宇宙戦艦ヤマト2202 If 猛虎咆哮す   作:モアンゴル

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2205が早く観たい!

……それはそうとタラン兄についてタラン弟はどう思ってんの…?


第二十六話 接触前夜

【第26話】

 

 

西暦2201年 3月。

 

芹沢は地球連邦極東管区 行政長官職にある藤堂平九郎の官舎へと招かれた。

官舎は、旧国連時代から変わらず地下都市の司令部ビルから程近い場所にある建物のなかに

存在している。芹沢など軍部高官の官舎ともそう離れていなかった。

 

 

「……行政長官、交渉対策会議の折につきましては大変お世話になりました。」

 

「うむ。いくら君が軍のNo.2で、ヤマトが籍を置くこの極東管区の出身とはいえ、

 あの状況ではちと分が悪いように思えたのでな。」

 

 

芹沢は、藤堂への挨拶もそこそこに応接間に通された。

調度としては藤堂の高い地位に見合った品格のあるものであったが、全体的に簡素だ。

おそらく戦時下でこうしたものに規制があったことに加え、藤堂本人があまり華美なものを

好まない性質であることに起因しているのだろう。そんなことを芹沢は思いつつ、

テーブルをはさむ一対のソファに座り家主の藤堂と語らう。

 

 

「……正直なところ、あの場での君の考えは予測できてはいたがやはり驚いたよ。」

 

「ご心配をおかけしたようで、申し訳ない。」

 

「いや、君の見識は長期的な展望を鑑みるに正しいものだ。

 今後のガミラスとの国交を考えれば、プラスに働くはずだ。」

 

「長官にそう言っていただければ、心強い限りです。」

 

 

話題は、去る2月初旬から始まり、幾度にも渡り催された

対ガミラス外交団との講和・国交条約締結への事前会議についてのことだ。

芹沢は防衛軍側の代表出席者として、藤堂は元ヤマト計画本部長として

ヤマトやガミラスについてよく知っていることからオブザーバーに選ばれ、出席した。

芹沢は、同会議の初回で立ち消えになりかけていた大小マゼラン銀河への

宇宙戦艦ヤマトの派遣計画を強烈に推進し、芹沢自身や極東管区の影響力もあって

連邦政府に計画の実施を基本路線へ据えさせることに成功させた。

その際藤堂は芹沢の発言の補足などを行い、

言外の支持を示して会議の趨勢を決める役割を果たした。

 

 

「……しかし早いもので、あとは外務局が少しばかりの調整を行うのみというわけか。」

 

「はい。既に各部局や管区からの要求を盛り込んだガミラスに対する

 賠償供与や支援の素案、条約関連の諸事項は纏められ、明後日には

 ガミラス外交団先遣隊の1艦が我が連邦の回答文書を地球へ向けて

 進行中の外交団本隊へ届けるべく、発進するそうです。

 

 そしてヤマト派遣についてですが、すでにヤマトはトラックから

 富士宇宙軍港臨時ドックに移らせ、船体及び艤装の整備や資材搬入など、

 航海準備をさせています。」

 

「……そこまで進んでいたとはな。

 まぁ、さもなくば我々もこうして呑気に語らってはいられなかっただろう。」

 

「仰る通りで。」

 

「……無事に我々の手から離れつつあるならば、これ以上の憂慮も必要ない。

 ……我が家の、いや、極東管区の至宝を開けるとしよう」

 

「ありがたく頂戴いたします。」

 

 

藤堂はテーブルに置かれていた日本酒の瓶に手をつけ、

互いの前に置かれた2つのグラスに濁り無く澄んだ液体を注いでいく。

 

瓶のラベルにある銘柄は「美伊」。

この瓶の酒はOMCSで造られた()()()ではない。

遊星爆弾による地球爆撃の前に製造され、特殊な保存技術で保管されていた

大日本酒造会社の醸造した「美伊」シリーズの最後の生産ロットのうちの一本だ。

極めて稀少な代物であり、一部の有力者やいつの日か酒蔵の再生に備え大日本酒造が

保存しているものが現有の全てである。

藤堂が所有し、今まさに飲まれようとしているのは前者に属する。

 

ラベルの「美伊」は、この酒を生産する主な大日本酒造会社の酒蔵があった日本列島中部の

岐阜(美濃)と三重(伊勢)地域から採られた名と言われている、

ガミラス戦争によって法人としては半ば消滅した大日本酒造会社は、現在のところ

元経営陣が社員や職人らを集め、先述した「美伊」の現品をはじめとした遺留データなどを

元に製品の再生、量産を試みている。

もちろん、地球連邦の管区政府や配給局・生産局が伝統工芸品の復元事業の一環として

これを支援しており、ゆくゆくはガミラスへの輸出さえ視野にいれていると言う。

 

 

