説明文少なくして会話だけでもいいかな・・・
でも書かないと心境とかがなぁー
航洋艦晴風は今、学園からの指令でブルーマーメイドの救助協力要請の目的地に向かっていた。先ほど保護した謎の少女は救助協力が終わったあと、遅れてやってくるブルーマーメイドに引き渡す手筈だ、そこへ向かう途中で晴風のクルー達がよく知っているアドミラル・グラフ・シュペーと合流し目的地に向かう、救助といっても海洋養殖プラントでの事故では死者・重傷者はおらず乗員が全員、火災から避難しているとのことだ。問題なのは救命艇がおいてあった場所には火災が発生している通路を通るしかないとのことだ。そのため自力で脱出ができないことだ、幸いなことに風向きは避難場所とは反対方向に向かって吹いているため煙の影響は今のところほぼなかった。火災の方もこのプラントが沈没するようなことにはならないだろう、その証拠に火の勢いは弱まってきていた。ただ避難した場所は展望デッキだったため常に海風にさらされていた。さすがにこのまま夜遅くまでここにいたら体温を奪われてしまう、晴風 シュペー が海洋プラントに着くのは今から三時間半ほど18時30分ころになる予定だ、今の時期ではすでに日が落ちて気温が一気に下がるであろう、晴風でも救助の準備を済ませ、万全の体制をとってシュペーとの合流地点へ向かっていた。
そのころ晴風の工作室では応急員のモモとヒメが晴風に落ちてきた少女の履いていた機械を調べていた。
「ヒメ、なんかわかったすか」
「うーん、故障の原因とかはたぶん切れている配線とかが原因だと思うんだけど、ところどころ見たことのない機械があるんだよねぇ、それらは壊れている様子はないからいいんだけどココちゃんが言うには足に履いていたっていうんだよね」
「それがどうかしたんすか」
「いや、これ試しに履いてみたんだけど足首くらいまでしか入らないんだよ、スイッチかなんかで入るように動くのかなって思ったけどそれらしいものはないし・・・」
「それは謎っすねぇ」
うーん 二人が悩んでいると珍しい客人がやってきた。
機関長の柳原麻侖であった。
本来いつもなら機関室に籠っている時間だったため二人はなぜここにきたのかわからなかった。マロンがここにきたのはただの興味本位だった。
「おう、じゃまするぜぇ、落っこちてきた子の履いてたの見にきたぜぇ」
「どこでその話をきいたっすか」
「おうよ、ちょっと便所いった帰りによ、小耳にはさんでよ、気になったからきたってことでぃ」
「便所ってマロンちゃん、女の子なんだからもう少し言い方考えたほうがいいっすよ」
「こまけぇことは気にすんなや、それでそいつがそうかい」
マロンが目をやるそこには配線が切れて故障したと思われる機械が置いてあった
それがウィッチが履く飛行ユニット、ストライカーユニットであることはこの世界の誰もが知らない
「ちょっと見せてくれや、どれどれ・・・こいつは・・・」
「どういった機械かわかったすか」
「いや、全くわかんねぇい」
「わかんないかい、モモ、とりあえず切れている配線だけ直してみる?」
「そうっすね」
「配線だけ?なに言ってんだい配線以外にも壊れているだろう」
「カバーのことっすか」
モモが小さな穴が開いたフレームを指さした
「ちげえぇ、ちげえぇ、この部分だ、この部分にネジが外れてずれているパーツがあるだろうが、多分これは隣のパーツに触れているのが正解だな、他にもパッと見わからないが配線の付け根ぎりぎりで切れかかってるのが三か所あるな」
「よくわかったっすねぇ、流石機関長」
「あったりまえでぃ、ちょっくら直すとするかといいたいところだが機関室にも戻らないとしなぁ、しゃあねぇ、お二人さんこれ機関室に運ぶの手伝ってくれ」
「機関室で直すの?やりずらくない」
「まぁ、端っこでやりゃあ問題ねぇだろ、さっさといくぞ」
「って機関長は持たないんかい」
モモとヒメはマロンに言われるがままストライカーユニットを機関室に運んで行った。
それから30分後、晴風はシュペーとの合流地点に到着した。
「艦長、間もなくシュペーとの合流ポイントです。」
「そろそろ目視できる頃合いかな」
「艦長、後方28度艦影視認 シュペーです」
「識別信号も確認取れました。」
「どうにか何事もトラブルなく合流できましたね」
「そうだね、シロちゃん、救助の前に簡単に食事済ませちゃおっか、救助と引継ぎ終わった後だとかなり遅い時間に夕飯になっちゃうし」
