人物解説に比べると、少し真面目に語っています(当社比)。
あれこれ設定をこねくり回したものもあり、中々に思い入れがあります。
ぜひ、最後まで読んでいただけると幸いです。
◎地球連邦防衛軍
○ヤマト型宇宙戦艦
・"史実"世界線と基本的にほぼ同一。テレザート派遣時における差異は
同世界線での最終決戦仕様で追加された前甲板などのパルスレーザー機銃の
一部が最初から装備されている点、格納庫など各種収容スペースの拡大、
艦設備の自動化・AU11型ロボット群を代替乗員として配する形で
省人化が進められている点が挙げられる。
・試作非実体型
D級戦艦と同じ形式で拡散波動砲を発射可能な艦首波動砲を除いて、
ほぼ完全な同型艦である「ムサシ」も2202年半ばに就役している。
○アンドロメダ級宇宙戦艦
・A級宇宙戦艦とも。"史実"世界線との相違点として一回りほど大型化。
主武装は長砲身型16インチ収束圧縮型陽電子衝撃砲三連装四基12門と
早期就役が図られたため"史実"の艦と口径に変化はないが、
強力なエネルギー伝導装置や高性能な揚弾機構の装備により強威力を誇る。
副兵装として5インチ両用速射陽電子衝撃砲連装8基16門、
艦橋後方に2基並列配置の煙突型VLS、艦体各所に空間魚雷/ミサイル発射管、
艦上部にパルスレーザー機銃群・船体舷側に隠蔽格納式無砲身機銃を装備。
機関やレーダー、波動防壁にも最新技術が惜しげもなくつぎ込まれ、
艦載機としては防空用無人戦闘機コスモクロウ36機が搭載。
省人化・自動化が高度に組み込まれ、運用乗員は200名に抑えられている。
・同型艦
「アンドロメダ」「アルデバラン」「アキリーズ」「アンタレス」
○アポロ級宇宙戦艦
・アンドロメダ級の改設計型・準同型艦。前級共々A級宇宙戦艦に類別。
アンドロメダ級との差異は波動機関の改良による速度性能の向上、
5インチ速射型陽電子衝撃波砲の両舷部各1基・計10基20門への増載など
各種対空火器の増設、艦載機である防空用無人戦闘機の48機への増加。
同級では本来、20インチ三連装砲を搭載する予定だったが、
一日も早い配備が望まれたことでアンドロメダ級と同じ砲を搭載した。
2202年当初はアンドロメダ級と同じく四隻の建造が予定されていたが、
七・八番艦はG計画のため建造中止になり資材が流用されたことで、
戦後に改めて七・八番艦が20インチ砲搭載艦として建造中。
・同型艦
「アポロ」「アルテミス」
「アルフェラッツ」(建造中)「アークトゥルス」(建造中)
○ドレッドノート級宇宙戦艦
・D級宇宙戦艦とも。アンドロメダ級同様に大型化を果たし全長350mに。
16インチ収束圧縮型陽電子衝撃砲三連装三基9門を主兵装とし、
副兵装に5インチ両用速射陽電子衝撃砲連装8基16門、
艦橋後方に煙突型VLSなど空間魚雷/ミサイル発射管、パルスレーザーを
艦各所に多数備えており、コスモクロウ無人迎撃機24機を搭載。
機関や各種艤装もアンドロメダ級と同水準の、防衛軍の主力戦艦。
戦後の軍縮条約では時間断層工廠で建造中の同級のうち数隻が、
武装非搭載の試験艦・支援艦艇に艦種変更された。
・同型艦
「ドレッドノート」「ドーントレス」「ダイナミック」「ディフェンス」
「デラウェア」「ヴァーモント」「ネブラスカ」「カンサス」
「サウスダコタ」「デワ」「ハリマ」「ヒタチ」「サツマ」
「ドイッチュラント」「エトワール」「デモクラティ」「レパント」
「ドロットニングホルム」「ヴィクトリア」「クレムリン」
「ツタンカーメン」「イリアン」「デーヴァ」
「ワシントン」(建造中)「デアフリンガー」(建造中)
「サラミス」(建造中)「グッドホープ」(建造中)「サラディン」(建造中)
・準同型艦
「ヘファイストス」(建造中、重工作艦に艦種変更)
「アカシ」(建造中、重工作艦に艦種変更)
「アクエリアス」(建造中、長距離探査艦に艦種変更)
