宇宙戦艦ヤマト2202 If 猛虎咆哮す   作:モアンゴル

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閑話 地球の状況

 

〇地球(2200年前期時点)

 

太陽系第三惑星。2191年~2199年まで大小マゼラン銀河を支配する星間国家、

大ガミラス帝星と交戦状態にあり、圧倒的科学力差から戦力を消耗、

国土を汚染され居住民族である地球人類は絶滅の危地に立たされた。

しかし、イスカンダル星から技術供与を受け建造した宇宙戦艦ヤマトの活躍により、

太陽系内のガミラス軍拠点・艦隊戦力を撃滅、ヤマトのイスカンダルへの遠征途上に

ガミラス基幹軍にも混乱を与え、最終的に当時の政権・デスラー体制を崩壊させ、

後継のヒス政権とヤマトが休戦協定を結び事実上の休戦状態にある。

しかし混乱し離反したガミラス地方権力や

謎の星間国家ガトランティスの脅威に晒される可能性がある。

 

現在、ガミラス軍による攻撃で地表は破壊されており(イスカンダル供与の装置で

自然環境は回復)地球人類は大深度地下に建造された都市に居住している。

地球人類は民主主義制を採っており意志決定機構として国際連合、

自衛軍隊として国連軍を持つ。

地球上には13の国連下位行政管区が存在し、土地在来の国家がその大元になっている。

各行政管区には3~5つの地下都市が存在しているが、

対ガミラス戦争時は各個に分断されていた。

 

波動エンジンを利用しインフラなどを確保したのち、

新体制の整備及び地表への復員、都市の復興などを進めている。

惑星外再進出については、鉱物資源供給源の月、火星、エンケラドゥスほか衛星群と

国防上必要な第11番惑星(ヤマト帰還後、同艦がガミラスから供与されたデータから

存在判明)に鉱山や監視基地を置くことが検討されている。

 

 

軍備面

・長期の戦争で宇宙海軍・地上軍ともに大損害を受け、

 現在は宇宙戦艦ヤマトや、ごく一部の宇宙艦、航空部隊、歩兵中心の陸上部隊が

 戦力の中核となっている。

 

・国連宇宙海軍・残存艦艇(実働不能艦含む)

 ヤマト級宇宙戦艦 1隻

 金剛級宇宙戦艦  6隻

 村雨級宇宙巡洋艦 19隻

 磯風級宇宙駆逐艦 27隻

 その他支援艦艇  14隻   計67隻

 

 

各行政管区について

 

・極東管区

 主要地下都市:第一(兵庫・岡山)、第二(岐阜・長野)、第三(広島)の三ヶ所、

 戦中行われた拡張工事でどの都市も繋がっている。

 人口:約1億人

 

・東亜管区

 主要地下都市:北京、南昌、西安、重慶、吉林

 人口:約4億人

 

・北米管区

 主要地下都市:コロンビア、デンバー、ソルトレイクシティ、カルガリー、モンテレー

 人口:約3.5億人

 

・欧州管区

 主要地下都市:バーミンガム、パリ、ストラスブール、ハノーファー、オスロ      

 人口:約3億人 

 

・地中海管区

 主要地下都市:ミラノ、マドリード、イオナニア、アンカラ

 人口:約2億人 

 

・北ユーラシア管区

 主要地下都市:ウラル(モスクワ)、キエフ、ミンスク

 人口:約1億人

 

・北アフリカ管区

 主要地下都市:カイロ、トリポリ、ダカール、ハルツール

 人口:約2億人

 

・南アフリカ管区

 主要地下都市:プレトリア、ナイロビ、キンシャサ、ハラレ

 人口:約3億人

 

・南米管区

 主要地下都市:リオデジャネイロ、ブエノスアイレス、カラカス、マナウス、リマ

 人口:約2.5億人

 

・南亜管区

 主要地下都市:ニューデリー、ハイデラバード

 人口:約4億人

 

・中東管区

 主要地下都市:バグダッド、リヤド、テヘラン

 人口:約1.5億人

 

