今回は、サーシャ班とアノス班の班別対抗試験です。アイディアが浮かんではボツになっていき増したが、それらは後書きにでも書いておきます。
それでは、第11話をどうぞ。
1週間後。
俺達、2組の生徒は班別対抗試験を行う為にデルゾゲード魔王学院の裏側にある魔樹の森へ来ていた。
薄気味悪さの漂う深い森に渓谷や山が見えるこの広大な土地は魔法の訓練にはぴったりなのだろう。
「覚悟は良いかしら?」
「誰にものを言っている?」
アノスの言葉に、サーシャは何か言いたげだったが、ぐっと堪えた。
「まぁ良いわ。フィリウス、貴方も覚悟は良いかしら?」
「従者になるとか死んでもゴメンだが、アノスが勝手に決めちゃったからな。俺はお前らの勝負に付き合うだけだ」
「安心しなさい。貴方達は私がたっぷり可愛がってあげるから」
だから、それが全くもって安心出来ないんだよ!
「〈
「そうね。その子にやらせなさい」
サーシャはミーシャを指さす。アノスを警戒してのことだろうか。
「私?」
「問題ない」
「右に同じく」
別に誰がやっても変わらないから、アノスでもミーシャでもどっちでも良い。
「〈
「〈
ミーシャは魔法文字で条件を記した魔法陣を展開し、サーシャがそれに調印した。
これで、両者の同意がない限りは、決して違えることの出来ない魔法契約が結ばれた。
「陣地はどちらが良いかしら?」
「好きに決めればいい。どこでも同じだ」
「そ。じゃ、東側を貰うわ」
必然的に俺達の陣地は西側となった。
「それでは、サーシャ班とアノス班による班別対抗試験を行います。
上空を飛ぶフクロウから、エミリア先生の声が聞こえてくる。
既に東側には、大きな城が建てられていた。あれが、サーシャ班の魔王城である事は間違いない。
「作戦は?」
「とは言っても、3人しか居ないからな」
「2人は何か考えとかあるか?」
アノスに尋ねられると、ミーシャは無表情で考え込む。
「・・・私のクラスは
「じゃ、俺は
既に〈
ミーシャは〈
「と、相手は読んでいるだろうな」
「どうする」
「裏をかく」
アノスから作戦?と呼んで良いのかは分からないが戦いの方針を決めた俺達は早速行動に移すのだった。
◇◇◇
「〈
ミーシャは〈
一箇所だけ、ン・ダクバ・ゼバ、仮面ライダーリュウガ、カッシスワーム・ディミディウス、仮面ライダーダークキバ、テラードーパント、仮面ライダーゲンム ゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオン、エボルト(怪人態)が居たが、この集団が如何にヤバイかはフィリウス以外分からないであろう。
「サーシャ様、敵陣に3つの城が建てられました」
フィリウスが召喚した怪人とダークライダーには気づかないが、ミーシャの〈
「恐らく2つは罠ね。この短時間じゃミーシャは完全な魔王城を作れないわ。時間を稼いでいる間に堅牢な魔王城にするつもりよ。その前に叩く」
サーシャは、方針を決めるとすぐさま班員に指示を出す。
「まずは、先発部隊を敵陣へ。編成は・・・」
「サーシャ様!」
しかし、サーシャの指示は班員の驚きの声で遮られた。
「どうかした?」
「た、大変です。
「いったいどうやって・・・」
「分かりません。本当に突然の事で」
「まさか〈
サーシャの推測通り、アノスは〈
「いいわ。
「それはどうかな?」
アノスが〈
「なっ・・・どういうことだ!?なぜ〈
「わ、分かりません。魔法陣にもなんの問題もなく、聞こえるはずがありませんっ!」
「だが、実際に聞こえているだろうっ!! 早く原因を解析しろっ!!〈
可能性でもなんでもなく、アノスは〈
そして、傍受している〈
「原因は組み立てた魔法術式だ。魔法陣の再現率89%というのは、全体的に低次元すぎて、傍受しろと言っているものだぞ」
「馬鹿な・・・!再現率89%なら、国家レベルの秘匿通信だぞっ!それが傍受できるだとっ!?」
「奴の言葉に騙されるなっ!なにか他に原因があるはずだっ!」
アノスの言葉を信じずに、勝手に混乱するサーシャ班の班員達。
「問題ないわ」
