今回黒木洋美の二つ目の固有魔法が出ます
岬明乃が502の菅野直枝から模擬戦を要望された次の日
朝食を済ませた明乃と菅野は基地のすぐ近くの海上に佇んでいた。
それぞれストライカーユニットを履き、訓練用のペイント銃を持ち
開始の合図を待っていた。始まる前に菅野がルールの確認をする
「ルールは時間無制限、ユニットか体に被弾したほうが負けな、それでいいよな」
「はいっ、それで大丈夫です」
ルールの確認をする明乃と菅野を地上では晴風乗員とミーナ中佐をはじめとした。501のメンバーが見守っていた。
「うちの艦長、大丈夫でしょうか、相手は統合戦闘航空団の隊員ですよ」
「まぁ普通ならユニットを履いて一月もたってないウィッチが敵う相手ではないな、なにせ相手はデストロイヤーの菅野だからな」
「何その二つ名、それだけいっぱいネウロイを倒したってこと?」
納沙幸子と坂本少佐の会話を聞いていた芽依が菅野の二つ名に興味を示す
坂本少佐はすぐにそれを否定し菅野の二つ名の正体を教える
「確かに多くのネウロイを倒してはいるがデストロイヤーの異名の由来は違うぞ、あいつは戦いになるとかなり無茶な戦いをしてなユニットをよく壊すそうだ。一緒に来たニパともう一人のウィッチと共によくユニットを壊すから502はブレイブではなくブレイクウィッチーズと呼ばれているほどだからな」
「えぇー自分のユニットをデストロイなの」
「あぁ、だが戦果は出しているから実力は本物だぞ、今の岬が何処までできるか見ものだな宮藤からみて岬は何処までできると思う」
「私は菅野さんの闘いを見たことがないのでよくわからないですけど、明乃ちゃんと前に練習してたシールドの使い方を物にしてたら結構いい線いけると思いますよ。私もあんな使い方思いつきませんでしたから」
「ほう、宮藤が思いつかなかったシールドの使い方か、一体それはどう言う物だったんだ」
「それは、あっもう始まりそうですよ」
宮藤が坂本少佐に教える前に模擬戦の開始合図がニパから発せられる
「二人とも準備はいい、よーい始め」
ニパから開始の合図が出されると菅野は先手必勝というばかりに明乃に攻撃していく明乃はすぐにシールドを張り攻撃を防ぐ、それを見た菅野はすぐに動いた。
「その自慢のシールド、試させてもらうぜ」
菅野はスピードを上げ自身の拳にシールドを纏わせる。そしてその拳を明乃のシールドに叩き込む
「剣ィィ一閃ッ」
ダァァァン
衝撃音が辺りに響く、明乃のシールドは破られることもなく
その場からも動いてすらいなかった。
「手ごたえ無しかよ、硬すぎるだろ」
菅野は攻撃が効かないと判断するとすぐにその場をさり銃撃をしながら移動を開始する
明乃は自身の頭上と前方後方左右にシールドを展開し何処から攻撃が来てもすべて防ぐ体勢を作る。明乃はどう攻めるか悩んでいた。
「どうしようかな、銃は当たりそうにないし、芳佳ちゃんに見てもらったアレでもやってみようかな、でもそれだと銃弾に当たりそうだし・・・あっシールド張ったままやればいいんだった。それじゃあ早速・・・」
明乃は次にどう動くかを決めると自身の前方にシールドを張り菅野へ向かっていく
念には念を入れてウィッチが張るシールドの三倍の大きさの特大シールドである
「デカいシールドを俺にぶつける気か、だがまだ加速がたんねぇーな」
菅野は自身に向かってくる明乃の右側に回り込む、シールドの維持に集中して攻撃まで
意識が回らないと思っていたからだ。菅野はもう一度拳の一撃を加えるつもりだった。
仮に防がれても多少は驚き、隙が生まれるはず、その時に真下に回り込みユニットを攻撃するはずだったがそれは敵わなかった。明乃は攻撃に意識が回らなかったわけでは無かった。明乃が特大のシールドを張ったのは攻撃を防ぐのと菅野をこちら側に誘導するのと菅野から注意を逸らすためだった。菅野が回り込んだ時には明乃は準備を終えていた。
