原作より色々と緩い風鳴家にクリスちゃんが嫁いだ話   作:とりなんこつ

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決戦

降臨

 

 

最初にそれを目撃した人間は、何かの撮影かと思ったと証言している。

 

鎌倉は高徳院の本尊である阿弥陀如来坐像を、老人が持ち上げて歩いていた。

台座込みの高さ13.35メートル、総重量121トンもの巨大な物体は、たった一人の人間に持てるはずもなく。

 

ゆえに、目撃者は周囲に撮影クルーなどを探す。

しかしテレビスタッフらしき姿は見当たらない。

仕方なしにSNSでバズらせるか、などと思って携帯端末を展開するも、インターネットに繋がらない。

では、とテレビをつけても砂嵐だ。

 

全国各地がこの異常事態にざわめくも、この一帯で鎌倉の大仏を目撃した人間たちは、皆が揃って何かしらの因果関係を見出す。

 

国宝たる大仏が、たった一人の老人の手によってどこかを目指して運ばれていること自体、尋常ではない。

ならばその先に、おそらくこの状態の何かしらの原因が存在するのではないか?

 

運び手たる訃堂は、遠巻きにされていた。

歯を食いしばり、鬼気迫る表情で全身の筋肉を隆起させる訃堂に誰もが圧倒されていたからだ。

しかし、恐怖を感じたものはいない。むしろその苦行とも思える道行きは、ひどく崇高な行為に人々の目には映った。

最初は囃し立てていた連中もやがて口を閉じ、見送った。年配者の中には、その後ろ姿に両手を合わせるものもいる。

 

ある老人は、訃堂の形相に不動明王の怒りを見た。

病を経て目を盲いた中年の女性は、鬼子母神のような狂おしい慈愛を感じたという。

そしてたまさか目撃したボディビルダーの一人は、あの背中には確かに鬼神が宿っていたと断言する。

 

多くの目撃者は各々の印象を抱えて見送り、その中の幾人かはこの道行きの終着を見たいとあとを追う。

追えない人間の思いと言葉はいわゆる口コミとなって引き継がれる。

結果として訃堂はその道行きで、膨大な人々の思いと祈りを引きつれて来た。

造立800余年に及ぶ御仏を支えたままスカイツリーを見上げたとき、その場には形容できぬ力が渦を巻く。

ここが終着らしいと見極めた群衆の見守る中で、その力は益々高まっていく。

 

「…ッ! 今なら、『神の防壁』を打ち破ることが出来るかも知れませんッッ!」

 

エルフナインは叫ぶ。彼女の視線の先には、目まぐるしく変動する数値がある。

フォニックゲインではない。もっと根本的な、人間から発せられる何か。

 

信心とも言えるだろうし、信仰とも言えるだろう。

それは人知の及ばぬ存在へと捧げる祈り。

そしてこの場に集いし群衆は、訃堂の姿と彼の支え持つ大仏に、幾つもの神や仏の姿を見ている。

 

勝機を察した弦十郎と装者たちはテントを飛び出す。

聖詠も、また祈り。

神なる力を乞い願う聖句を胸に、装者たちは天を仰ぐ。

 

ならばこそ。

なればこそ。

 

いま、この場に神々は見出された。

されば目前にそびえる十字架に、唯一の神たる道理なし!

 

訃堂の腕に力が籠る。そして勢いよく跳ね上げられる。

 

「…南無八幡大菩薩ッ!」

 

乾坤一擲。

鎌倉の大仏が宙へ飛ぶ。

 

 

 

 

 

 

儀式

 

 

クリスは疲弊しきっていた。

生まれたばかりの赤ん坊は、とにかくよく泣く。

おしめが汚れた不快さにぐずり、2、3時間置きに授乳を要求する。

得てして新米の母親には周囲の協力が不可欠だったが、今のクリスは鳥籠に閉じ込められたも同然だった。

 

一応、ラウンジ内は好きに行き来できる。

売店や倉庫をさがして、おしめの代替えや、当座の食糧は見つけることが出来た。

娘が泣き出すたびに、あやして宥めて寝かしつけ、それでいてシェム・ハにも注意を払わなければならない。

 

(いつ娘を依り代にするための儀式を実行するつもりだ…?)