「アマテラス」(建造中、長距離探査艦に艦種変更)
「プロメテウス」(建造中、試験艦に艦種変更)
「アスカ」(建造中、試験艦に艦種変更)
○改ドレッドノート級宇宙空母
・D級戦艦の船体をベースに後部を延伸拡大し設計された全通甲板型空母。
全長は約400mで、ガミラス供与の宇宙空母のデータを参考に設計された
低航跡波複合ノズルを装備し、噴炎は航空機の発着艦に影響を及ぼさず
高い速力・機動力を発揮可能。波動砲は非装備で、武装も自衛用の
5インチ両用速射連装陽電子衝撃砲4基、各所のパルスレーザー、
艦体格納式防空ミサイル発射管のみ。艦容積は殆ど航空機用の
立体ロータリー式格納庫が占める。基本搭載機はコスモタイガー96機。
無人機と混載した場合は100機以上を搭載可能。
・同型艦
「ペガサス」「ガルーダ」「グリフォン」「ヒリュウ」
○エディンバラ級宇宙巡洋艦
・通称:E級巡洋艦。例によって全長230mへ大型化。後部が延びた艦影になり、
主砲は8インチ収束圧縮型三連装陽電子衝撃砲を前部2基、後部1基装備。
全幅の増大で余裕が生まれた艦橋左右には5インチ両用速射連装陽電子砲が
前後に計4基、艦首下部にも同1基が配置され、パルスレーザー砲も多数追加。
空間魚雷発射管は内蔵式へ、艦首波動砲を廃し重力子スプレッド砲に換装。
艤装の各種スペックも強化されている。
・同型艦
「エディンバラ」「エル・パソ」「エド」他多数
○フォークナー級宇宙駆逐艦
・通称:F級駆逐艦。例の如く全長150mに大型化、巡洋艦同様後部が延伸。
5インチ両用速射連装陽電子衝撃砲を主砲として前方2基、後部1基を搭載。
艦首や艦後部には大口径のパルスレーザー砲塔が設置。
空間魚雷発射管は巡洋艦と同じく内蔵式になり、小型波動砲の計画凍結により
空いたスペースは魚雷庫となり弾数が向上。史実よりも加速力や機動力に
関するエネルギー伝達網の強化・効率化されている。
・同型艦
「フォークナー」「フレッチャー」「フブキ」他多数
○改コンゴウ級宇宙装甲巡防艦
・通称:改K級装甲
旧来のコンゴウ型宇宙戦艦を設計ベースにした波動機関搭載型艦艇。
三連装8インチ収束圧縮ショックカノンを原型艦における艦橋砲塔以外の
三カ所に装備、艦橋は史実E級艦のものに近い新設計の構造物を持ち
E級と似た配置で副砲の5インチ両用速射連装陽電子衝撃砲を二基配備。
これもE級同様、史実で波動砲を装備した艦首に重力子スプレッド砲を装備。
波動砲機構に相当する部分はミサイル/空間魚雷庫となっている。
・同型艦
「タイコンデロガ」「ソールズベリー」「ユウナギ」他多数
○改ムラサメ級宇宙巡防艦
・通称:改M級
旧来のムラサメ型宇宙巡洋艦を設計ベースにした波動機関搭載型艦艇。
改K級ほど艦影は変化せず、他改設計艦同様機関内包部が若干大型化し
備砲が5インチ連装陽電子衝撃砲に換装された程度。
艦首大口径ショックカノンは廃されその分の空間が弾薬庫に回されている。
○改イソカゼ級宇宙護衛艦
・通称:改I級
旧来のイソカゼ型宇宙駆逐艦を設計ベースにした波動機関搭載型艦艇。
備砲は5インチ単装ショックカノンに換装、宙雷兵装は亜空間短魚雷の
使用も可能となっている。省人化が著しく、運用人員定数は最大でも10名。
○改
・通称:改FE級。下記の宇宙輸送艦をベースに設計された無人戦闘艦。
艦艇というより打撃プラットフォームというべき存在で、正規の戦闘艦には
総合戦闘力は遠く及ばないものの、出自ゆえに優れた生産性を誇るため
2203年の防衛艦隊の数の上での主力として多数が量産・整備された。
波動機関付き・動力自給型波動砲ユニットを装備した波動砲艦型、
融合弾頭ミサイルなどを格納するVLSコンテナを装備した
ガミラスから技術供与された反射衛星砲と反射板機を搭載した型があり、
後者二形式は宇宙空間航行能力を廃した惑星防衛プラットフォームとして
