ポーツマス海軍基地を襲った陸戦型ネウロイの襲撃から3日目・・・
この日、明乃達や501のメンバーは統合軍から特別ボーナスをもらった。
ネウロイの基地襲撃を防いだ報奨だろう。金額は前に貰った額の1割減くらいだが前の報奨もかなりの額だったためそれでも高額だ。とりあえずクラスの全員に分配し各自自由に使うことにした。その分配の時にウィッチとなったメンバーには多めに支払われた。
クラスの皆曰く、危険な戦いをして皆を守ってくれているから当然の報酬、だそうだ。
艦長の岬明乃はこのお金をどうしようか悩んでいた。実は前に貰ったお金もまだあるのだ。
何に使うかしばらく悩んでいると、今回の闘いで砲雷科の3人がパットン将軍率いる戦車部隊に助けられたのを思い出した。実際には3人も戦闘に参加していたが共に戦ってくれて守ってくれたのは間違いない、明乃は今回の報奨は3人を助けてくれた戦車部隊に何か送ろうと思いついた。何を送ろうか考えながら外をぶらぶら歩いていると、従兵が運転するジープに乗ったパットン将軍と出会った。
「よぉ、嬢ちゃんじゃねぇか、こんなところで何してる」
「パットン将軍!今、砲雷科の光ちゃん達を助けてくれた戦車部隊の人達にお礼を渡そうと思っていて何を送ろうか悩んでいて」
「なんだ、そんなことか、別に嬢ちゃんが気にすることじゃないんだがな・・・適当に安い酒でも送っとけば喜ぶぞ」
「うーん、お酒は買えないなぁ、まだ20歳じゃないし・・・」
「そう言えばそうか、ブラッドレーとの会議までまだ50分ほど時間があるな、嬢ちゃん時間はあるか、良かったら俺がが近くの酒屋まで一緒に行って俺の名義で買うこともできるが」
「いいんですか?あれっ、でもこれって法律的に大丈夫なの?」
「大丈夫だろ、あくまで金を出すだけだし、俺が口添えしとけば問題ねぇだろ」
「それならまぁ・・・でもお酒って美味しいんですか?飲んだことないから分からないんですけど」
「まっ、嬢ちゃんには分かんねぇだろうな、いかにも酒に弱そうだしよ、まぁ野郎には酒が最高の贈りもんなんだよ、戦場では酒とタバコと飯が最高の娯楽ってな」
パットン将軍が個人の見解を語る、明乃はいまいちよく分からなかったが酒が喜ばれるのは分かった。明乃はパットン将軍が乗っていたジープの後部座席に座らせてもらい将軍と共に近くの酒屋に向かうのであった。
一方その頃、宗谷ましろはミーナ中佐にあることに誘われていた。
「ロンドンで食事会ですか?」
「えぇ、ブリタニアの軍の上層部が貴方達と直接話したいらしくてね、本当は艦長の岬さんがいければよかったのだけれども先日襲撃があったばかりだから最高防衛戦力はあんまり動かしたくないのよ」
「うちの艦長、いつの間にか最高防衛戦力になってたんですね」
知らない内に最高戦力と言われていた明乃にましろが苦笑すると・・・
「今後、お偉いさんと話す機会もあるだろうし今の内に少しでも慣れておいた方がいいと思ってね、食事会は夜だから向こうで一泊になるわね、もちろんユニットも持っていくから緊急時には向こうから直接出撃できるわ」
ミーナ中佐から食事会の流れを聞いたましろは少し考えそれを了承する
「ユニットも持っていくなら問題ないか、分かりました。お言葉に甘えて同行させてもらいます、うちのクラスの皆に伝えてきますね」
「分かったわ、出発は1時間後に、早めに行って向こうでショッピングでもしましょうか、そうね、いっそのことパーティー用のドレスでも見繕いましょうか」
「ドレスって・・・それは流石にいいです。着る機会なんてないと思いますし」
「ただの旅の思い出みたいなものよ、それに女の子だったらドレスに少しくらい憧れた時期くらいあったでしょ」
「それは・・・まぁ5歳くらいの時には」
「なら決まりね、それじゃあ1時間後に」
「了解しました。ミーナ中佐」
