海洋航空救援団マーメイドウィッチーズ   作:レーゲン

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今回また明乃が新たな記憶を打ち立てます(非公式)


たとえ魔法が使えなくても

突如ポーツマス海軍基地上空から飛来した陸戦型蟲型ネウロイの襲撃を受けた501部隊や晴風一同はストライカーユニットを装着するために各地で戦闘を行いながらユニットが保管されているハンガーに向かっていたがネウロイの攻撃に足止めをくらっていた。

バルクホルン、ハルトマン、野間が戦闘を行っている第二弾薬庫では・・・

 

 

 

「くそっ、ビームはそこまで強力じゃないが装甲が硬い上に再生が速いな」

 

「これじゃあハンガーに向かえないよ」

 

「手元の弾薬も厳しいぞ、一端補給しないと」

 

即席のバリケードに隠れながら応戦してた3人が苦言を漏らす

攻撃能力はそこまで高くないのでいいが、防御がかなり高く苦戦を強いられていた

撃ち続けたせいで最初に持ってきた弾薬が底をつきそうだった。すぐ後ろは弾薬庫のため後ろに下がれば弾はいくらでもあるが今ここを離れたらネウロイに突撃され弾薬庫が破壊されもしかしたら誘爆するかもしれない、戦闘が始まる前に弾薬庫にいた兵士ともう一名に武器弾薬を調達するようバルクホルンが指示を出していたが補給が来る前に弾が底をつきそうだった。野間マチコに焦りが見え始めたときある声が聞こえた。新たな弾薬、武器を持ってきた兵士の声だ

 

「バルクホルン少佐、弾薬をお持ちしました!」

 

「助かった。弾の充填時間がもったいない、機関銃5つに弾を満タンにして私の隣に置いといてくれ」

 

「了解」

 

「ハルトマン中尉、加勢します」

 

「サンキュー、助かるよ」

 

二人に弾薬の補給が渡されると同時に野間マチコにも補給の弾薬が一人の少女により渡される

 

「マッチィィ、補給の弾薬と武器持ってきたわ」

 

「助かる!私の隣に置いてくれ、危ないから頭は出すなよ、やられるぞ」

 

「分かったわ、マッチィィ」

 

野間マチコいるところにこの人アリ、等松美海が野間に補給の弾薬と弾を満タンにした機関銃を手渡す。野間は一端機関銃を受け取り、弾が少なくなった機関銃を美海に手渡す。

等松美海は何も聞かず、すぐに弾が少なくなった機関銃の弾を野間マチコのすぐ隣で補充する

 

 

「コアは中心にあるというのに、攻撃が届かなかったら意味ないぞ」

 

野間が今の現状に苦言をこぼす、それを聞いていたバルクホルンがあることを思い出した

バルクホルンは近くの兵士にあることを伝えた

 

「オイ、確かここにパンツァーファウストがあったよな、ありったけ持って来い一斉掃射でネウロイを撃破する!」

 

「!!了解直ちに持ってきます」

 

バルクホルンの指示を聞いた兵士3名がパンツァーファウストを取りに向かう

それと同時にネウロイもじわじわと距離を詰めてきた

 

「くそっ、近づいてきた!」

 

「トゥルーデ、援護して、あいつを吹き飛ばす」

 

ハルトマンの指示を聞いたバルクホルンがネウロイに弾幕を張る

ハルトマンはその隙に自身の固有魔法を発動させた。

 

 

 

「シュトゥルム!」

 

右手から放たれた竜巻によりネウロイが後方へ下がっていく、このままならそのうち後方へ吹っ飛んでいくと思われたが蟲型ネウロイは最初に前脚の二本を地面に突き刺しその後残りの脚も地面に突き刺した。

 

「あっ、ズッリィィ、地面に固定した」

 

ハルトマンがネウロイの行動に苛立ちを覚えると同時に野間は固定された脚と地面の部分に攻撃を集中する。

機関銃の攻撃により地面とネウロイの脚にダメージが入るとその脚は地面から抜けた。

どうやらコンクリートで塗装されたここでは脚があんまり入らなかったようだ。

野間の行動を見たバルクホルンや兵士達も脚と地面に攻撃を集中する

攻撃により脚が離れていったがあと1本の所でハルトマンの固有魔法が切れそうになっていた。するとハルトマンの固有魔法が切れる寸前新たに機関銃の音が響いた。その銃弾はネウロイの脚を引きはがすことに成功しネウロイを20メートル後方へ吹き飛ばすことに成功した。その銃撃音は野間のすぐ隣から聞こえたものだった。弾の補充を終えた等松美海が野間マチコの忠告を無視して援護に入ったのだ。ただ射撃の腕はそこまで高くないので命中率は良くて30%ほどだった。それでも等松美海の援護でネウロイの脚をはがすことに成功した。

