分かる範囲で固有魔法が判明した晴風メンバーは次にミーナ中佐の思い付きで飛行魔法を試すことになった。
箒で飛ぶため場所を海岸に変え準備をする。ちなみに場所が海岸なのは墜落時のダメージを軽減するため地面より水中に落ちた方がダメージが少ない
海に落ちる可能性があると聞いた晴風乗員は一端晴風に行き水着に着替えた。ただし外はまだ少し冷えるのであくまで下着の代わりに水着を着ただけである。ここで少し問題が起きた。岬明乃を含む何人かは学校指定の水着なのだが学校指定の水着は競泳水着タイプで明乃達がウィッチ化すると耳と尻尾が出る、その時尻尾が出なくなってしまうのだ。一度そのままやってみたらモゾモゾして凄く嫌だった
「うーんどうしよっかこれ・・・」
「我慢するしかないんじゃ・・・」
「えぇー私猫の尻尾だからそんなにモフモフじゃないけどそれでも気になる」
「ウィ」
「そういえば芳佳ちゃんの水着ってどうなっているの?」
知床鈴が芳佳の水着を思い出す
「宮藤さんのは確か尻尾が出る切れ目がありましたね、パッと見、わかりませんが」
納沙幸子が宮藤の水着を思い出す。宮藤の扶桑のスク水型はウィッチになったときあらかじめ開いていた切れ目から尻尾がでる仕組みだった。
「じゃあ切れ目入れてみる?」
岬明乃が思い付きで言ってみる
「どうやってですか」
「うーんカッターとか?」
「お尻のちょっと上をカッターで切るとかちょっと怖いんだけど」
「ウィ」
「私もぉぉ、万里小路さんも怖いよね」
知床鈴が隣にいた万里小路に意見を求める。鈴にとっては同じく怖いという意見が欲しかったのだが・・・
「いえ、私は特に水着は自前のビキニタイプなので」
「あぁ私もだな」
万里小路の言葉に野間も反応する。二人はすでに着替えて水着の上に制服を着た状態になっていた。
「「裏切者ぉぉ」」
「ウィ」
芽依 鈴 志摩が二人を恨む そんな中、幸子とミーナが催促する
「こんなことで悩んでも仕方あるまい、さっさとすませんと」
「そうですね、むこうも待たせていますし、やるならやっちゃいましょう、あっ私ハサミ持ってます。艦長、副長尻尾出してください。尻尾が出るところ切れ目入れるんで」
「うっ、仕方あるまい」
「これが終わったら芳佳ちゃんに相談しよ、余ってる水着、いやズボン貸してくれるかもしれないし」
そんなこんなで野間と万里小路以外の水着に尻尾がでる切れ目を入れて晴風メンバーは飛行魔法を試す海岸へと向かう、海岸につくとその後にストライカーユニットの改造をしてたシャーリーとルッキーニ マロンをはじめとする機関科メンバーがやってきた。
「おう、やってるか」
「こっちの様子見にきたぁー」
「マロン達もいるぜぇ」
「あっシャーリーさん、ルッキーニちゃん、改造は終わったんですか」
「あぁ一通り済んだからこっちの様子を見に来たんだ、お前らが終わった後に飛行テストだな・・・まぁ今回の改造は旋回性を少し上げただけなんだがな」
「明乃はこれから飛ぶの?」
「あっはいこれから始めるところです。マロンちゃん達はどうだったの?」
「おうよ、いい物を見せてもらったぜ、あんな機械は初めてだ。うちの晴風の機関にもほしいもんだぜ」
「晴風は飛ばないだろ・・・」
ましろが呆れているとマロンが付け加える
「いやいやあれはただ飛ぶだけじゃないんだぜ副長さんよ、シャーリーの姉御に聞いたら魔導エンジンってのがあってなストライカーユニット以外にも使われているんだ。さらに聞けば機関の出力も上げられるっていうじゃねぇか、そうと聞けば欲しいもんっていうもんだぜ」
「そうそう、それに魔導エンジンなら油も使わないしね」
「うちの機関科には黒木さんがいるしね」
「まぁあったとしても私達じゃまだまだ扱えないと思うけどね、魔導ポンプとか魔導力増幅装置とかまだどういったものか理解できてないしねぇ」