ミーナ中佐と約束を交わし晴風のクラスメイトの何人かに艦長への伝言を頼み、ましろはミーナ中佐と共にロンドンへと向かったのだった。
話はもどりパットン将軍に連れられ近くの酒屋にやってきた明乃、将軍が店主に事情を話してくれたおかげで未成年の明乃でも買い物が出来ることになった。
明乃は早速持っている金額を確認しそれで戦車部隊の人に送る酒代を計算する
この時パットン将軍は気づいていなかった。明乃が戦車部隊の30名近い兵士全員に1本ずつ酒を送ろうとしていることに・・・
「うーん、パットン将軍は安い酒でいいって言ってたけど、一番安いお酒だと3分の1くらい余っちゃうな・・・もうちょっと高い奴で全員分買える奴は・・・」
明乃が商品棚を物色しているとちょうどいい金額のお酒が目に入った。
他の奴より少し小さめの瓶だがなんだが少し高級感があった。
「これなら喜んでくれるかな、これってウイスキーって奴かな?」
明乃はまだ未成年で酒なんか飲んだことが無かったので酒の種類なんて知らなかったが色合いをみてテレビのCMとかでみたウイスキーの一種だと認識した。
明乃はそれを30本近く購入した
量が量なので店員が小さめの木箱を用意してくれてそこに購入した酒を入れてくれた
ただこの時明乃が購入した酒と言うのはリベリオンで作られたバーボンと言うアルコール度数が最低40%のきつい酒であった。ちなみに一般兵士からすれば結構お高い部類に入る酒だ。バーボンを買うくらいなら安いビールなどをより多く飲むのが殆どと言っていいほどに・・・
購入したバーボンを入れた木箱をパットン将軍が乗っていたジープの後部座席に店員が置いてくれた。明乃はその木箱の隣に座り、酒屋で酒を一本買ったパットン将軍が戻ると従兵が再びジープを走らせる。ブラッドレー将軍との会議に向かう前にお礼の酒を渡すため少し寄り道をして戦車部隊の駐留地に向かう、その道中パットン将軍が明乃が買った酒が気になり明乃に質問する
「ところで嬢ちゃん、一体何の酒を買ったんだ」
「えっと、他のお酒の瓶より少し小さい奴だったんですけど、なんか少し高級感があったこれにしました。」
明乃はそう言って木箱の蓋を開け購入した酒の一つを取り出しパットン将軍に見せた。それを見たパットン将軍は・・・
「オイッ、こいつぁバーボンじゃねぇか、安いのにしとけって言ったろうが・・・ちょっとまてお前さん何本買った?」
「えっ?光ちゃん達がウル覚えで覚えてた部隊の人達全員分買ったから確か・・・30本くらいだったかな」
「馬鹿野郎、バーボンの度数いくつだと思ってるんだ、1本飲んだら翌日二日酔いが殆どだぞ、まぁ無知だったから仕方ないか、贈るなら5人で1本くらいの量にしとけ、仕事に影響するからな」
「はーい、でもそうすると結構余っちゃうな・・・将軍も1つどうですか」
渡せる量が減ってしまったため明乃は将軍にもおすそ分けする
「あぁ、いただくぜ、ちぃ、俺が買った今晩の晩酌用の酒よりいい酒じゃねぇか、普通こんな酒お礼で渡すような酒じゃねぇぞ、普通ビールかワインだぞ、贈るとしても」
「そうなんだ・・・今度からそうしよう、あっブラッドレー将軍の分も渡しておきますね」
そう言って明乃はパットン将軍にブラッドレー将軍の分のバーボンを渡す
「そう簡単にやるもんじゃねぇんだがな、まだ余ってやがるか、だが今から返品しに行ったら遅刻確定かあいつの小言はやかましいからな・・・残りは嬢ちゃんが保管しとけ、間違えても飲むんじゃねぇぞ、お前は絶対酔うだろうからな」
「はい、分かりました」
明乃はパットン将軍の指示に従う、取りあえず戻ったら残りのバーボンは冷蔵庫にでも入れておこうとそう思う明乃だった。
「あっ、美甘ちゃんならお酒を使った大人な感じのお菓子とか作れるかな、後で聞こうっと」
明乃はそんなことを思いながらジープが戦車部隊の駐留地に着くまで身をゆだねる
駐留地に着くとパットン将軍に言われた通り5人で1本を目安にお礼のバーボンを渡していく、渡し終えると再びジープに乗り宿舎まで送ってもらった。