第十一番惑星・炉王星の海に潜水隠匿される形で複数が配備され、
2202年12月に襲来したガトランティス艦隊の殲滅・惑星防衛に貢献。
後述のワープ阻害装置を組み込まれた自航式跳躍阻害システム艦や
設置式ワープ阻害装置の牽引も可能なステルス偵察艦タイプも存在。
戦後の軍縮条約で、「波動砲船団」を構成した波動砲艦型は全廃、
他型も半数が輸送艦や非戦闘艦に転用されることとなった。
○
・通称FE級。艦影は史実におけるキサラギ型宇宙貨物船に類似しているが、
全長250mに大型化しており、船倉ほか各区画は生産性重視の簡略化された
デザインとなっており、艦橋も21世紀前半の海洋貨物船のものに似た
比較的小型なものへ変更。少人数あるいは自動運航が可能となっている。
防衛軍宇宙艦隊にも船倉部を補給用ユニットや艦内工廠に換装・転用した
補給艦型・工作艦型などが配備されており、戦闘部隊を支えている。
ガトランティス戦後、5000隻近く建造された改FE級無人波動砲艦から改装、
または同級の自己完結式波動砲の機関ユニットを核に半ば新造された艦は
共和政ガミラスに借款のカタとして全て譲渡され、寿命を迎えつつある
惑星ガミラスからの移民計画の輸送手段として活躍。
地球の時間断層や地表の工廠では依然同級の建造は続けられており、
戦後の地球商船隊の主力となる23世紀標準型輸送船と位置付けられている。
○O級宇宙重量物輸送艦
・直径1.5kmに達する二重の巨大リングがトラス構造で繋がった船体構造で、
リングの頂点に当たる所にFE級と同型の艦橋構造物が置かれ、
進行方向と反対側に突き出す形で船体リングの上に正十二角形を描くように
巨大波動エンジンが配置された宇宙特殊輸送船。省人・無人運航可能。
船体リング内に小型の小惑星などを重力アンカーで固定したり、
大型資源小惑星の表面に張り付いて移送を行う宇宙曳船。
時間断層工廠でパーツ単位で建造され、月面で組み立てられた。
波動砲船団の資材となった資源天体の移送、炉王星沖に漂流する
無人カラクルム級の鹵獲・移送に加え、さらに設計を簡略化されたタイプが
惑星間弾道弾のワープブースター・波動防壁ユニットとして利用され、
FE級同様に前線・後方の両面から地球防衛に貢献した。
戦後は、戦闘投入されなかった上述のワープブースター艦の残余を
改修したものと、大気圏往還能力が付与された追加建造艦が
旧波動砲船団のFE級ともども移民計画を進めるガミラスに供与され、
主にガミラス星の都市建造物を移築するための輸送船として活躍している。
・惑星間弾道弾を艦隊に突入させる展開ともども「銀河英雄伝説」に登場した
ガイエスブルク要塞の外接式ワープエンジンに着想を得ている。
◯国連宇宙軍標準型宇宙輸送艦
・2199年以前の国連軍宇宙艦隊の後方で活躍した支援艦艇のベース。
地ガ講和会議の舞台になった「ユートピア」や
オセアニア管区宇宙艦隊の所属艦「オーウェンスタンレー」が登場。
練習艦・資源輸送艦などとして生き残った旧国連軍戦闘艦艇と共に
新世代の地球艦隊建造のため最後の奉公を行い、順次退役した。
中には降伏したガトランティス将兵を輸送したものも。
・外見は「機動戦士ガンダム」のコロンブス級輸送艦を単胴式にしたもの。
○鹵獲カラクルム級宇宙突撃艦
・炉王星の戦いで生じ、鹵獲された大量の無人カラクルム級の漂流艦から
損傷が少なかった一部を選出し、後述の三式亜光速重誘導弾発射母体および
特攻艦として武装・機関などを修復・改装したもの。
土星沖海戦で投入されず、新生ガトランティス側に自衛用戦力として
引き渡されなかった艦は、戦後の軍縮で廃棄され民生用資源となった。
○宇宙特務艦ガーディアン
・通称:G計画艦。
対白色彗星用決戦兵器「超波動砲」(史実トランジット波動砲)を搭載した巨艦。
艦体前部はA級戦艦とほぼ共通し、左右にFE級を転用した艦首耐熱波動防壁
