無事にマルタ島を再奪還したのも束の間、僅か数日後の事だ。
ユーリは以前から美緒に借りていた、とある技術書を返却しようと彼女の部屋を訪れていた。
「坂本さん、ユーリです。お借りしていた本を返しに来ました」
ドアをノックし、返事を待つ。しかし中から美緒が顔を出すことはなく、それどころか声すら返って来ない。もう一度ノックと呼び掛けをしてみるが、結果は同じだった。
そこへ芳佳がやって来る。どうやら彼女もミーナからの言伝で美緒を訪ねに来たらしい。ユーリから美緒の返事がないことを聞いた芳佳は、木製の扉に手を掛けた。すると──
「開いてる……」
何の抵抗もなく開いた扉の隙間から、部屋の中が見える。悪いとは思いつつ、芳佳は美緒の部屋に足を踏み入れ、ユーリもそれに続いた。
「坂本さーん……?」
物の少ない部屋の中を見回し呼びかけてみるが、相変わらず返事は無い。ユーリは石造りの部屋の中で異彩を放つ畳の上に目をやった。
「……烈風丸がここにあるということは、訓練に出ているという訳でもなさそうですね」
「………」
「……宮藤さん?」
「坂本さん、いつもこの刀で烈風斬を出してるんですよね」
芳佳は、少し前に美緒に烈風斬を伝授して欲しいと願い出たものの、まだまだ未熟だという理由で断られてしまったことをユーリに語った──語りながら、刀掛けに横たえられた朱塗りの鞘に手を伸ばす。
銃とはまた違う、密度ある重みを感じながら、芳佳は緊張の面持ちで烈風丸の鯉口を切った。
「綺麗……」
思わずそんな声が漏れてしまう。鞘の中から顔を覗かせた白銀の刀身は、薄暗い部屋の中にあって尚、窓から入り込む微かな光を反射してギラリと光る。鏡のようなその表面に、芳佳の顔が写り込んだ。
「……私にも、烈風斬が使えれば──」
ポツリと溢れた芳佳の言葉に応じるかの様に、突如烈風丸が光を放つ。部屋の中を照らす青白い光は、美緒が烈風斬を放つ際に見られるものと同じ──魔法力の光だ。しかし幻想的だった淡い光は、急に激しさを増した。まるでグラスに注いだ水が溢れるかの如く、魔法力の光が刀身から漏れ出しているのだ。
「これは……!?」
「凄い……これが、烈風丸……!」
鍛え上げられた刀身に、力が集まっていくのが分かる。どんどん輝きを増していく烈風丸から目を離せずにいると……不意に、視界が霞んだ。
「あ、れ……?」
「宮藤さんっ──!」
突如脱力し倒れそうになる芳佳の体を、ユーリが咄嗟に支える。同時に、彼女が取り落としそうになった烈風丸にも手を伸ばした。剥き出しの刀身が芳佳を傷つけないよう、まずは手から刀を離そうと──
「ッ……!?」
ユーリの手が烈風丸に触れた瞬間、ゾクリとした嫌な感覚が背筋を走った。烈風丸が再び光を帯び始める。
「──すぐに手を離せッ!!」
不意に飛んできた声で、ユーリは芳佳の手から素早く烈風丸を引き剥がすと同時に、自分もひと思いに手を開く。どこか不満そうにも聞こえる重々しい音を残して、抜き身の烈風丸が畳の上に転がった。
「大丈夫か、宮藤!?」
声の主である美緒が、慌てた様子で芳佳の顔を覗き込む。幸いにも芳佳はすぐに目を覚まし、問題なく立ち上がる事も出来た。美緒は床に転がった烈風丸を拾い上げると、ユーリから受け取った鞘に刃を収める。
「
「は、はい。触れたのは一瞬だったので……」
「そうか……なら良かった」
「あ、あの坂本さん。その刀──」
「──馬鹿者ッ!!」
芳佳の言葉が終わるのを待たず、美緒の厳しい叱責が飛ぶ。
「二度とこの刀に触るんじゃないッ!いいな!?」
「は、はいっ!ごめん、なさい……」
芳佳は美緒に用件だけを伝えると、そそくさと部屋を出ていってしまう。すると美緒は、残ったユーリに向き直った。
「お前もだ、ユーリ。今後烈風丸には絶対に触れるな」
「それは了解しましたが……」
何か言いたげなユーリの言葉を遮るように、美緒は床に落ちていた技術書を拾い上げた。
