第八十一話 彗星帝国の一番長い日
【第80話】
「連合艦隊、彗星要塞から離れます! 艦隊の再編に移る模様!」
西暦2203年5月8日、地球極東管区・防衛軍総司令部では、
天王星・土星軌道間空間(土星沖)の戦場からリアルタイムで送られてくる映像が
広い本部指揮所の壁一面を占めるメイン・サブのモニター画面に大々的に映され、
それに臨むように配されたオペレーター席に着く士官たちは
映像以外の形で送られてくる戦場の情報を処理し、
彼らの背後に設えられた上座に居る防衛軍の首脳陣へと報告している。
あるオペレーターが告げた、
地ガ両軍合同の白色彗星迎撃部隊・「地球防衛艦隊」の主力部隊が
波動砲斉射ポイントや敵要塞直掩艦隊との戦闘空域から離れ、
先程5000発を超える波動砲攻撃で動力炉を破壊された彗星都市帝国から
距離をおきつつあると言う情報は、モニター映像からも確認できた。
「おお……!」
「やった……!」
「とうとう……!」
防衛軍司令部に集結している地球・ガミラス軍の高官たちは
たった今、自軍が作戦目標を達成__即ち、勝利した光景を目の当たりにし、
揃って感嘆の声を漏らしていた。___ある男を除いて。
(…………山南中将、パエッタ中将……皆、よくやってくれた。
……遂に……遂にここまで___こぎ着けたぞ!)
その男・芹沢もまた、震える拳を固く握り、心中で勝利を噛み締めている。
本来の
2199年のあの日、壮絶な"未来"を視た彼が積み上げてきた
数々の努力の全てが、ここに報われたと言ってもいい。
気を抜くと感涙までもが溢れ出てきそうな心境ではあったが、
彼は自身に課せられた役目がいまだ完了していないことを、よく弁えている。
「___大統領府に、状況が最終段階へ達した旨を伝達せよ」
統括司令長官席を立ち上がった芹沢は、
他者と多少異なる形である内心の歓喜を表出させない、
普段どおりの重く、威厳ある声でオペレーターへと命じるのだった。
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数分後のことである。
前衛艦隊が敗北したため太陽系土星沖へと転移出現したものの、
待ち構えていた地ガ連合艦隊の攻撃によって百万単位の艦隊戦力を壊滅され、
動力炉まで完全破壊・継戦能力を根こそぎ奪い取られた
白色彗星こと「滅びの方舟」。
厚い中性子ガスのベールは剥がれ落ち、
土星沖にプラネットキャッチャーの残骸共々漂う"雲"がその名残を残すのみで、
半分以下の全高(相変わらず天体規模ではあるが)となった都市帝国から
ガスや重力場の光輪が再生成される様子は毛ほども見せていない。
彗星都市最上部の「天守閣」に複眼さながらに赤く灯っていた5対の光も、
動力炉が失われてからは消え失せている。
方舟は、ほぼ完全に死んでいた。
対して、彗星帝国下面から離脱した地ガ連合艦隊は
損傷艦を後送し、再び隊列を整えつつあった。
そんな様子を、天守閣内部の「玉座の間」から緊張の眼差しで見つめる視線。
ズォーダー大帝を筆頭とした、
都市帝国の動力炉こそ破壊され、新規にエネルギーを産み出し
ガイゼンガン兵器の製造や重力フィールドの展開など消費エネルギーの大きい
システムの利用は不可能になったが、巨大な彗星都市帝国に行き渡り、
一部では蓄えられてもいるエネルギーが一気に枯渇することはなく、
観測や通信、各区画の制御など最低限の管理に要するエネルギーは
まだ確保されていた。
「__もはや、彗星都市に攻撃力も防御力も残されていない。
にもかかわらず、何故彼奴らは一気呵成に攻め入ろうとせぬのだ……?」
「弾薬や動力源が枯渇した訳ではなさそうだ。
『滅びの方舟』の戦力を見誤っているとも考えにくい……」
ゲーニッツ艦隊総司令や、ラーゼラー支配軍務長官は
鸚緑色の肌に汗を浮かべながら、敵の動きに困惑・怪訝な表情を見せる。
対して、ズォーダー大帝や諜報記録長官ガイレーンは
強張った面持ちのまま、一言も発さない。
先刻まで鍵盤型の制御装置で白色彗星を操っていた「白銀の巫女」こと
サーベラーのクローン幼生体・シファルは、自分は装置の一部で
我関せずとばかりに静かに虚ろな顔で制御席に座り続けている。
いつまでも続くかと思われたこの状況を一変させたのは、
