ジャッジメントですの!に転生したけど おねぇさまぁ!した方がいい?   作:ゆうてい

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簒奪(さんだつ)風紀委員(ツインテール)

 3

 

 

「ぁあアアアァあぁァァアァああアアァァアア!!!!!」

 

 それは突然の出来事だった。後ろの少女が悲鳴を上げ、痛みに耐えながら頭を掻きむしり始めた。その光景はまるで恐怖の極地に身を置いているかのようだった。少女の顔には苦悶の表情が浮かび、狂おしいほどに髪を引っ張りながら悶え苦しんでいる。絡まった髪は彼女の手をからみつけ、血がにじむほどの力で引っ張られている。

 

「どうした食蜂!テメェら何したんだ!」

 

 上条は絶叫した。

 しかし、この状況を唆した彼らでさえも、予想以上の展開に困惑の表情をヘルメットの下に浮かべていた。

 

「食蜂!」

 

 何度名前を呼んでも彼女の反応はなかった。彼女は止まることなく四方八方に目を動かし、真っ青な顔を地面に向けることだけに集中しているようだった。

 

「黒子、食蜂が大変なことになった!」

『ええ、聞こえていましたわ!すぐに向かいますの!』

 

 すると、白井の姿が直ちに現れた。彼女に続いて、上条にも見覚えのある風紀委員たちが現れた。彼らは比較的近場の支部で活動する能力者たちであり、その能力は白井にも劣らないものだった。

 

「食蜂様は私が護送車まで送ります」

 

 少しだけ落ち着いた様子の食蜂は、地面に膝をつき、絶望の表情を今もなお浮かべていた。その目には深い哀しみと無力感が宿り、彼女の心の内がうかがえるようだった。

 彼女を横抱きにした女が、まるで掻き消えるかのような速度で身を動かしていった。その動きは滑らかで、俊敏さを感じさせるもの。彼女の姿が次第に遠ざかり、影となって消えていく。

 

「しかし、よくこんな人数を集められたな」

「本部はそれほど重要だと考えたんでしょう。まあ、レベル5と貴方の為なんですから、もっと多くても不思議じゃ有りませんわ」

 

「ありがとうな」と上条は肩をすくめながら恐縮そうな表情を浮かべた。その様子からは、自身の不甲斐なさや不完全さを感じ取ることができた。

 

「さて、そろそろ始めましょうか」

 

 後に簒奪(さんだつ)風紀委員(ツインテール)と呼ばれる大事件が始まりを告げた。

 

「ここからは断罪(ジャッジメント)の時間ですわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4

 

 

 八月某日

 とある路地裏

 

 この場には、総勢五十人にもなる赤服の男達——簒奪の槍(デッドロック)。群れのように行動し、圧倒的な数で敵に立ち向かう戦術を得意としていた。

 そして、たったの四人からなる、左腕に緑色の腕章を掲げた者たち——風紀委員(ジャッジメント)がいた。その腕章を掲げた者達は、それぞれひとりひとりが一騎当千を思わせる力を持っている。

 

 安寧を壊す者(偽りの力を求めた者)たちと、治安を守る者(自分の力を信じている者)たち。対照的な存在がこの場で対峙し、緊迫感が漂っていた。

 

 何拍かの沈黙の後、風紀委員の少女が簒奪の槍に向かって話しかけた。彼女の声は静かで穏やかだったが、明確な怒りがあるのは間違いなかった。

 

「今降参するなら楽に拘束して差し上げますが?」

 

「くくかかかか、後悔させてやるよ」

 

 そして彼らは最初の一歩を踏み出す。

 いや、最期への道を踏み出してしまったのだ。

 

 

 ♦︎

 

 

「あら、抵抗するんですの?」

 

 白井の心優しい言葉とは裏腹に、男たちはあらゆる武器を手にして彼女たちに襲いかかった。

 ある者は銃を手にし、ある者は刃物を構えていた。しかし、白井たちは軽々とそれらの攻撃をかわし、たじろぐことなく彼女たちは優れた身のこなしと瞬時の判断力で鋭い反撃を繰り出していった。その姿はまるで風のように俊敏であり、彼女たちの存在感は敵を圧倒していた。