麗緒 空 桜良 がマロンに続く、どうやら彼女達も魔導エンジンという未知の機関に興味深々のようだ。そして最後に瑠奈がさっきまでやっていた整備の感想をいった
「あと、途中で基地の男性の整備士も来たんだけど全員綺麗にしててイケメンも多くてなんかすごく得した気分」
「「「それねぇー」」」
麗緒 空 桜良がその意見に納得する。やはり年頃の女の子、イケメンとの出会いは嬉しいようだ。それを聞いた他の部署の女子からズルいとブーイングがなる
その後、飛行魔法の練習用の箒を芳佳と服部が持ってきた。
「ミーナ中佐訓練用の箒を持ってきました。」
「明乃ちゃんお待たせ」
「ご苦労さま服部さん、服部さんはこのまま岬さんたちに飛行魔法の指導をお願いします」
「了解しました。ミーナ中佐」
「はい、明乃ちゃんこれ使って飛んでみよっか最初は難しいと思うけど」
「へぇーこれが・・・うん箒だ」
「艦長、なに当たり前のことを言っているんですか」
ましろが呆れていると服部静夏が飛行魔法のやり方を教えるためウィッチになった明乃達の前に立ち実際に飛んで見せた
「ではまず私が手本を見せます、箒にまたがったら箒と自身の体が一つになったようにイメージしてください。そして全体に魔力を込めて足を蹴り上げて上へ上へと上がるイメージをします。止まりたい位置にきたらぐっと力こめる感じに集中すれば静止します。イメージが難しかったら壁とかに挟まって動けないイメージをしてみてください」
「凄い、本当に飛べてるよシロちゃん」
「そうですね艦長」
「絵本の中だけの話を実際見るとやっぱり違いますねぇ」
明乃 ましろ 幸子 が感想を述べる。服部静夏の手本を見た晴風メンバーはその教えのもと実際にやってみる 初めにやるのは明乃とましろだ
「えーと箒と体を一つにして・・・えいっ」
明乃は服部に言われたことを意識してイメージが固まったら地面を蹴り上げた。すると体は浮き上がり明乃は箒での飛行魔法を成功させた
「やったー、出来たぁ」
「筋がいいですね岬さん」
「服部さんの教え方がうまいからだよ、シロちゃん早くー」
「わかりましたぁ、集中・・・はっ」
ましろも意識を集中し空へと上がる艦長の明乃のところについて静止すると異変は起きた
「うっ!!バランスが、くぅっあっ、まってそこは」
静止した瞬間ましろがバランスを崩し始めた。その様子は地上でも見えていた。
「宗谷さん!」
「副長、どうしたんだろ、なんかフラフラしてるけど」
「まさか失敗したんですかね」
黒木 知床 幸子 が反応する、それをましろの様子を見たペリーヌが原因を言う
「流石にすぐにはイメージはし難いみたいですね、明乃さんは出来ているようですが」
「ペリーヌさん副長の不調の原因わかったんですか?」
「えぇまぁ、気を落とすようなことではありませんわ、むしろ初めての飛行であそこまでできれば上出来ですね」
「それでその原因は」
納沙幸子がペリーヌに聞くペリーヌは少し言いにくそうだった。
「それは・・・そのですね」
ペリーヌがどう言えばいいか悩んでいると代わりに宮藤芳佳がいった
「多分まだ完全に一体化できてないと思うよ、そのせいで箒が食い込んでいると思うよあれって結構つらいんだよね」
「宮藤さん、貴方もう少しデリカシーを持ちなさい、全く・・・」
「それは・・・痛そうですね」
納沙幸子がなんとも言えない顔をする。他の面子も似たようなものだった。
結論 箒が食い込んで集中できない がましろの不調の原因だった。
ましろがバランスを崩していると明乃がアドバイスをする
「シロちゃん、あんまりりきまないで、もっとリラックスしてみて」
「わっわかりました」
艦長の岬明乃に言われましろは体の力を抜きリラックスする。するとさっきまで箒が食い込んでいたのにその感覚がなくなった。