 

「美海!頭を出すなって言ったろ!」

 

「ゴメン、マッチ、私もマッチのこと助けたくって・・・」

 

野間が戦闘に参加した等松を叱る、等松も怒られるのを承知だったらしく素直に謝る

ただ彼女も自分達の仲間だけに戦わせるのが心苦しかったのだ。

彼女は自らの意思で銃を手に取ったのだ。

 

 

「そう、怒ってやるな野間、今のはかなり助かったぞ等松!」

 

「サンキュー、美海」

 

 

「だがお前はまだ素人なんだ、あんまり無茶はするなよ、、野間!そいつにしっかりついてやれ」

 

「分かってます」

 

バルクホルンの指示に野間は言われずとも、という感じで返事をする

すると後ろから3名の兵士がありったけのパンツァーファウストを持ってきた。

 

「バルクホルン少佐、パンツァーファウストお持ちしました!」

 

「良し!すぐに兵に準備させろ、私にも2つよこせ、野間、発射指示はお前がしろ!少しでもコアの近くに照準指示を出せ」

 

「了解!」

 

バルクホルン達が戦闘を繰り広げているころ、シャーリーと知床鈴は司令部の建物の近くの脇道に身を潜めていた。ネウロイの襲撃を知った二人はハンガーに向かっていたのだが運悪くネウロイと遭遇してしまった。幸いネウロイに気付かれる前に脇道に隠れることが出来たが二人の状況は良くなかった。

今二人の他に軍人はおらず持っている武器もシャーリーがホルスターにしまっていた拳銃が一つと、かなり心もとなかった。

 

 

「ちょっとやべぇな・・・なんとかハンガーに行かなきゃ行けねぇのに」

 

「どうします?シャーリーさん」

 

「そうだな・・・おっ、あれは・・・」

 

ふとシャーリーが辺りを見渡すと脇道の奥の道に一台のジープが止めてあった

 

「あれが使えるかもしれねぇな、知床、ちょっとあそこに止めてあるジープ見てきてくれ、鍵が付いたままどうか、私はココでネウロイを見張っているからなるべく早くな」

 

 

 

「分かりました。すぐ見てきますね」

 

知床鈴はすぐに走り出しジープを確認する、すると幸いなことに鍵はつけっぱなしだった。

燃料も8割以上残っておりハンガーまで十分持つ量だった。

 

 

「シャーリーさん、鍵、付いたままでした。大丈夫です」

 

「よしっ!最高速度でハンガーまで突っ切るぞ」

 

「はいっ!」

 

二人は早速ジープに乗り込みエンジンをかける

エンジンがかかったジープは走り出しハンガーへ向かう、その音に気付いたのだろうかネウロイも動き出す、シャーリー達の進行方向に蟲型ネウロイが先回りしてたのだ。

シャーリー達に気付いたネウロイは二人がのるジープを攻撃する

シャーリーはすかさずハンドルを切り脇道に入り攻撃を回避する

 

 

「あっぶねぇー、ネウロイの野郎先回りしやがった、これじゃあちょくちょく脇道にでも入らないとすぐ見つかるな、それにしても脇道って言ったって障害物多すぎだろ」

 

「ゴミ箱とかバイクとか置いてるよぉ、ただでさえジープより少し広いくらいの道なのに」

 

「ホントだぜ、こういう道は私より知床の方が・・・あっ、そうすればいいのか」

 

「どうしたんですか?」

 

「知床!ハンドルを持ってろ、運転代われ、私が後部座席に移動するからすぐに運転席に移れ」

 

「エェェェー、本当にやるんですか」

 

「勿論だ、止まってる時間はねぇ走ったままやるぞ、いくぞ1,2の、3!」

 

 

「ひぃぃぃ、少しは待ってくださいよぉ」

 

シャーリーの無茶ぶりに知床鈴は涙目になりながらシャーリの言われたとおりやる

シャーリーがハンドルから手を放すと同時にリンがハンドルを掴みハンドルを固定する

次にシャーリーが後部座席に移ると同時にリンの脚がさっきまでシャーリーが踏んでいたアクセルを踏み込む、アクセルを踏むのを確認すると鈴は座席に腰を下ろす

どうやら走行中の運転の交代は無事成功したようだ。

交代が完了すると後部座席にいたシャーリーがリンの隣に移る

 

 

「もう・・・あんまり無茶しないでくださいよぉ・・・」

 