 

 武器を奪われた彼らは、音速に迫る勢いで相手を目掛けて突撃した。その数は十人ほどもいたが、その全員が白井の能力によって無理矢理縛り付けられ、次の瞬間、近くのビルの屋上に転送され、捕縛されたまま放置される。

 白井の意図は明確ではなかった。しかし、彼女は簒奪の槍という装備だけを特別扱いし、転送させずに爆発させる選択をした。

 まるで天地が揺れ動くかのような轟音が響き渡り、爆風が空気を裂き、炎が舞い上がった。その破壊の力は猛烈に増していく。爆発音が十度響き渡り、その度に周囲を壊滅的に滅ぼしていく。

 

 簒奪の槍のリーダー格の男は舌打ちしながら、白井たちの異常な力に戸惑う。彼女たちを規格外と認識していたが、たったこれだけの攻撃で簒奪の槍が壊滅するとは予想していなかったからだ。

 白井たちはまさに異端の存在であり、彼女らの力は通常の枠に収まりきるものではなかった。男は深い失望感を抱きながら、その光景を目の当たりにする。

 

 熱さによって皮膚が悲鳴を上げる中、ピッチリとしたライダースーツに身を包んだ男たちは、次第に意識を失っていった。ライダースーツは一見頑丈そうに見えるが、その内側には蒸し焼けるような熱が溜まり、男たちの抵抗力を徐々に削いでいた。

 彼らは苦しみながらも、身を捩り、喉から漏れる絶望的な叫び声を上げる。その熱によって脳が揺さぶられ、意識は混濁し、彼らは自身の存在すら忘れ去るような感覚を覚えた。

 数人が次々と同じ運命に繰り返される光景は、まるで地獄のようだった。彼らの苦しみが、その場を支配し、闇に包まれていく様子は、誰もが目を背けたくなるほどの恐ろしさが存在していた。

 

「うまく行きますわね」

 

 白井は微笑みを浮かべた。彼女が簒奪の槍という装備をわざわざ爆発させていたのは、それが彼女の計画の一環だったからである。計画は特殊な薬を辺りにばら撒くことだった。そこには微細な粉末が空中に舞っている。一息吸えば判断力を低下させる幻惑剤だ。

 残るは二十もいない程度。上条を除く風紀委員は己の能力を発動させ、それぞれ各方向へと超スピードで飛んでいった。

 辺りは一瞬にして静寂に包まれる。目を凝らして周囲を見回しても、姿を現すのは二人だけ。簒奪の槍のリーダーと上条の存在が、静かな舞台の中心に立っていた。

 二人の間には沈黙が広がり、彼らの視線が交錯する。互いに対峙する姿勢を崩すことなく、彼らは対決の刹那を迎えた。

 

 

 5

 

 

 場所を変えた白井は、後を追ってくる赤い服を能力を使って縛り付けた。

 

「一応聞いておきますが、自分の意思ですわよね?」

 

 白井が問うと、意外にも男は話だした。

 

「ああ、確かあれは半年も前のこ——」

 

「——いやどうでもいいですの。そんなことはアンチスキルに言ってください」

 

 だが、そのまで聞くのはアンチスキルのお仕事で、白井に言うのはお門い。他の縛られた仲間にも笑われて赤くなった男の顔は、とても見れるものではなかった。恥ずかしがっていて可愛いのは女性だけである。

 あと九人。

 

 

 ♢

 

 

 黒部(くろべ)遥綺(はるき)は南に数百メートル移動し、男達が追ってくるのを待っていた。数秒後、身の程知らずな赤い弾丸が飛んでくる。女は身を捻りそれを避け、通り越して行ったところを縛った。

 

「白井に言われた通り一応聞くが、自分の意思でこんな事をしたんだよな?」

 

 女が問うが、男は言葉を返さない。

 

んん!(おい!)んんんんーんん!(喋れねぇだろ!)

