暴虐の魔王と世界の破壊者   作:カトポン

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 どうも、おはこんばにちは。
 第3話はいよいよディケイドが登場します。途中3人称視点になりますが変身している間はライダーの名前で話を進めていきます。
 それでは、第3話をどうぞ。


第3話 通りすがりの仮面ライダー

 あの後、休憩を挟み2人目の対戦相手と戦った。

 開始早々、魔剣(自称)を持って近づいて来た為、オーロラカーテン使って場外送りにしてやった。

 3人目の対戦相手は、クロノスを召喚し、ポーズで時を止めた後、クリティカルクルセイドで対戦相手の頭を闘技場の壁に埋め込んでやった。

 4人目は、ライドブッカーのガンモードで両脚と両腕を撃ち抜きギブアップさせた。

 ここまで見たら分かると思うが、まだ1回もディケイドに変身してない。そして、次が最後の相手だ。

 

「貴様が最後の相手か」

 

 どうやら、相手も俺が最後の相手らしい。

 

「にしても、貴様はやってはいけない事をした」

 

 やってはいけない事?何かやらかしたか?

 

「すまん、身に覚えに無いんだが。それは本当に俺か?」

「貴様……とぼけるのも大概にしろ!貴様は混血であるにも関わらず皇族を侮辱し、下劣な行為で勝ち進んだ!それがやってはいけない事をしてなんだと言うのだ!貴様のような混血の雑種は我等、皇族に大人しく跪いて従っていれば良いのだ!!」

 

 相手は、両腕を広げ声を高らかに叫ぶ。だが、

 

「くだらないな」

「なに?」

 

 ピク、と相手のこめかみが痙攣する。

 

「貴様、今何と言った」

「くだらないと言ったんだ。何度も言わせんな」

「くだらない……だと?」

「あぁ。心底くだらない」

 

 さぁ、スーパーお説教タイムだ。

 

「皇族……純血と混血なんて魔王の血が濃いか薄いぐらいの違いでしかない。それに、混血にだって強い人はいるんだから、血の濃さで強さが決まる訳でもない。にも関わらず、血の濃さで優劣を付けてくだらない特権階級でそれを助長する。この有様を魔王が見たらきっと呆れ果てるだろうな」

 

 俺が一通り言い終えると、前にいた相手は殺気だった視線を俺に飛ばす。

 

「貴様、何者だ!」

 

 俺はネオディケイドライバーを装着し、ライドブッカーから取り出したディケイドのライダーカードを突き出す。

 

「フィリウス・マーロウ。通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ!」

「それでは実技試験を開始します。始め!」

 

 使い魔の掛け声と同時に、ネオディケイドライバーのディヴァインサイドバンドルを引いてバックルを回転させる。

 

「変身!」

『KAMEN RIDE DECADE』

 

 ディケイドのライダーカードを裏返し、バックルに挿入。ディヴァインサイドバンドルを押して、バックルを閉じる。

 俺の周りに19個のライダーズクレストが現れ、それらがスーツの形へと変化し、集約されると俺はライダーの姿と変わる。ベルトから7枚のライドプレートが出てくると、頭に突き刺さり全身に色がつく。

 マゼンタのボディに胸や左肩にはには白と黒の、右肩にはマゼンタと黒のラインが入っている。下半身は足の外側がマゼンタ、内側が白になっておりそれが足に真っ直ぐに引かれている黒いラインで分けられている。真ん中のライドプレートのライドプレートに出現したシグナルポインターと呼ばれる黄色い部分と、緑の複眼が光る。

 

「す、姿が……ぐふっ!」

 

 相手は困惑していたが、俺は相手を殴り飛ばす。手加減したにも関わらず、その衝撃で相手は壁にめり込んでしまった。気をつけないと殺しかねないな。

 

「なんだ……この力は……」

 

 めり込んでるのに良く喋れるなと感心すると、観客席にいる一部の魔族達が一斉に魔法を放ってきた。

 

◇◇◇

 

 フィリウスが変身したディケイドはその場から動かず、観客席にいた魔族達が放った魔法に直撃し、周囲で爆発が発生する。

 誰もが勝ったと確信した時だった。

 