「さっきと全然違う・・・艦長よく原因がわかりましたね」
「うん、なんかシロちゃん難しい顔してたから、それよりももっと動いてみようよ、服部さん教えてもらっていいですか」
「はい、ではまず前に進むには・・・」
服部静夏は明乃とましろに一通りのことを教える。教え終わると基地の周りを一周してみて明乃、ましろの初めて飛行魔法の練習は終えた。
「艦長、副長飛んでみてどうでした?」
納沙幸子が二人に聞いてみる 二人は初めての体験を全員に話した。
「うん、宙に浮いてて不思議な感覚で凄く面白かった。上からみんなの事見えてたけどあの景色はもとの世界じゃ見れないよ」
「まぁ艦長の言う通りあの景色はむこうでは見れないなバランスを崩した時には焦ったが安定さえすれば比較的自分の思った通りの場所を進むな」
「そうなんですか、それじゃあ次は私がやりますね、ミーちゃん一緒にやりましょう」
「よしわかった。ワシも早く飛んでみたいぞ」
「その次、私とタマね」
「ウィ」
「私は最後でいいかなもうちょと飛ぶイメージ固めたいし」
「私も最後の方で構わない」
「私は芽依さん達の次でお願いします」
「万里小路さん、私も一緒で大丈夫」
「あら黒木さん別に構いませんよ」
「なら私は美波さんか知床とやるとしよう」
各々がやる順番を決め服部にレクチャーを受ける、時々宮藤、リーネ、ペリーヌも教えていくその様子を見ていたミーナ中佐とバルクホルンはというと
「まさかウィッチに覚醒してもうあそこまでの飛行ができるなんて」
「あぁ何人かは最初のほうでバランスを崩しかけてたが10分程度でみんな直している」
「驚きね私もあそこまでできるのにどんなに早くても2時間くらいはかかると思ったのだけれども・・・」
「ミーナ、私とあの中の誰かとストライカーユニットで模擬戦をさせてくれ」
「まだ飛行魔法をやったばっかの初心者とあなたを!勝負にならないわよ」
「だろうな、流石にハンデはつけるさ、それにあれほどの逸材だどれほど資質を持ってるか試してみたい。それにもしあいつらの帰る手段が見つからなかったら私達の後任として育てたいと思ってたんじゃないか、ましろの固有魔法はお前のより応用が効くしな」
「気づいていたの」
「何年一緒にいると思ってる・・・それに私達は残された時間も限られているしな」
ミーナ中佐とバルクホルンはもう魔法力の減衰がいつ始まってもおかしくない
ミーナ中佐に至ってはベルリン開放作戦の時にはもう減衰が始まっている
祖国の首都を開放した二人はもう悔いはない残った時間で何をするか
カールスラント南部に残っている巣は時間的におそらく無理であろう
であるならば自身の後任の育成を目指すのも一つの手だ
実際ミーナがましろに目をつけていた事実は本当だったりする
「そうね、それで誰と戦うのやっぱり岬さん?」
「まぁまだ様子見だな、岬の性格を考えると銃の扱いはうまくはなさそうだ」
「そうね、駆逐艦の艦長っていっても学生で直接戦うわけじゃなかっただろうし・・・そうなると同じ固有魔法の黒木さん?」
「それも手だが砲雷科の芽依や志摩、ましろあたりを選ぼうと思っている」
「あら、万里小路さんも砲雷科じゃ」
「彼女は水測員だったからな、射撃指示をだすあいつらの方が妥当だろう、それにあいつらの立ち話で聞いただけだが芽依は射的が得意とか言ってたしな、特質な才能を持っている奴がいればそっちだが」
二人がそんな話をしていると野間と美波が下りてきた。二人が下りようとしたとき野間は試したいことがあると言って一端空中に静止した。野間がある程度集中すると一端上昇しあろうことか空中で縦横無人に動き手だけで箒を掴み空中でぶら下がった状態から勢いをつけ箒の上にまたがるのではなくサーフィンのように乗った。そしてそのまま急降下し何事もなかったかのように着陸した