……そんなことは脳裏の隅へ追いやり、今は貴重な美酒の()()()を存分に味わう二人。

酒のあてに出された酒盗も手伝い、二人の顔には酔いの朱色が差していく。

そんななかで、ぽつりぽつりと藤堂が語りだした。

 

「……さっき、君から会議でのことで礼を受けたが……

 私の方こそ君に礼を言わねばなるまいよ……」

 

「長官……それはいったいどういうことでしょう……?」

 

ほんのり赤らめた顔で、戸惑いの表情をつくる芹沢。

自身には藤堂へ感謝する理由があるが、藤堂から礼を言われることをした覚えはなかった。

 

 

「……早紀の、娘のことだよ。」

 

「……!」

 

藤堂の口から発せられた言葉に絶句する芹沢。

急いで記憶をまさぐり、何かしなかったかを思い出さんとするがまるでわからない。

 

藤堂父娘の、否、藤堂一家のことについては芹沢も把握している。

かつて、藤堂平九郎の妻、藤堂千晶は絶望と閉塞感に満ちた地下都市での滅びを待つ

日々に耐えられず娘である藤堂早紀の目前で身を投げ命を絶ち、

それが現在の藤堂父娘の確執の原因となっている……。

 

芹沢が視た未来でも、確執の果て(危機的な情勢も作用)に藤堂早紀は過激な思想に走り、

人類保全計画であるG計画に参加することになっていた。

その彼女が、いったいどうしたと言うのだろうか……?

 

「……国連時代の行政局長職はじつに多忙だった。行政に加え、軍の監督、

 更にヤマト計画を始めてからは寸暇さえなかった。

 ……だから、娘と向き合う時間が持てなかった。」

 

藤堂は目を伏せ、半ば悔やむような調子で呟く。

 

「……だが、この連邦体制に移ってからはヤマトや軍のことを君に任せることができた。

 極東管区の行政は決して楽なものではないが、それでも行政一本に絞れたことで時間が空いた。」

 

「……なるほど。」

 

藤堂は2、3口グラスを呷る。ここでようやく芹沢にも話が見えてきた。

 

「……お陰でその時間を、娘と話す時間に充てられた。妻の、あの娘の母親の命日に、

 二人で墓参りにも行けた。……何度も話したよ。その度に娘から突き放されたがね。」

 

「……。」

 

芹沢は口を挟まず、藤堂の話を聞き続ける。

 

「……だが続けてみるものだ。話を重ねるうちに、あの娘の頑なな態度が解けてきた。

 ……この、ダメな父親にも分かるくらいには。」

 

人物眼については定評のある藤堂が言うのだ。

芹沢は、父との対話を重ねて藤堂早紀に変化が起きたことを確信する。

 

「……この間などは、あの娘から話しかけてきてくれた。

 軍の参謀部から、兵器開発・試験部門に移ることになったから意見が欲しい、とね。」

 

 

内心でほぉ、と目を丸くする芹沢。

 

現在芹沢が主導して、既存艦艇の波動機関搭載を前提とした各種改設計や、

それに伴う新型の砲噴火器・レーダーを始めとした機器及び艤装の開発、

AIによる自動化をも構想に含む新型航空機の設計が軍の科学技術部にて行われている。

いずれは彼女もそれに携わるのだろうか、と芹沢は考える。

 

 

「……芹沢君、君がいなければ私たち親子の対話は成らなかった。

 本当に、本当に感謝している。ありがとう。」

 

藤堂は心からの礼を述べ、芹沢に頭を下げる。

 

「ちょ、長官!頭を上げてください!

 ……しかし、ご息女との関係が修復できたのは大変喜ばしいことです。

 差し出がましいようですが、今後とも仲良くなされてください。」

 

 

芹沢からの返事を聞き、藤堂は感じ入ったように頷く。

そしてどこか遠くを見つめるように視線を外して呟いた。

 

「……うむ。親子仲良く……きっと千晶もそう望んでくれているだろう……」

 

 

そして、藤堂は再び芹沢を見て、微笑した。

 

「……さあ、「美伊」はまだまだ残っている。

 全部飲んでくれたまえ。今は礼なぞこのくらいしかできんが、いずれ必ずお返しはする。

 さあさあ、今日は立場を忘れて語ろうじゃないか」

 

「とんでもありません、長官。……ですが、お供させていただきます!」

 

 

藤堂が差し出すボトルを、芹沢が杯で受ける。

 

夜宴の酔いにまみれつつ、芹沢はかつて視た未来が確実に変わり始めたことを実感した………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、それから数日。

一隻の宇宙艦が銀河の星々の輝きの中をゆく。

 

共和政ガミラス 対地球(テロン)外交団護衛艦隊 先遣隊所属、

ケルカピア級航宙高速巡洋艦「リドールⅨ」。

 

