青森発特急「鳥海」殺人二重奏   作:新庄雄太郎

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遂に、犯人が使ったトリックの謎が解かれた。


第六章 解かれた謎

鶴岡は時刻表を見るとどんなトリックを使ったのかを推理してみた。

 

「えーと、「鳥海」は17時35分に発車して奥羽本線を通る、そして羽越本線と上越線を経由して上野へ行く、上野へ到着するのは6時11分か。」

 

「鶴岡、この列車使ったんじゃないか。」

 

「何々、待てよ東能代だったら五能線があるじゃないか。」

 

「そうか、犯人は東能代で下車して五能線に乗って秋田へ向かう、19時39分の特急「たざわ28号」盛岡行に乗って盛岡へ着くのは21時24分、盛岡で寝台特急「はくつる2号」に乗れるよ。」

 

「そうか、犯人は五能線と田沢湖線経由の特急「たざわ」に乗り次いで盛岡へ向かって、そこから寝台特急「はくつる2号」に乗って上野へ向かった。」

 

「それで上野に着く「はくつる2号」は何時だ。」

 

「えーと、6時08分です。」

 

「これなら、犯行は可能だ。」

 

「ええ、問題は犯人はあの女と見て間違いないな。」

 

「そうだな。」

 

そこへ、高杉班長がやって来た。

 

「なるほど、犯人は青森から「鳥海」に乗って東能代で下車して五能線に乗り、秋田で田沢湖戦経由のL特急「たざわ28号」に乗って盛岡へ向かった、そこから寝台特急「はくつる2号」に乗って上野へ向かった。」

 

「その通りです。」

 

そこへ、南公安主任がやって来た。

 

「いやー、よくわかったな、鶴岡。」

 

「ええ。」

 

「犯人は五能線と田沢湖線を乗り継いで盛岡へ行き、盛岡から「はくつる2号」に乗って上野へ向かった。」

 

「そうです。」

 

「という事は、犯人は凶器をトイレで処分した。」

 

「可能性があります。」

 

「じゃあ、犯人はこの女の線も。」

 

そこへ、高山と桜井が戻って来た。

 

「えっ、犯人のトリックがわかったって本当ですか。」

 

「うん、犯人は東能代で五能線に乗って秋田で田沢湖線経由の特急「たざわ」に乗って盛岡へ向かい、そこから寝台特急「はくつる2号」に乗って上野へ向かった。」

 

「恐らく犯人は女性と見て間違いないな。」

 

「うん、犯人はこのバブリーガール風の女と見て間違いないな。」

 

「早速、この女の身元を割り出そう。」

 

「ええ。」

 

特捜班は調べた結果、遂に女の身元が割れた。

 

「班長、女性の身元がわかりました。」

 

「本当か。」

 

「ええ、多分この女と思うわ。」

 

「名前は、三浦遥子。31歳」

 

「事件の犯人は三浦か。」

 

「ええ、恐らく犯人は。」

 

そして、鶴岡は驚いた。

 

「あっ、そう言えば、絢瀬絵里って言う女性があさって行うバレエに出演するそうです。」

 

そこへ、小泉がやって来た。

 

「えっ、絵里がバレエに。」

 

「ええ、明後日ホールでバレエの発表会が行うそうです。」

 

「という事は、三浦は。」

 

「ええ。」

 

「という事は、絢瀬絵里と名乗ってバレエに出演してるって事も。」

 

「可能性がありますね。」

 

 




そして、バレエ会場へ向かう特捜班

犯人はバレエ入団していた、その女とは

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