「ああ……そういえばお前に渡したままだったな」
ユーリが美緒から借りていたのは、扶桑の魔女に伝わる剣の技術書。
古来より扶桑の魔女は扶桑刀を用いた超至近距離での格闘戦を得意とする者が多く、長い歴史の中で
物に魔法力を込める、という術にかけては扶桑の魔女の右に出る者はいない──そこに目をつけたユーリは、以前からずっと考えていた〔炸裂〕の応用に向けて何かヒントになるものでもないかと、美緒に頼んで技術書を借りていたのだ。
「どうだ、何か役に立ちそうなものはあったか?」
「扶桑のウィッチの戦い方は独特だと言われているのがよく分かりました。非常に興味深かったです。気になったものとしては──"
「ふむ。確かにお前の腕なら、雲耀を習得するのにもそう時間は掛からんだろうが……」
「ただ、やはり雲耀を含めて多くの技は扶桑刀を利用する前提の物ばかりでしたから。残念ながら、僕が今すぐどうこうできるようなものではないでしょう」
「いっそこれを機に、お前も扶桑刀で訓練してみたらどうだ?」
「機会があれば是非。その時はご指導をお願いします」
話がひと段落したところで、美緒は先程芳佳から聞いたミーナの伝言──彼女と共に司令部へ赴くべく、部屋を後にする。烈風丸を携えた彼女の背中を見送ったユーリは、自分の手に視線を落とした。
(あの感覚、前にも……?)
烈風丸を握った瞬間に背筋を駆け抜けた悪寒の事も勿論だが、美緒に半ばはぐらかされて解決しなかった疑問もある。
先程も話した雲耀は、刀の切っ先に集中させた魔法力を強力な斬撃として放つ技だ。今や美緒の代名詞とも言える烈風斬は、この技の上位互換に当たる。
しかしこれらの技は、魔法力を刀身に集中させるという都合、念動系魔法に適性のある者か、余程卓越した魔法力制御の腕前を持つウィッチでなければ習得は困難とされていた。
そして、美緒の固有魔法は念堂系に属さない〔魔眼〕──即ち、本来烈風斬は美緒が習得するには困難極まりない技であるはずなのだ。
「ウィッチに不可能はない」とは美緒の言だが、ブリタニアの戦いを終えた501がこうして再結集するまでの約半年間で、技の習得と研磨をするには圧倒的に時間が足りない。それこそ不可能といっていいだろう。
これらの情報を纏めると──美緒は何か、本来とは違う道筋で烈風斬習得に至ったのではないか、という推測に行き当たる。その道筋というのが何なのかまでは流石に予想がつかないが、とにかく美緒の身に危険が及ばないものであることを願うのみ。
モヤモヤとした不安を、手に纏わりついた嫌な感覚と一緒に振り払うユーリだったが、その胸にはどうしても一抹の不安が残った。
「──どういう事ですッ!?」
ロマーニャに居を構える、地中海方面統合軍総司令部──その一室に顔を揃えた3人の軍人達の元を訪れた美緒とミーナだったが、彼らから聞かされたヴェネツィア奪還の為の最終作戦の内容に、信じられないという面持ちだった。
「将軍。それはつまり、今回の作戦に我々ウィッチは必要無いということですか?」
「そうではない。ただ、今回ネウロイを倒すのはウィッチではないということだ」
「これまで数々のネウロイを倒してきた君達の実力はよく理解しているが、巣が相手となれば話は別だ」
そう語るのは、ブリタニア陸軍のバーナード・モントゴメリー将軍。
アフリカ戦線で戦う人類連合軍の将軍の1人であり、マルタ島が再びネウロイに占拠される遠因にもなった"ライン川空挺突破作戦"を押し進めた強硬派の人物でもある。
「ガリアの件にした所で、何も501部隊の諸君が直接巣を倒したわけではあるまい。君達の中で直接巣と戦い、倒した経験があるのはただ1人──彼だけだろう」
「……彼に、何をさせるおつもりですか」
陸と空という違いこそあれ、ユーリの人生を操り、国の保身の為に切り捨てたブリタニア軍人の口からその名前が出たことで、ミーナの表情が険しくなる。