展開システムが各1隻接合されている。後部はD級戦艦の左右にA級の後部船体を
それぞれ1隻分配し、挟みこんだような形状。武装は皆無で、波動防壁用の
ジェネレーターが艦体各所に存在し、発射時までの艦体維持を担っている。
艦橋構造物は船体後部中央・D級の艦橋に相当する部分に、他艦級とは異なる
尖塔のような、非常脱出ロケットを兼ねたものが設置されている。
・デザインモチーフはPS版の超アンドロメダ級「春藍」。
艦橋が脱出ロケットになる設定は旧作さらばのアンドロメダ初期案から。
○一式空間戦闘攻撃機(SF/A-01)コスモタイガー
・史実世界線におけるコスモタイガーⅡ。本作では搭乗員の慣熟期間短縮のため、
コスモファルコンなど従来機の操縦感覚などを引き継げる、一部が共通した
インターフェースが採用されている。スペック的には大きな変化はない。
○二式無人空間戦闘機(SFQ-02)コスモクロウ
・有人機による制空任務の補助・迎撃・防空を主任務として
コスモレイヴン共々開発された小型無人戦闘機。
主に改FE級無人軽空母(及び派生型の惑星防衛施設)で運用されるほか、
A級・D級戦艦に飛行隊(12機)単位で搭載され、艦隊直掩を担う。
ガミラス軍にもグアム島大使館の警備防空ドローンなどとして導入。
外観は「Ace Combat 7」の無人戦闘機ADF11F。
○二式無人空間重戦闘攻撃機(SHF/AQ-02)コスモレイヴン
・史実世界線におけるコスモタイガーⅠ。
本作では無人の大型高速攻撃機として正式採用。
外観面では先端コクピット部に操縦AIが積まれ完全遮蔽化されている以外に
特に変更はないが、無人機のため史実よりピーキーな機動性能になっている。
コスモクロウ同様改FE級無人軽空母とセットで運用されており、
新世代無人機開発計画「ブラックバード」で策定された
攻守分離・特化構想の「攻」を引き受けている。
○技術実証機XP-1501
・上記の防衛軍新型無人機を開発するためのデータ収集用有人実験機。
地上航空基地や実験空母「アーガス」(旧「バルメス」、後述)で
搭乗したヤマト航空隊員や地球の精鋭パイロットの機動・戦闘データを
"鴉"たちにフィードバックさせ、その活躍に寄与した。
外観は旧作におけるシームレス戦闘機。
コスモタイガーⅠのデザイン元が同機体だったことが元ネタ。
○無人反射中継板機
・炉王星に配備された改FE級惑星防衛プラットフォーム(反射衛星砲艦型)に
搭載されていた、反射衛星の機能を代替する特殊無人機。
平たい機体の底面に反射板(リフレクターフィールド展開装置)が
装備されていて、反射衛星よりも生残性や運用の幅が高くなっている。
外観と元ネタは旧作Ⅲのバーナード星に登場した同種機体。
○無人宇宙高速艇
・ガミラスが賠償技術資料として供与したFS型宙雷艇の機関を参考に開発した
ワープ可能な無人舟艇。コスモレイヴンを上回るペイロードを持ち、
AU型制御AIを搭載し自律行動ができる他、外部からの制御も可能。
構造は波動機関と推進機が貨物区画についた簡素なもの。
外観は旧作2登場の雷撃艇。
○二式空間機動甲冑
・AUユニットの機能拡張フレームやガミラス警備大型ロボットなどに使われる
技術を利用し試作されていた「試一式機動甲冑」をさらに発展させたもの。
歩兵に空挺飛行能力・装甲車並の防御力・火力を付与する重パワードスーツ。
外観はR.A.ハインライン「宇宙の戦士」の強化装甲服と
2205登場の五式機動甲冑を混ぜたようなデザインというイメージ。
○波動融合弾
・波動エネルギーの平和転用を目的とした物理研究の産物。
元来の用途としては、暗礁空域での航路啓開などを想定していた。
概念的には旧作の波動カートリッジ弾(波動エネルギー封入タイプ)を
艦隊規模の撃破が可能なレベルにまで強力にしたもの。
○波動掘削弾
