一つの置物から始まったなぞの巨乳化現象と連鎖増殖
戦艦信濃に解き放たれた5名の胸揉み魔は次々に信濃に乗船していた人達を自らの仲間に加えていく、信濃の陥落は時間の問題だった。信濃の副長と共に一端下船し偶然通りかかった宮藤芳佳に事の経緯を相談したら、前にも似たようなことが501で起きたことがあったらしい、どうやらその時は原因になった土偶を破壊したら全員もとに戻ったらしい
芳佳から話を聞いた明乃達は早速行動を起こす
「それなら、早くあの土偶?を壊さないと!晴風の皆に手伝って貰おう!」
「そうですね、アレさえ壊せれば何とかなりそうです。私はこのことを教官達に知らせてきます。岬さんのあのバリアで信濃を囲えますか?もし出来るならおっきくなった子達が出てこない様に隔離して欲しいんですけど」
「うん!大丈夫、十分に囲めるよ」
「私もミーナ中佐に報告に行くね、って明乃ちゃん!信濃から皆降りてきちゃったよ!」
「えっ、ウソ」
芳佳の指さす方を見ると信濃から次々に胸が大きな子達が降りてきた。
中には甲板から直接ジャンプして着地するという、下手すれば死にかねない降り方にも関わらず何事も無かったかの様に移動を始める者もいた。
降りて行った者達はまるで新たな獲物を探すがごとく散っていってしまった。
「えぇー、なんであの高さから落ちて平気なのぉー」
「あぁー、私のばかぁー、降りたらすぐに明乃ちゃんに頼むんだったぁ」
信濃の副長が、下船してすぐに明乃に隔離を頼むべきだったと、自らの失敗に嘆く
解き放たれた信濃の乗員と晴風の乗員はそれぞれ大和、武蔵、紀伊のいる方向へと向かっていった。ほぼ目と鼻の先という距離にあった大和型戦艦に巨乳化した生徒達は次々に乗り込んでいく。それもタラップなど使わず、なんと側面装甲を走り、駆け上がったのだ
ゾンビとは思えない身体能力である。ゾンビではないが・・・
この異常な身体能力の変化を芳佳は自分なりの仮説を立てた
「もしかして身体能力とかがアップしてるんじゃ・・・」
「えぇー、アップしすぎだよぉ、あんなに足が速かったらすぐに見失って・・・あぁー」
明乃が身体能力の向上について驚くと同時に例の問題になったと思われる土偶?が鏑木美波と共に明乃の目と鼻の先に来ていた。
明乃は原因になったと思われる土偶を破壊すべくすぐに土偶の前後にシールドを展開し前後から挟んで押しつぶそうとする、がそれは上手くいかなかった。なぜかいくら力を強めてもビクともしないのだ。明乃がその硬度に驚いて気を少し緩めて初めてシールドの異変に気付いた。少量ずつだが、明乃のシールドから魔法力が吸われていたのだ。明乃の魔法力は莫大なため少量ずつ吸われていたことに気付かなかったのだ。明乃はすぐにシールドを解いたが、それなりの量の魔法力を吸われてしまった。
明乃の魔法力を吸った土偶は先ほどよりさらに禍々しくなり、それに比例してか鏑木美波の動きもさらに活発になってしまった。活発になった鏑木美波は明乃達から逃走していった。すぐに明乃と芳佳の二人で後を追う、信濃の副長にはこの事態を本部に報告してもらうためこの場で別れた。鏑木美波が向かった先にあるのは恐らく大和か武蔵だろう
紀伊に乗り込んだ生徒達とは違い、紀伊を無視してひたすら明乃達から逃げていくことから紀伊や信濃には恐らく隠れないだろう、何としても早く捕らえなければ
必死に鏑木美波を追っていると鏑木美波の先に万里小路が歩いてきた。
明乃は万里小路に被害が及ばない様に決して鏑木美波に胸を揉まれないように警告する
「万里小路さーん、美波さんにおっぱい揉まれないでぇー」
「はい?」
