大変お待たせしました、まだ第五部が続きます。
【第61話】
西暦2202年12月6日。
ガス惑星ガミロニアⅧの補給基地奪回作戦終了から既に3日が経過していた。
既に両国の作戦参加艦艇は地球や月の宇宙艦用泊地、
あるいはアルファ=ケンタウリ星系に設けられた"シュルツ"艦隊基地へ帰投しており、
戦場となった惑星ガミロニアⅧでは基地施設周辺の残敵掃討も担った、
ガミラス国防軍・第三八空間師団艦隊の分遣隊が残留。
再びガトランティス軍が占拠を試みないか厳重な警戒体制を敷いている。
そんな中で、地球連邦防衛軍・統括司令部直轄の宇宙戦艦ヤマトは
極東管区の山口から広島に跨がる沿岸地域に建設された、宇宙艦隊基地に入泊。
同艦の周囲には、防衛宇宙海軍の第一航空艦隊を改組した空母機動部隊である
第五艦隊に所属する艦艇群の姿もある。
「ヤマト」と第五艦隊は去る12月2日、
即ちガミロニアⅧ奪回作戦の決行日には月軌道空域で航空戦演習を行っていた。
かつてのイスカンダルへの航海によって少なからぬ犠牲者を出したヤマト航空隊は、
ヤマトの改装と同時に新人が多く配属され、新鋭戦闘機コスモタイガーを装備する
艦載機部隊として再編成されていた。
ヤマト航空隊の補充人員も、第五艦隊の宇宙空母群航空部隊の主力も、その多くは
防衛軍の人員補充計画に基づく北米管区デンバー基地でのプログラムで鍛えられた
パイロットたちであり、航空戦演習では3年前のイスカンダル遠征に参加した
古強者であるヤマト航空隊員とも十分に渡り合うことが出来る程に成長を遂げていた。
また、演習では空対艦攻撃・艦対空戦闘も実施された。
パルスレーザーなどに改修を受けた「ヤマト」は歴戦の艦に相応しい活躍を見せ、
最新鋭戦艦「アポロ」を主軸とする地球軍機動部隊は有力な防空システムを駆使し
ヤマト航空隊含む攻撃側が狙う改D級宇宙空母4隻を、集中攻撃の標的となった
旗艦が中破判定を受けながらも、見事守り通したのである。
そして、航空戦演習が終盤に差し掛かったとき、正体不明の通信障害が演習参加艦を襲った。
幸いなことに、通信障害は直ぐに復旧し第五艦隊は無事に母港へと帰投できたが、
一方の「ヤマト」では多数の体調不良者が発生したようだった。
防衛軍将兵が伝え聞く所では、ヤマトの乗員は「親しかった故人の幻を見た」と
口々に言っているらしく、原因の調査が進められていると共に
ヤマト乗組員の多くが軍の医療研究施設に移送され検査を受けることとなり、
「ヤマト」帰還後の基地には兵員輸送車多数が埠頭に集まり、下艦した将兵を
乗せると首都方面へと走り去って行ったのだった。
12月6日現在、宇宙戦艦ヤマトは工廠の技術者や科学者などによる
精密検査を受けており、それを防衛軍地上部隊が固く警護している。
宇宙戦艦ヤマトの艦首脳部たる面々も、通信障害の原因とされる
謎の宇宙エネルギー波の影響で故人の幻覚を見たとされ、大多数の乗組員と
同じ施設へ送致され診断を受けた。
一連の検査と診断を終えて、施設ロビーで結果報告を待つヤマトの幹部クルーたち。
彼らの前に現れたのは、報告を担当する防衛軍病院の医官だった。
先日の検査後は医官から報告書を渡され、詳細の説明をされるだけだったため
ヤマト幹部クルーは今日も同じであろうと考えていたが、すぐに違うと察する。
歩いてくる医官の横には防衛軍幕僚の制服を着た高級士官の姿があったのである。
先日と同様の検査結果報告が済むと、医官の後ろで控えていた若い幕僚が
ヤマトクルーの前に歩み出て、防衛軍統括司令本部勤務を名乗ると、慇懃に告げた。
「ヤマトの幹部乗組員は、これでお揃いですか?」
「あぁ、全員この場にいる。斎藤隊長以外は」
返答したのは、三代目ヤマト艦長を務める防衛宇宙海軍大将、土方竜。
幕僚の前には現在、白髪の艦長に加え真田副長兼技術長、古代戦術長、