 

油断なく気を張り続けたクリスだったが、日はとうに暮れている。時刻は深夜に近づくにつれ、娘を抱えたままウトウトとしてしまったらしい。

 

ハッと目を開いたとき、目前にシェム・ハがいた。

 

『頃合である』

 

不可視の力で腕から娘をもぎ取られる。

弾かれたようにクリスは壁へと貼り付けられた。

 

「くッ! あたしの子を返しやがれッ!」

 

伸ばした腕は、壁の亀裂から伸びてきたケーブルに絡めとられる。

もう一方の腕も両足にもケーブルが絡み、クリスは完全に身動きが取れない。

 

片手に掴んだ赤子を、シェム・ハは無造作に台の上に置く。

さっそく泣き声を上げる小さな顔を、薄ら笑いを浮かべて見下ろしている。

 

不意に、シェム・ハの顔面に亀裂が走った。

いや、亀裂が入ったのは顔面だけではない。それはもはや全身へと及び、手足の先から少しずつ剥落していく。

完全な依り代ではない肉体の崩壊が始まっているのだ。

そして、次の憑依先は―――。

 

クリスの表情は一気に青ざめる。

 

「てめえ、ふざけんなッ! あたしの子にそれ以上触れてみやがれ! 絶対にぶっ殺してやるからなッッ!!」

 

いきり立つクリスを、シェム・ハは不思議そうな顔で見た。

 

『この子に名はないのか?』

 

「…ッ!」

 

言葉に詰まるクリスに、シェム・ハの表情は愉悦に歪む。

 

『僥倖である』

 

人も神も、名を得て名に縛られる。

ならば、原罪を浄化された上に、未だ名さえ与えらぬ赤子はまさに無垢なる存在。

依り代として自身を上書きするのに、これ以上完璧な条件はない。

 

「…頼むッ! やめてくれ! お願いだ。お願いだからやめてくれよ…ッ」

 

一転してクリスは哀願する。

 

「そ、そうだッ、代わりにあたしを依り代にしろッ! 絶対にアンタには逆らわないで従うからッ! だからどうか、その子だけは…ッ!」

 

『我の母になることこそ快絶である』

 

シェム・ハはおそらく冗談ではなく、事実を口にしただけであろう。

しかしクリスにとって、その台詞は悪辣なまでに残酷に響く。

 

もしシェム・ハが、自分の娘の身体に降臨し、人類に仇なす存在となったら?

自分は娘を殺さねばならないのか。

それとも、娘を護るために人類へと敵対するのか。

 

衝撃のあまりクリスが自失していたのは、誓って長い時間ではない。

気づけば、月が宙天へと昇っていた。

 

シェム・ハは、泣き疲れてぐったりとしてる娘の顔をじっと頭上から覗き込んでいる。

そんな二人が月光が包まれるように照らされると、そこには超常の光景が展開された。

 

赤ん坊の顔の上に、シェム・ハの顔が投影されている。

その影は徐々に濃く、克明になっていく。

おそらく、全てがくっきりと投影されたときこそ、依り代としての人格転生の完了した瞬間。

 

「やめろおおッ! やめてくれええッッッ!!」

 

クリスは叫ぶ。声を枯らして叫び続ける。

暴れる。手首や足に血が滲むのも構わず暴れ続ける。

しかし全ては無為だ。目前に展開する光景に、自分はあまりにも無力。

 

断腸という言葉がある。

子供を奪われた母猿は百里もの距離を追いかけた挙句、子供を奪われた悲しみに腸をねじ切って死んでしまったという中国の故事に由来する。

 

今のクリスは、まさに断腸の思いだった。

彼女は戦場で家族を失った。

けれど、結婚し、新しい家族を作ることが出来た。

 

子供は二人の愛の結晶、と惚気るつもりなど一切ない。

クリスにとって子供はまさに幸せの結晶であり、幸せの成果だ。

 

そんな家族が、また奪われようとしている。

クリスは号泣していた。

 

「やめて…、お願いだから、なんでもするから…!」

 

怒りより悲しみが上回る。その激しさは故事通り腸をねじ切ってしまっていたことだろう。

 

だが、そうはならなかった。

 

クリスはハッと目を見張る。涙で歪む展望台の窓いっぱいに、何かが大写しになる。

まさに古典的微笑(アルカイックスマイル)を浮かべた顔は、訃堂の放り投げた鎌倉の大仏だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決戦

 

 

宙を飛ぶ大仏は、ちょうどヘッドバットするように展望台付近へと衝突。

パリン! と夜空に轟いた何かが割れる音は、不可視の障壁が砕かれた証。

唯一絶対神の誇る防壁も、集いし群衆の神々へ対する祈りに矛盾を来して消え去るのみ。

 

『がッ!?』

 

シェム・ハが呻く。

大仏の一撃は、全力で処理に稼働していたパソコンが、外部から衝撃を受けたことにも似て。

同時にクリスを戒めていた壁の拘束が緩む。

すかさず脱出したクリスは台座まで駆け寄った。横たわる娘を腕にかき抱く。

 

『ぐああああああッ!!?』

 

これには、今度こそシェム・ハは苦鳴を上げた。

転生の儀式の途中にも関わらず、転送先の娘を奪われたのだ。

この暴挙は、アップデート中のPCの電源を引っこ抜かれたに等しい。

 