 

 というか返せない。

 縄が顔にまで巻きつけられ、口を閉ざされているのだ。まるでお前は喋るなと言われているかのように。簒奪の槍で最高齢である三十後半のおじさんの言葉なんて、所謂JKが聞きたいとは思わなかったのだろう。

 あと五人。

 

 

 ♢

 

 

 春日井(かすがい)千夏(ちなつ)はマッハを超える速さで簒奪の槍を追い詰めていた。彼女は少し遊び心があり、相手を舐める癖があった。今回もそれは例外ではなく、本来ならば数秒で終わるべき仕事も、まだまだ終わる気配はなかった。

 彼女は敵を見下すような微笑を浮かべながら、相手を翻弄し続けていた。その速さと技巧によって、簒奪の槍は追い詰められ、苦しんでいた。

 

 彼女の能力は加速調整(アクセラレーション)。その最大出力を出し、ある地点で一瞬止まり、疑似的に分身していたのだ。殺せんせーみたいに。

 そして距離を少しずつ縮めて行く。簒奪側の九人は行き場を失い中央へと追いやられていく。いつの間にか、三人の仲間が縛られていた。気づいた時にはもう遅かった。

 簒奪の槍唯一の女は亀甲縛りをされ、檻槍の前に座らされていた。

 

「一応聞くけど、この男達に変なことされてない?」

 

 女は先程の二人とは全く違う質問をした。

 

(いやお前がしてるんだよ!)

 

 そんなこと、言えなかった。たっぷり一秒悩んだ後、精一杯に嘘をついた。

 

「この男達に弄ばれたんです!」

 

 すぐにバキバキと何かが折れる音がして、誰の声も息遣いも聞こえなくなる。そして、やっと気付いた。

 

(あれ、私今一人になったんだ?)

 

 女の勘はやはり素晴らしい。

 

キィヤァアアァァァアァアア!!! 

 

 女の叫び(性的に喰われたような)声が聞こえた。

 あと二人。

 

 

 ♢

 

 

簒奪の槍(クイーンダイバー)だったか?」

 

「まあそうだが、我々のことはデッドロックと呼んで欲しい。そうだ!レベル0同士楽しく話し合いでもしようじゃないか!」

 

 男は突然浮かんだアイデアを、冗談めかして口にした。

 

「食蜂をあんなにしたやつと話すと思うか?」

 

「そうか、話し合えば分かってくれると思ったんだが、残念だよ、同士をまた失ってしまうことは」

 

 男は上条を心の底から認めた。それから言葉はなかった。

 

 

 6

 

 

 

 簒奪の槍が空気を裂く音が聞こえた。男は性懲りも無くまた、相手に突っ込んだ。それしか攻撃方法がない訳じゃ無い。それが『簒奪の槍(デッドロック)』が選んだ、認め憧れた男に対する敬意だ。

 しかし、男が突っ込んだ先には上条の姿はありはしなかった。上条はその愚直な突進を何十回も見てきたのだ。類い稀な才能を持っている彼にとって、そんな攻撃に対処することは朝飯前のことだった。

 

 上条を殺した感覚がないことに気づいた男は目を見開き、驚きを隠せずにいた。

 

(やられた、コイツも能力者!今考えてみればあれ程の能力者達の中に居る男が、無能力者の筈がない!)

 

 男は思い違いをした。この勘違いが上条にとって幸いな展開に繋がるのか、それは分からない。しかし、どのような結果になろうとも、男が持つ警戒心が一層強まったことは間違いない。その瞳には新たな決意が宿っていた。

 男は気配を感じ素早く後方を振り返った。まさにその時、上条が拳を振り上げる姿が目に入った。警戒はしていたが、突然の光景に対する男の反応は鈍く、時間の遅れが顕著だった。

 

 金属同士が重くぶつかり合うような鈍い衝突音が轟く。

 

(見えない!)