「悪かったって、それより早く向かうぞ、知床!全速前進だぁ」

 

「はい!行きます」

 

知床鈴はアクセルを踏み込み細い路地をジープで疾走する、行く手を阻む障害物を見事に躱し走り抜ける、ネウロイと遭遇してもすぐに路地に入ったり、ビームをハンドル操作で躱しネウロイを抜いていく、二人はハンガーへの道を突き進む

 

一方その頃パットン将軍と共に後退をしていた砲雷科の面子はというと・・・

 

 

 

「撃ちまくれ、出し惜しみはすんじゃねぇぞ、野郎ども」

 

『了解!』

 

「撃ちまくってまーす」

 

「投げまくってまーす!」

 

「あんたら、まず私達が野郎どもって言われたことには触れないの・・・まぁそんなこと言ってる場合じゃないのは分かるけど」

 

 

後退中に遭遇した蟲型ネウロイ一体と交戦状態に入っていた。

シャーマン戦車の砲撃に加え、歩兵も瓦礫や建物の陰に隠れながら応戦していた。

砲雷科の三人、光、順子、美千留もパットン将軍が乗車している戦車の隣で戦闘に参加していた。攻撃によりネウロイに攻撃の隙は与えていないものの決定打にかけていた。

 

 

「あぁもうコイツ硬くない」

 

「ちょっと疲れてきたよぉ、20個はもう投げたのに」

 

「ちょっと順子あんた手榴弾何発持ってきたのよ」

 

さらりと言った順子の言葉に美千留が突っ込む

 

 

「えっ?100くらいだけど、将軍の乗ってる戦車の砲塔?の後ろにロープで縛って固定してある箱に入れるだけ入れたから」

 

「あんたなんていうところに置いてんのよ!もしビームが当たって誘爆したら大変じゃない、すぐに外してきなさいよ」

 

「あっ、そうだった誘爆の危険性考えてなかったよぉ、外してくるからみっちんここで足止めお願い!」

 

「しょうがないわね、早くしなさいよ、私のパンツァーファウスト3回分しか持ってないんだから、機関銃じゃ効果薄いからパンツァーファウスト撃ち終えるまでに終わらせなさいよ」

 

「分かった、すぐ終わらすね、本当にゴメンね」

 

「いいわよ、全く・・・それじゃあ最初の1発行くわよ」

 

美千留は持ってきていたパンツァーファウストをネウロイに放つ

まだ撃ち方を聞いてから30分も経っていなかったが見事ネウロイに命中させることが出来た。発射を終えると美千留は・・・

 

 

「なにこれ、すごく癖になる!パンツァーファウスト、神だわ」

 

パンツァーファウストの虜になっていた。

美千留がパンツァーファウストを撃ち終えると同時に順子が戻ってきた。

何処から持ってきたか分からない台車に手榴弾を入れた箱を乗せて・・・

 

「ごめん、お待たせ、箱外してきたよ」

 

「あんたその台車どうしたのよ」

 

「なんか路地に置きっぱなしになっていたからそのまま貰っちゃった」

 

「あっ、そう・・・」

 

「貴方達、喋ってないで手伝ってよ、こっちはもう弾切れそうなんだから」

 

「あっゴメン」

 

「ごめーん、ちゃんとやるから、さっき思いついた作戦で」

 

「作戦ってあんた何する気よ」

 

意味深に笑みを浮かべる順子に不安を覚える美千留

順子は台車に乗っている手榴弾を入れた箱に目を向け・・・

 

「必殺、爆弾トロッコ作戦、GO」

 

順子はタイミングを見計らい手榴弾を入れた箱を台車に乗せたまま蟲型ネウロイの体の下に目掛けて台車を押し出した。手榴弾の1つは安全ピンを抜いた状態で

押し出された台車は15メートルほど先にいるネウロイの足元に着くとシャーマンから放たれた砲撃の直撃の衝撃により台車が横転してしまう。幾つかの手榴弾がネウロイの胴体部分に転がっていくと安全ピンを抜いた手榴弾が爆発した。爆発したそれは一緒に入っていた手榴弾を巻き込みさらに爆発を大きくする。そのあまりの威力に蟲型ネウロイは横転する

 

「作戦成功イェーイ」

 

「危ないでしょうが、限度考えなさいよ」

 

呑気に喜ぶ順子を美千留が叱る、ネウロイにダメージを与えたが流石に限度がある

ただしまだネウロイのコアは破壊出来てないので怒るのは後にする

すると順子に意外な人物から声がかけられる

 

 

「よくやった、嬢ちゃん、オラお前らもっと気合を入れろ、撃ちまくれ」

 