よろめくシェム・ハ。距離を取るべく娘を抱えたまま遠ざかるクリス。

 

次の瞬間、展望台の窓ガラスが割れた。

そこから次々と人影が飛び込んでくる。

 

「大丈夫クリスちゃんッ!?」

 

歪む視界でそれらを認識し、シェム・ハは呪詛を吐く。

 

『おのれ、おのれぇえ…!!』

 

元々の今の依り代の肉体は限界に達している。

加えて、儀式を中断されたことによる不具合の修正と立て直しに、多くのリソースを取られざるを得ない。

結果、彼女の全能力は著しく低下していた。

 

『――遺憾である』

 

ここに至り、シェム・ハは依り代の奪取を断念。ならばこの場に留まる理由はない。

万全であれば有象無象を迎え撃つに不足はないが、さすがに今の自分では分が悪いと、仮初めの肉体を捨てて撤退することを選択する。

 

シェム・ハは寸断していたネットワークを再構築。

電脳世界へと意識を転送し、逃走した先で新たな依り代を得ての再起を誓う。

 

未だ十全でない力ながらも、どうにか全世界へのネットワークを確立したシェム・ハは、米国が反応兵器の矛先を日本に定めていることを知る。

 

ならば、我がそのボタンを押してやろう。

手に入れられない器ならば、守る輩ものども焼き尽くしてくれようぞ。

 

冷酷な笑みを湛え、シェム・ハがそのネットワークの先へと飛び去ろうとした時だった。

 

『!?』

 

四角の立方体がいくつも降ってきて、彼女の行く手を阻む。

 

“待っていたゼ、この時をよぉッ!”

 

電脳世界でミラアルクが叫ぶ。

 

“ここから先は通行止めでありますッ!”

 

同様に叫ぶエルザの声に応じ、無数の立方体はシェム・ハを取り囲むように降り注ぎ、展開していく。

 

“電脳世界の迷宮へようこそ~♪”

 

優雅に胸を張るヴァネッサに、シェム・ハもさすがに動揺を隠せない。

 

『貴様ら…!?』

 

なぜに死んだはずの彼女たちが電脳空間に存在するのか。

 

実は風鳴屋敷でシェム・ハを迎え撃つにあたり、ヴァネッサはミラアルクとエルザとも連結して並列処理を用いた生体コンピューターと化し、逆ハックを試みている。

その成果として、シェム・ハの行先がスカイツリーであるという情報を奪取できたものの、米国全土すら支配したシェム・ハの制圧力は圧倒的だった。

 

苦肉の策で、オリジナルからコピーした疑似人格をネット上の(ダミー)として切り離し、ヴァネッサらは現実世界へと帰還。

肉弾戦で挑んだシェム・ハに三人とも惨殺されたわけだが、では囮にした疑似人格はどうなったのか?

 

本来であれば問答無用で削除するはずの疑似人格すら、シェム・ハは取り込んでいた。

彼女の支配力をもってすれば、あらゆるプログラムやCPUが彼女にとっての従順な演算装置となる。

 

しかし今、シェム・ハの能力はかつてないほど低下していた。

支配のくびきを脱したヴァネッサたちの電脳世界の疑似人格は、千載一遇のチャンスとばかりに牙を剥く。

 

『くッ。僭越であるッ!』

 

シェム・ハが腕を振る。

身体を両断した光線の一撃を、しかし今度のヴァネッサは手刀で迎撃していた。

 

“日に二度もやられてられないのよッ”

 

現実世界での今際の際のヴァネッサは、二人と手を重ねて事切れる瞬間に最後の力を振り絞り、記憶(メモリ)を電気信号へと変換してネットの海へと解き放っている。

先ほどまで寸断されていたネットワークをシェム・ハが再構築する一瞬の間に、その記憶が疑似人格と融合を果たしたのは奇跡といっても良い確率。

 

“今度はこっちがお返しする番だゼ…ッ!”

 

ミラアルクがシェム・ハへ向けて両手をかざす。

 

“ガンスッ!”

 

エルザも同じく両手を向けた。

 

『貴様ら…ッ』

 

シェム・ハが怒りに任せて突進してくるも、その前にヴァネッサの両手の構えも完成していた。

間髪入れず、三つの声が唱和する。

 

 

“ダイダロス・エンドッ!!”