ゲーニッツやラーゼラーの下に届けられた報告であった。
「何!? 地球艦隊から強力な通信波が向けられているだと!?」
「彼奴らめ、何を企んでいる……?」
「……。」
報告してきたのは、都市帝国の上方構造物群の一角に位置し、
動力炉の大爆発の影響を受けずに済んだ通信施設だ。
本来は前線に展開するガトランティス艦隊からの通信を受けとる
帝星に欠かせない重要施設であり、敵の超大砲攻撃で一時的に
機能を麻痺させられていたが、(科学奴隷の努力で)復旧に成功していた。
伝えられた内容にゲーニッツもラーゼラーも首をかしげるばかりだったが、
老臣ガイレーンは仮面を着けた顔をまじまじと主君へと向けており、
ズォーダーもそれを一瞥し、ややあって勅命を下した。
「その通信とやら、内容を見せてみよ」
「「!?」」
ラーゼラーとゲーニッツが驚愕の表情で固まった。
敵の策略の可能性があるものを、この場で流して良いのか……
そんな逡巡が彼らの胸中に走るが、ガトランティスにおいて大帝の命は絶対だ。
程なくして玉座の間に巨大なスクリーンウィンドウが投影され、
そこに地球・ガミラス艦隊が放つ通信波の内容が流れ始めた……。
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「___地球連邦ならびに、同盟国・共和政ガミラスを代表して、
ガトランティスの指導者へ告げる。」
「地球とガミラスは、これ以上の戦闘継続は無意味であると判断した。
それに伴い、両国は帝星ガトランティスに対し、降伏の機会を与える。」
「自衛のため戦火こそ交えたが、
両国は、ガトランティス人の完全殲滅までは望んでいない。
あくまでも、平和的共存を希望している。
両国がガトランティスの降伏を受諾する条件は、以下の通りである___」
「___この勧告に対しての回答期限は、地球極東管区時間・本日1800時。」
「回答なき場合、受諾されぬ場合は、誠に不本意ではあるが、
彗星要塞に対し追加攻撃を加え、ガトランティスを完全殲滅する。」
「両国は、色よい返答を期待している。 繰り返す___」
地ガ軍が送ってきた通信は、降伏勧告であった。
髭を蓄えた恰幅のいい地球人の男が、堂々とした声で伝えている。
音声はガトランティス言語への自動翻訳が行われていた。
予想していなかった事態に唖然とする回廊の高官らを尻目に、
ズォーダーとガイレーンはやはり、と言わんばかりに表情を強張らせた。
彼らは諜報・心理戦に特化したタイプの人造兵という出自のため、
他のガトランティス人に比べ「人間」についてよく知悉しており
「人間」は敵が戦闘力を失った際に降伏勧告を行う場合があることを理解していた。
一方、ゲーニッツやラーゼラーら(指揮型個体とは言え)通常のガトランティスは
(敵の)戦闘能力の喪失・敗北はそのまま死に直結させるという思考を持ち、
それは翻って自分たちが敗北した時も敵から与えられるものは死のみであるという
常識でもあったため、降伏勧告を受けるという発想が基本的に存在しなかった。
これまで
映像の男がひとしきり言い終わると、同じ内容を繰り返しだしたため、
大帝の「もうよい」という一言と共にスクリーンは閉じられた。
迂遠な言い回しや、修飾に満ちた文面であったが、
その内容が「降伏か死か」を選ばせるものであることは、
玉座の間にいる全員が理解できていた。
「馬鹿げたことを! 我らはガトランティス!
戦いの中でこそ生き、戦いの中で死ぬのだ! 軟弱な人間とは違う!
しかも、和睦どころか降伏などと! ……有り得ぬ!」
憤懣を隠そうともせず、ゲーニッツがいきり立った。
対して、ラーゼラーは渋面を作り現状を考察する。
「だが、実際に我らの戦力は枯渇したと言わざるを得ない。
敵が彗星に乗り込んでくるならばまだしも、敵には大砲を備えた艦隊が健在。
しかも、大砲以上の威力を持つあの超兵器が、まだある可能性すら残る。
敵から大砲を撃ち込まれるだけとあっては、もはや戦いですらない。」
降伏せず継戦を選んだ場合であっても、
既に地球・ガミラス艦隊に対抗できる戦力はなく、
一矢報いることすら叶わず焼き尽くされるだけだ……という彼の結論に、
ゲーニッツが噛みつく。
「それでも! ガトランティスの武名は不滅だ!