・波動融合弾同様、波動エネルギーの平和利用研究の成果で
元来は大型小惑星を破砕し移送・採鉱を容易にするために開発された。
外観は2205登場のもので、史実より3年ほど先んじて製造したという設定。
○三式亜光速重誘導弾
・融合弾を含む既存の戦術ミサイルを大きく凌駕する巨軀と推力・射程を誇る。
ガトランティス太陽系本格侵攻直前に正式採用・急速量産され、
波動融合弾を搭載したものが投入された土星沖海戦では戦局を決定づけた。
◎共和政ガミラス国防軍
○巨大戦艦デウスーラ
・拙作においては、戦闘兵器としては極めて優秀であるが、
艦船としては居住性などに大いに問題があるという、
建造元であるガトランティスの歪さを暗示する艦となっている。
原作通り、超波動砲のエネルギーから「ヤマト」を守る盾となった。
○改ゼルグート級航宙重戦艦
・原型であるゼルグート級戦艦の設計の大部分を受け継いでいるが、
搭載されている7基の主砲のうち艦尾最後部の機関付近の1基と
艦底部の1基を除く5基が、無砲身型四連装490mm陽電子ビーム砲塔から
太い砲身を持つ同口径の三連装カノン砲塔に換装されており、
有砲身砲塔は実弾も発射可能な構造で直下にある弾薬庫から給弾される。
地球側の提供データなども基にして開発された、ガミラス艦での運用に
より適する
通信能力も強化されており、元来通りの艦隊旗艦としての機能に加え、
単艦で多数の無人艦の指揮統制が可能となっている。
一番艦は銀河機甲軍の中核として配備され、二番艦以降も航宙艦隊司令長官
ディッツ提督の旗艦など、航宙艦隊基幹部隊の司令艦として続々配備中。
・同型艦
「ツェルベロク」「ディゾニツォス」「グデーヴニール」他
○ランダルミーデ級航宙戦艦
・ガミラスが地球軍の新型戦艦「アンドロメダ」に触発され開発を開始、
地球側からも設計データ提供やライセンス生産承認など支援を受け、
ガミラスに貸与された時間断層工廠で建造。
船体規模は原型となった「猛虎咆哮す」世界線のA級(約500m)同等だが、
艤装のサイズや配置はガミラス基準に変更(地球の新造艦は元からガミラスとの
共闘を意識し互換性が相応に確保されており小規模な変更で済んだ)された。
兵装も大部分は原型艦を踏襲、新技術を取り入れたガミラス製、
ライセンス生産した地球製武装が大半を占め、主砲は改ゼルグート級と同じ
実弾発射も可能な三連装490mm陽電子カノン砲を計4基搭載。
アポロ型戦艦と同じ配置で艦橋の左右にライセンス生産した
5インチ両用速射連装陽電子衝撃砲各5基・合計10基装備。
同じくライセンス生産した重力子スプレッド発射機も装備されている。
地球側のパルスレーザー対空砲技術を取り込み口径を40mmに大型化して
出力も強化した改良版陽電子速射砲塔の有砲身型を艦上各部に、
隠蔽格納式を船体舷側のバルジなど各所に近接防空火器として設置。
政治的事情から艦首に
砲口一つにつき空間魚雷発射管10基が配され、波動砲の機構総統の空間は
弾薬庫に置換、ミサイル発射管からはガミラシウム弾頭大型魚雷も発射可能。
艦首以外の艦体各所にも多数の空間魚雷ミサイル発射管を装備。
改ゼルグート級で運用実績の積まれた
装甲船体設計と併せて防御力も高く、機動力や索敵能力、射撃システムなど
あらゆる面でも、ガミラス版アンドロメダ級の名に恥じない性能になっている。
・同型艦
「ランダルミーデ」「デルス・ガードラ」「ゼイラギオン」「バーゲルストⅡ世」
○ハイゼラード級航宙戦艦
・拙作中には元はガミラス宣伝情報相ミーゼラ・セレステラの乗艦で、
国防軍に接収された後、同国外務省の要人移送艦となった「シャングリ・ラー」、
銀河間航路攻防時のバレルド・アクション将軍の旗艦「アンクシャール」が登場。
○ガイデロール級航宙戦艦
・刑務所を脱獄し親衛隊残党、後に救国軍事会議の客将となった
グレムト・ゲールの旗艦「ゲルガメッシュⅡ世」が登場。
