スマホの機種変やら慣れないバイトやら大学生活で遅くなりました。その間に魔王学院は2期は制作決定してるしコンプリートフォーム21は色々とヤバいことになってるし本当に色々ありすぎです。
それでは第7話をどうぞ。
夕食の準備ができたということで、俺達は居間に移動した。
食卓にはアノスの大好物であるキノコグラタンを始めとして、豪華な料理が並べられていた。
「さあ、召し上がれ」
イザベラさんがそう言って、大皿に入ったグラタンを小皿に取り分けてくれる。
「ミーシャちゃんとフィリウスくんも沢山食べてね」
「……ん……」
「はい」
「いただこう」
スプーンでグラタンをすくう。
「これは……?」
スプーンですくったグラタンを見てアノスは驚いている。
なんだなんだと思いつつ俺もスプーンでグラタンをすくうとアノス同様驚いた。
エリンギ、マッシュルーム、ポルチーニダケ……なんと、このグラタンにはキノコが3種類も入っていたのだ。
「お母さん、奮発しちゃったわ」
俺とアノスの心中を見透かしたように、イザベラさんが笑う。
「ほらほら、召し上がれ」
アノスはうなずき、グラタンを口に含むとアノスは凄く幸せそうな顔をする。
俺もスプーンですくったグラタンを口に含む。
「美味い……」
蕩けるようなクリーミーな味わいが舌に広がり、塩辛さの中にほんのりと甘味がある。
そしてぎゅっと凝縮された濃厚な旨味が、ガツンと胃に入ってくる。
キノコの食感もシャッキシャキで、このままいくらでもかみ続けていたい。
「ふふー、アノスちゃんはすぐに大きくなっちゃったけど、食べてるときの顔はまだまだ子供よねー」
イザベラさんがそんなことを言う。
当のアノスはというと、夢中になってグラタンに食らいついていた。
「ところで、お母さん、ちょっと訊きたいんだけどね……」
そう前置きをして、イザベラさんは笑顔を浮かべた。
「二人は、アノスちゃんとどんな風に出会ったのかな?どっちから声をかけた?」
「……声をかけてきたのは、アノス……」
「三人の親が応援している時に声をかけられました」
ミーシャが言った事に俺が補足を付け加えていく。
「それで、どんな風に声をかけられたの?」
アノスの言葉を思い出しているのか、ミーシャは視線を上にやって考える。
「……お互い苦労するな……」
「それで?ミーシャちゃんとフィリウスくんはなんて答えたの?」
「……ん……」
「そうだな、と……」
「凄いわ、アノスちゃんはまだ一ヶ月なのにもう友達を2人も作って。この調子でお嫁さんもすぐに連れてくるのかしら」
「……一ヶ月……?」
「そうなのよ、びっくりするでしょ? アノスちゃんってすっごく賢くて、生まれたときから喋れたのよ。それに魔法も使えて、〈
「俺も〈
俺の発言に場がシーンと静まりかえる。
今の発言はしない方が良かったなと思っていると
「ってことは……アノスちゃんと同い歳!?良かったわねアノスちゃん!同年代のお友達よ!」
と、イザベラさんが大はしゃぎ。嬉しそうで良かったです。
それから、あれよあれよという間に夕食は終わり、そのまま賑やかに喋り続けている間に夜もすっかり遅くなってしまった。
アノスが送っていくと言ったがオーロラカーテン使えるし大丈夫だからと断ってアノスと別れた。
「にしても、アノスの両親凄かったな」
「……ん……」
オーロラカーテンは一度行った事があったり知っている場所なら瞬時に行けるが知らない場所には残念ながら行く事が出来ない。
よって、ミーシャの家までは会話しながら徒歩で向かっていた。
「……フィリウスって転生したの……?」
突然そんな事をミーシャに聞かれた。
「どうしてそう思ったんだ?」
「……アノスと似てるから……」
「似てる?俺がアノスにか」
こくりと頷くミーシャ。個人的には似てないと思うだが
「似てるかどうかはともかく転生はしたな」
「……あのカードとも関係してる……?」
「一応な。それにしてもアノスの両親凄かったな」
俺がアノスのように時間を超えて転生した訳じゃなく別の世界から転生したと言っても信じて貰えるかは怪しいので強引に話を切り替える。
「……キノコのグラタン美味しかった……」