明乃は残ったバーボンが入った木箱を持つとそれを持って主計科の炊事員、伊良子美甘のもとへ向かった。明乃が美甘のもとへ着くと明乃に気付いた美甘が頼まれていた伝言を明乃に伝えた。
「あっ、艦長、さっき副長から伝言を頼まれて、副長今夜ミーナ中佐と一緒に軍のお偉いさんと食事会だって、明日の午前中には帰ってくるって」
「そうなんだ、あっ、美甘ちゃんこれなんだけど、ちょっと預かってくれない」
そう言って明乃は木箱を美甘に渡す
「中身は何なの?」
「光ちゃん達を助けてくれた戦車部隊の人達に渡そうと思ってパットン将軍の勧めで買ったお酒なんだけど、一人1本は多いから少なくしろ、って言われたから買ったお酒がそれなりに余っちゃったんだ」
「へぇー、ねぇこのお酒貰ってもいい、今夜の夕食に使いたいんだけど」
「いいよ、何に使うの?」
「うん、副長だけ美味しいもの食べに行ってちょっとズルいから今晩は豪華にステーキだよ、いいお肉が手に入ったんだよぉ、ホントはフランベに赤ワインを使おうと思ってたんだけど艦長が買ったお酒使ってみるね、あっ試しに使ってみてダメそうだったらちゃんと保管しておくよ」
「分かった、夕食楽しみにしているね」
「任せてよ、ホテルのレストラン並みのやつ作っちゃうんだから」
この時明乃は気づかなかった、まさかあのような事態になるなんて・・・
時が経ち夕食の時間になった。クラスメイトが宿舎の食堂に集まると美甘達が作った夕飯を口にする。メニューは明乃に言った通りステーキとサラダだった。
「おぉぉぉ、うめぇじゃねぇか、オイ」
「機関長、がっつくね」
「そりゃあそうでしょ、機関長、お肉好きだもんね」
「ねぇ」
「でも、副長ズルくない自分だけ外食だよ」
「宗谷さんのこと悪く言うのは止めなさい!あくまでミーナ中佐が勉強の一環として誘っただけなんだから」
機関科のメンバーが言葉を交わす、肉好きのマロンは食事に集中し、他の面子はそれを眺めながら雑談を交わす、黒木がふとマロンを見ると口元にステーキのソースがついていた。
「マロン、ちょっとこっち向いて、口にソースついてる」
黒木がマロンの口元をさっと拭く
「おう、すまねぇクロちゃん!」
「おぉーまるで姉妹のような光景」
「姉妹っていうよりオカンじゃない?」
「言えてるわ、オカンと娘ね」
「機関長、小さいから余計にそう見えるよね」
「喧嘩売ってんのかてめぇら」
マロンが遠回りに小さいと言われ切れる、一方その頃一緒に食事をしていた明乃、知床、納沙、ミーナはある話をしていた。
「それにしてもこんなこともあるもんなんだねぇ」
「うん、シャーリーさん達501の人達が全員別の用事で外出するなんてね」
「ワシも気になって少し調べたんじゃがワシらの実力が大方把握できたのと艦長の防衛能力が高かったのが主な理由らしいぞ」
「サーニャさん、エイラさんは夜間哨戒、ペリーヌさん、リーネさんはガリアへ、バルクホルンさん、ハルトマンさん、宮藤さんはネウロイから解放されたベルリンで発生した事故の救援と治療、シャーリーさん、ルッキーニさん、服部さんはロマーニャの海域で調査協力でしたっけ」
「色々行ってるよね・・・でもバルクホルンさん達って救援と治療に向かったんだよね?芳佳ちゃんの治療は分かるけど、バルクホルンさん達までいく必要あったの?」
「何でも事故が起こった時原因が分からずネウロイの攻撃の可能性もあったから呼ばれたそうじゃ、まぁ聞いた話じゃネウロイの襲撃ではなかったそうじゃ、一応明日の午後一までには戻るそうじゃ」
「シャーリーさんもそれくらいって聞いたなぁ」
「リーネさん達は朝一で帰ってくるそうですよ」
「ミーナ中佐とシロちゃんは午前中だっけ」
「まぁ、仕事じゃし仕方なかろう、今は食事を楽しむとしよう」
「そうですね」
明乃達が会話をしている時航海科のメンバーに動きがあった。
