青森発特急「鳥海」殺人二重奏   作:新庄雄太郎

8 / 8
いよいよ、最終回を迎えました。


第九章 終結

「なるほど、福島から東北新幹線「やまびこ」に乗って東京へ行ったのか。」

 

「ええ。」

 

「それを使うとは考えたな。」

 

「ああ。」

 

2時間後、菊池が乗ったペルソナが発見された。

 

「やはり、菊池が乗った車ですね。」

 

「ええ。」

 

「主任、ナンバーを紹介したところ3か月前に盗難届が出てました。」

 

「そうか、車を乗り捨て姿をくらました。」

 

「よし、菊池を逮捕するぞ。」

 

「はい。」

 

そして、高山は。

 

「わかったよ、犯人が使ったトリックが。」

 

「本当か。」

 

「17時頃に「鳥海」が発車し、東能代で下車、そこから五能線に乗り換える、秋田に到着、そこから田沢湖線経由の特急「たざわ」に乗り盛岡で下車、盛岡で「はくつる2号」に乗車、福島で東北新幹線「やまびこ」に乗って東京へ行ったんだよ。」

 

「そうか、「鳥海」と「たざわ」と「はくつる」と「やまびこ」に乗り次いで犯行を行ったって事か。」

 

「はい。」

 

「なるほど、夜行列車と特急と新幹線を乗り継いで犯行に及んだって事か。」

 

「犯人は、やはり菊池か。」

 

「恐らく、犯人は菊池と見て間違いない。」

 

「という事は、菊池の2人と見て間違いないな。」

 

「ええ。」

 

「問題は、菊池はどこへ行方をくらましたかだ。」

 

「はっ、周辺の鉄道公安隊にも協力しておきます。」

 

「うん、頼む。」

 

福島駅

 

警乗班の公安隊員は、福島駅で東北新幹線「やまびこ」に乗り込んだ。

 

福島の鉄道公安隊員が菊池を捜索していたところ、菊池らしき二人を発見した。

 

「あれっ、この2人は。」

 

「どうした。」

 

「似てないか。」

 

「ちょっと、似てますね。」

 

「よし、職質しよう。」

 

「すいません、鉄道公安の物ですが。」

 

「ええ。」

 

「すいませんが、菊池さんでしょうか。」

 

「いいえ、私は違いますが。」

 

「恐れ入りますが、身分証明するものをお持ちですか?。」

 

「はい。」

 

「どうも、ありがとうございました。」

 

二人は菊池ではなかった。

 

「あれっ、菊池がじゃないか。」

 

「あっ、間違いない。」

 

二人は、公安隊員を見たらすぐに逃げした。

 

「待ちなさい。」

 

そして、2人を確保した。

 

「でも、どうして私だと。」

 

「くそーっ。」

 

菊池は、東京駅へ到着し東京公安に連行した。

 

「しかし、福島で発見されるとは、鶴岡と高山もお手柄だったな。」

 

「ええ。」

 

「よく謎が解けたな。」

 

「ええ。」

 

こうして、青森と上野を結ぶ夜行列車の殺人事件は無事解決した。

 

菊池は、姫川と杉村を殺害を自供した。

 

「菊池は、姫川を浮気相手による殺害したと自供したそうです。」

 

「そうか。」

 

「愛による犯行か。」




ご意見・ご感想をお願いします

劇中の列車時刻は94年のダイヤを使用しています
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。