いきなりそんなことを言われたら戸惑いもする。どういうことか聞く前に鏑木美波が万里小路に飛びかかってきた。このまま万里小路も餌食になると思われたが突如万里小路の頭に万里小路に取り着いたキルティーから指示があり、万里小路はそれに従う
「触られるな!」
「っ!!」
キルティーの指示に、すかさずいつも携帯している二本の扶桑刀を美波の両手に当て防ぐ
無論、刀身に触れれば切れてしまうので鞘に入れたまま当てた。
美波は先制攻撃が失敗すると万里小路を諦め、またどこかへと向かっていってしまった。
美波を退けた万里小路は鏑木美波がなぜあぁなったのか、美波の両手を塞いだ時に自身の体に宿っているキルティーから聞かされた。そうキルティーはあの土偶の正体を知っていたのだ。万里小路はそれを美波を追ってきた明乃達に伝えた。これから起きるであろう事態をも
「万里小路さーん大丈夫?胸揉まれなかった?」
「はい、刀で防いだので大丈夫ですわ、それより艦長、すぐにここにいる女性すべてにこの事態を知らせるべきですわ」
「それなら、信濃の副長に本部にこのことを伝えてもらうために本部に向かってもらっているよ」
「そうですか、では他の学生の皆様にも注意するようにと、一時的に正気に戻す方法を連絡してもらっていいでしょうか、今からお伝えしますので」
「えっ、万里小路さん正気に戻す方法知っているの?」
万里小路のまさかの発言に芳佳が驚く、万里小路は自身に宿っているキルティーから聞いたあの土偶の正体を語った。
「えぇ、キルティーさんが御存知でしたわ、アレは遥か昔の欧州の片田舎の魔術道具を作っていたウィッチに弟子入りしていたウィッチが練習で作った魔術道具の失敗作ですわ」
「失敗作?」
「えぇ、何でも本当は豊穣の儀式に使うものだったらしいのですが、色々と手違いがあったみたいであぁいう風になったみたいですわ」
「豊穣の儀式って・・・前にリーネちゃんが持ってきたアレだぁ」
芳佳は前に501基地で起こった巨乳化事件の原因の土偶を思い出す
どうやら今回の事件はその土偶と同じところで作られた土偶の可能性が高い
「土偶自体を壊すか、ほんの少し水に浸けて息を止めさせれば意識はしばらくは冷静になるそうです。後者の方はあくまで一時的なのでしばらくしたらまた元に戻ってしまいますが、あともう一つ方法がありますがこれは・・・オススメできませんわね」
「えっ、他にも方法あるの?」
「えぇ、何でもあの状態でも羞恥心はあるそうで、裸にされた状態で好きではない異性に見つめられれば大概は正気に戻るらしいですわ、まぁ好きな異性だったり、再び着替えたら別ですけど」
「流石にそれは・・・かわいそうだよぉ」
「うーん、お嫁に行けなくなっちゃうよぉ、それぇ」
明乃と芳佳の二人は万里小路の言った3番目の方法に流石に引いた。被害を抑えるためとはいえ流石にやられた子が可哀想である。とりあえず明乃は万里小路から聞いた対処方法と巨乳化した生徒達に触れられない様にクラス全員と連絡先を知っている同級生に携帯でメールを打ち連絡した。その情報はちょうど近くにいた他の艦の生徒達にも伝わってくれたのだが・・・
戦艦武蔵
「ミケちゃんからメール?そんな!こんなことが起きるなんて」
「艦長、どうしたんですか?」
武蔵艦長 知名もえかと共に簡単な雑用をしていた武蔵のクルー、吉田親子が話しかけてきた。知名もえかは明乃から来たメールの内容を話した。とんでもない内容に吉田親子は驚き、その内容を信じられなかったが、突如武蔵艦長知名もえかの元に一人のクルーがやってきた。その子は慌てた様子で今起きている事態を報告した。
「艦長、大変です!晴風の航海科の胸が格段にアップしてます!最低でもアレはFはいってます!あとなんか胸を揉まれた子も大きくなりました」