島航海長、森船務長、徳川機関長、新見情報長、南部砲術長、相原通信長、
太田気象長、佐渡衛生長、平田主計長、星名保安部長、加藤航空隊長と、
尉官クラス以上でヤマト各部門の責任者が一同に会している。
なお、編成上ヤマトに配備されている空間騎兵隊は、
12月3日当時は
航空戦演習に参加しておらず、怪宇宙エネルギー波の影響を受けなかったと
判断され、検査受診を見送られ引き続き慣熟訓練中だった。
「分かりました。
……用件は、案内させていただいた先でお伝えします。」
「……よかろう。各員、移動だ」
幕僚の目が光ったかと思うと、ヤマト乗組員たちについてくるよう促す。
一方のヤマト乗組員らは、異常に見舞われたことへの検査のためとは言え、
帰還後の拘留めいた処遇から防衛軍本部に対し少しばかり警戒感を持っていた。
だが、上官である土方がこれに従ったため気が進まないながらも立ち上がり
幕僚の後に続くのだった。
ヤマトの幹部乗組員は、施設の外に待機していた兵員輸送車に搭乗。
やがてメガロポリスの中でも最大級のビルである連邦政府複合主庁舎の
地下駐車区画へと入っていく。
車から降りると一行は厳重な警備の下で専用地下エレベーターへと通された。
「ヤマト」の地球への貢献度や、艦長が前宇宙艦隊副司令長官ということなどを
加味したとしても、一宇宙戦艦の幹部乗員に対する扱いとしては
明らかに大掛かりに過ぎるもので、一同は困惑を禁じ得なかった。
そしてエレベーターが予定の階へと到着すると、先導する防衛軍本部の幕僚は
地下会議室の扉の前で立ち止まり、振り返った。
「私が案内を命じられたのはここまでです。どうぞ、ご入室ください」
「貴方は入られないんですか?」
幕僚の発言に森雪船務長が問いかけると、幕僚は肩をすくめた。
「私は入室を許可されておりませんので。
入室を許されたのはヤマト幹部乗組員のあなた方だけです。」
そう言って、幕僚は再び入室を促した。
土方艦長が扉を開け、クルーたちは彼に率いられるように中へと入る。
扉の先にあるのは、連邦政府庁舎の地下に造られた大会議室の広い空間だった。
「……!!」
ヤマト幹部乗員の数人が、大会議室内のテーブルに着いた数人の人影に気付く。
その中でも土方艦長や真田副長、古代戦術長は見覚えのある顔を見て、息を呑んだ。
「……到着したようです、大変お待たせしました。」
「いえいえ、それでは始めるとしましょうか。」
ヤマト乗組員の視線が注がれた先には、地球防衛軍統括司令長官・芹沢虎鉄大将と
共和政ガミラスの遣地球全権大使、メフィルス・ミューラーの姿があった。
彼らは数人の従者らと共にテーブルに座り、ヤマトの乗員が来るのを待っていた。
土方艦長以下、ヤマト幹部乗組員は芹沢やミューラー大使が着くテーブルと
向かい合うように配されたテーブルへ従兵に誘導された。
「宇宙戦艦「ヤマト」幹部乗組員一同、出頭いたしました。」
「ご苦労。かけてくれたまえ」
土方が艦代表者として芹沢に告げ、クルーらと敬礼を向けた。
それを見届け、防衛軍統括司令は着席を促す。
一行がテーブルに着くと、防衛軍司令部首席参謀のジャーベル少将が、
咳払いと共に口火を切った。
「本題に移る前にまず、去る12月3日に宇宙戦艦「ヤマト」の乗組員の多数が
遭遇した"異常現象"について、防衛軍ならびに科学局の見解をまとめさせて頂きます。」
「よろしく頼む。」
「「「………。」」」
一礼したジャーベルに対し芹沢防衛軍司令は短い一言、
ヤマト幹部乗員は沈黙と緊張した面持ちを向け、首席参謀が語り始めた。
「……西暦2202年12月3日、地球極東管区時間1126時。
太陽系ほぼ全域における防衛軍の諸施設や艦艇、科学局など連邦各機関、
ガミラス大使館でも正体不明の怪エネルギー波による通信障害が発生しました。