○ガイペロン級航宙母艦
・バラン星亜空間ゲート防衛作戦に参加したガミラス軍航空戦隊の所属艦や、
地球に賠償船団として来訪し、技術資料として引き渡され、
地球軍の練習/実験空母「アーガス」となった同級初期型「バルメス」が登場。
○ゲルバデス級航宙戦闘母艦
・治安回復のため大マゼラン銀河を再訪する宇宙戦艦「ヤマト」に代わる
太陽系防衛戦力として第十一番惑星・炉王星に展開した、
ネレディア・リッケが率いる派遣艦隊の旗艦「ミランガルⅡ世」や
救国軍事会議連合艦隊の表向きの顔である銀河系探査艦隊の構成艦が登場。
○メルトリア級航宙巡洋戦艦
・拙作中にはバーガーの乗艦「バーゲルスト」(独自命名)が登場。
地球との講和からヤマトの大マゼラン再訪時までバーガーと共に活躍。
○デストリア級航宙重巡洋艦
・ガミラス軍の主力艦。
○ケルカピア級航宙高速巡洋艦
・ガミラス軍の主力艦。
○クリピテラ級航宙駆逐艦
・ガミラス軍の主力艦。
○改デストリア級無人航宙重巡洋艦
・ガミラス軍が地球から貸与された時間断層工廠の一つで研究・建造した
既存設計を転用した無人巡洋艦。自動制御の無人艦へと手直しするにあたり、
艦橋や乗組員居住用空間が省かれ、司令艦からの命令を受信する通信設備と
生身の将兵やガミロイドに代わって操艦・戦闘を制御する人工知能・電算装置が
配置される空間に代替。艦内通路・生命維持用の気密空調設備なども除かれ、
代わりに
内部設計は別物と呼べるほどに異なる。外観も艦橋構造物は根元から撤去され、
クリピテラ級と大差ない小振りな索敵・通信用上部構造物が置かれている。
○改ケルカピア級無人航宙高速巡洋艦
・ガミラス軍が地球から貸与された時間断層工廠の一つで研究・建造した
既存設計を転用した無人巡洋艦。デストリア級同様武装面で目立つ変更はないが
艦内設計は大幅に変更、波動防壁と帯磁加工装甲を合わせた高い防御力を誇り、
敵陣内での激烈な砲戦に長時間抗堪可能となっている。
○改クリピテラ級無人航宙駆逐艦
・上記の巡洋艦型に続いて建造された、クリピテラ級を設計ベースにした無人艦。
原型艦とは異なり、前後甲板の武装は空間魚雷用VLSのみで、
VLS自体も原設計での各種有人スペースを埋める形で拡張されている。
敵陣内へ突入する運用構想の巡洋艦型と違って波動防壁は装備されておらず、
敵から離れたところからミサイルを投射する可動式ミサイルランチャーという
地球軍の改FE級無人打撃艦と似た位置づけ。
一部は無人偵察宙雷艇の無人母艦にもなった。
○FS級宙雷艇
・ワルゴニア星沖で「ヤマト」にガミラシウム魚雷を発射した親衛隊所属艇、
ガミロイドが搭乗した長期・長距離哨戒艇が登場。
○敷設艦
・ガミラス葉巻型貨物船を改造したもの。機雷を満載したコンテナを射出し
迅速に機雷原を構築することが可能。
バレルド・アクションに率いられた新バラン鎮守府所属艦が登場し、
銀河間航路の戦いでガミラス輸送船団の防衛に貢献。
○重工作艦
・ガミラス葉巻型貨物船を改造したもの。炉王星の人工太陽修復に従事していた
リッケ艦隊所属艦や、時間断層工廠ステーション設置のため対地球賠償船団に
参加していた艦が登場。
○補給艦
・2199漫画版から登場、球状のカーゴを連ねた三列の船倉前後に艦橋と
機関部を有する艦隊補給艦。リッケ艦隊所属艦などとして登場。
○貨物船(重機材運搬船)
・葉巻のような、芋虫のようなシルエットの民間船。
地球への賠償船として送られた艦や、バーガーの弾丸船団所属艦などが登場。
○タンカー
・球状の船倉を三つ連ねた形状が特徴的な民間船。
地球への賠償船として送られた艦や、バーガーの弾丸船団所属艦などに加え、
内部を親衛隊兵士のクローン工場に改造した偽装プラント艦が登場。
○空間艦上戦闘機(DWG109)デバッケ
・バラン星沖海戦でメダルーサ級攻撃部隊の陽動・対空砲火誘引として登場。