代々永きに及ぶ戦いの営みを、我らが断ち切って何とする!」
「それはそうだが……それを決めるのは我らではあるまい。」
そう言ってラーゼラーは玉座を、ズォーダーと傍らのガイレーンを見上げ、
ゲーニッツも怒りを顔ににじませながらも続いた。
当のズォーダー大帝は、玉座で頬杖をつき、目を閉じて思索していたが、
おもむろに目を開くと立ち上がり、身を翻して玉座の間を後にしようとした。
「大帝!」
「瞑想の間だ。……期限までには戻る」
どこへ行くのかと問うガイレーンに返答すると、大帝は扉の向こうへ消える。
残された一同は、相変わらず行き場のない緊張感に苛まれ続けていた……。
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同時刻、戦場から少し離れてはいるものの、同じ天王星・土星軌道間空間に
一群の宇宙艦艇が空間波紋を灯しながら出現する。
それらは、遠い惑星テレザートへの長征から帰還した宇宙戦艦「ヤマト」と、
同地にて邂逅したガミラスのデスラー総統から贈られた
「ワープ終了!」
「機関に異常なし!」
「船体に損傷認められず!」
ヤマトの第一艦橋では、幹部乗組員たちが自艦と、ヤマトから制御されて
連動ワープする数隻の無人クリピテラ級が重力アンカーでトランスワープさせた
"手土産"に問題が生じていないか確認し、次いで周辺宙域の状況把握に移った。
「前方8万に、地球・ガミラスの連合艦隊と___あれは!?」
「……あれが、白色彗星の正体か!!」
レーダーを担当する森船務長が、地ガ艦隊が相対する巨大な天体級要塞に
言葉を詰まらせ、土方艦長がその正体を看破してみせる。
「炉王星で見た敵艦隊ほどじゃないが、すごい数の地球艦隊だ……!」
「しかし、大半はFE級を改装したもののようだな……」
島航海長と古代戦術長は、
艦橋天井モニターに映し出された望遠映像を目の当たりにして唸る。
「ヤマト」は、戦場の側方にワープアウトし、横から両陣営の対決を捉えており
戦場の概観を把握することができていた。
「前方にガス雲と何かの残骸が浮遊しています! 航行に注意が必要です!」
太田気象長がレーダーやセンサーで捕捉された航路上の障害物の存在を警告する。
それに対し、南部砲術長が考察した。
「見たところ白色彗星は損壊しているから、その残骸なんだろうが……
FE級改造艦とはいえ、あれだけの数から波動砲を撃ち込まれたとあっては
流石の白色彗星もタダじゃ済まなかったって訳か……」
「いえ、そうとは限らないわ。 道中で試算したデータを鑑みるに、
いくら数千隻の波動砲艦で攻撃したとしても、せいぜい彗星のガス帯を
はぎ取るだけで、内部の巨大要塞をあそこまで破壊することは困難な筈。
白色彗星にあれほどのダメージを与えるにはもっと___」
「___それこそ、『ヤマト』が持つ"超波動砲"でもなければ不可能だ」
南部の推論を新見情報長が否定し、真田技術長が結論付けた。
ここで、古代が反応する。
「では、防衛軍が同種の兵器を造り上げて使用したということですか?」
「それ以外には考え難いな」
困惑半分の真田の答えを聞き、古代戦術長は別の方向に振り向いた。
「キーマン、ガミラス艦隊の方から超波動砲の件を地球に伝えたのか?」
彼の視線の先には、表向きガミラス大使館からの連絡武官・オブザーバーとして、
裏ではガミラス反民主体制勢力を探る二重スパイとして「ヤマト」に乗艦した
青肌の軍人、クラウス・キーマン中尉ことランハルト・デスラーがいる。
紆余曲折あり裏の任務のため「ヤマト」に仕掛けた工作の件を不問にされた彼は
戸惑いをうっすら浮かべた顔でかぶりを振った。
「いや、あの場にいたガミラス艦隊も太陽系への通信は白色彗星の干渉を受け
不可能だったはずだ。バラン方面を経由するにしても時間がかかりすぎる。
真田副長がデータを送りでもしない限りは、帰路で判明した超波動砲を
地球で一から作るには間に合わないが、やはり白色彗星の通信妨害がある。」
「驚くべきことだが、地球とガミラスがこちらと同じ発想に同時に___
いや、それ以前から辿り着き、地球で独自に超波動砲を製造し
白色彗星に使用したのだろう。」
キーマンが「ヤマト」やガミラス艦隊が地球に超波動砲の情報を報せることは
不可能であると結論付け、土方が現在の状況を推測した。
「……そういえば、反波動格子を受け取るときに聞きました。
試作品の多くが地球に供与されてしまい、入手に苦労した、と……」
土方の言葉を聞いて、キーマンも惑星シュトラバーゼにおける出来事を思い出す。
艦長の推理を補強する傍証であった。
「ともあれ、地球・ガミラス艦隊は白色彗星に勝ったらしいな。
戦闘は終結しているように見える。」
