宇宙戦艦ヤマト2202 If 猛虎咆哮す   作:モアンゴル

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いよいよ芹沢長官の仕込みの総決算、対ガトランティス主力戦の入りです。
もうしばらく、お付き合いください。



第六章 太陽圏決戦
第七十一話 鉄壁の星系


 

【第71話】

 

 

時に、西暦2203年3月25日。

この日は地球連邦と、共和政に移行したガミラスとの間で

正式に終戦協定が締結されてから丸2年となる。

 

そんな節目に合わせたかのように、

大マゼラン銀河を発ったガミラスの援地球(テロン)弾丸船団が

狭義の太陽系、炉王星軌道以内へと到達したのだった。

 

同船団は、昨年12月末のガトランティス巨大艦隊の太陽(ゾル星)系来襲という

非常事態を受け、地球連邦(テロン)政府側から強い要請がガミラス大使館、

ひいては共和政ガミラス本国に出された結果、それに応じる形で

(地球側の西暦換算で)明けた1月半ばに、マゼラン銀河各地から集められた

ある程度の快速性を持つ宇宙輸送船で構成され、派遣されたのだ。

 

遠からぬうちに始まるであろうガトランティスの全面攻勢に対抗するため、

マゼラン銀河への帰還を前提としておらずガミロイドによる自動運航で

地球・ガミラス軍の集う太陽系を目指した船団の積荷は、

同地のガミラス国防軍宇宙艦隊が戦闘を継続するのに必要とする諸物資と、

同盟国・地球連邦(テロン)へ技術供与される兵器・装備の実物資料だ。

 

前者の貨物として、銀河機甲軍・第14空間機甲軍団の旗艦である

改ゼルグート級重戦艦「ツェルベロク」や、地球(テロン)から譲渡された

時間断層宙軍工廠ステーションで建造されつつある新型戦艦で使用される

ガミラシウム実体弾の原料となる製錬ガミラシウムがある。

艦船新造だけでなく銀河機甲軍所属艦の整備・交換用部品製造の

重要拠点でもある時間断層工廠に設置された工業機械の消耗パーツの一部は

ガミラス本星などにマザーマシンが置かれ銀河系では製造不能であるため、

時間断層工廠のフル稼働に伴う消費に対応するべく

同弾丸船団の輸送物品に加えられていた。

また、祖国を遠く離れた銀河系で危険な戦いに臨む国防軍将兵たちの

士気を発揚・維持するためガミラス星を始めマゼラン銀河各地の酒や茶葉、

煙草、保存食化された果物に菓子などの嗜好品類、

そして戦士たちの帰りを待つ銃後の人々からの手紙や贈り物なども

重要補給物資として移送されている。

 

さらに、何より重要な"荷"が

弾丸船団の旗艦となった一隻の大型宇宙貨客船に乗せられていた。

 

 

「やれやれ、やっとこさってトコですかね。閣下」

 

「あぁ。前よりはずっと早かったがな」

 

元はガミラス貴族が所有していたという大型客船の艦橋は、

ガミラスの戦艦相当に広いスペースを有しており、

周囲では数体のガミロイドが計器に向き合い、あるいは舵を取っている。

その中で、二人のガミラス軍人が感慨深さを口にした。

彼らにとって、ゾル星(太陽)系へ足を踏み入れるのは二度目のことだ。

 

弾丸船団の指揮官を任されていたのは、

"狼の後継者"フォムト・バーガー准将だ。

これまでの士官軍服から将官服へと装いを変え、精悍さを増している。

その傍らには副官として、かつてのバーガーの乗艦である

巡洋戦艦「バーゲルスト」で艦長を務めたエルート・リデム中佐が立つ。

 

彼らだけではない。

バーガーの、そして亡き名将エルク・ドメルの下で、

小マゼランや銀河間空間を疾駆し激闘を繰り広げた第7駆逐戦隊の(つわもの)

それも、マゼラン銀河を再訪したヤマトの護衛作戦にも参加した

バーガーの信頼も厚い選び抜かれた歴戦の勇士が宇宙貨客船に乗船していた。

彼らこそ、弾丸船団の中で最もかけがえのない

ガミラス本国から銀河機甲軍に対する増援であった。

 

彼らガミラス将兵には、時間断層工廠で建造された艦で新編される

新たな部隊への転属が命じられており、

本来、バーガー准将は同部隊の指揮官として着任することになっている。

船団が到着するまでの間、臨時に船団の指揮官となっており

ガミロイドにより無人運行中の船団が問題を起こさないか備えていたが、

幸いにも船団は無事に目的地である太陽系に到達できたため、

バーガーはようやく一息つけたのである。

 

 