幸い、数十分でこれらは復旧され、民間一般に対する報道として
表向きは希な天体現象によるものと説明しています。」
「うむ。」
芹沢やミューラーが回想と共に頷き、ジャーベルは続ける。
「しかし、宇宙戦艦ヤマトで発生したような"集団幻覚"は
他所からは一切報告されておりません。
「ヤマト」だけで発生した現象であると結論を出さざるを得ません。」
「従って、我々防衛軍司令部は君たちヤマト乗員だけが何故"幻覚"を見たのか
原因調査のため、宇宙戦艦ヤマトの全乗員を防衛軍病院の臨時病棟に収容し、
各種身体検査及び健康診断をここ二日間で行わせて貰った訳だ。
そこは、諸君らの理解を得られていると思う。」
ジャーベルの言葉に続いて、芹沢がヤマトクルーを見渡すように視線を向けて語る。
「無論です。ここからが本題となりますかな?」
土方が芹沢に返し、本題に移行するように言う。
彼としても、自身らに振りかかった異常について早く知りたいようだ。
それは、この場にいる幹部乗組員のみならずヤマト全乗員に共通しているだろう。
「その通りだ。」
芹沢は頷くと同時に右手を挙げて合図し、
地下大会議室の大型モニターにある画像を映し出させた。
「……これは。」
ヤマト副長の真田中佐や、情報長新見大尉は画像の意味を一早く察し、反応する。
「こちらは科学局と防衛軍が協同でまとめた、通信障害や"幻覚"など
一連の異常の原因とおぼしき怪エネルギー波の分析図となっています。」
映し出された宇宙図らしき画像をジャーベルが解説する。
画像は立体図となっており、角度を変えながら可視化された
謎のエネルギー波の動きが示されている。
「このエネルギー波は、驚くべきことに星雲並の巨大なエネルギー量を有したと
解析から推定されましたが、奇妙なことに太陽系中のセンサー類の大半が
これを捕捉していません。受信に成功したものもあるにはあるようですが、
それらは軒並み損傷しているとのことでした。」
かぶりを振りながら首席参謀が報告すると、島航海長が疑問を口にした。
「では、結局このエネルギー波の正体は分からずじまいということですか?」
「いえ、こちらを見て頂きたい」
ジャーベルが手元のデバイスを操作しモニターに映る画像に新たな情報を表示させる。
「受信に成功し故障したセンサー類の位置を加えると、このようになります。」
「これは……!?」
ヤマト乗組員たちからどよめきの声が上がった。
センサー類の表示位置を繋いでいくとほぼ一直線になる。
そして、その延長線上には12月3日時点の地球が存在した。
「これは、怪エネルギー波が明らかに超指向性を有している証拠となります。
そして、この"直線"を太陽系外まで延長した図です。」
大型モニターに新たな宇宙図が表示された。
太陽系から怪エネルギー波が発信された方角へ例の直線が伸びており、
その先にはとある天体の姿が映し出されていた。
「これは……クエーサーか……?」
表示されたデータから、真田が天体が何か読み解いた。
その呟きをジャーベルが肯定する。
「左様です。新発見されたもので、光速に近い速度で太陽系へ向かってますが、
光速以上の速さで太陽系に到達した問題のエネルギー波の発信源とは
未だに断定されておりませんが、状況から考えるとこの天体から
発信されたものと考えるのが妥当です。しかし……」
「そうとも言えないかもしれません。」
「「「!?」」」
首席参謀の言葉を引き取ったのは、ミューラー大使だった。
ガミラス側の武官がモニターに別の画像を出した。
ヤマトクルーが見た幻覚の内容をまとめた報告書である。
「皆さんが見たのは近しい故人の幻だったと聞いております。
さらに、"女神のごとき長い金髪の裸体の女性"の姿を見たという方も居たそうですね。」
「……防衛軍司令部は、ヤマト乗組員のうち複数人が、近しい故人以外にも