「そうですね、じゃあ私から美甘さんに・・・」
「あぁ大丈夫、それならさっき私が言っておいたから、食事と言ってもおにぎりとか簡単なものだけど」
岬明乃が副長の宗谷ましろに伝え終わると同時に一人の少女が艦橋組の食事を持ってやってきた。
「宗谷さん、食事持ってきました。」
「あぁ黒木さん、ありがとう」
「そんなとんでもない、宗谷さんも頑張ってください」
「クロちゃんありがとう」
「ちょっとお腹減っていたんだよねぇ」
「うぃ~」
艦橋組が食事をとり始めたころ、シュペーでは・・・
「無事、晴風と合流できそうだな」
「そうですね、艦長、晴風も何事も問題は無さそうです」
艦長の テア・クロイツェル と副長のヴィルヘルミーナなことミーナが雑談を交わしているとき見張り員からある報告が飛んできた。
「艦長、晴風前方に謎の浮遊物体を確認」
「浮遊物体?飛行船か」
「いえサイズが小さすぎます、おそらく小型ボートより小さいです」
「ミーナ、日本にはそこまで小さい飛行船があるのか」
「いや、ワシが知ってるかぎりそんなものはなかったはずじゃ」
シュペーの艦橋が気づいた、同時刻晴風でも飛行物体を視認していた。
「確かに浮いているな、無人飛行船のテストかなにかか」
「こんな沖合でテストなんかするのかなぁ、普通データとかとるから陸地の近くか、なんかの船の近くでやるんじゃないの」
「もしかしたら長距離飛行のテストかもしれないですね、待ってください、いまこの海域での飛行船の飛行許可が出ているか調べます・・・特に出ていませんね」
「うーん、なんか見た事あるような」
「艦長、アレを見たことがあるんですか」
「うん、でもなんか思い出せなくて、なんか思い出すのが怖いっていうか・・・」
岬明乃が悩んでいると水雷長の西崎芽依が冗談まじりにあることを言ったことで事態は急転する
「もしかして朝に言ってた怖い夢に出てきたとか」
その言葉に明乃の頭に夢でみた光景がうかんできた。そして晴風の前方にある飛行物体がこれから何をするのかも、どうかそれだけはならないでくれと心の中で思いながら自身の直観を信じ航海長に指示をだす、なんにもなければ問題ない、ただ自分が怒られるだけ、大事な家族が傷つかないようにするために・・・
「リンちゃん、面舵一杯、早く」
「はっ、はいぃぃ」
「艦長、いきなりどうしたんですか」
「そうよ、いきなり進路を変えて・・・」
黒木が明乃に嫌味を言ったとたん飛行物体に動きがあった。突如赤く発光しその直後赤い光線が放たれた。もし晴風が進路を変えてなかったら直撃するコースを通り・・・
ビームが通過したあとの艦橋は激しく動揺した。
「ビームだと、そんな馬鹿な」
「ひぃぃぃ、ねぇなんなのあれ、なんなのあれぇ」
「ビーム、撃ったよビーム、撃てるなら撃ってみたいけどビームに撃たれるのは嫌」
「うぃうぃ」
艦橋が動揺するなか艦長の岬明乃は次の指示を出した。
「総員戦闘準備、本艦は謎の飛行物体に攻撃を受けている、繰り返す総員戦闘準備」
岬明乃が指示を出したあとにすぐに副長の宗谷ましろが我に返り新たな指示ををだす
「納沙さんブルーマーメイドに緊急連絡、学校にも頼む、できればすぐに校長に連絡を、私が話をつける」
「わかりました」
「宗谷さん、私は機関室に戻るわ」
黒木洋美が戻ろうとしたとき、ましろが黒木を呼び止めた
「待ってくれ、黒木さん、やってもらいたいことがある」
ましろはおもむろにケータイを取り出し電波状況を確認した。何とか電波状況はよかった
ましろはテレビ電話に切り替えある人物に連絡を入れた。ましろの母であり校長の宗谷真雪であった。
「黒木さん、これであの飛行体を撮影してくれ、校長につないである」
「わかりました」
「目標、移動を開始、本艦に接近」
見張り員の野間マチコから報告があがり艦橋に緊張が走る
「主砲、砲撃準備・・・」
艦長の指示の途中で飛行体は速度をあげ、晴風を抜き去り、晴風の後ろをとった
「そんな、あの距離を数秒でだと、納沙さん、だいたいでいい通り過ぎたときの速度は」
「ちょっと待ってください、でました推定270キロです」
「そんなに速いの、逃げられるの、ねぇ」
「右舷、左舷の見張りを厳に」
「「わかりました」」
右舷見張り員 内田まゆみ と 左舷見張り員 山下秀子が艦長の指示に返事をする
「副長、校長に連絡が付きました」
「艦長、戦闘指揮お願いします」
「わかったよ、シロちゃん」
「艦長、シュペーから連絡、こちらの援護に入るとのことです」