 

 

電脳世界の迷宮に閃光が爆ぜた。

 

 

 

 

 

 

 

『ぐは…ッ!!』

 

シェム・ハはスカイツリーの展望台の床へと叩きつけられる。

電脳世界から弾き出される寸前の、ヴァネッサの艶然たる声。

 

“気をつけなさい。迷宮の外にも怪物がいるわよ…”

 

それを耳道に反響させながら顔を上げれば、壁際に赤いシャツのボタンを外す巨漢が見える。

巨漢は、脱いだシャツでクリスとその娘を包んでいた。

それからこちらへ足を向けてくる様子に、シェム・ハは仰け反る。

 

神である彼女は知らない。

『皮膚が粟立つ』『全身が総毛立つ』といった表現は、あくまで人間が用いるものだ。

上半身裸の男は筋骨逞しいが、ここまで威圧感を受ける理由が分からず、いっそ不可思議だった。

 

男の瞳が爛々と燃えていた。

全身の筋肉が弾け飛びそうなほど張りつめている。

 

「…よくも俺の家族をさんざんと嬲ってくれたな…ッッ!!」

 

大氣が震えるほどの声でそういった男は、拳を大きく振りかぶる。

対する今のシェム・ハは思念体だ。いかなる物理攻撃も受け付けない。

なのに、彼女は咄嗟に防壁を展開していた。神の防壁にこそ及ばないが、あらゆる物理的霊的干渉を受け付けない絶対防御。

 

しかし、男の―――風鳴弦十郎の怒りの鉄拳は、全ての概念を易々と貫通した。

本来の彼は、その強さゆえに優しい男。いかな神とて、女性の形をしていれば多少は拳が鈍るもの。

されど今の弦十郎の憤怒は、何者に対しても容赦はない。

ぶつける拳は、史上最強、空前絶後の男女平等パンチ。

 

『ぐはッ!?』

 

思念体にも関わらず、その凄まじい一撃にシェム・ハは吹き飛ぶ。その衝撃は黄金の腕輪にヒビが生じるほど。

そして吹き飛んだ先には、もう一人の怪物が。

 

もろ肌を脱いだまま、愛刀である群蜘蛛を構える風鳴訃堂。

何者にも容赦はしない護国の鬼神がそこにいる。

 

かつての訃堂は、国土を蹂躙する輩を夷狄と敵視した。

されど、今目前にいるシェム・ハを名乗る神は、その意味を超えた敵だ。

孫と息子の嫁を害そうとした不逞の神を、これほど明確な敵と認識したことはない。

 

そして、訃堂がひとたび敵と認識したならば。

善も悪も、害も無害も、神も仏も容赦なし。

 

「敵・即・斬ッ!!」

 

怒りの剣舞は神速の域を超える。

神の領域を凌駕した刃であれば、神をも斬れぬ道理はないと知れッ!

 

『があああああッ!!?』

 

物理領域に存在しないはずの手足が切り刻まれていくのをシェム・ハは感じた。

 

『なぜに、なぜに我がァ…ッ!』

 

かつてエンキと相対したときも、これほど追い詰められはしなかった。

もはや胴体ばかりの存在となったシェム・ハは、黄金の腕輪を抱えたまま宙へ飛ぶ。

目指すは天高く輝く月。

今の状態で辿り着けるかどうかは分からねど、エンキらの施した封印装置を破壊することに一縷の望みを託す。

残された力を全て振り絞り、シェム・ハは加速。

光の速度まで達してしまえば、人類に追いつく術はない。

 

そして地上では、この神の形振り構わぬ逃走を訃堂はキッと睨みつける。

 

「弦十郎ッ!」

 

群蜘蛛の刃を水平に腰だめにする訃堂に、弦十郎は一瞬で全てを察した。

 

「応ッ!」

 

茫然と見上げている立花響を小脇に抱え込み、弦十郎は群蜘蛛の上に足を載せる。

「え? え?」と戸惑う響の声をよそに、訃堂の筋肉が唸りを上げた。

 

「…噴ッ!」

 

群蜘蛛を振り上げ、弦十郎を撃ちだす訃堂。

その勢いと軌跡は、地表から天を穿とうする閃光にも似て。

そして加速を続ける閃光の先端では、弦十郎が響を振りかぶる。

 

「逃がすかぁああッ!!」

 

全力全開の投擲を受けた響は、更なる加速の中でシンフォギアの推進能力も全開。

この三段ロケット方式に、追いすがられたシェム・ハは目を見開く。

 

『ひ、ひぃいい!?』

 

口から零れたあられもない声は、おそらく彼女が初めて感じた恐怖そのものだ。

 

「こ、これがわたしのガングニールだあ~ッッ!!」

 

 

 

 

 

 

シェム・ハは圧倒的な能力と、絶対的に有利な立場をもっていた。

そんな彼女が何故に敗れ去ったのか?

その敗因を分析すれば、理由は至極単純なものとなる。

 

彼女は、この世界で、もっとも怒らせてはいけない男を心の底から激怒させたのだ。

それも二人も。

 

 

 

 

 

 

東京スカイツリーの直上にて。

 

シェム・ハ、黄金の腕輪もろともに散華。

 

 

 

 

 

 

 

 

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