共通した幻覚を見たことに着目し、ガミラス大使館に協力を依頼して
過去に地球外で似た事例が存在しなかったか調査を行ったのだ。」
芹沢が、なぜガミラス大使がこの場におり、話に参入したかの理由を説明する。
同時に、また新しい画像がモニターへ映し出された。
祈るように手を組み、天を仰ぐ長い髪を垂らした裸体のヒューマノイド女性の姿が
描かれた壁画や工芸品が写された画像が何枚も並んでいる。
「これは、マゼラン銀河各地で発見された惑星・星間文明の遺跡などから
発掘されたものです。共通する"幻"のおおよそのイメージに合致するでしょう」
「……この女性、いや、女神は……何なのでしょうか?」
質問したのは、古代戦術長だった。
彼も、この"女神"の存在を幻視したクルーの内の一人だった。
「彼女は"テレサ"と呼ばれる女神で、各地の文明の伝承にその存在が語られています。
テレザートという星にいる高次元存在で、全知全能であるそうです。
千年以上前の星間文明の記録でも存在を裏付ける記述があります。
もっとも、テレザート星は何らかの方法で所在を隠しており、
星間文明の調査団は星を発見できなかったようです。」
「ガミラス側から伝えられた所によれば、故人の幻はテレサのメッセンジャーで、
テレサに呼ばれていると言うそうだ。が、これだけでは御伽噺に過ぎぬ。」
ミューラーの返答に続き、芹沢が断じた。
「諸々の調査結果から我々地球防衛軍司令部、そして地球連邦首脳部は、
ガミラス大使館ならびに共和政ガミラス政府と協議し、次のような仮説を立てた。」
新たな画像が映され、芹沢が説明を始めた。
「宇宙戦艦ヤマトで発生した"集団幻覚"、地球全域での通信障害の原因となった
怪エネルギー波は一種の通信波。発信源は所在不明の惑星テレザート。
発信の目的は同惑星の知的生命体が何らかの危機的状況に直面しており、
他惑星の知的生命に救難信号を送るためである、というものだ。」
「通信波の内容が救難信号と考えられる理由は、波形が単調な繰り返しであることからです。
地球でも、ガミラスなど他星間文明でもヒューマノイド型知的生命であれば
救難信号の波形は似通ったものになることが確認されています。
また、千年以上前から星間文明と関わりがあったのなら地球に知的生命が
存在することを関知していてもおかしくはないでしょう。」
ジャーベル少将が補足するように続いた。
一方で、ヤマト乗組員から反論じみた疑問が出てくる。
「しかしそれでは、なぜ「ヤマト」の乗員だけが"テレサ"の幻を見たのです?」
「テレザートが危機的状況にあるという証拠は存在するのでしょうか?」
真田副長や古代戦術長らを筆頭に、疑問が噴出するが芹沢やミューラーらは
あくまで冷静にそれらを受け止めた。
「「ヤマト」乗組員のみが"幻覚"を見たという件については未だ調査中で
確たることは話せない。推測するに、イスカンダル設計の波動エンジンや
"テレサに呼ばれた"という伝説的・空想的な説の論拠たるヤマト乗組員だけが
幻を見たことへの説明を、防衛軍や連邦が持たないことを芹沢が認めつつ、
ミューラー大使がモニターに画像を出しつつ後者の疑問に対し説明した。
「先ほどの発信源と考えられる宙域付近は、
現在我がガミラス国防軍が確保する勢力圏外ですが、望遠観測や
無人長距離偵察艇の報告からガトランティス艦隊の出没が認められています。
我がガミラスは、ガトランティス軍が惑星テレザートに対し
侵攻しているのではないかと考えています。」
「「「!!」」」
"ガトランティス"の語を聞き、ヤマト乗組員らは慄然とした。
過去の惑星シャンブロウでの戦いを思い出したり、
先日のバラン星やガミロニアⅧでの戦いを想起したようである。
「……では、ガトランティスがテレザートに侵攻する目的は?