前に宮藤芳佳に教えてもらった多重障壁の応用、ただしそれはこの世界で誰もやったことが無い使い方だった。明乃は訓練用のペイント銃を手から離して肩に掛けていた。そして明乃の右腕から長さ3メートル近い円柱状の発光体が生えていた。
「なんじゃそりゃあぁぁぁ」
「痛かったらごめんなさぁぁぁい」
明乃はその発光体で菅野を叩く、菅野は近接戦を仕掛けようとしてたため明乃に近づきすぎた。拳の菅野に対し明乃はリーチ三メートル近い得物を持っているようなもので先に当たるのはリーチが長い明乃の方だった。素人の明乃の動きはまだまだ甘いため簡単に見きられる、菅野なら容易く躱せるが明乃はその隙に攻撃を加える。そもそも明乃に生えた発光体は何なのか、それは明乃の右腕を覆うように展開された大量の多重障壁だった。
明乃の右腕とほぼ同等の大きさのシールドを右腕に展開していきそれを可能な限り付けたそれは遠目から見れば腕から棒が生えているように見えるだろう。明乃は容易くやって見せたが明乃がこれをやるために張ったシールドは実に800枚は超える、それがほぼ隙間なく前方に展開されていき円柱状に見えるのだ。魔法力だけなら501のメンバーでも出来る魔法力だが800枚の魔法障壁を展開できるウィッチはこの世界にいないのである
「舐めんじゃねぇぞ、オラッ」
菅野は明乃が叩きつけてきた円柱状のシールドを拳で弾く、明乃はその隙に攻撃を
加えていく、ペイント銃ではなく反対の左腕にも多重障壁を展開し同じように殴る
菅野はそれも弾くが今度は弾かれた円柱状の障壁の塊が散らばっていった。
小さな障壁の集合体であるこれは明乃の固有魔法によって移動が可能である
流石に800枚近いシールドすべては無理だが10枚程度は自在に動かせた。
散らばったそれは菅野を囲みありとあらゆる方向から菅野に向かってくる。
手の平程度の大きさのシールドだが数が多いのと変な方向から攻撃が来るため
菅野でも回避や防御で手が一杯だった。
「だぁぁぁめんどくせぇぇー」
「ごめんなさぁぁぁい」
菅野が攻撃を避けていると明乃がいきなり謝りだした。すると菅野を襲ってたシールドと明乃が両腕に纏っていたシールドが消えた。菅野はチャンスだと思ったが明乃が謝った理由をすぐに知ることになる。菅野の頭上にシールドが展開されたのだもちろん明乃のシールドだ。それはそのまま下に落ちていき菅野の頭にぶつかった。
「痛っ」
スピードこそ出ていなかったが明乃の強力なシールドにぶつかった痛みは上から落ちてきたタライに匹敵する痛みだった。明乃は再びペイント銃を取り撃ち込んでいく頭を襲った痛みに耐えていた菅野はその攻撃に対処できずユニットに被弾してしまった。
この勝負は明乃の勝ちに終わった。闘いを見ていた501のメンバーは驚愕していた。はっきり言って明乃のあの闘い方は異常だった。
「宮藤が言っていたのはアレのことだったのか」
「はい、多重障壁を教えた時に明乃ちゃんが思いついて、最初は8枚くらいしか腕に纏えなかったのにいつの間に出来るようになったんだろう」
「岬にしか出来ない戦い方だな」
「でしょうねぇ、明乃ちゃんアレ以外にもシールドそのものを撃てないか考えていましたから」
「菅野を襲った小型のシールドはそこから着想を得たのか・・・凄まじいセンスだな」
坂本少佐が明乃のに関心していると勝負を終えた菅野と明乃が降りてきた。
「だぁぁ、まだ頭がいてぇ、無茶苦茶だろあんなの」
「なんかごめんなさい、大丈夫ですか」
「あぁ気にすんな、俺が戦ってくれって頼んだんだ」