「ミーちゃん達が気づいてくれたんだ、わかった、あと万里小路さん呼んで」
晴風が戦闘準備を着々と進めるなか学校では大変な騒ぎになっていた
晴風が学校に連絡する数分前、横須賀女子海洋学校の校長室に一人の女性が入ってきた
安全監督室情報調査室一等保安監督官 宗谷真霜である彼女は校長でもある母にある事実を報告しに来た。ものがものだけに通信ではなく直接あって母の意見を聞きたかった。
「貴方がこんな時間にくるなんて、やはり例の爆発事件絡みね」
「えぇ、救助された人の一人が爆発前の動画を撮っていてね、その中に映っていたんです」
真霜はそういいある映像を見せた。映像は撮影者とその友人が楽しく遊んでいる映像であった。撮影者が回りを取るためにカメラを回しながら向きを変えていくと、突如空から赤い閃光が出てきて船体に直撃し、爆発した。そのとき真雪は閃光が出てきたところに黒いある物が映っているのを見つけた。
「これはまさか飛行船?こんな小型なものどこでも作られていないはず」
「えぇ、それにこれが放ったのは実弾兵器ではないわ、信じたくないけどSF映画なんかであるビームとしか言えないわ」
二人が映像を見ていると真雪のケータイがなった。電話をしてきたのは晴風の副長であり娘のましろだった。それもましろが一度もしたことのないテレビ電話で
「テレビ電話、ましろからだわ」
真雪が電話を取ると映像が流れた。そこに映っていたのは先ほどの映像に映っていた黒い物体が宙に浮き晴風をビームで攻撃している映像だった。
「これは、」
真雪が驚いていると校長室に緊急の連絡が入った。
「校長、晴風から緊急連絡です」
「すぐ、繋いで」
「こちら航洋艦晴風、副長のましろです、緊急のため簡潔に報告します。現在謎の飛行物体に攻撃を受けています、防衛のためこちらも戦闘を開始、現在艦長が戦闘指揮を執っています、飛行物体はいま現在確認されている最大速度は時速270キロ以上」
「時速270キロ?そんな速度で飛べるっていうの」
「姉さん、そこにいるんですか」
「いるわ、母さんのケータイに映ってるこれが飛行体ね」
「そうです、現在、合流したシュペーからも援護射撃をしてもらっていますが目標の軌道が読めず命中はいまだ無し、校長、晴風の主砲のリミッター解除許可を」
晴風の主砲は本来毎分60発撃てるのだが他の艦と性能を合わせるため制限がかかっている。宗谷ましろはこの状況を打開するためには制限を解除するしかないと判断した
「わかりました。制限の解除を許可します、すぐに救援を向かわせます、それまで耐えてください、それとこの撮影はこのまま継続してください、それと目標になにか動きがあったら些細な事でも報告を」
「わかりました」
真雪が許可を出してすぐに新たな動きがあった。
「目標、シュペーの砲撃で被弾、直撃ではありませんが破損を確認」
その報告を聞いていた真雪と真霜は目標の映像を確認した。そこに映っているのはボディの端が破損し破壊された部分が光となっている光景だった。
「光、いえ粒子に分解?それに破壊されたところも光っていて内部構造が見えないわ」
「一体、どういう原理で・・・」
二人が映像を見ていたらあり得ない光景を目にした。それは晴風の艦橋でも驚愕の内容だった。
見張り員の野間マチコから新たな報告がなされた。とても信じられる内容ではなかったが
「目標、元に戻っていきます、破損個所が修復しています」
「そんな馬鹿な、破壊されたものが勝手に治るはずがない」
「目標、進路変更、シュペーに向かっています、っ目標シュペーに向け光線を発射、シュペー主砲、副砲に被弾、シュペー速力低下」
「ミーちゃん、艦長」
「リンちゃん晴風をシュペーに、シュペーから引き離すよう攻撃開始、タマちゃんシュペーに当てないように気を付けて」
「うぃ」
「砲雷科、リミッターの解除許可をもらった、20秒以内に切り替えろ」
「「「了解」」」
そのころ被弾したシュペーでは
「被害報告、急げ」
「主砲、副砲に被弾、両方使用不可です、それと砲術員二名が負傷、一名が体を強打し意識不明」
「すぐに手当てしろ、このシュペーがこうも簡単にやられるとは」
「速力も低下している、このままじゃただの的だ テア、退艦の準備を」
「やむを得ない、総員退艦」
「目標、再びこちらに接近」
「あやつ、本気でわしらを沈める気じゃな、テア、ワシが気を引く、そのすきに全員退艦させろ」
「まさか、スキッパーでおとりになるきか、そんなこと許可できるわけないだろう」