テレサと関連があるのでしょうか?」
「えぇ……。あくまで
高次元存在であるためこの宇宙で出来ないことはなく、封印を解けば
いかなる願いも叶えられるでしょう。しかし、現実的に考えて
これはテレザート星の高度な科学力への比喩ではないか、と捉えております。
知っての通りガトランティス軍は他惑星の技術者を科学奴隷として
捕えては使役し、自軍の兵器開発に役立てています。
そう考えれば辻褄は合うと思いますよ。」
ミューラーの見解を聞いて、
古代は納得したような、心残りがあるような、微妙な表情で引き下がった。
ここで、ヤマト艦長・土方竜大将が口を開く。
「……肝心なことを聞いていませんな、
あなた方地球・ガミラス上層部は我々に、宇宙戦艦ヤマトに、
何をお命じになるおつもりですか?」
「「!!」」
古代、真田や島がその言に素早く反応した。
わざわざ首都の連邦庁舎の地下会議室まで連れてきて、
防衛軍司令長官やガミラス全権大使の説明がなされる時点で
只事ではないと察していたヤマトの幹部クルーたちだったが、
ここで艦長が本命へと踏み込んだのだ。
謎のエネルギー波、女神テレサ、伝説の星テレザート。
地球、ガミラス、ガトランティス。
様々な謎や勢力が交差する渦中へ、宇宙戦艦ヤマトは飛び込もうとしている。
土方に問われたうちの一人、芹沢はすくりと立ち上がり、
手元のタブレット端末に命令書らしき画面を広げる。
そして小さく息を吸うと、読み上げるように高らかに告げた。
「地球連邦防衛軍所属、防衛軍統括司令部直轄、BBY01・宇宙戦艦「ヤマト」!!
同艦は本年12月9日を期し出撃、エネルギー波発信源と推定される、
惑星テレザートへ万難を排し進出!!
現地の知的生命体と接触し、情報収集の任に当たられたし!!
なお、万一これが敵性勢力の計略であった場合、即座に防衛軍統括司令部へ通報!!
可能なれば、これを打破、敵勢力の企図を粉砕すべし!!
本作戦は、地球連邦政府からの特命に基づき実施されるものである!!
将兵諸君の奮励努力を期待する!!」
暗い地下会議室に重厚な声が響き渡る。
ヤマトクルーらは唖然とし、目を丸くしている。
対して芹沢は、満足げに口角をつり上げるのだった。
※地球連邦防衛宇宙海軍・第五艦隊編成
・A級宇宙戦艦「アポロ」
・第一航空戦隊:改D級宇宙空母「ペガサス」「グリフォン」
・第二航空戦隊:改D級宇宙空母「ガルーダ」「ヒリュウ」
・第一巡洋艦戦隊:E級宇宙巡洋艦「エディンバラ」「ロンドン」「マンチェスター」「ダブリン」
・第九巡洋艦戦隊:E級宇宙巡洋艦「エド」「シマント」「クジ」「ヨネシロ」
第五宙雷戦隊:F級宇宙駆逐艦12隻
・宇宙戦艦「アポロ」について
アンドロメダ級の後期建造型で、同級の改正型。アポロ級とも呼ばれる。
波動機関がアンドロメダ級搭載のものより改良され、更なる高速化を達成。
また、本来は同艦から20インチ陽電子衝撃波砲を搭載する予定だったが、
一日も早い実戦部隊配備を望む統括司令部などの要望で姉妹艦である
宇宙戦艦「アルテミス」ともども既存設計の16インチ長口径砲搭載となった。
5インチ速射型陽電子衝撃波砲が両舷部に各1基増載され計10基20門となった他、
各種対空火器も増設されている。
また、防空用無人戦闘機コスモクロウの搭載数もアンドロメダ級に比べ
1個飛行隊ほど多くなっており、強力な索敵・通信・指揮管制能力と相まって
機動部隊防空の要となっている。艦長は安田俊太郎大佐。