先遣隊から離れ、単艦で地球(テロン)を発った同艦の任務は、地球(テロン)政府による

ガミラス外交団の外交文書への回答を記した文書を太陽系(ゾル星系)へ向かっている

ガミラス外交団艦隊本隊へ届けると言う重要極まるものであった。

同艦の艦長以下全乗員は課された重大な任務に緊張しつつ、艦隊との会合地点へ臨む。

 

「……そろそろ予定時刻だな……艦隊は見えるか?」

 

艦長がレーダー士官へ訊いた。その表情は強ばっている。が、訊かれた士官も同様だった。

 

「は、はい!前方30000に確認!「シャングリ・ラー」を中心に展開しています!」

 

「分かった。信号を送りつつ接近せよ。」

 

 

地球政府が恐れているように、ガミラス共和政府派もまたデスラー政権崩壊後に多数発生した

反共和派と総称される反動分子の対処に追われていた。

政府にとっては植民星などでの反乱と同等、それ以上に厄介な敵であった。

第一に共通の武器や戦術を使っていることから通常の敵より遥かに強い上、

相手側に自軍の作戦などが予測・看破されやすい。

第二に、元味方であるため現場の将兵への精神的な負担があまりにも高い。

更にその他諸々の理由から現在ガミラス軍人が相手にしたくない敵の筆頭に上げられている。

 

この「リドールⅨ」も予め設定された信号を送りながら艦隊へ接近せねば

反共和派と間違えられて攻撃を受ける可能性がある。無実の同士討ちなどまっぴらご免……

軽巡の艦長はそう考えていた。

 

「艦長、旗艦「シャングリ・ラー」から応答ありました。

 これより会合、接舷するとのことです。」

 

了解した(ザー・ベルク)、と伝えろ」

 

だが、幸いにもトラブルは起こらず「リドールⅨ」は外交団艦隊旗艦「シャングリ・ラー」に

地球(テロン)政府の回答文書を届け、任務を成功させた。

軽巡「リドールⅨ」は艦隊に随行し再び地球(テロン)へと向かうこととなる。

 

 

 

 

外交団艦隊旗艦「シャングリ・ラー」艦内・会議室。

 

地球(テロン)側からの回答文書提出を受け、外交団は地球(テロン)到達を目前にして

再び会議を開くことになった。

 

 

「……思ったよりも早かったですな。

 地球(テロン)人にとっては初の星間条約、準備に手間取ると思っていましたが。」

 

外交団の経済部門の顧問であるエゼフ・ドルジが最初に発言した。その声には意外さを滲ませている。

 

「しかし、問題は内容だ。地球(テロン)人が我が共和政府へ協力する声明や使節を送るのに、

 どういった要求をしてくるかが問題だろう。」

 

それに返すのは産業部門の顧問、アレート・ゲルップ。

外交団の中でも年長で、場数も踏んだドルジとゲルップは発言力が強い。

 

「……だが、どのような内容でも可能な限りは受け入れたい。

 ガミラス本国の情勢回復は外交団のみならず共和政府全体の至上命題なのだ。」

 

ここで、外交団長ヤヒメル・ドロッぺ外務次官が口を開いた。

彼の指示で回答文書が開かれる。文書は地球言語だったが、ガミラスの先進的な翻訳機で

リアルタイムでガミラス語へと翻訳されていった。

 

 

回答文書の冒頭は、先に外交団が送った文書に記載されていた、ガミラス共和政府による

地球(テロン)への謝罪を地球(テロン)政府が受け入れることや、

地球(テロン)=ガミラス間の各種条約締結を歓迎することについての文言だった。

 

そしてそのあとに地球(テロン)からガミラスに対する賠償要求事項が書き連ねられていた。

 

 

「……ふむ、ゲシュ=タム機関やミゴヴェザー・コーティングなどの軍民の各種技術の情報開示や

 実物の供与、機械兵士のライセンス生産権、帝国銀行に対する長期借款要請に、

 資源の輸入に関する優遇措置……これではどちらが戦勝国か分かりませんな」

 

外交団の軍事顧問を務めるダークナス少将が呆れ混じりに嘆息した。

ヤマトによってデスラー政権が崩壊させられたとは言え本土への爆撃を許し

種族自体も絶滅寸前にまで追いやられた地球(テロン)人がガミラスに対して要求するものとしては

あまりに過大なものであると、会議室にいる外交団の一部には受け取られたようだ。

 

 

「……まぁ、彼らも復興に必死なのだろう。予測はついていたことだ。

 ……ドルジ氏、ゲルップ氏、貴殿らの組織はこの要求に応じることができますかな?」

 