「きゃー、マッチィィィ、何今の凄すぎなんだけど降りてきた時の顔とかサイコー」
マッチファンの等松美海が叫ぶ、他の皆も同じように驚く 宮藤達でさせ驚いている
それを見たミーナは・・・
「あなた、あれ出来る?」
「出来るわけないだろ、てかなんであいつあんなのできるんだ」
「単純に運動神経がいいとしか言えないわね」
「良すぎだろ、まぁ模擬戦の相手は野間で決まりだな」
「そうでしょうね、初めての飛行でしかも箒であの軌道と操作技術かなり逸材ね」
「まったくだ、次が最後か」
「最後は知床さんね」
最後の飛行魔法の練習者は知床鈴であった。彼女は空を飛ぶのが少し怖かったのだがクラスメイトが自由に飛んでいるのを見て安全と判断し自ら飛ぶことを決意した。
服部の言ったことを忠実にやりみんなと同じように飛んでいるとき異変が起きた
それに最初に気が付いたのはシャーリーだった。
「なんだ、知床の体の周り光ってないか」
「あっ、ホントだぁ何だろう」
シャーリーとルッキーニが異変に気が付いたあと知床鈴が操る箒が加速した。
明乃たちが出した速度より10キロほど早い速度だったが段々と速度が上がっていった。
異変に気が付いた服部が鈴を止めるが・・・
「知床さん、一端止まってくださいそれ以上は危険です」
「とっ止まれないよぉぉ、それになんか加速し続けるんだけどぉぉ」
知床鈴の叫びが響く、そしてその原因が判明した。気づいたのはシャーリーだった。
「まさか知床の固有魔法って私と同じ加速系か、箒じゃ追いつけないなルッキーニ、ストライカーで出るぞ」
「ラジャー」
二人はストライカーユニットで止めるためハンガーへと向かった
服部が知床に追いつけないでいると鈴の正面にもう一本の箒で飛んできた宮藤芳佳が現れた。挟み撃ちにするつもりだ。
「止まって鈴ちゃん」
「ひいぃぃぃ、ぶつかるぅぅぅ」
ぶつかることを恐れた鈴は無意識に芳佳を避ける、それもスピードを全く落とさずに
「うそ、かわされちゃった」
「宮藤さん箒じゃ追いつけません、それに速度もさらに速くなってます」
「さっきシャーリーさんがストライカーユニットを履きにいったから何とか鈴ちゃんを足止めしよう、沖合まで飛んで落ちたら大変だから」
「わかりました」
二人は再び二手に分かれ鈴を挟み撃ちにするため行動する
その様子は岬明乃やミーナ中佐も見ていた。
明乃は何がどうなっているのかミーナ中佐に聞いた。
「ミーナ中佐、鈴ちゃんどうしちゃったんですか」
「おそらく彼女の固有魔法が発動してるんだわ、初めて発動させてしまったから止め方が分からないんだわ」
「しかもいまだ加速し続けている、まるでジェットストライカーの加速だ。いつ魔法力が切れてもおかしくないぞ」
バルクホルンが魔法力切れの墜落を危惧したときハルトマンからさらに厄介な報告が飛んできた。
「トゥルーデ、かなりやばいかも今速度が一気に上がったよ多分もう400キロは超えてる」
「箒で400キロ!知床さんは大丈夫、気絶とかは」
ミーナが心配し鈴の状態を聞くジェットストライカーを思い出す加速、もしジェットと同じように大量に魔法力を消耗する固有魔法だったらバルクホルンのように気絶してもおかしくない
「まだ気絶はしてないみたい、泣きながら叫んではいるけど」
「よく振り落とされないな、リベリアンはまだか」
バルクホルンがシャーリーの到着を気にしたときストライカーユニットを履いた
シャーリーとルッキーニが到着した。
まず最初にルッキーニが鈴を捕まえるため鈴の正面から近づくが鈴はそれを躱し続ける
「ぶつかるぅぅぅ、ルッキーニちゃんどいてぇぇー」
「止められないから嫌、あぁもう避けないでよ」
「ルッキーニ、代われ」