報告する内容の重要度が逆である。気持ちは分からんでもないが
「ミケちゃんが教えてくれた通りだ!揉まれたってことはもう武蔵に乗り込んでいるのねすぐに皆に伝えないと!」
「艦長・・・残念ですが、最早手遅れです・・・」
報告に来た武蔵のクルーがその表情に悲しみとでも言えばいいか、使命を全うできなかった時のような悔しさとでも言えばいいのか、そういった感情をこめて知名もえかに報告する。胸が大きくなる様子を目撃した武蔵のクルーが取った行動を
「胸を揉まれて大きくなる様子を見た他の生徒達も私も私もと自ら志願し、異変に気付くころにはすでに半数以上が・・・残った他の子も次々に餌食になり恐らく未だ無事なのは私達を含めても10人もいないかと!」
「皆、なにやってるのぉー、もう!」
思わず叫んでしまった。科学的にあり得ない現象を怪しがらず試そうとするのは理解できなかった。どんな危険があるか分からないことを試すなんて・・・
「艦長は・・・普通より大きい方ですから、無い人の悲しみは分からないんですよ・・・」
「艦長・・・着やせしてパッと見分かりませんけど、大きいですもんね・・・」
「あれ、なんか嫉妬の視線が私に向けられている!大丈夫、二人もきっと大きくなるから」
「この歳で大きくなるのかな・・・」
「RATt事件の時の私達が救出される確率より低いでしょうね・・・」
二人の生気を失った瞳から向けられる視線に耐え、知名もえかはとにかく行動する
「取りあえず、どこかに隠れよ、うんそれがいい、さっ、早く行きましょう」
『・・・了解』
戦艦大和
大和の乗員で明乃が連絡先を知っているのはいなかったが、たまたま野間マチコを始めとした何人かの晴風乗員がいたため対策に動くことが出来た。すでに数人の巨乳化した信濃乗員が乗り込んでしまったがウィッチである野間マチコが何とか無力化しようと奮闘していた。
「動きが単調だが、長時間の拘束は難しいな・・・ダメージを与えて怪我をさせるわけにはいかないしな・・・」
「マッチィィィ、バリケードの準備終わったってぇぇぇー」
マッチ、第一等松美海が大和艦内で作っていたバリケードの完成を野間マチコに伝える
その声を聴いた野間マチコは無力化を諦め美海と共に大和の乗員と共に籠城することにした。二人でバリケードに向かっている最中に運悪く囲まれてしまった。二人で突破するには厳しい状況だ
「囲まれたか!」
「マッチ、私が盾になるわ、2,3人なら少しなら抑えることが出来るかもしれないからその隙に突破して艦長達に合流して、ここからならバリケードより外に出るルートが近いわ」
「だが、それだと」
「多分大丈夫、胸が大きくなるだけだし、早く解決さえすれば問題ないんだから」
「分かった」
「おぉー、マッチは私が守る!」
その言葉と共に等松美海は巨乳化した生徒に突っこみ、野間はその隙に艦の外へ出てそのまま大和を飛び降りた。着地の瞬間に脚元に魔法力を集中し空中でほんの一瞬静止して落下のスピードを落とし着地した。野間は艦長達を探すべく自身の携帯で連絡を取る
一方等松美海の方はと言うと・・・
「いや、なんかまた多いなぁぁぁ、今回はいいけどぉぉ、あっ、あああ」
精々2~3人くらいしか抑えられないと思っていたのだが、先ほどまで囲んでいたほぼ全員が美海に襲い掛かってきたのだ。押し倒され、両手両足を一人ずつにに抑えられた状態で胸を揉みし抱かれていったのだった。
戦艦紀伊
ここは信濃の次に襲われたため被害は甚大だった。たまたま晴風から八木鶫と宇田慧が来ていて状況はその二人の携帯から把握出来たがもはや出来ることは無かった