○空間雷撃機(FWG97)ドルシーラ
・バラン星沖海戦でメダルーサ級を攻撃、敵の作戦を粉砕した。
○戦闘攻撃機(DWG229)メランカ
・単艦で脱出したチャグラムのメダルーサ級を拿捕するため、
艦内へ突入するガミロイドを支援する役回りとして救国軍事会議機が登場。
○内火艇(SDG61-L)
・上記の拿捕作戦でのガミロイドの強行着陸機、
テレザート星にて、聖域から「デウスーラ」への輸送手段として登場。
○ガミラシウム弾頭
・元々は親衛隊と軍需省兵器開発局の一部によって開発が進められており、
2199年以前のガミラス軍では旧式・蛮族の武器と見なされてきた実体弾が
宇宙戦艦ヤマトによって多用され、当時のガトランティスの新型戦艦や、
超戦艦デウスーラ2世が撃沈された事実が戦訓を鑑みて、
戦後のガミラス軍で研究開発が再開され、実用化された。
大マゼラン銀河の一角で発見された放射性危険物質ガミラシウムを利用しており
目標に命中するなど一定以上の強力な物理的衝撃で強力な融合反応を起こし
敵に大損害を与える。
・弾頭を搭載する大型魚雷は対艦徹甲弾として堅牢に設計・製造されており
ガミラシウムを利用して強化された帯電磁加工ミゴヴェザーコーティングにより
迎撃機銃程度であれば命中まで持久できる上、計算上では実体弾として
波動防壁をも貫通可能な仕様になっている。
・元ネタは旧作完結編のハイパー放射ミサイル。
○強制転移・跳躍阻害装置
・史実世界線においては「ガミラス臣民の壁」として耐高熱壁と組み合わせ
火焔直撃砲の対策に転用されていた、人工重力源技術を利用したシステム。
重要星系への無断侵入防止、戦略・戦術ワープによる奇襲防止に利用される。
2199年以前からガミラスで開発されていたが、政治的混乱で実用化・投入されず
民主化と共に急速に実用化・サレザー星系やバラン星など重要拠点に配備され、
地球にも技術移転され時間断層で大量生産された。
来襲するガトランティス艦隊や白色彗星の侵攻ルートを限定し行動を封じ込め、
地ガ連合軍の敷いた迎撃エリアに誘引、撃滅する作戦に大いに貢献した。
・元ネタと外見はPS2版「暗黒星団帝国の逆襲」登場の空間歪曲装置。
○反射衛星砲
・拙作においては地球への技術供与時機が先倒しとなり、
戦闘衛星リングの代替防衛手段として地球防衛軍に導入され、
FE級改造のプラットフォームに載せられて炉王星防衛に活躍した。
◎帝星ガトランティス軍
○白色彗星
・正式名称「滅びの方舟」、古代アケーリアス文明の遺した破壊装置。
原作においては物量と初見殺し性能により地ガ連合軍に大打撃を与えたが
拙作中では迎撃側の指揮を執っていたのが初見の人間でなかったため
彗星をメタる作戦を立てられあっさりと攻略されてしまった。
その後、ズォーダーとサーベラーの結婚式場となりヤマトの超波動砲で
完全に破壊される。これがホントの火葬戦記ってね。
○メダルーサ級殲滅型重戦艦
・拙作中にはチャグラム大都督の旗艦など、
亜種ガトランティス人部隊の旗艦として主に登場。
○カラクルム級大戦艦
・ガトランティスの主力艦艇として登場。
拙作では彗星帝国軍も人員面から運用に難儀していた、と描写している。
○ゴストーク級ミサイル戦艦
・ゴーランド艦隊構成艦が主に登場。
拙作ではガイゼンガン兵器群の本格就役までガトランティス機動艦隊の
主力になっていたと設定、カラクルム級に代替された同級がミサイル戦艦に
改造され、集中運用される形になっていった……としている。
・近衛艦隊旗艦「ガーマ」は艦首に巨大ミサイルを四発搭載した
2202ゲームのオリジナル艦艇が元ネタ。
○アポカリクス級航宙母艦
・バルゼー提督の旗艦「バルゼー」が登場。
黒塗りの二、三番艦は実戦投入に間に合わず新星ガトランティスの
自衛軍艦隊の主力となった。
○ナスカ級打撃型航宙母艦
・ガトランティスの主力艦艇として登場。