そこへ口を挟んだのは、カールスラントのケッセルリンク元帥だった。
「勘違いするな。巣を相手にする以上、我々としてもザハロフ准尉の存在が心強いのは確かだ。しかし先程も言ったように、今回の作戦の主役は501航空団ではない。これは既に決定したことなのだよ──そうだな、杉田艦長?」
ケッセルリンクの声に応じて現れたのは、扶桑海軍の杉田艦長──かつて空母赤城の艦長として、美緒や芳佳とも交流を持った男だった。戦艦大和と共にロマーニャへ来ている事は知っていたが、このタイミングでの登場に驚きを隠せない。
「はい。ヴェネツィア上空のネウロイの巣は──我が扶桑海軍 戦艦大和が撃破致します」
「馬鹿なッ……いくら大和といえど通常兵器です!空に浮かぶネウロイの巣に対抗できるとは──!」
「通常兵器ではない──戦艦大和は、我々の
「決戦、兵器……?」
「その通りです。少佐──」
説明を引き継いだ杉田が言うにはこうだ。
去年のガリアでの事件以降、扶桑海軍はブリタニア空軍が破棄したウォーロック計画を独自に研究していた。その結果、より安定度の高い
「大和をネウロイ化させるなんて……」
「血迷ったか……っ!」
「──ネウロイを倒せるのはネウロイのみ。巣を倒すのは、ウィッチでは不可能だ」
「っ……ウィッチに不可能はありません!」
「ならばどうする気だね。ザハロフ准尉にヴェネツィアの巣の相手をさせるつもりか?彼が今どのような状態にあるのか、まさか知らないはずはあるまい」
ユーリの覚醒魔法に関しては、美緒にもミーナを通じて伝わっていた。同時に、ガランドが上層部に大袈裟な報告をしていることも聞かされている。
「私のっ……私の真・烈風斬さえあれば──例えネウロイの巣が相手だろうと、必ず勝てますッ!」
懸命に訴える美緒だが、元帥達には子供の我が儘のようにしか聞こえない。それもその筈、美緒が言う真・烈風斬──烈風斬を極めた先にあるとされる、扶桑皇国に伝わる秘奥義は、未だ彼女の手中には無いのだから。
「……坂本少佐。本来なら君は、既に前線から身を退いて然るべき年齢のはずだ」
ヴェネツィアの巣は、着実にその勢力圏を広げつつある。もしこの作戦が失敗すれば、巣はヴェネツィアだけでなくロマーニャまでもを飲み込もうとするだろう。反攻作戦には全兵力を結集する都合、敵の反撃に抗うだけの時間と余力など残されているはずもなく、人類はロマーニャを明け渡さざるを得なくなる──机上の空論が土壇場で形を得るのに賭ける事は勿論、それを悠長に待つ事も出来ないのだ。
「会議は終わりだ──明日、ヒトマル時より"オペレーション・マルス"を発動する」
「将軍──ッ!」
「止めなさい、坂本少佐」
「っ、ミーナ……!」
これ以上の反対は意味を成さないと判断したミーナが、美緒を制止する。
「501統合戦闘航空団は、敵ネウロイに突撃する大和を護衛せよ」
「了解しました」
互いに敬礼し、会議は解散。各々が会議室を出ていく中、美緒は両手を強く握り締めることしか出来なかった。
司令部から戻ってきたミーナ達は、即座に隊員全員を召集。ブリーフィングを行っていた。
「──このように、アドリア海上に集結した戦艦大和を中心とする連合艦隊の総力を以て、ヴェネツィアを占拠するネウロイの巣を破壊する大反攻作戦。以上がオペレーション・マルスの概要よ。我々501部隊の役目は、要である戦艦大和がネウロイ化するまでの間、護衛することになります。……尚、もし作戦が失敗した場合、連合軍はロマーニャを放棄。我々501部隊も、解散となります」
失敗した場合の未来を聞いた一同は、程度の差はあれ皆一様に驚愕していた。
「明け渡す……!?501も解散!?──そんなバカな話があるかっ!ミーナ、こんな命令に納得して帰ってきたのか!?」
「──そんなわけないじゃないッ!」
ミーナの荒んだ声が、ブリーフィングルームに静寂をもたらす。
「……納得なんて、してるわけないっ……」