一種の憤りすら見せるダークナスら外交団の一部を治めつつ、あくまで地球から使節を派遣させ

大小マゼランの情勢回復に協力させるためこれらの条件を呑もうと考えるドロッぺ外務次官。

彼はこうした地球(テロン)の要求に深く関係する部署に属して知見を持つ顧問に尋ねる。

 

 

「……ある程度は対応可能でしょう。

 尤も私の、ひいては本行の一存では決められない可能性は大きいですが。」

 

「我がゲルップ重工も同様です。

 しかし、遅延や不履行についてはいくらでも言い訳が立つでしょう。

 現に、我が国の内部では争乱が絶えん状況ですからな。」

 

「……一応は、地球(テロン)側の要求は満たせるのですな?……それなら結構。」

 

 

毒を含む顧問たちの返答に思うところがありつつも、ドロッぺは了解した。

だが、ここで民生部門の顧問が声をあげる。

 

「お待ちを、外務次官閣下。

 ……どうやらまだ、地球(テロン)側の要求はあるようです」

 

「むぅ……」

 

その民生顧問は、いち早く回答文書の次項に地球(テロン)政府からの要求の続きが

記されていることを悟ったようだった。さしものドロッぺ外交団長もこれには溜め息を漏らす。

 

 

「……要求は大型の空間工廠ステーションに、労働力用の機械兵士や稼働用物資……

 これらを扱う余力が彼らにあるとは思えんが……どういうつもりだ?」

 

モニターに映される新たな要求条項を見て、産業顧問ゲルップは首をかしげた。

ガミラス屈指の工業集団であるゲルップ重工にとっても並大抵のものではない代物を、

いくらこの先ガミラス政府からの賠償があるとは言え疲弊した未開民族である地球(テロン)人が

注文するのか訳が分からなかった。

 

が。

 

条項の直後にあった参考資料が映されるとそれらの疑問はすぐさま氷解する。

 

 

 

 

 

「……重力の特異点に……時間の経過速度が外部と異なる空間だと……!?」

 

「にわかには信じがたいが……イスカンダルの御業ならばあり得るのか……」

 

「……危険な場所ではあるが…ここに工廠ステーションを置いたならば

 10倍の工業生産速度を有する巨大工場が誕生する……!」

 

参考資料、即ち地球(テロン)の地下や海中に点在する重力特異点及び時間断層の情報が

開示されると外交団は残らず絶句し、呻くように信じがたい情報への困惑や、

その潜在価値への興味を口にした。

 

 

「……こういうことであれば、我が帝国銀行も喜んで投資を行うはずです!」

 

「ゲルップ重工も地球(テロン)に対する技術的・物的供与を惜しみませんぞ!」

 

 

しばらくして、顧問たちは打って変わって地球へ抱く印象を好ましいそれに変えた。

 

何せ、時間断層の工場が完成した暁にはガミラスに対し工場群の一部を半永久的に譲渡すると

さえ条項の文には載っていたのである。これによってもたらされるガミラス政府や軍、

企業の利得を思えば無理からぬものだった。

 

 

「……うむ、地球(テロン)の官僚も相当にやるようだな。

 ……ただ、今は我々にとっての本題を優先させる時だ。

 時間断層とやらへの工場設置の件は交渉の際に精査すればよい。」

 

 

はしゃぐような心地の外交団の面々を諌め、ゲルップは地球に対して行った

使者派遣要請への回答が記されているであろうページを開くよう指示する。

 

それは、まさに青天の霹靂だった。

 

 

 

 

「……まさか、そんな!?」

 

「……これは驚きだ……!」

 

 

ガミラス外交団がまずあり得ないとして切り捨てていたヤマトの派遣。

それに対して地球(テロン)政府は予想外にも快諾したのである。

 

 

「……なるほど、あの膨大な要求もヤマトの派遣を呑んでこそか……!」

 

ダークナスは驚愕の表情のままに呟いた。

しかし、ドルジが別の意見を口にする。

 

「……これに関しても、また別の要求があるのでは?」

 

「……前にも言ったと思いますが、地球(テロン)へヤマトの代替となる戦力の派遣は可能です。

 ヤマトのマゼラン行も我が軍が全力で支援します。要求と言えど、その程度でしょう。」

 

ドルジの懸念に対して、ダークナスは口を笑いの形に歪めながら答えた。

外交団長ドロッぺ外務次官も、想定外の形ではあるが目的がほぼ達成されたことに

喜びを隠せない調子で団員たちに告げた。

 

「……うむ。どうやら我々と地球(テロン)政府は出会いこそ不幸だったが、

 互いによいパートナーとなれるだろう。今はそう確信している!」

 

こうして、一気に「シャングリ・ラー」会議室内は宴もかくやの賑やかな雰囲気へ包まれた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが。

 

直後にそれは凍りつくことになった。

 

ヤマト派遣に関して、地球政府が提示した()()によってーーーーーーーーー

 

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