「そうだな。あんなに美味いグラタンは俺も初めて食った。後はイザベラさんが凄い大はしゃぎしてたな」
俺とミーシャがアノスの家に入った時と俺がアノスの同年代と知った時のイザベラさんのはしゃぎ様は凄まじいものだった。
ミーシャとアノスだけだったらどうなっていただろうと一瞬思ったが、その場合は「アノスちゃんがお嫁さんを連れて来たー」って大騒ぎになるんだった。
「ま、それもこれもミーシャやアノスと友達になれたからだよな」
「友達……」
「違うのか?」
ミーシャは首をブンブンと横に振る。
「嬉しい」
「そうか」
「〈
突然、誰かが魔法を使い闘技場が作り出した。
何が目的かは知らないが、只一つ分かることはめんどくさい事に巻き込まれたという事だけである。
「創造魔法?外へ・・・」
「逃げられはしない」
闘技場の奥から俺でもミーシャでもない第3者の声が聞こえてきた。
「既にこの一帯は我が意を受けた衛兵が封鎖した」
闘技場の奥からコツコツと靴を鳴らして見知らぬ男がやって来た。
「誰だお前」
「私はロマノフ・ドレア。弟が世話になったな」
「弟・・・・?お前の弟をお世話した記憶なんざないんだが」
「記憶にないだと・・・!?貴様、どこまでこの私を愚弄すれば気が済むのだ!!」
闘技場の奥からどっかで聞いた事があるような無いような叫び声が聞こえたと思ったらずかずかと走ってきてロマノフと名乗った男の隣に立つ。
「忘れたとは言わせぬぞ!フィリウス・マーロウ!!」
なんでコイツは俺の名前を知ってるんだ?俺の名前を両親やアノス達以外で知ってるとなると実技試験で俺と戦った奴ぐらいしかいないのだが・・・ん?実技試験?
「あー思い出した。実技試験で俺と戦った奴か」
確か実技試験の最初の相手がなんちゃら・ドレアだった気がする。
「それで負け犬が俺になんの用だ」
「そう言っていられるのも今のうちだ。この力で貴様を後悔させてやる!」
「弟のみならず偉大なる暴虐の魔王の尊さを受け継ぐ純血の我等が雑種に侮辱されたままではおれんのでな。フィリウス・マーロウ、お前には此処で消えてもらう」
ピョンピョンと緑と茶色のバッタのロボット2体が闘技場の奥からやってきた。
ホッパーゼクター。本来なら俺の持つネオディケイドライバーと同じようにこの世界には存在しない筈のもの。まさか、コイツらは俺と同じ転生者なのか?
俺が動揺している間に2体のホッパーゼクターはそれぞれ兄弟の手に収まる。
「「変身」」
『『HENSIN』』
腰に巻いていたゼクトバックルにホッパーゼクターをセットする事で
2人の姿が変わっていく。
『CHANGE KICK HOPPER』
『CHANGE PUNCH HOPPER』
その音声と共に兄の方は仮面ライダーキックホッパーに、弟の方は仮面ライダーパンチホッパーにそれぞれ変身した。
「ミーシャ。下がってろ」
「分かった」
ミーシャは頷くと後ろに下がる。
相手が仮面ライダーならば此方も仮面ライダーで対抗するしかない。俺はネオディケイドライバーを取り出すと腰に当てて装着する。
「お前らが地獄兄弟の真似事なんざ100年早えよ」
ライドブッカーからディケイドのライダーカードを取り出すとネオディケイドライバーのディヴァインサイドバンドルを引いてバックル部分を回転させる。
「変身」
『KAMEN RIDE』
ディケイドのライダーカードをネオディケイドライバーのバックル部分に挿入しディヴァインサイドバンドルを押してバックル部分を回転させる。
『DECADE』
俺の周りに19個のライダーズクレストが現れ、それらがスーツへと変化し俺に集約すると色の無いディケイドの姿へ変身する。さらにドライバーから7枚のライドプレートが出てくると、頭に突き刺さり全身に色がつく。
ディケイドへと変身した俺はパンパンと手を払い戦闘態勢にはいるのだった。
如何でしたか?
久しぶりに書いたので正直覚えてないところもありましたがそこは見直したりして補完したりしてましたが、何処かおかしい所があったらこコメントにでも教えてもらえると幸いです。
それでは、また次回お会いしましょう。