 

 それは計算された結果ではなかったが、上条の拳は偶然にも装備の視界機能を担うカメラの位置に命中した。男の視界は砂嵐によって完全に支配されている。甚大な損傷である。彼は瞼を閉じた。

 

 

 ♢

 

 

 ぱきりと小石を踏み割る音が響いた瞬間、男は即座に反応した。エンジンを吹かして音の方向へと素早く転身、突進したのだ。しかし、再び何の手応えも感じられないでいた。男は失望しながらも目を閉じ、耳に集中力を集める。彼は感覚だけを頼りに状況を把握しようとしていた。

 

 すると、男は何やら聞き覚えのある音を耳にする。

 

 響き渡る音の正体は、アンチスキルの搬送車両のサイレンだった。車両はただ一台、こちらには向かっていないようだが、その騒音によって上条の位置が完全に把握できなくなった。

 男は眉を寄せ、耳を澄ませるが、音の振動は彼の感覚を欺くばかりであった。

 

 

 

 この好機を逃すまいと、上条は慎重に気配を消し、男の背後に忍び寄っていった。足音を消し、息を潜め、全身の筋肉を緊張させる。彼の心臓は静かな鼓動を刻んでいた。

 慢心の余地など微塵もなかった。だが、運命は容赦なく彼に突きつけられた。

 

 カランという軽快な音がした。上条が足元に目を落とすと、そこには薬莢が転がっていた。その小さな光沢を放つ金属の残骸が、彼に何かを伝えているように思えた。

 視線を前に向ける。こちらが見えないはずの男と目が合った気がした。まるで運命の糸で結ばれたような感覚に陥った。交わるはずのない視線の交差に彼の内なる予感を掻き立てた。

 

「そこか」

 

 聞きたくなかった発言。上条は顔を引き攣らせるように笑っていた。

 腹の底に響くような、そんな鈍い音が響いた。

 

 

 ♢

 

 

 夜の帳が都市を包み込み、静寂が支配する中、ただひときわ耳に響くのはサイレンの音だけだった。男は疲れ果てた身体から壊れたヘルメットをゆっくりと外し、そっと風がそよぐ音を感じた。その風は熱くなった彼の体を優しく撫で、彼の戦いがついに終わりを告げた。

 

「ふぅ」

 

 男は胸を躍らせながら息を吐き出す。その息には、達成感が溶け込んでいた。あの男から授けられた武装によって、能力者たちを狩ることができたのだ。時間が経つにつれて、その実感がますます増していく。男は悪役さながらの笑みを浮かべ、その勝利に満ちた喜びを隠すことなく言葉にした。

 

「もう誰も残って居ないか。まあいい、くくく、この(デッドロック)の前では噂に名高い風紀委員も赤子の——」

「——なんて事してくれた訳ぇ!?」

 

 思考が芽生える前、女の声と共に何かが男の腹に強く衝突した。一瞬にして激しい吐き気が襲い、涙が目に溢れる。

 

「な、なぜお前がまだいる!」

 

 男の瞳に映ったのは、風紀委員に保護されたはずの食蜂操祈だった。

 

「悪い予感がして、戻ってきて良かった!」

 

 アンチスキルの車両で意識を取り戻し、急いでこの場所まで戻ってきたというわけだ。彼女は自分よりも遥かに速いはずの車から降りてここまで来ていた。その一連の行動が、彼女の焦りという感情を鮮明に表していた。未だにどこかで響き渡るサイレンの音はこういう訳で鳴り続けていたのだ。

 

「くそッ!お前さえ来なければ俺は!」

「私が誰かなんて関係無いわよ!!」

 

 食蜂操祈はかつてないほどの焦り包まれていた。彼女の視界には、倒れ伏したツンツン頭のだけ男が映し出されている。血溜まりがその周囲に広がり、悲痛な現実を物語っていた。食蜂操祈は心が震える思いをしながら、迷わずに彼の側へと駆け寄った。

 男が邪魔をすることを阻止するべく、彼女は能力を使い男を昏睡させた。

 食蜂は震えるような声で、救急隊に緊急連絡をするために電話を取り出した。指先が微かに震えながら、彼女は声まで震えないよう慎重に言葉を口にした。

 

「上条さん、大丈夫よ。今すぐお医者さんが来るからぁ!!」

「………………」

 