バーガーは、「ヤマト」の二度目のマゼラン行における

ガミラス植民惑星群へのデモンストレーション寄航の護衛に従事し、

その帰路にて生起したワルゴニア星沖海戦に参加して乗艦を喪失、

護衛任務を解かれ、医療検査を受けた後、ガミラス本星に召喚された。

同地では「ヤマト」の護衛計画が事実上失敗したことの露見を防ぎ

糊塗するため、バーガーがバレルド・アクション提督に護衛の引き継ぎを

終えた後、親衛隊残党艦隊を捕捉し旗艦を喪いながらも大捷を得た___

というカバーストーリーの下、彼を准将に任ずる式典が開かれたのだった。

昇進し将官に仲間入りした彼は、無任所・待命中の期間を各種講習や

戦術研究会などに参加して過ごし、将官になった故に量が増えた

肌に合わない事務作業なども経験を積むために辟易しつつも取り組んだ。

そんな中で、2202年の年末を迎えたのだ。

 

バーガーは航宙艦隊司令部に呼び出され、

その総元締めであるガル・ディッツ提督から直々に銀河系で新編される

艦隊の指揮官への就任を打診され、二つ返事で引き受けた。

その際、気心の知れた旧第六空間機甲師団艦隊・第7駆逐戦隊の将兵たちを

自らの部下として銀河系に連れていくことを要望・受諾させていたが、

バーガーと共に新編部隊に転属する将兵に関しては条件があった。

一定以上の年齢であること、妻子や老父母などの被扶養者を持たない

独身者であること、それらの条件の上で志願するものというものだ。

未曾有の激戦場となることが明らかな太陽系で新編される艦隊は

一種の"決死隊"であるため、バーガーは遺される相手を持たない

命知らずを選抜し、帰路なき弾丸船団に乗って一路地球へ向かったのだ。

 

総数100隻を数える弾丸船団が集結し、マゼラン銀河を発った後すぐに、

同じくマゼラン銀河から発進したガミラス第六空間機甲師団艦隊と会合。

かつてドメルが率い、バーガーも籍を置いていた同師団艦隊はこの時

ハンゲン・ワルニム中将が後任の師団長となってマゼラン銀河外縁の

防備部隊に所属しており、銀河機甲軍の準・予備戦力にもなっていた。

この艦隊が船団と合流した理由は、「ヤマト」がマゼラン銀河治安回復のため

再訪した時のように、弾丸船団にトランスワープを行わせるためだった。

師団所属艦による一日三回のトランスワープに加えて、

軍用艦艇のものに準ずる性能を誇る高速商船の機関を、長期的に見た時の

影響を度外視するほどに酷使して実現する一日四回のワープにより、

船団は文字通り"弾丸"のごとく銀河間航路を疾走したのである。

 

道中では、バーガーの恩師であるバレルド・アクション中将が率いる

銀河機甲軍隷下・第10空間機甲軍団の所属部隊からの協力が得られた。

ガトランティスの主攻が地球側に移ったことで実質的に手明きとなった

同軍団は銀河間航路のマゼラン側への半ばである"ヤマト空白(ギャップ)"で

第六空間機甲師団艦隊とトランスワープの任を交代、

以降は恒星グリーゼ581宙域まで継続して弾丸船団に同行した。

 

そして、ガトランティスの大戦力の判明によって潜在的危険性が

極めて上昇した銀河系オリオン腕内の太陽(ゾル星)系までの航路は

大きく迂回しながらのものとなり、今度は同星系に集結した

銀河機甲軍の第14空間機甲軍団に属する第90空間師団艦隊が護衛及び

トランスワープの任に就き、無事に太陽(ゾル星)系の外縁部まで到達。

同宙域にはガミラス側から技術開示・供与され、時間断層で量産された

ワープ妨害システム網が築かれており、ガトランティス艦隊の来攻に

備えていたため半ば強制的にワープアウトさせられたのである。

そこから、また一跳びして炉王星(ワルガナ)軌道空間に到達したのだ。

 

およそ2ヶ月と少しの航海になったわけだが、

マゼラン銀河と天ノ川銀河間の往復航路が完全に整備された訳ではない頃、

地球(テロン)側と終戦・国交締結交渉のための先遣隊として同航路を

往還したバーガー達にしてみれば短いものと言えるだろう。

 

 

「しっかしまぁ、見事にぶっ壊したもんだねぇ。

 ネレディが見たら何て言うかな」

 

バーガーが艦橋の天井に近い位置に設えられた大型モニターを見てぼやく。

そこには、望遠観測で捉えられた太陽系第十一番惑星の姿が映し出されていた。

濃い緑色と白の表面を有する球体の近傍に、その数十分の一程度のサイズの

人工球体が浮かんでおり、周囲には膨大な数の()()()が漂っている。

 