『カチドキアームズ!!いざ出陣!エイエイオー!』

 

 爆炎の中から鎧武 カチドキアームズにフォームライドしたディケイドが現れた。

 

「無傷だと……!?」

 

 ディケイド鎧武 カチドキアームズは右手に持っていた火縄大橙DJ銃のDJテーブルを2回スクラッチし起動させる。

 火縄大橙DJ銃から音楽が流れる中、ディケイド鎧武 カチドキアームズは火縄大橙DJ銃のトリガーを引く。銃口から弾丸が撃ち出され、魔族達がつぎつきに撃ち抜かれていく。

 とはいえ余りの数の多さに、毎回毎回トリガーを引くのが億劫になったディケイド鎧武 カチドキアームズは、火縄大橙DJ銃のDJテーブルを2回スクラッチする。火縄大橙DJ銃から音楽が流れると、DJピッチを上にしマシンガンモードに切り替えると火縄大橙DJ銃から流れる音楽が早くなる。

 DJテーブルを2回スクラッチし、トリガーを引き続ける。

 連射される弾丸に魔族達は次々と戦闘不能になっていく。とうとう乱入した魔族が全員戦闘不能になり、残るはいつの間にか壁から脱出していたフィリウスの本来の対戦相手だけだった。

 

「もうお前の負けは確定なんだが、ギブアップするか?」

「誰がギブアップなぞする……ぐへっ!」

 

 火縄大橙DJ銃を大砲モードに切り替え、放たれた強力な一撃でまた壁にめり込む。

 

『KAMEN RIDE DECADE』

 

 再びディケイドの姿に戻ると、ライドブッカーから黄色のライダーカードを取り出す。

 

「終わりだ」

『FINAL ATTACK RIDE』

「な、何を……するつもり、だ………」

「安心しろ。死なないように手加減してやる」

 

 全く信用出来ない言葉を対戦相手に投げかけるディケイド。

 黄色のライダーカードを挿入し、待機音が鳴り響くネオディケイドライバーのディヴァインサイドバンドルを押し込んだ。

 

『DE DE DE DECADE!』

 

 目の前に出現した20枚のカード型エネルギーと共に飛び上がる。

 

「ハアァァァァァ―――ッ!!」

 

 ディケイドは20枚のカード型エネルギーをくぐり抜け対戦相手にキックを叩き込む。

 

「ぐわあぁぁぁぁぁぁー!!!」

 

 対戦相手は断末魔を上げながら、壁を破壊して闘技場の外へと吹っ飛んでいった。

 

「勝者、フィリウス・マーロウ。ただ今をもって実技試験を終了します。合格者フィリウス・マーロウは、大鏡の間へ移動してください」

 

 上空からフクロウの声が響く。

 ディケイドは変身を解き、フィリウスの姿に戻ると出入り口に引き返していった。




 如何でしたか?
 ディメンションキックの際にカード型エネルギーが10枚じゃないの?と思う人達もいるかと思います。
 理由としては、今までディケイド含め10人のライダーのライダーにカメンライドしていました。この時は、激情態や映画を除けばディメンションキックで現れたカード型エネルギーは10枚でした。しかし、ネオディケイドライバーを手に入れパワーアップし、20人のライダーにカメンライド出来るようになりました。そこでネオディケイドとなってパワーアップし、20人のライダーにカメンライド出来るんだからディメンションキックのカード型エネルギーも20枚で良いんじゃないかと変更しました。
 言い訳がましい事を言っていますが、早い話ネオディケイドになって必殺技がパワーアップしたという事です。
 さて、話は変わりますが、ゼロワンとセイバーの映画見てきました。ゼロワンはマジで傑作でした。個人的には、ライダー映画の中でトップクラスの映画だと思います。まだ見てない人は、是非映画館に行った方が良いです。因みに作者は補習サボって見に行きました。
 セイバーは、まぁ尺が短いからしょうがない。マジであっという間に終わったもん。
 それでは、次回もお楽しみに。
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