「おっ、飲み物もう切れてるぞな、ちょっと取ってくるぞな」
「お願いねぇ」
「任せるぞな、皆、飲み物持ってくるが他に欲しい人いるぞなか」
「あっ、私達にも」
「こっちもお願いしていい?」
「あたしらもお願い」
光、美甘、麗緒の砲雷科、主計科、機関科の三人が手を上げる
それぞれのテーブルに人数分持っていくと結構な量だ
「多いぞな、もう箱ごと持ってくるぞな」
そう言って航海科の勝田聡子は飲み物を保管している冷蔵室に向かった。
冷蔵室に着くと飲み物を纏めて入れた木箱を探す
「こっちの飲み物は全部瓶だから持ってくるのがつらいぞな、ペットボトルが恋しいぞな、確かここらに・・・あったぞな、うん?少し小さい箱もあるぞな、中身は・・・飲み物ぞな口直しぞな、違うの持っていくぞな、瓶も小さくて軽いぞな」
聡子はそう言って小さい木箱に入った飲み物を持っていく、だがそれは明乃が美甘に預けた酒のバーボンだった。そうとは知らず・・・
「皆持ってきたぞなー、さっきとは違う飲み物ぞな」
「サンキュー」
「貰うね」
「今度のはちょっと小さい瓶なんだね、あっ、艦長達も新しい飲み物いるー?」
「あっ、頂戴」
「じゃあ量が少なそうだから二本ずつ貰うね
光、あかね、麗緒がそれぞれ持っていく。麗緒は明乃のテーブルにも持っていく分も貰う
麗緒はそのまま明乃のテーブルに持ってきたバーボンを置く
ここで明乃が気づければよかったのだが話に夢中でさらっと置いたバーボンには気付けなかった。
それぞれのテーブルでバーボンが飲まれ始めたころ、異変はすぐに起きた
バンっ!!と何か音がした。その音に反応したクラスメイト達は音の発生源を探す
すると見張員の野間マチコがテーブルに倒れていた。それを見た等松美海はすぐさま野間のもとに向かう
「ちょっとマッチ、大丈夫!?」
「・・・うーん・・・私は大、丈・・・夫だ・・・」
いつもと違う野間の様子を他のテーブルに座ってるクラスメイトも見守る
新しく持ってきた飲み物を飲みながら・・・すると
『ブッハァ』
何人か吐いた。度数40度超えの酒は酒を飲んだことのない少女達にはきつかった
「おえっなにこれ」
「きついっす」
「なんか喉が焼けるぅぅ」
ヒメ、モモ、瑠奈が飲んだ飲み物の味に絶句する。それほど辛かった
その様子をみた鏑木美波はすぐにテーブルに置かれた瓶を確認する
英字で書かれたラベルにはバーボンと書かれていた。
美波はすぐにこれが酒だと分かった。前にアメリカの医療関係の書類に急性アルコール中毒について書かれた項目がありその中にあったのだ。
どの酒をどれだけ飲んだのか、その中にバーボンという言葉があった。そのおかげですぐに酒だと気づくことが出来た。美波はすぐに持ってこられた酒を飲むのを止めようとするが
「おい、コレ酒だぞ、飲むのをやめろ!」
「美波さん・・・ちょっと遅かったかも」
「うん・・・美甘ちゃんが・・・」
「えへへ、美波さんこっちおいでぇ、美甘ママがいい子してあげるぅぅ・・・」
「遅かったかぁ・・・」
「他も結構凄いことになってるねぇ」
「光ちゃん達なんか・・・ねぇ」
あかり、ほまれが見る先には光達が酒盛りを開始していた。
「なんかよくわかんないけどテンションサイコー」
「イェーイ」
「ジャンジャン飲むわよー」
どこぞの大学生か、打ち上げの会社員のようなテンションで騒ぐが彼女達はまだ未成年、そんな彼女達が度数40以上の酒を飲み続けたら危険だ
「仕方ない、酔ってない面子で止めるか・・・二人とも伊良子さんを頼む」
美波が止めに向かったのと同時に明乃も動こうとしていた。
ただしこの三人をどうするか・・・
「うぅぅ、どうせ私はダメ人間だよぉ」
「ほれぇ、もっと飲まんかい、兄弟」
「かたじけないのぉ」
三人とも酔っていた。知床鈴、泣き上戸、納沙、ミーナ、仁義の無い映画プレイ(意味不明)をテーブルで繰り広げていた。