明乃と菅野が話していると雁淵ひかりとニパがやってきた。
「菅野さぁぁぁん、明乃ちゃんお疲れさまでーす」
「菅野、明乃ちゃんと戦ってどうだった?」
「予想以上だよ、ったくあんな闘い方初めて見たぜ」
502との闘いを見てた晴風ウィッチ組も驚いていた。
自分達よりも場数を踏んでいるウィッチに艦長の岬明乃が勝ったのだ。
改めて艦長の凄さを思い知った。ただ一人黒木洋美は菅野の闘い方に思うところがあった。
「生身でも戦えたりするものなのね、選択肢の一つくらいにはしておいた方がいいのかしら、でもやる機会は早々無さそうね」
黒木は自分の闘い方に悩んでいた。もともと機関科の彼女は射撃技術は持っておらずこの世界に来てから射撃訓練をした新米だ。
それに他のウィッチ化した晴風メンバーは固有魔法を上手く扱い戦っているのに対し黒木は自分の固有魔法を生かしきれていなかった。
同じ固有魔法を持っているバルクホルンを参考にしようにも素人の黒木には機関銃の二丁撃ちは出来はしない、黒木は自分の固有魔法を弄ばせていた。そんな悩みを抱えていた時に見た菅野の闘い方はある意味刺激になった。ただ他の面子とは違い黒木は基本に忠実な性格なため拳で戦う非常識な戦い方にはどうも納得がいかなかった。
「考えても仕方ないわね、今は飛ぶことと正確に撃つ練習でもしていればいいか・・・」
ブゥゥゥゥン ブゥゥゥゥン
突如ネウロイの襲撃を知らせるサイレンがなった。すぐに管制室から連絡がきた
「ネウロイの反応を確認、小型ではありますが一定の距離をあけ基地を囲むように接近中数は25機、すべて別方向から向かってきています」
「すべて別方向から25機だと、ネウロイが包囲殲滅のつもりか」
「厄介ね、戦力を集中して倒していったとして一機でも基地にたどり着いたら被害が出るわよ、ネウロイの戦闘力によっては・・・」
「仕方ない、ミーナすべてに同時に対処するぞ各個撃破だ。済まないが502も協力してくれ」
「ちょっと岬さん達にも各個撃破をさせる気」
「あいつ等なら私達が倒すまでの間、引き付けることくらいは出来るさ、安心しろすぐに倒して援護に向かう」
「わかったわ・・・皆すぐに出撃の準備をして」
『了解』
バルクホルンとミーナ中佐が方針を決めるとすぐに出撃準備を始める。
晴風組は最悪足止めを優先して501や502の合流を待つように言われた。
「全員通信機は持ったな、交戦が終了した奴はまず私に連絡しろ私が向かわせるところを指示する、行くぞ」
『はい』
501ストライクウィッチーズ隊員11名+晴風ウィッチ組11人+502隊員3名計25名が飛び立った。全員が分かれる前にバルクホルンがある指示を出す
「鏑木、お前はルッキーニと一緒にポイント23へ迎え、ポイント22と23のネウロイは他の所と比べて距離が近いからな、ルッキーニも鏑木を援護してやれ」
「了解した」
「ラジャー」
バルクホルンは体型も小柄で固有魔法も治癒魔法で戦闘向けではない鏑木美波を最も合流しやすい地点へ向かわせることにした。指示を終えると各自散開しそれぞれの目標へ向かう最初にネウロイと遭遇したのはシャーリーだった。
見た目はピラミッド状の物体で大きさは小型で特に特徴は無かった。
「特に強そうじゃないな、すぐに終わらせるか」
シャーリーはネウロイに銃弾を叩き込む、ネウロイのボディが砕けていく
すぐに破壊できると思われたがネウロイは再生しシャーリーを攻撃してきた
シャーリーはネウロイの正体に気付いた。
「コイツ、まさか子機かそれじゃあ本体は別の所の奴か、全員聞こえるかこいつら子機で基地で包囲してるぞ何処かにいる奴が本体だ」
シャーリーの報告を聞いた他のメンバーもコアを持つネウロイの特定を急いだ
「ちっ、コイツは子機かハルトマンお前の方はどうだ」
