影山蒼
大島茜
母さん
以上3名
俺は大島先輩と一緒に中央線に乗っていた。
「大島先輩、したの名前何ですか」
「
茜、か。かわいい名前だな。
「かわいいですね。茜先輩でいいですか?」
「へっ!?か、かわいい?あ、茜先輩!?い、いいですけど……影山先輩の下の名前も教えてくださいよ……」
すごい恥ずかしそうじゃん。そんな恥ずかしがることか?
「あぁ、蒼です」
「蒼?蒼くんってことですか?」
「そういうことです」
「分かりましたっ、蒼先輩」
「茜先輩も」
俺はロングシートで2人で話していた。
武蔵小金井に着くと、茜先輩は電車を降りた。ここが最寄りらしい。
「着きました。蒼先輩、ありがとうございました」
「はい。気をつけて帰ってくださいね」
俺は一回改札を出て、再び改札内に入った。
(そういえば……金、余ってるんだよな)
折角だ。と思い、俺は隣の東小金井の近くにあるコンビニのATMから5万円自分の口座から引き出し、新宿までの切符を買った。普通は新宿までいかないけど。
今日は時間もあるため、新宿から京王線で片倉まで帰ろうと思った。最寄りはJRだと片倉、京王だと京王片倉だ。
10:52発快速東京行きに乗車。途中、三鷹、吉祥寺、荻窪、中野、新宿、四ッ谷、御茶ノ水、神田、東京に停車する。しかし、俺は新宿で降りる。
11:16に新宿駅に着いた。新宿駅は大きく、京王線乗り換えまでで迷いやすい。一応よく来てるから道は分かるが、乗り換え路線はかなりある。
埼京線
湘南新宿ライン
中央線
山手線
総武線
小田急線
京王線
東京メトロ丸ノ内線
都営新宿線
都営大江戸線
以上10路線が乗り入れる。迷うのもしょうがないのかもしれない。
今度の京王線は、11:27発準特急高尾山口行き。京王線内で速い方から3番目の種別だ。速い方から、
京王ライナー
特急
準特急
急行
区間急行
快速
各駅停車
の7種類。各駅停車、快速、区間急行、急行は都営新宿線にも直通している。
今回乗車する準特急は、途中、笹塚、明大前、千歳烏山、調布、府中、分倍河原、高幡不動、北野、京王片倉、山田、めじろ台、狭間、高尾、高尾山口に停車する。
結構早く府中まで来ることができた。俺は、電車の行き先を見た。「高尾山口」だ。高尾山は近いから結構登ったことがある。
(今度、誰かと登りたいな)
俺は早速頭のなかに思い浮かんだ瑞浪にチャットを送った。
〈高尾山登りに行かないか?明日〉11:52
〈ごめんっ!明日バイトなんだ〉11:52
電車は分倍河原に停車した。
〈そうか。ごめんな、いつなら空いてる〉11:53
〈今度の火曜日だったら空いてるよ!〉11:54
〈分かった。火曜日高尾山登るんだけどいいかな。無理だったらいいんだけど〉11:55
〈登る!2人で登ろっ〉11:55
〈いいぜ〉11:55
火曜か……一応他の人にも聞いてみようかな。
〈茜先輩、明日空いてます?〉11:56
〈空いてますよ。どうかしたんですか?〉11:57
返信早くね?
〈高尾山登りたいなと思いまして〉11:57
〈いいですよ、登りましょ〉11:58
よっしゃ。さすが茜先輩。
〈明日、高尾山口駅で待ってますね〉11:59
〈はい〉11:59
相変わらず返信が早い。
電車が京王片倉に着いたのは12:09。歩いて10分、家に着くと、母さんが昼飯を作って待っていた。
「母さん、今日はなんだ」
「チャーハンよ」
俺は椅子に座ってチャーハンを食べ始めた。
部屋に戻り、俺はベットに横になった。
「疲れたぁ」
正直、なんか昨日から帰ってきてないから、慣れていない枕で寝ていた。やっと慣れた枕で寝れたから疲れが取れてくる。