パットン将軍が順子の行動を評価すると隊の士気が上がったのか砲撃がさらに激しくなる

すると胴体部分にコアが露出した。それを見逃さなかった光がコアを狙い撃つ

 

「バシッと決めるわよ!」

 

  バン、バンッ、バンッ

 

露出したコアに光の対装甲ライフルから放たれた銃弾が命中していく、ウィッチではないため魔法力が付与されてない銃弾だが3発も命中するとコアが破壊出来た。

 

 

「あたしって天才!再生する前に撃ち抜いてやったわ」

 

パットン将軍達が応戦してたネウロイは光、順子、美千留の三人の砲雷科の活躍によりなんとか蟲型ネウロイの1体を撃破に成功した。

 

一方、空母天城に行ってた機関科のメンバーはというと、

天城の整備士と共に艦載機の整備に繰り出されていた。

まだ見学して2時間も経ってない彼女達に出来ることは少ないが自分達が出来ることを必死にやっていた。

 

「オイ、その機体は後回しだ、エンジンがもうだめになってる」

 

「オイ、誰か弾薬を持ってきてくれ、あと8分でコイツの修理が終わる」

 

「被弾したのがまた来るぞ、消火班待機しておけ」

 

 

あちこちで声が飛び交うなかマロン達は損傷の激しい機体の修理を任されていた。

任されていると言ってもやるのは破損している部分を外しその交換パーツを用意しておくといったような雑用が殆どだったが、マロンはエンジン部分の損傷が軽微と分かるとその場で修理を始めた。見学していた時に整備兵に30分ほど聞いていただけの知識だが確実にエンジンを修復していく

 

「オイ、そこのスパナ取ってくれ」

 

「はい、これ」

 

「機関長、頼まれたエンジンオイル貰ってきたよぉ」

 

「ソラちゃん、そっち大丈夫」

 

「大丈夫、今終わったわ、外すわよ」

 

いくら晴風の機関を担当していたとはいえ全く別の代物をいきなり整備することになった機関科のメンバーだがここまでいろいろなことがあったせいか順応力が飛躍的にアップしていた。

 

「お前ら気合入れろ、外でクロちゃん達が戦っているんだい、マロン達はマロン達に出来ることをするんだい」

 

『オォー』

 

マロン達が士気を上げているころ、服部静夏と共に戦っている黒木、ミーナ、納沙の4人は港で蟲型ネウロイと応戦していた。

 

「ねぇ、コイツどうやって倒す」

 

「ワシのシュトゥルムでも足止めがいいところじゃぞ」

 

 

「誰か早くユニットを装着して援護に来てくれれば何とかなりそうなんですけどね」

 

「この際、扶桑の駆逐艦の主砲を使うのはどうでしょう、私達が何とか誘導すれば」

 

「ここじゃあ近すぎて仰角が合わんぞ、今見えている駆逐艦の位置でもあと50メートルは陸地におびき寄せんと無理じゃ」

 

「黒木さんの馬鹿力でもげたりできません?」

 

「無茶言わないでよ、私でもそんなこと出来ないわよ、第一そこまで近づけ・・ない・し」

 

黒木が納沙幸子に反論したとき、黒木は何か思いついたようだ。

 

「ちょっとここで3人で足止め出来る?」

 

「まぁ出来ると思うがなんか案があるのか」

 

「えぇ、あの艦長の思いついた作戦を思い出してね、10分以内に戻るわ」

 

そう言って黒木は持ち場を一端離れた。行くのは艦の整備ドック

 

一方その頃明乃達はというと・・・

 

 

「えっと・・・シールドでチョップ!」

 

明乃がそんなことを言うと蟲型ネウロイの真上に現れたシールドがネウロイに降りていきギロチンの様にネウロイを切断した。

 

「エグッ」

 

「うぃ」

 

その光景を見ていたメイとタマは若干引いた

 

 

 

「えぇー、そんなに引くことぉー」

 

「うん、ほぼギロチンなのにわざわざチョップって言ってるところとか」

 

「ウィ」

 

「うーん、ただ厚い本の背表紙で叩かれると痛いのを思い出して思いついた使い方なんだけど」

 

「いや、まぁ痛いけど、でも正直引くよ」

 

「ネウロイは、艦長ギロチンで、ジ・エンド」

 

「なんで5,7,5?」

 

そんなことを話していると新たな個体が現れた。それを見た明乃は・・・

 

 

「あっ、また出た、今度は10枚くらいでやってみよっと」

 