それらは、昨年末に来襲したガトランティス第八機動艦隊による

250万隻もの宇宙戦艦とガミラス製人工太陽を用いた砲撃という

未曾有の攻撃が、「ヤマト」の波動砲でエネルギー源の人工太陽を

撃ち抜かれ、失敗に終わったことの証である。

 

炉王星の人工太陽を修復したネレディア・リッケ大佐とも、

必要であったとは言えそれを破壊した「ヤマト」の乗員とも、

親しく面識のあるバーガーからすれば複雑な心境になる光景だったが、

ネレディアなら気にするまい、と思い直す。

そんな時、隣にいたリデムが同じモニターの映像の中に

()()()()を見つけたようだった。

 

「閣下、"先客"ってのはあれじゃないですかい?」

 

「ん?……あれか!」

 

モニターのリデムが指を指す先へバーガーが目を凝らし、()()を見つける。

何やら巨大な、"環"のような物体だった。

 

 

 

彼らが炉王星宙域に見つけた巨大な"環"の正体は、

地球連邦政府の船舶部門が軍との共用規格船である連邦(FE)型宇宙輸送艦に

続いて地球復興の鍵として太陽系の(そら)に送り出した、

O級宇宙重量物輸送艦であった。

 

同級は二重のトラス構造で繋がれたリング型船体の外面に小型の艦橋と

大型の次元波動推進機関12基が取り付けられたシンプルな構造で、

船体リング内部に小型小惑星や大型小惑星の破片などを重力アンカーで

固定するか、大型小惑星の表面に張り付いてアステロイド帯から

資源小惑星を地球圏へ輸送することが役割として想定されており、

実際に昨年12月には木星小惑星帯(アステロイドベルト)から資源小惑星の

トランスワープ移送を実施している。

だが、太陽系第十一番惑星の宙域で活動しているO級が

輸送しようとしているものは、小惑星などではなかった。

 

炉王星沖に展開するO級重量物輸送艦は3隻。

周囲には護衛と()()()()のため、地球軍第八艦隊の

村雨(M)型巡防艦や改磯風(I)型護衛艦の姿も見える。

改設計型艦で構成される外縁周回(パトロール)艦隊の中核兵力である

金剛(K)型装甲巡防艦は、O級の傍に停船していた。

 

作業は、まばらに散らばった改M型・改I型によって始められる。

 

それらの艦は、付近に漂う機能停止した無人カラクルム級戦艦に対して

アステロイドシステム端末(プローブ)を射出し、カラクルム級を電磁誘導(マグネトロン)による

コントロール下に置くのである。

既にガミロイドによる調査で、艦内は完全に無人で機械人形(ニードルスレイブ)のような

自動の遺置戦力もないことが確認され、作業を阻む者は何も存在しない。

マグネトロン・ウェーブによって曳航されたカラクルム級は、

そのまま2隻、3隻と次々に接合され、ひとかたまりになってゆく。

カラクルム級の塊同士もまた合体し、O級重量物輸送艦のもとへ運ばれた。

 

そして今度は、O級の傍らにあった改K型装甲巡防艦(フリゲート)

改M型・改I型から無人のガトランティス戦艦群を塊にしている

アステロイドシステムの制御・電磁誘導波(マグネトロン・ウェーブ)の放射を引き継ぎ、

大きさを増した塊を相互に組み立てていく。やがて電磁力によって繋がれた

カラクルム級戦艦の塊は、O級の前で巨大な直方体を形成するようになった。

ただの直方体ではなく、一方の先端には一回りほど小型の直方体が延びており

それはどこか、古い時代のアイス菓子の持ち手のようにも見える。

 

形成された直方体の塊を成す、カラクルム級の電磁誘導波(マグネトロン・ウェーブ)の接合は

金剛(K)型から、カラクルム級同士が接続される中で同時に設置され、

現在は緑色の塊の中に埋もれた自動電磁誘導波(マグネトロン・ウェーブ)放射装置へ

制御が移管され、防衛軍第八艦隊の手を離れる。

 

作業の主役であるO級輸送艦は、前方に建造された巨大な直方型の塊に向け

スラスターを噴かし微速で前進。

直方体から突き出た、これもまたカラクルム級で作られた"持ち手"を

直径1.5kmにも及ぶ巨大なリング状の船体に、慎重にくぐらせた。

"持ち手"はO級のリングの内壁にぶつからない程度の余裕をもっているが

それでもギリギリの大きさに形成されており、傍から見れば指に指輪を

通す様にも見ることが出来た。

 

O級は"持ち手"の端、"直方体"本体の直前で停止し、

自動電磁誘導波(マグネトロン・ウェーブ)放射装置のコントロール権限を掌握。

それから、無数のカラクルム級で形成された持ち手を含む直方体を

リング型船体の内部に多数設置された重力アンカーで固定する。

リング型船体外周の推進装置が炎を噴き、"直方体"と一体化したO級は

前進を開始し、既に掃海されカラクルム級やその破片などの浮遊していない

開けた宙域へと移る。そしてO級、否、"推進装置"が取り付けられた

無数のカラクルム級の塊は、地球圏目指してワープするのであった。

 