「こっちも子機みたいミーナの方は」
「こちらも子機よ宗谷さんそっちはどう」
「こっちもです、艦長の方はどうですか」
「こっちも子機みたい」
岬明乃の報告と共に晴風組からの報告が入ってくる
「こっちも子機みたいです艦長」
「私の所の奴も子機みたい」
「私も子機・・・」
「ワシもじゃ」
「私もです」
「魔眼で確認したこっちはコアは無しです」
「私も敵を切り裂きましたが再生されました。」
「すまんが私の方はまだ確認できない、攻撃は苦手だ・・・」
鏑木美波の方はまだ確認できていなかった。それでも一番年下の彼女がやられていないだけでも凄い事だ。
ネウロイの本体は美波の所の奴だと思われたが最後に黒木洋美からの通信で状況が変わる
「宗谷さん、コアを持っている奴です。私の所にいます」
どうやらコアを持っているのは黒木が相手をしているネウロイのようだ。
それを聞いたバルクホルンが指示を出す
「各自黒木のもとへ迎え鏑木、岬、宮藤、服部、リーネは基地の防衛に迎え」
『了解』
バルクホルンの指示のもと黒木のもとへ向かおうとしたときネウロイに動きがあった。
突如分離し回転しながら襲ってきたのだ。五段のピラミッド状だったネウロイは一段ごとに分離し五体に分かれた頂上部分はビームを放ち攻撃し残り4機は回転しながら突撃してきた。一気に攻勢に出たネウロイにウィッチ達は苦戦する。いくら子機を倒してもコアが無事なら再生されてしまうからだ。
「くそ、一気に戦闘能力が上がったか、誰か黒木の所に行けるか」
「こんな不規則な攻撃無視しながら向かうのは無理だよトゥルーデ」
「シャーリーさん振り切れる?」
「すまん、今囲まれていてスピードがだせねぇ、やられはしないだろうが黒木の所には行けそうにない」
ミーナ中佐がシャーリーに振り切れるか聞くがどうやら無理のようだ。晴風組と502も動けそうになかった。今コアを持つ本体と戦えるのは黒木洋美ただ一人となっていた。
「私が何とかしなきゃいけないみたいね、にしても当たらないわね」
黒木は銃弾を撃ち込んでいくが中々当たらない、たまに当たりはするが決定打になる前に再生されてしまう、黒木が苦戦していると背後から分離したネウロイが襲ってきた。
黒木は何とか避けたがその時に誤って銃を落としてしまった。
「ちょっ、最悪ねもう・・・どうしようかしら」
黒木はどうするか悩んでいた。銃が無ければダメージを与えられない
何とか他の誰かがいるところまで誘導できるか考えてたときネウロイに動きがあった黒木を無視して基地の方に向かいだしたのだ。銃を失った黒木にネウロイは倒せないとネウロイが理解したかは分からないがかなりやばい状況だった。
「あぁもう最悪ねこのままじゃ晴風も無事じゃすまないわね」
黒木の頭には燃料と弾薬を積み出航準備が整った晴風とクラスメイト、機関科の仲間幼馴染のマロンがよぎっていた。黒木がどうしようか悩んでいたときさっきまで見ていた艦長と502の菅野直枝の模擬戦を思い出した。
黒木は馬鹿なことを思いついた自分を笑った。まだあの手があるじゃないと・・・
「まさかこうも早く試すことになるなんてね、やるとは思っていなかったのに」
黒木は両方の拳にシールドを展開する。そう黒木は菅野と同じくネウロイを殴って倒そうと思いついたのだ。黒木は拳にシールドを展開するとネウロイに向かっていく
「あんたらの好きにはさせないわよ」
向かってくる黒木にネウロイは再び分離し回転攻撃を仕掛ける
黒木は一機は避け二機目を殴りつける。殴られたネウロイは遠くへ吹き飛ばされた。