そう言って明乃は、今度は10枚のシールドを展開しそれを隙間10センチの間隔に並べネウロイに突き刺した。10枚のシールドで切られたネウロイはまるで細切りの様にばらけたあと粒子となって消えた。

 

 

「艦長?今の10枚もいらなかったんじゃない、三枚でも十分だと思うよ」

 

「やっぱりそう思う?もうちょっと効率化しないといけないかなぁ」

 

「ネウロイ千切り機?」

 

「いや、どっちかと言うとネウロイの処刑台?」

 

「もう、二人ともそんなこと言ってないで早く行こうよ」

 

メイとタマがネウロイを切り裂いた明乃の様子を見て例え話をする

明乃はそんな二人を注意しハンガーへと向かうが実はかなり凄い記録を明乃は打ち立ててしまっていた。

 

攻撃系の固有魔法でも固有魔法単体で中型ネウロイを破壊出来るのは世界中のウィッチでもごくわずかで全体の3%もいないのだ。しかも明乃のようにネウロイを瞬殺できるのはまずいないと言っていい、明乃は知らず内に固有魔法のみの戦闘での最速撃破記録を打ち立ててしまったのだ。前にブラッドレー将軍から世界最速撃破記録を持っていると言われていたがあの時はユニットを装着しての戦闘だった。今回はユニット無しで固有魔法のみの戦闘なので前の記録とは別のカテゴリーになってしまうのだ

そんなことはつゆ知らず明乃達はハンガーに向かう

 

話は戻り港ではミーナ、納沙、服部静夏がネウロイを足止めしていた

黒木が一端離れた後も膠着状態が続いていた。

 

 

「これはかなりやばいですね・・・」

 

「あぁ、ワシの銃はもう弾切れじゃ」

 

「こっちもです、流石にもう無理です防衛ラインを下げましょう」

 

三人が苦渋の表情を見せ始めるとネウロイに何かが飛んできてそれは突然爆発した。

 

 

「なんじゃ、援軍の攻撃か」

 

「ロケット弾や手榴弾の爆発じゃないですね」

 

「あっ、黒木さん戻ってきました。」

 

服部静夏が黒木が戻ってきたのに気づいた。黒木の足元には鎖で巻かれたドラム缶が数個置かれていた。

 

 

 

「なるほど、前にやった爆雷投げですね」

 

「そうか、その手があったの」

 

「よく、あの距離から投げられましたね」

 

三人が関心していると黒木は新たに、持ってきた爆雷をネウロイに投げつける

投げつけられた爆雷が爆発するとコアが露出したが、ミーナ、納沙、服部は既に弾切れ

それを悟った黒木は近くにあった階段の手すりを自身の怪力で引きちぎり、やり投げの容量でネウロイに投擲しコアを破壊した。

 

 

「黒木さん、段々とワイルドになってきますねぇ、そのうち素手で熊とか倒すんじゃないんですか」

 

「ありうるのぉ、あれなら」

 

「流石に熊は・・・!新たに中型ネウロイ接近かなり速いです」

 

三人が黒木について話していると新たなネウロイがやってきた。今度のはかなり早く、まるでゴキブリのようだった。

 

「オイ、今襲われたらシャレにならんぞ」

 

「とにかく移動しましょう、あの速度なら2分もしないうちにこっちに着いちゃいます」

 

ミーナと納沙が慌てていると走ってきたネウロイは突如、上からの攻撃により消滅した。

 

ストライカーユニットを履いたウィッチの攻撃だ

 

消滅したネウロイの上空を見ると知床鈴が飛行していた。

四人に気付いた鈴は四人のもとに向かう

 

「皆、大丈夫だった?」

 

 

「知床さん!助かりました」

 

「あぁ、本当に助かったぞわれぇ」

 

「もうちょっと早く来なさいよ、こっちもかなりつらかったんだから」

 

「知床さん他の皆さまはもう、ハンガーに付きましたか」

 

「うん・・・全員ってわけじゃないけど今シャーリーさんとペリーヌさん、サーニャちゃんとエイラさんが飛んでネウロイの撃破に向かってるよ」

 

「そうですか、私達も早くハンガーに向かいましょう」

 

「それじゃあ私はシャーリーさんに合流するね、また後でね皆」

 

そういって知床鈴は再び飛びたった。この20分後基地を襲ったネウロイは殲滅させられた。こうして闘いは幕を閉じた。ポーツマス海軍基地のあちこちに被害が出たが幸い基地の重要施設には被害が出なかったのは助かった。だがこれはまだ始まりに過ぎないのを明乃達はまだ知らない

 




次はこの作品にガールズラブのタグを入れた理由の話を書こうと思います
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