 

これこそ、リデム中佐がO級宇宙重量物輸送艦を指して"先客"呼びした理由だ。

ガミラス弾丸船団は、3隻のO級輸送艦の後に地球本星にある航路管理局からの

系内ワープ管制を受けることになっていたのである。

 

先ほど1隻目のO級がワープした宙域を映す艦橋モニターに目を向けつつ、

バーガーは腕を組み感嘆の声を上げた。

 

「いやはや聞いてはいたが、実際に目にすると……だな。」

 

「全くですな。地球(テロン)人も大したことをやりやがるもんで」

 

リデムはバーガーの声に応じつつ、手持ちのデバイスを操作して

放棄された無人のガトランティス戦艦群を鹵獲回収、移送した

地球(テロン)艦についての情報を、地球・ガミラス同盟軍間で共用の

連絡データベースから仕入れていた。

 

「閣下、さっき跳躍(ジャンプ)した地球(テロン)の回収艦ですが、

 連中の本星の衛星に鹵獲艦の集積ヤードが置かれてるらしいです。

 どうもそこに向かったようですな」

 

デバイスの画面には、月面に直置きされた

数千にも及ぶカラクルム級が映し出されている。

説明書きには、地球連邦防衛軍は(ガトランティス)が炉王星宙域に

放置・遺棄した無人戦艦を回収し、月面の一時集積地までトランスワープで回航、

さらに内航船で地球に曳航し、現地工廠で解体・資源化する方針のため

ガミラス軍艦艇は鹵獲戦艦及び曳航船に注意されたし__という旨がある。

 

昨年12月初頭のガミロニアⅧ海戦にて、初めて同盟軍の前に姿を現した

ガトランティスの新型戦艦カラクルム級。

同海戦で撃破されたものはガミラス国防軍により回収され、

(地球側呼称)アルファ=ケンタウリ星系に築かれた同軍の前進拠点である

シュルツ基地へ移送し調査・解析が行われた。

その成果の一環として、同戦艦の構成資材は少々特殊ではあるものの

地球・ガミラスの軍用艦船のための建造資材に転用可能という

調査結果が出されていた。

 

その後、炉王星に出現し無力化された超巨大艦隊を構成していた

大量のカラクルム級は、地球軍が資材とするため回収・解体することを決定。

上記の通り、マグネトロン・ウェーブで塊にしたカラクルム級を

資源小惑星輸送艦のO級を用いて移送、地球に存在し解体材転用資源化ラインが

増設された時間断層工廠群に搬入して地球防衛軍及び、ガミラス軍のための

戦力を建造する材料にされていたのである。

 

作業は2203年2月半ばから始まっており、省人化による半自動運航、

2202年に建造されたO級全ての投入・さらに追加建造されたことが功を奏し

1日2回のピストン運航を実現。既に万単位のカラクルム級が地球圏へ移送され、

時間断層工廠に絶え間なく資源を供給している。

 

 

時間断層のことなど、そんな事情は知らないバーガーたちは

視線をガトランティス第八機動艦隊の成れの果てに向けていた。

 

「……あれだけの艦を鹵獲できるってことは、

 即ち敵がそれ以上の艦を持っているってことの裏返しだ。」

 

おもむろに、バーガーが呟く。

その表情には緊張の影が射していた。

 

「しかも俺たちは、その敵と真正面からやりあわにゃならん、と」

 

リデムもまた、表情を引き締めて応じる。

 

「俺たちが行くのはそういう戦場だ。……頼むぜ、艦長」

 

「地獄の底までお供しますとも」

 

二人は互いに相好を崩すと、

握り拳をこつん、と軽く打ち付け合うのだった。

 

 

 

 

__2203年3月末の太陽系には共和政ガミラス国防軍・銀河機甲軍隷下、

第14空間機甲軍団の戦力がそっくりそのまま集結している。

内訳は、第七・第二一・第一五(増援)の三個空間機甲師団、

第三八・第九〇・第一六四(増援)の三個空間師団と一個空間旅団。

 

これに、ガミラス国防軍の戦力に換算すると三個空間師団分に匹敵する、

共和政ガミラスの同盟国・地球連邦の防衛軍宇宙海軍艦隊が存在し、

両者は共に戦力の新造新編を急いでいる。

 

恐るべき仇敵・白色彗星帝国(ガトランティス)の来攻はそう遠いことではない。

それまでに、何としてでも太陽系に鉄壁の防衛体制を築かねばならない。

 

地球連邦も、共和政ガミラスも、全力を尽くしている最中であった……

 

 

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