どうやら黒木の馬鹿力でもネウロイと戦えるようだ。黒木はこのままコアを叩き潰そうと本体に向かう、本体も黒木を近づけさせないためにビームを放つ黒木は前面にシールドを張りそれを防ぐが後ろからやってきていた最初に避けた分離したネウロイにぶつかりそうになっていた。黒木が気づいた時にはもう避けられず黒木はシールドを展開するのを忘れ無意識に両腕でガードしてしまった。そのとき黒木は無意識に体全体に魔法力を流していた。分離したネウロイがぶつかるとガンッガッガガガと金属どうしがぶつかる音がした
黒木は両腕のカードをとくとあたりを見渡す、するとぶつかってきたネウロイが二つに割れ再生しているのが見えた。最初は誰か来てくれたのかと思ったが誰もまだ来ていない
すると黒木は自分の制服の両腕の部分が破れているのに気づいた。ネウロイに当たった場所だ。黒木はその両腕を見ていると薄っすらと魔法力が纏っているのが見えた。
黒木は自分の両腕どうしをぶつけてみる。するとガンッガンと金属音がなった。
黒木はそこでネウロイが破壊された理由がわかった。
「まさか私も西崎さんと同じ固有魔法の二つ持ちとはね、最高じゃない」
黒木は本体を探す、本体は基地へと進路を取っていた。黒木もすぐに向かう
黒木洋美に現れた二つ目の固有魔法それは体を硬くする身体硬化であった。
この固有魔法を発動した黒木の体は戦艦の重装甲に匹敵する強度を得ていた。
最早筋肉の強度ではなく筋肉組織が金属となったかのような強度となっていた
身体強化(怪力)+身体硬化 この二つの固有魔法の組み合わせはまるで最初から
接近戦に特化した組み合わせだった。黒木が本体に向かっていくと再生を終えた
ネウロイは再び分離し黒木を攻撃してくる。黒木は何かが吹っ切れたのかそれを迎え撃つ
「邪魔なのよ」
黒木はそう言うと右腕を振り下ろし手刀で分離したネウロイを断ち切る
次は左右から分離したネウロイが突っこんでくる
「いちいち突っ込んでこないでくれる、止まりなさい」
黒木はタイミングを合わせそれを掴み取る、金属音と共に回転していたネウロイの動きが止まる、黒木はその二体どうしをぶつけて破壊した。最後の分離して回転しながらやってくるネウロイも掴み黒木は・・・
「あんたはあっちにでも行ってきなさいっ」
ネウロイの本体へ投げつけた。黒木の怪力により無理やり飛ばされたネウロイは
本体へ向かう、本体に直撃する前に本体からのビームで分離したネウロイは破壊されたその瞬間を逃さずに黒木は距離を詰めた。
「これで最後ぉぉぉ」
黒木の拳が本体のコアを打ち砕いた。それと同時に各地の子機が消え去る
ネウロイの消滅を確認すると各自基地へ帰還する
基地へ帰還すると晴風クラスが出迎えてくれた。
最初にやってきたのは幼馴染のマロンだった
「クロちゃんお帰りっ」
「もうマロンったら」
「よう、すげぇ活躍じゃねぇか」
次にやってきたのは502の菅野だった。黒木は菅野に礼をいった
「まぁあなたの闘いを見てたから勝てたみたいな物だしね礼を言うわ」
二人が話し込んでいるとき遠くで見ていたニパとひかりのもとにミーナ中佐がやってきた
「遅れてごめんなさいね、この資料をラル少佐に見せれば彼女達の能力が分かるはずよ」
そう言って資料をニパへと渡す
「ありがとうございます。ラル隊長に渡しますね」
「それにしてもあの子達凄いですね、本当にウィッチになって一ヶ月もたってないんですか、なんか私より強そうなんですけど」
「凄いでしょ、あなた達も負けない様にしなさいね」
「「ハイっ」」
資料を受け取った502は自分たちの基地へと帰還していった。
そして燃料と弾薬を補給した晴風が出航するときがやってきた。
この世界での航海の始まりである
出航の時は近い・・・
黒木洋美 固有魔法 身体硬化 文字どうり体を硬くする能力強度は戦艦の重装甲に匹敵する
身体強化+身体硬化