「うむ。……だが、警戒は怠るな」
島航海長に呟きに、土方艦長が気を引き締めるよう一同に促す。
そんなところに、相原通信長が新たな報告を入れてきた。
「友軍艦隊より通信です! 回線、開きます!」
「「「!」」」
「ヤマト」の太陽系帰還を地ガ艦隊の方でも確認したのか、
先ほどまで彗星帝国と交戦していたであろう地球艦隊から通信が飛び込んでくる。
間を置かず、「ヤマト」天井モニターに映像が映し出された。
『___こちら、地球連邦防衛宇宙海軍・第二連合艦隊司令部。
宇宙戦艦「ヤマト」、応答せよ。』
「こちら、宇宙戦艦『ヤマト』。地球艦隊、どうぞ」
モニターに現れたのは、宇宙服ヘルメットを脱いだ中年の男性軍人。
彼の背景に映っているのは、「ヤマト」の第二艦橋CICに酷似した部屋だ。
『私は、防衛軍第二連合艦隊司令長官マーカス・ジェフリー・パエッタ中将。
宇宙戦艦「ヤマト」へ。無事に太陽系帰還を果たせて何よりだ。』
「パエッタ中将、『ヤマト』艦長・土方だ。
現在の戦況、今後の本艦の配置について、説明をお願いしたい。」
『了解しました。』
パエッタは、(一戦艦の艦長とはいえ)大将の土方相手であるため
口調を敬語に直し、土星沖における現状の説明を始めた。
『現時点では、戦闘は終息しているものと言えます。
第一連合艦隊は現在、彗星都市要塞に向け降伏勧告の放送中であり、
彗星迎撃連合艦隊次席指揮官の小官が貴艦への説明役となっております。』
「ガトランティスに、降伏勧告!?」
第一艦橋の誰かが声を上げ、他の一同も目を丸くする。土方までもである。
地ガ連合軍はそれほどまでに一方的な大勝をしたのか、という驚きと、
ガトランティス人の性質を理解した上で行っているのか・
司令部は効果があると考えているのか、という疑念が入り混じった表情だ。
パエッタもそれを理解しているのか、頷きつつ答える。
『ええ、相手が相手です。
どの道予断を許さない状況であることに変わりはありません。
宇宙戦艦「ヤマト」は問題なければ我が第二連合艦隊と合流し、
共に白色彗星に対する警戒配備に就いて頂きたい。』
「……了解した。」
戦闘はとにかく、戦争そのものはまだ終わったわけではない……
その事実を再確認した土方は、司令部が事前に決定したプランに沿う形で
「ヤマト」を土星沖に向かわせることに同意する。
これで通信は終わりかと思われたが……
「パエッタ提督、気になっていたのですが……」
発したのは、「ヤマト」の艦内構造に精通している真田副長であった。
「第二連合艦隊の旗艦は、ヤマト級なのでしょうか?」
『ほう、よく気付いたな、サナダ中佐。
確かに、我が二連艦司令部はヤマト級二番艦「ムサシ」を旗艦としている。
姉妹艦同士で舳先を並べて任に就くこと、心待ちにしている!』
パエッタはそう言い置くと、今度こそ通信回線を閉じた。
「まさか、同型艦がいるとはのう。」
「……もし『ヤマト』がテレザートから帰ってこなかったら、
その二番艦を影武者にするつもりだったのかな……」
「まさか!」
通信終了後、第一艦橋の乗員らは「ヤマト」の姉妹艦の存在に驚いていた。
土方艦長は、脳裏に防衛軍の頂点に立つ腹黒い連中の顔をよぎらせつつも
乗員たちの掌握に努めた。
「……落ち着け。
決戦には間に合わなかったが、まだ全て終わったとは限らん。
これより『ヤマト』は、土星沖の地球艦隊と合流。
協同で対白色彗星警戒の任に当たる!」
「「「はっ!」」」
斯くして、テレザートへの遠征から戻ってきたばかりの「ヤマト」は、
デスラーの"手土産"を伴い、慌ただしく土星沖へと向かうのだった。
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そして、西暦2203年5月8日・極東時間1800時。
芹沢防衛軍統括司令長官、ガミラス第一四空間機甲軍団司令官フラーゲを筆頭に
地球・ガミラス合同の太陽系防衛司令部が陣取る防衛軍司令本部に、
土星沖に展開する連合艦隊から映像が転送され、モニターに映し出された。
映像には、ガトランティスの大帝・ズォーダーであろう、
鸚緑色の肌と白髪をした威厳ある佇まいの男が現れる。
(奴が……)
その迫力に、思わず芹沢も息を吞む。
1000年前より代替えを重ねつつ、宇宙中を駆け巡り破壊と殺戮を繰り広げてきた
戦闘種族ガトランティスの指導者。「真実の愛を知る者」と嘯き、
時として残酷な選択を知的種族に強いてきた男。
だが、その男は今、およそ1000年ぶりの敗北者として、画面越しに芹沢の前にいる。
「___」
そして、白色彗星の主・ズォーダー大帝は口を開いた。
芹沢の送った勧告に対し、彼は_____
TO BE CONTINUED →