 上条が答えることはなかった。

 

 

 ♦︎

 

 

 ブレーキ音が轟き、救急車のドアが一気に開かれた。白衣に身を包んだ救急隊員が車から降り、駆け足で上条の容態を確かめるために駆け寄る。

 

「ショック症状が出ている。弱めではありますが、とにかく我々に任せてください‼︎」

 

 切羽詰まった声に、上条が生死の瀬戸際にいることは理解ができた。

 隊員が彼の服を破り腹部を露出させた。

 

「腹部に大きな破片が刺さっています!ここでは止血することしか出来ません、病院側に準備を早くするよう連絡してください。すぐに搬送します!」

 

「今取れないの!?搬送する暇なんかあるわけないじゃない、絶対間に合わないわよ!」

 

 救急隊員が首を横に振る。まるで、どちらにしろ上条に未来が訪れる可能性が限りなく低いのだと言っているようだった。

 食蜂は搬送の準備を始める救急隊員を横目に、頭を抱えた。どうすれば彼を助ける事ができるのだろうかと。割れるような頭の痛さにうぅ、と苦痛を漏らす。

 その瞬間、頭に少女の存在が()ぎった。

 

「いやいける、これならいけるわよぉ!」

 

 もう、食蜂は青白い顔をしていなかった。

 自信に満ち溢れた顔になっていた。

 

「同乗をお願いします!一緒にいた方が彼も心が安らぐでしょう」

「いいや大丈夫よ!」

 

 救急隊員の叫びに一言で答え、彼女は担架に乗った上条の耳へと手を伸ばした。

 

「触らないで下さい!」

 

 隊員の静止を無視してさらに手を伸ばす。食蜂のか細い指には、小型無線機が握られていた。

 

「黒子ちゃん、早く戻って来て!」

 

 その無線機で連絡を取ったのは白井黒子だった。

 すぐに、期待していた答えが無線機を通して返ってくる。

 

『もう向かっていますの!』

 

 通信の後、すぐに彼女の声が目の前から聞こえた。

 転移してきた少女を一目見た救急隊員が、食蜂の目論みを理解し救急車から上条をストレッチャーごと降ろす。白井は額の汗を拭かずに、その手を強く握った。途端、上条の顔が和らいだような気がした。

 

「とある病院に運びます!手術の準備を命令して下さい!」

「分かった!……っ準備完了!」

 

 白井の姿が一瞬で消え去った。

 

 

 

「死んだら許さないわよぉ、当麻ぁ!」

 

 蜂の少女は心の中で何度も何度も、祈り続ける。

 

 

 

 

 

 あと、ひとり……?

 


 

 

 

 

 

 

 風紀委員組織図

 

風紀委員本部

風紀委員中央管理センター

風紀委員支部

 

♢別枠♢

犯罪対策班

強行(オーバーワーク)

裏暗(うらやみ)

 

 

 本部

 パワータイプではない人々が多く居り、実はその一人一人が初春に届き得るコンピュータ強者。

 しかし、創設者でもある会長はかなりの肉体派で、八十歳を超える老人でありながら、亀仙人マッチョver.のような肉体をしている。

 

 中央管理センター

 その名の通り本部と支部を繋げる架け橋。一人でやってるらしい。

 

 支部

 交番のような役割をしている。基本的にパトロールなどに出回る風紀委員はここから。

 

 犯罪対策班

 犯罪対策を強化する班。班長になる人間は頭が異常に良い。IQは百五十をゆうに超えるとか。メンサかよ。

 

 強行班

 立て篭もりなど凶悪な犯罪が起きた時、解決を強行する班。今のところ失敗は無いが、学生にやらせるには危険すぎるので廃止案が出ている。

 

 裏暗(うらやみ)

 top secret.

 世間には名前すらも知られていない三つ目の班。何が起きても問題ないほどの圧倒的な強さを持つ風紀委員しかその存在を知っていない。

 班員になるには立候補制。班員は白井を併せても五人ほどしかいない。(白井談)

 

闇を見る事となる

 

 

 

 

 

 

 





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