「このままじゃ全滅じゃ、安心せい、撃たれたら海に飛び込んでやり過ごす、それに晴風の艦長のことじゃ、ワシのことを拾ってくれるじゃろう」
「わかった。必ず戻れよ」
「あぁ、もちろんだ」
ミーナがそう告げるとミーナはスキッパーで海へと飛び出した。最も死に近い戦場の海へ
シュペーと晴風が戦闘を続けるなか晴風の医務室で一人の少女が目を覚ました。
第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ 所属 宮藤芳佳 である
「気がついたようだな」
衛生長 鏑木美波が目を覚ました少女に問いかけた
「ここは・・・ってなにこれ」
宮藤芳佳は自身の手首が拘束されていることに驚いていた。
「ここは航洋艦晴風の医務室だ、怪我人には悪いが機関銃など物騒な物を持っていたから副長の命令で拘束させてもらっている、自分の名前は言えるか」
「第501統合戦闘航空団 所属 宮藤芳佳です、あっ、私のユニットと武器は」
「武器はこちらで没収させてもらった。ユニットとは足に履いていたやつか、それに戦闘航空団とはなんだ」
「戦闘航空団とはって、もしかして知らないの!」
「あぁ、そんな言葉は聞いたことがないな」
「そんな、一体・・・うわっ」
宮藤芳佳が驚いていると船の揺れで体のバランスを崩した。よほど無理な動きをしていることは想像がついた。すると艦橋の慌ただしい様子が聞こえてきた
「面舵一杯 砲撃はそのまま続行、あとどれくらい打てそう?」
「あと8、いや5分くらいです」
「艦長、ミーちゃんがスキッパーで飛び出しました」
「まさか、おとりか、ビームなんかにあたったら即死だぞ」
「ミーちゃんを回収する、艦をミーちゃんに寄せて」
聞こえてきた言葉で宮藤芳佳はいまある状況を理解した
「まさかネウロイ」
芳佳は拘束されている手首を外すためあたりを見渡すが切れそうなものはなかった。
意をけして口で引っ張ってみた。すると思ってたより簡単に拘束が緩んだ。どうやらあんまりきつく縛ってなかったみたいだった
「ごめんなさい、私、行きます」
宮藤はそう言って医務室を出て言った。
まず宮藤はこの船の艦橋へと向かっていった。
どういう状況か 確認するために
艦橋ではいま 万里小路 楓 が耳を澄ませていた。
「確認とれました。発射の0.2秒前に微かな音を確認しました」
「0. 2秒か、指示を出すころにはもう撃っているか」
「万里小路さん、位置はわかる?」
「すみません、右か左にいるかならわかるのですが浮いて動いているので正確な高さがまだ、あと10、いえ5分ください、敵の音を把握して見せます」
「わかった、無理なお願いだけどなんとかお願い」
「かしこまりました」
「目標、再びこちらに接近、っやばい」
「野間さん、どうしたの」
「目標の攻撃で見張台が破壊されました。私の部屋がぁぁ」
自分の居場所を破壊されいつもクールなマチコが感情を露わにした。
そしてすぐそのあとに新たな連絡が入った
「艦長、すまない例の怪我人が抜け出した」
鏑木美波から連絡がきてすぐに艦橋に一人の少女が息を切らせてやってきた
ここまで全力で走ってきたのだろう
「なんで女の子が艦橋に・・・」
宮藤芳佳は状況が理解できなかった。なぜ駆逐艦の艦橋に女の子しかいないのか
自分と同じウィッチならともかく見たところ船の舵をとっているのも女の子だった
すると一人の女の子が話しかけてきた
「落ちてきた子だよね、名前はなんていうの」
彼女は最初に名前を聞いてきた。芳佳は何となくこの子は信用できると直感した
「艦長、今はそんな状況じゃないです」
「目標、正面に回り込まれました。攻撃きます」
マチコのその報告で艦橋に緊張が走る、航海長に至っては恐怖で舵を離し頭を抱え床に伏せていた。その中で宮藤芳佳は艦橋の外にいる敵を見て確信した
「やっぱりネウロイ!」
芳佳がその言葉をいってすぐに艦橋に向かってビームが放たれた。
芳佳はそれよりも早くビームの前に立ち手を前に突き出した。
艦橋にいる全員がビームが直撃すると覚悟した。その直後艦橋正面の窓ガラスが割れた
すぐ爆発が起こるはずだったがそれは起きなかった。
艦橋にいた全員が見たのはさっきやってきた少女が円形の光の壁を出してビームを防いだ光景だった
「この子達はやらせない!!」
この日晴風艦長岬明乃はウィッチに初めて遭遇した人類の一人となった。
次は戦闘か・・・書けるだろうか