ルッキーニがなかなか捕まえられなかったためシャーリーがフルスピードを出し鈴の真横から接近し鈴を抱きしめた
「落ち着けぇぇぇ」
突然真横から抱きしめられ鈴は箒から手を放してしまい
箒はそのまま下へと落ちて言った。鈴はシャーリーに抱きしめられシャーリーの胸の中で泣きついていた。
「怖かったよぉぉぉ、シャーリーさぁぁぁん」
「もう大丈夫だよ、それにしても凄い魔法だな」
シャーリーが鈴の固有魔法に驚愕しているとある異変に気が付いた。
自身のユニットが加速してるのだ。もちろんシャーリーは加速の操作はしていない
泣いている鈴を見てみるとシャーリーが最初にみた光が鈴とシャーリーを包んでいた
シャーリーは鈴の固有魔法の正体に気付き鈴に固有魔法を止めさせるためアドバイスをする
「知床、体の周りを流れている魔法力をグッと止めるイメージをしてみろ」
「えっと、うっ、うっうーん」
何とかやってみようと思ってやってみるがなかなかできない
それを見たシャーリーは鈴を自身の胸に押し付け呼吸がし辛いようにする
「ヴヴゥゥゥー」
鈴はいきなり自身よりはるかに大きいシャーリーの胸に顔を埋まって顔を赤くしながら息を吸うためもがく、すると鈴の固有魔法が消えていった。いきなりのことで固有魔法へ回してた意識が乱れたのだろう。固有魔法が切れたのを確認するとシャーリーは地上へと降りて行った。その後にルッキーニや宮藤達が下りてきた。
降りてきた鈴に晴風乗員が駆けつける
「リンちゃん大丈夫」
「航海長無事?」
「うぃ」
明乃 芽依 タマが声をかける
「艦長ぉぉぉ」
鈴は明乃に抱きつき泣き始める。明乃はそれをなだめる
鈴を下したシャーリーはミーナ中佐とバルクホルンのもとに向かう
「ご苦労さま、おかげで助かったわ」
「そんなのいいって、それより知床の固有魔法の検討がついたぞ」
「なに、本当かリベリアン」
「あぁ、知床の周りに光が纏ってあったろ」
「えぇ、こちらでも確認してるわ」
「知床を捕まえてすぐにあたしのユニットが加速し始めたんだ。まぁかなり微々たるものだったが、そんときあたしもあの光に包まれていたんだ」
シャーリーの話を聞いてミーナは鈴の固有魔法の性質に気付いた。
「つまり知床さんの固有魔法は自身の周りに加速し続ける空間を発生させること」
「だろうぜ、密着しなきゃいけないが他人にも影響するタイプだ」
「凄まじいな箒であれならストライカーユニットだとどんだけスピードがでるんだ」
「そうね、それに知床さんあれだけの加速をしたのに全然疲れてないわ」
「あぁ、魔法力もかなり高い部類だな、やっぱり今日のうちに試しておくか」
そういってバルクホルンは鈴を慰めている晴風乗員のもとに向かった
「野間、ちょっといいか」
「なんですか」
「お前、私と模擬戦をやってみないか」
「模擬戦?箒に乗って撃ち合いでもするんですか」
「いや、ストライカーユニットでだ、機体はそうだなハルトマンの機体を使え」
「!!私が乗って良い物なんですか」
「今回は特別だ、私の個人的な興味だ。どうするやるか」
バルクホルンの提案に野間マチコは少し考えそれを了承した
「わかりましたその申し出お受けします」
「よし、それじゃまずユニットの操作方法と武器を選ばなければな」
バルクホルンがそう言うと二人はハンガーへと向かっていった。
「艦長、なんか凄いことになりましたね」
「うん、野間さんもなんか考えてたみたいだったから止めなかったんだけど」
納沙幸子と岬明乃がハンガーへ向かう野間とバルクホルンをただただ見つめる
そしてこの後、野間マチコは初めての高機動空中戦闘を体験する
世界的トップエースを相手に・・・
今回判明した固有魔法
固有魔法
知床鈴=加速空間
知床鈴の固有魔法を加速系にした理由
良く逃げる=脱兎=兎=シャーリー=加速系という流れです