「うーんどうしよう、なんか放っておくと怖いし・・・でも光ちゃん達も助けないと、そうだお酒も持ってちゃえばいいんだ」
明乃はすぐに栓を開けていない瓶を手に持ちそのまま光達を止めに向かった。
明乃達が光達を止めようとしたとき等松美海は酔いつぶれた野間を部屋まで運ぶことにした。野間の肩に手をかけ野間を部屋まで運ぶ
「それにしてもマッチってお酒弱かったのね、何となく強いと思ってたのに、なんかこう大人びたバーで静かにお酒を楽しむみたいな」
「私は酔ってないぞ・・・」
「全然説得力無いわよ!呂律回ってないし、あっ、部屋付いたわ、とにかく無理しないで寝て休んで」
美海は部屋のドアを開け野間をベットに寝かすが、突如野間が美海の首に手をかけ顔を近づけさせてきた。突然のことに美海は動揺する
「えっ、ちょっとマッチ!?」
「いい匂いがするなぁ、もっと近くに来い」
そう言って野間は美海を自身が身をゆだねていたベットに引き込む
美海が野間のすぐ隣に横たわると野間は美海の首筋に顔を近づけ首を舐めた
「!$#&?%#$%!」
美海はいきなりの出来事にわけの分からない奇声を上げる
野間の逸脱した行動は続き・・・
「ダメじゃないか、そんな大声は、下で楽しんでいる皆に悪いだろ、お仕置きだ」
そう言って野間は今度は美海に熱い口づけをし自身の舌を入れ美海の舌に絡める
「!!!!!!」
口は塞がれているが奇声パート2
5秒ほどすると野間は顔を離し今度は美海の体を触っていく
「柔らかいなぁ・・・特にここが」
美海の服の上から美海の胸を優しく触る、何度か触ると今度は服の下に手を入れ直に下着で守れた胸を揉みしだく
「肌の部分は柔らかいが下着が邪魔だな・・・外すぞ」
「えっ、ちょっとマッチ・・・」
野間に言われるがまま美海は服を脱がされる、下着だけになると野間にブラを外されベットに寝かされる、美海が混乱していると野間に異変が起きた。
「体が熱いな・・・私も脱がせてもらおう・・・」
そう言って野間も服を脱ぎだした。野間に至っては下着もすべて脱ぎ去り一糸纏わぬ姿になった。
「ちょっとマッチ、本当に大丈夫?私は大歓迎、じゃなくて、なんか様子がおかしいだけど」
「気にするな、美海の体を堪能したいだけだ、柔らかい肌と匂いをな、後はカワイイ声もな安心しろ最初は優しくする、最初はな・・・」
「!!是非ともぉぉぉお願いしまぁぁぁす」
等松美海、野間マチコに完全に堕ちる
この日野間マチコが酒に極端に弱く酔うと女性を口説くことが分かったがこの日は他のクラスメイト達は酔ったクラスメイトを止めるのに必死で野間と等松のことには、気付かなかった。結局それに気づくのは翌日になってからだったがその時にはすでに時が遅かった
翌日・・・
ロンドンでの食事会を終え午前中にポーツマスに戻ってきたミーナ中佐とましろはまず宿舎に向かうことにした。宿舎にいる誰かに戻ってきたことを伝えるために、二人は宿舎の扉を開け中を進んでいく、すると食堂の方から声が聞こえてきた。朝食にしては遅い時間だ。炊事員がお菓子でも作っているのだろうか、二人が食堂へ向かうと・・・
「おえぇぇぇ、気持ち悪っ」
「頭痛―い」
「あぁー体が重い・・・」
光、順子、美千留が体調を崩しテーブルでぐったりしてた。他のクラスメイトもほとんどがテーブルでぐったりしてた。
「ちょっと一体何があったのよ」
ミーナ中佐がこの現状を見て驚く、その声を聴いて二人の存在に気付いた黒木が二人のもとにきてこうなった経緯を話してくれた。
「そう・・・間違えてお酒飲んじゃったのね」
「それにしてもひどすぎるだろ、どれだけ飲んだんだ」
「量は少ないわ、ただ美波さんが言うには度数がかなり高いお酒だったみたい」
「というとビールやワインじゃないのね、お酒の名前は分かるかしら」
「確か・・・バーボンって言ってたような」
「バーボンってあの、あれを飲んじゃったの!あれって確か度数が40は超えてるわよ」