・東南亜管区

 主要地下都市:アユタヤ、クアラルンプール、マニラ

 人口:約3億人

 

・オセアニア管区

 主要地下都市:シドニー=プリズベン、メルボルン、パース

 人口:約5000万人

 

 

現在の地球人類の生き残りは約30億人強。

往時の人口は100億人に近かったが、今はその3分の1にも満たない。

各管区政府は行政局長が議会の補助(ほぼ追認機関と化しているが)を受け施策し、

各管区の国連軍は軍務局長が指揮・統括。行政局長は軍務局長に対して優位にある。

新連邦体制でも、行政部門などは行政局長が行政長官に改称したりと

多少の変化は伴いつつ、これらの大部分は引き継がれる予定である。

対して軍部は、その指揮系統が連邦の国防局隷下・防衛軍総司令部の元に一本化され

軍は"駐屯"と言う形で各管区に置かれ、行政長官は管区駐屯軍指揮官に"要請"して

災害出動や治安維持活動を行う。

防衛軍への移行に伴い、階級もアメリカ式に改められた。(例:一等宙佐 → 大佐)

 

 

 

前話でも説明した通り、国連の人事部門及び各管区の議会などが議論して

新連邦体制を牽引する行政・軍指導層の選出、就任要請が行われた。

その中でも特に注目すべき人物たちの去就について記す。

 

 

・行政部

 

ロドニー・ムベキ(国連)

国連総長 → 引退、政治的後見・顧問(名誉職)

 

アーサー・チェスター・ペリー(国連)

国連防衛委員長代行 → 国防局局長

 

 

エイブラハム・ダグラス(北米)

管区行政局長 → 地球連邦大統領

 

ロビン・"スモーキー"・ブラウン(北米)

行政局長補佐官 → 管区行政長官

 

 

メアリー・ピット(欧州)

管区行政局長 → 物資配給局長官

 

 

李興建(東亜)

管区行政次長 → 国土開発/復興局長官

 

 

ミハイル・スヴォーロフ(北ユーラシア)

工業生産部長 → 資源生産局次官

 

 

ハサン・アル=アディーブ(中東)

工業生産部長 → 資源生産局計画部長

 

 

ジャワハルラール・デーサーイー(南亜)

管区行政局長 → 厚生労働局長官

 

 

フレデリック・ボガンダ(南アフリカ)

情報通信部長 → 管区行政次官

 

アルフレッド・カビラ(南アフリカ)

物資配給部長 → 物資配給局次官

 

 

チャールズ・コーネリアス・エバット(オセアニア)

外交部長 → 外務局局長

 

 

藤堂平九郎(極東)

管区行政局長 → 管区行政長官 (防衛軍統括副司令に推薦されるも辞退、現職へ留任)

 

 

 

・軍部

 

ブルーノ・プリエーゼ(地中海)

管区軍務局長(大将) → 防衛軍統括司令官(大将)

 

 

パウロ・ドミニコ・タナカ(南米)

管区宇宙艦隊司令長官/管区第一艦隊司令官(中将) → 防衛軍宇宙艦隊司令官(大将)

 

 

プラヤー・パノムヨン(東南亜)

管区軍務局長(大将) → 防衛軍地上部隊司令官

 

 

ムアンマル・ユーニス・ジャーベル(北アフリカ)

管区参謀本部主席戦略策定委員(大佐) → 防衛軍参謀本部主席参謀(准将)

 

 

土方竜(極東)

管区宇宙艦隊司令長官(中将相当の宙将) → 防衛軍宇宙艦隊副司令官(大将)

 

 

芹沢虎鉄(極東)

管区軍務局長(大将相当の宙将) → 防衛軍統括副司令官(大将)

 

 

以上の面々を軸とした新体制で、地球人類は生き延び、繁栄する道を求めて

強豪ひしめく大宇宙へと漕ぎ出さんとしている。

 




2023年1月17日編集・位置変更。
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