バルクホルンの言うことももっともだ。司令部は今回、あくまでウィッチ主体ではない作戦を立案した。これが失敗したなら、すぐさまウィッチ主体の作戦で再び巣に攻撃を仕掛けると考えるのが普通だ。
それをせずに、自分達主体の作戦が上手く行かなかったら防衛線を放棄してウィッチ隊も解散等と、最早ウィッチを戦力として当てにしていないかのような物言い──これ以上ウィッチ隊に手柄を渡したくない上層部の身勝手な思惑も見え隠れする──は断じて看過できるものではない。
だが一方で──
「……巣の攻略は、その地域にある戦力を全て結集させる程の大規模戦闘になるんです。勿論、今回は最低限ロマーニャを防衛するだけの
この中で唯一巣と直接戦った経験のあるユーリの言葉は、何よりも強い説得力を持って皆の耳に届いた。
「ロマーニャを、明け渡す……」
「そんな……!」
芳佳の脳裏に、かつて訪れたローマの街並みが思い起こされる。多くの人々で賑わうあの美しい街がネウロイに蹂躙されていく光景など、想像したくなかった。
「ぅ──やだああああぁぁぁ!いやだよおおおぉぉぉ……っ……!」
1番辛いのは、ロマーニャを故郷に持つルッキーニだ。以前ローマにネウロイが出現した際は、誰よりも率先して街を守ろうと奮起していた。そんな彼女に、故郷をネウロイに明け渡す等という残酷な決断を迫る事はしたくない。
「心配すんな。ルッキーニの故郷を、ネウロイなんかに渡してたまるか」
腕の中で泣きじゃくるルッキーニを安心させるように、シャーリーは彼女の頭を優しく撫でる。
「大丈夫、勝てばいいんでしょ?」
「ソ、ソウダ!勝てばいいんダヨ!」
サーニャとエイラの言葉に、ペリーヌも頷く。
「そうですわね。戦って、ネウロイを倒す──やる事はいつもと変わりませんわ」
「うん!絶対勝つよ!」
ペリーヌやサーニャ、カールスラントの3人は、故郷をネウロイに奪われる痛みと辛さをその身で味わっている。だからこそ、部隊で最年少であるルッキーニにそんな思いをさせたくないという気持ちは人一倍強かった。
「そーゆーコトだよトゥルーデ。何弱気になってんのさ」
「そうです。バルクホルンさんらしくないですよ」
「なっ……弱気になど──私は例え最後の1人になっても戦う!」
「1人になんてさせないわ──」
「ミーナさん……?」
壇上のミーナは仲間達をぐるりと見渡し、
「──私達は、12人でストライクウィッチーズよ。誰も欠ける事なく、全員でこの作戦を成功させましょう!」
と、ブリーフィングを締めくくった。
その日の夜──正確には、日付を跨いだばかりの頃。
ユーリは独り部屋を抜け出し、基地の裏手で意識を集中させていた。
(魔法力制御に於いて、重要なのはイメージすること……)
美緒から借りた本のお陰で、何か掴めそうな気がしている。扶桑刀を持たないユーリでは雲耀も烈風斬も使えないが、それに近しいことならば──
これまでモヤモヤと不定形だったものが、頭の中で徐々に組み上がっていく。ユーリが目指すべき〔炸裂〕の次なるステップ。それは──
──ギャリィッ!!
「ッ……!?」
突如どこかから聞こえてきた、何かが派手に擦れるような音によって、ユーリの集中は乱される。何かあったのだろうかと、ユーリは特訓を中断して音のした方へ足を向けた。
たどり着いたのは、基地の正面ゲート──ユーリ達501の隊員が出撃する際いつも通っているそこに、美緒とミーナの姿があった。どうやら先程の異音の正体は美緒の《紫電 改》だったらしく、石畳に膝をつく美緒の傍らには傷のついたユニットが転がっていた。
一先ず助けに入った方がいいだろうと、彼女らの元へ向かおうとしたユーリだが、
「まさに諸刃の刃ね──」
そんなミーナの言葉に、思わず足を止めた。代わりに耳に意識を集中させる。
「戦場で戦うだけの力と引き換えに、大量の魔法力を消耗──いえ、使用者の魔法力を強制的に吸い上げる妖刀、烈風丸。その刀が、
(っ……!?)