「それなら、少量でもこのありさまになるか・・・艦長は大丈夫か、お酒弱かっただろきっと、体調に問題はあるか」
「あぁ、艦長は・・・」
「あっ、シロちゃん、ミーナ中佐おかえりなさい」
ましろが心配してた岬明乃が二人に気付いてこっちにやってきた。
「あぁ、岬さんはお酒飲まずに済んだのね」
「いや、私も一杯分飲んだんですけど特に酔ったりはしなかったんですよね」
「意外ですね、てっきりお酒には弱いと思ってたのに」
「私もびっくりだよ、なんか私お酒に強いみたい、あとサトちゃんも強かったよ、私と同じくらいお酒強いんじゃないかな」
「そうですか、そう言えば野間さんと等松さんの姿が見えないんですが・・・」
「あぁ、意外だったんだけど野間さんってお酒弱かったみたいで、飲んだ瞬間にテーブルに倒れちゃって、ミミちゃんが部屋に連れて行ってくれたんだ。それからは皆の介護で忙しくて見に行けてないんだ、シロちゃんちょっと見てきてくれる?」
「分かりました。ミーナ中佐ちょっと行ってきます」
「えぇ、早く見に行ってあげなさい、それにしても野間さんもお酒弱かったのね、魔眼持ちはお酒に弱いのかしら?」
ましろが様子を見に行った直後ミーナ中佐がそんなことを言いだした。
「どういうことですか、ミーナ中佐」
明乃は気になりその意味を聞く
「野間さんと同じ魔眼持ちの美緒、・・・坂本少佐もお酒には弱いのよ、ものすごく」
「へぇー、てっきりものすごく強いかと思ってた」
「間違えても美緒にはお酒は飲ませちゃ」
「きゃあぁぁぁあ」
「ちょっと、今の悲鳴は」
「シロちゃんの声だ」
ましろの悲鳴を聴いた明乃、黒木、ミーナ中佐、それと他の生徒より体調が断然いい聡子が悲鳴が聞こえた部屋に向かった。そこで見た光景はというと・・・
「たっ、助けっ!」
「なんだ、大勢来たなぁ、カワイイ声がもっと聴けそうだ」
一糸纏わぬ野間マチコがましろを床に押し倒し服の中に手を入れていた光景がそこには広がっていた。奥のベットには同じく一糸纏わぬ姿の等松美海が荒い息でベットに横になっていた。それを見たミーナ中佐はすぐに異常を察知し指示をだす
「直ちに野間さんを無力化!そして二人を救出!」
「「「了解」」」
ミーナ中佐の指示を聞いた三人はすぐに動いた。
特に黒木は個人的感情の爆発で野間を壁まで突き飛ばす
「何してんのよぉぉぉ」
突き飛ばされた野間を壁に激突する前に明乃が二つのシールドを展開し、シールドで挟み衝撃を消す、その隙にミーナ中佐がましろを、聡子が美海を助ける、この間、約10秒
何も打ち合わせしないでこのタイムは上出来である。
「岬さん、そのまま抑えていなさい、黒木さんちょっと下からお水貰ってきて野間さんに飲ませなさい、少しは正気に戻るはずよ、宗谷さん大丈夫?」
「うっ、うう、怖かった・・・ネウロイとの戦闘より怖かった」
ましろは恐怖から救われたことにより安堵しミーナ中佐の胸の内で泣き出す
ネウロイとの戦闘より怖かったって、なんて言われたのかしら?
取りあえずましろの身は守られた、ただし等松美海はお察し、このすぐ後、黒木が貰ってきた水を野間に飲ませたらやがて落ち着き眠りについた。とりあえずお酒が原因で起きた今回の事件はこれで一端終息した。やっぱりお酒は20歳から、それ以下はダメ、絶対!!
1945年代のバーボンの値段っていくらだ?よくわからないがきっと高いはず、
紺碧の艦隊辺りでアメリカの艦長がバーボン持って来いとか言ってた気がする・・・
まぁもしかしたら当時イギリスに輸出してない可能性もあるだろうが
ストライクウィッチーズの世界はあくまで敵はネウロイだし輸出しててもおかしくないよね、ちなみに今回出ていませんが万里小路もお酒に強いです。
順位的には聡子、明乃、万里小路の順で、聡子が一番な理由はロシアにある度数が馬鹿でかい酒ウォッカを祖父の代から飲む人が多く遺伝で酒に強くなった設定です。