

 

「「はくつる」は東北本線経由だから、福島に停まるから福島で下車して新幹線に乗り換えたって考えられない。」

 

「なるほど、つまり福島から東北新幹線に乗り換えたって事か。」

 

「犯行は可能かどうか、福島に乗り換えたとしたら東北新幹線に乗り換えるのはできる。」

 

「問題は、男か女のどっちだかだ。」

 

「そうですね。」

 

「とにかく、引き続き「鳥海」の殺人の捜査を続けてくれ。」

 

「はい。」

 

と、特捜班は「鳥海」の殺人を捜査をした。

 

「気になるな、「はくつる」の乗客は。」

 

「高山もそう思うのか。」

 

「うん。」

 

「犯人は「鳥海」と「はくつる」の客が怪しいなと。」

 

「鶴岡もそう思うのか。」

 

「うん、とにかく調べて見ないとね。」

 

鶴岡は、時刻表と鉄道図鑑で「鳥海」とはくつる」の時刻を調べることにした。

 

「なるほど、「はくつる」は583系で運転されているのか、後「鳥海」は24系客車を使用しているのか。」

 

「でも、走る路線が違うわよ。」

 

「本当だ、始発は上野と青森だから走る路線が違うのか。」

 

「わかったぞ、「はくつる」は東北本線で「鳥海」が上越線・羽越本線・奥羽本線で経由していたんだよ。」

 

「おう、高山と鶴岡もよく気づいたな。」

 

「とにかく、その線で捜査してみよう。」

 

「ええ。」

 




そして、犯人は男か女か?

次回もお楽しみに
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