ミーナの言葉に耳をそば立てていたユーリは、声もなく驚愕する。そして全てに合点がいった。
──刀を握った芳佳が突然気を失ったのも、同じように刀に触れたユーリが悪寒を感じたのも
──技に適性のない美緒が約半年という短期間で烈風斬を習得することができたのも
全ては、あのジェットストライカーと同じ──それ以上の勢いで、彼女の身体に流れる残り少ない魔法力を喰らった烈風丸によるものだったのだ。そしてミーナ曰く、烈風丸は美緒の魔法力を、ウィッチとしての彼女を食らい尽くさんとしているのだという。
「ッ……私はっ……まだ、戦える……ッ!」
彼女の心境が浮き出たように降り出した雨の中、気丈にも立ち上がり刀を構える美緒だが、烈風丸が纏う輝きは弱々しい。雨にかき消されるように、その輝きは失われてしまう。
「もう止めて美緒!」
「まだだッ!私は、必ず真・烈風斬を完成させる!」
「分からないの!?もう無理なのよッ!」
「頼むッ!一度だけ、一撃だけでいい!私に真・烈風斬を打たせてくれッ……!──お願い、だから……っ」
どれだけ必至に呼び掛けようと、烈風丸は応えない。その事実に押しつぶされるかの様に、美緒は膝を折ってしまう。
「頼む……もう、
「美緒……」
ネウロイの巣と、兵器のネウロイ化──奇しくもあの時と同じだ。
美緒の脳裏に思い返されていたのは、かつてのブリタニアでの戦い。元帥達はああ言っていたが、美緒には戦艦大和のネウロイ化による作戦が上手くいくとはどうしても思えない。暴走ないし、何か良くない事が起きる気がしてならないのだ。
もし大和が使えなくなった場合、巣に対抗できるのは真・烈風斬のみ。そして美緒がこのまま技の習得に至れなければ、巣を倒すことは不可能──否、1つだけ方法があった。
あってしまったのだ──絶対に使わせるわけにはいかない、命を削る魔弾が。
「またなのか……?私はまた、守れないのかッ……!?」
「……守れるわよ。言ったでしょう?私達12人、全員で勝つの。だからあなた1人で戦おうとしないで」
泣き崩れる美緒を優しく抱きしめるミーナ。雨が降りしきる闇夜の空に、美緒の慟哭が空しく響き渡る。
そしてそれを隠れて見ていたユーリと──こちらも同じようにして一部始終を聞いていた芳佳は、改めて決意を強くするのだった。
──守ってみせる。絶対に。
本編ではさも上層部がまたよからぬ事を企んでる風に書いてしまいましたが、彼らとしてもウィッチに頼ってばかりなこの状況を変えようとした結果なのかもしれませんね。
ウォーロックの時もそうですが、ウィッチとは別でネウロイに対抗できる手段があれば、彼女達の負担も減りますから。
まぁ、それが敵に回ってウィッチ達の手を焼かせてちゃあ本末転倒でしょ、って話なんですが。
それと、アンケートのご協力もありがとうございます。
ぶっちぎりツートップのエイラーニャも最初はエイラ主体の方が優勢でしたが、後からサーニャ主体も追い上げて今では綺麗に同数となりましたね。
個人的に少し意外だったのは、明確に好意を示しているルチアナや502編でユーリ君との絡みが多かったニパよりもリーネちゃんの方が得票数が多かった事でしょうか。リーネちゃんに票を入れた方々のご意見など聞いてみたいところです。
あと選択肢にいなかったヒロインを選ばれた方々も、すごい気になりますね…
一応、今後確定で追加参戦するヒロインが1名おりますので、彼女の登場後にまたこのようなアンケートを実施する予定です。
目指せ、年内完結!
ヒロインは誰がいい?
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エイラ&サーニャ
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サーニャ&エイラ
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ミーナさん
-
リーネちゃん
-
ニパ
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下原さん
-
ルチアナ
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ここに載ってないけどあの娘!
-
登場するかもわからないけどあの娘!