○ラスコー級突撃型巡洋艦
・ガトランティスの主力艦艇として登場。
雷撃型を登場させるべきだったかもしれない。
○ククルカン級襲撃型駆逐艦
・ガトランティスの主力艦艇として登場。
○試作次元潜航艦ウシュマル
・偶然発見・鹵獲したガミラス軍の試作次元潜航艦(行方不明扱い)を解析し
得られたデータから科学奴隷に建造させたガトランティス式次元潜航艦。
建造コストが高すぎたこと、運用面でもガトランティスの戦術思想に
あまり合わなかったことから開発は中止された。
開発で得られたデータはデウスーラ外殻ユニットの亜空間航行能力に利用。
彗星帝国の上部宇宙港に放置され半ば存在を忘れられていたが、
ガトランティスの敗戦後、ズォーダーが己のケジメで「方舟」に残る際
彗星内を探査する地ガ機械人形・ドローン部隊の目を避けるために利用され
ズォーダーとサーベラーの"結婚式"実現の立役者となった。
・元ネタ・外観は言うまでもなく旧作白色彗星帝国の潜宙艦。
○自滅型突撃艦
・初期ロットが巨大空母に搭載され土星沖海戦に投入されたが、
以降のものは決戦に間に合わなかった。
○甲殻攻撃機デスバテーター
・ガトランティスの主力艦載機・汎用艦載艇として登場。
○甲殻超重爆撃機パラノイア
・かなり以前に使用されていた旧式兵器。一部を制圧した惑星に展開させ
残る部分の掃討に利用されていた。退役間近で彗星内航空基地に残っていた
残存機は急遽、地球軍の波動砲船団迎撃に駆り出されたが、
船団の護衛についていた戦艦「アポロ」率いる地球軍第五艦隊に撃破された。
・元ネタは旧作の迎撃機パラノイアと2202シナリオ集の巨人機。
外観はパラノイアを100mほどに巨大化させ、機首を装甲化し
円盤型機体にデスバテーターの輪胴回転機銃を複数基配したイメージ。
○改メダルーサ級陸上戦艦
・テレザート守備部隊であるザバイバル陸戦軍団の主力として登場。
岩盤ごとあっけなく封殺される。
○多脚戦車
・カニのような姿をしており、"背中"に対車両・対空用の輪胴回転ビーム砲塔、
"腹"に対人用の輪胴回転機銃を装備している。
炉王星侵攻時に第八機動艦隊前衛部隊が空母から艦載機を利用した空挺投下・
艦載機全滅後は着陸した艦からの直接投入を計画していた他、
テレザート星の聖域テレザリアムがある島嶼部に機械人形ニードルスレイヴと
防衛部隊として配置されており、同惑星を包む岩盤内壁に展開していた
ザバイバル陸戦軍団の改メダルーサ級陸上戦艦にも搭載されていたが、
前者はヤマトの航空隊と空間騎兵隊に敗れ、
後者は積載していた陸上戦艦諸共無力化された。
・2202シナリオ集・小説版から登場。
○大型多脚戦車ヘルベスティア
・上記の多脚戦車を二回りほど大型化し、"背"に反射衛星砲を搭載したもの。
光線屈折端末はビーム反射板を装備したニードルスレイヴ群で、
テレザリアム地下空間に配備され、同地の守備と、女神テレサの高次元からの
引きずりだし(=現実世界の滅亡)を任されていたが、近接航空支援に発進した
ヤマト航空隊のコスモタイガーが投下した地中貫通爆弾により爆砕された。
・2202シナリオ集・小説版から登場。
○螺旋衝撃砲
・一部のカラクルム級に「旋回雷撃砲」に代わって装備された特殊兵装。
同級艦橋砲塔最下部の2門が換装されたもので、砲身はより太くなっている。
発射されたビームは竜巻のような"余波"を纏っていて、
一度に敵艦複数隻巻き込むほど幅が広がり、巻き込まれるとビームが
直撃していなくても艦体に負荷を与え爆発させる。
ビーム自体も"決戦兵器"に位置づけられるほどの高威力を誇り、連射も可能。
・元ネタは無論旧作彗星帝国大戦艦が装備した兵器。
これを以て「宇宙戦艦ヤマト2202 if 猛虎咆哮す」完全終了となります。
同世界観の続編「宇宙戦艦ヤマト3199 If 激浪への挑戦者」も是非、ご一読下さい!