やかましく騒ぐサーシャ班の班員達だが、サーシャが一声かけ、冷静さを取り戻させた。
「いくら傍受されても所詮は
「って、自信満々に言う割には随分と警備がザルなんだな」
サーシャ達の後ろからサーシャ班の班員ではない声が聞こえ、後ろをそこに振り向くとフィリウスが変身したディケイドが立っていた。
何故、彼が此処にいるのかはお察しの通り、オーロラカーテンを使ってサーシャ班の魔王城に侵入したからである。
「その声はフィリウス!?貴方、何処から入ってきたのよ?それにその姿は・・・」
「いちいちそれを教えてやる程、時間は無いんでな。お前達を倒して、アノスの班に入ってもらうぞ」
「貴方1人でこの私達を倒すですって、随分と舐められたものね」
サーシャの瞳に〈破滅の魔眼〉が浮かぶ。俺は反魔法を自分の周囲に展開し、〈破滅の魔眼〉で自壊しないようにする。
「あぁ、悪い。訂正するわ。お前達を
ディケイドはライドブッカーからライダーカードを取り出すと、ネオディケイドライバーに挿入する。
『FORM RIDE FAIZ AXEL』
「また姿が・・・」
ディケイドファイズ アクセルフォームは、左手手首に付けられたファイズアクセルのスタータースイッチを押す。
『Start Up!』
10秒だけ通常の1千倍の速さで動けるアクセルモードを発動し、超高速移動による攻撃でサーシャと班員達を次々と倒れ伏せる。
『3・・・2・・・1・・・Time Out』
10秒経過した事により、アクセルモードが自動的に解除され、姿もディケイドへと戻る。
「何よ・・・これ・・・」
「さて、俺は前座だからな。此処からは真打のアノスが相手になるから。ま、せいぜい頑張るんだな」
ディケイドはオーロラカーテンを展開し、その場から立ち去るのだった。
如何でしたか?10秒でサーシャらをボッコボッコにしたフィリウスですが、これが前座というね。
しかも、フィリウスが負けアノスが負けそうになった時にはン・ダクバ・ゼバらの集団が援軍として駆けつけさせるつもりですので
因みに今回、ファイズアクセルで10秒でボコすを含め4つ程アイディアがありました。
1つ目はダークライダーを召喚させてボッコボッコ(もしくはムッコロス)にした後、ハイパークロックアップで時間逆行させるを繰り返す。没理由は、ハイパークロックアップの性質上サーシャ達のボッコボッコ(もしくはムッコロス)にした記憶が残るのか分からなかったのと、仮に出来たとしてもヒロインにやる所業じゃないから。
2つ目は、ファイズアクセルでボコした後にエターナルらNEVERのメンバーを召喚して、地獄を楽しむパーティーを開催。没理由、NEVERの変身したドーパントの能力がよく分からないのと、京介さんを上手く扱える自信が無かったのと、10秒で倒すって言っておいと、10秒で倒せてないようにみえるから、あとは投稿すんのが遅くなりそう。
3つ目は、ン・ダクバ・ゼバ、仮面ライダーリュウガ、カッシスワーム・ディミディウス、仮面ライダーダークキバ、テラードーパント、仮面ライダーゲンム・ゴッドビリオンゲーマー、エボルト(怪人態)とディケイドで魔王城襲撃。没理由、このメンツはやり過ぎ。だって自然発火に天候操作に天候操作にあのアルティメットフォームと互角の戦いを繰り広げたン・ダグバ・ゼバに、サバイブなしだったら一番強いと思う&必殺技が地味にハメ技なリュウガ、フリーズとかいうハイパークロックアップを破ったカッシスワーム・ディミディウス、ライダー史上屈指のハメ技を持つダークキバ、精神干渉で発狂や自滅に追い込むテラードーパント、世界を意のままに操り、本物の神のごとき力を発揮するゲンム・ゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオン、惑星なんて軽く消せるエボルト(怪人態)が束になって襲ってくるとかトラウマでしょ。
と、まぁ色んなアイディアが思い浮かべましたが、最終的ににファイズアクセルでボコすという比較的まともなアイディアとなりました。
それでは、次回をお楽しみに。