鶫、慧と紀伊の艦長と副長を残して他の全員は餌食になってしまったのだ。
「うーむ、もはやここまでか」
「すでに囲まれて詰んでいますからね」
「どうしよう、メグちゃん」
「や、柔らかそう・・・」
宇田慧はそう言うとおもむろに巨乳化した生徒達に近づいていった。そして無意識のうちにその大きくなった巨乳を鷲掴みした。
「はっ、体が勝手に!あっ、やば、あぁぁぁ」
「メグちゃん・・・」
慧の自殺行為に鶫は呆れてしまった。残り3人となってしまった。
紀伊の艦長 千葉沙千帆はあることに気付きそれを実行しようとした
「はっ、今気づいたがこのまま巨乳になったらブラのホック外れそうだな、今のうちに外しておくか」
「艦長、何言ってるんですか」
「いや、ブラのホック外れたままは動きにくいだろ、色々と」
「ブラ無しの方が問題です。この場所には男性教官やホワイトドルフィンもいることをお忘れなく」
「あのぉーすいませんそんなこと言ってる場合じゃないんですけど・・・」
鶫がそう言った時にはすでに距離は詰められ、遂に揉みし抱かれてしまった。
紀伊の副長は制服の上からだったが、艦長と鶫は制服の中に手を入れられ直接揉まれていた。なんでこの二人だけ直に揉まれたか、紀伊の艦長は鶫と自分の体を見て確信した。
「こいつら、私達の胸が無さ過ぎて揉む場所を探しているな!」
「ひっ、酷いよぉ少しはあるよぉ」
二人は巨乳化するよりも突きつけられたこの現実の方がショックが大きかったのは言うまでもない
話は戻り明乃と芳佳、万里小路は例の土偶を探しながら万里小路に宿っているキルティーから聞いた巨乳化したら起こりうる事態を聞いていた。巨乳化はあくまで副産物で本当の問題はまだ残っているらしい
「ねぇ万里小路さん、胸が大きくなった子ってこの後どうなっちゃうの?」
「どうやら女性の本能に忠実になるそうですわ」
「本能って」
芳佳は万里小路が言った本能とは何か気になりその内容を聞いた。
「それは・・・」
「明乃さん!この騒ぎは一体」
万里小路が答えようとしたとき、数人の男性がやってきた。歳はかなり若く恐らく学生
ここにいる学生で男性というと東舞校の生徒だ。そして声を掛けてきたのは伊201の艦長、柏原翔だった。
「あっ翔さん、実は今大変なことになっていて・・・」
明乃は偶然あった伊201の艦長達にこの状況を説明した。話を聞いた翔達も驚くがすぐに気を取り直し何をするべきか考える、さすが伊201の艦長だけあって切り替えが早い
「胸が大きくなるのは女性だけですか、もしそうならここら辺をうろついている人達なら私達で押さえますが」
「どうなんだろう、万里小路さん、アレって男の人もなるの?」
「女性だけらしいですわ、男性には影響はありませんわ、被害の拡大を防ぐなら男性に頼むのも一つの手なのですが・・・」
「何か問題があるの?」
宮藤芳佳が何か問題があるのか万里小路に聞く、万里小路は先ほど言おうと思ったことを語る
「あの胸が大きい状態ですと自分の好きな異性を求めるらしいですわ、子を宿らせようと積極的になるそうですわ」
「えっ、子って赤ちゃんってこと?」
「そうですわ、好きな異性の子を宿そうとするらしいですわ」
『・・・えぇぇぇー』
万里小路のまさかの発言に明乃と芳佳が驚く、伊201の学生も驚いていたが男子生徒の方はすぐに行動に移していた。
艦長を除く4人の学生が被害を抑えるために巨乳化した生徒の元へ向かったのだ
ある別の理由のために
「いくぞぉー」
「女子とお近づきになるぞー」
「脈があれば彼女ゲットだぁー」
「とにかく多くの人にあって確かめるぞー」
彼女ゲットのために向かった。彼女以前に子を宿したら問題になることを考えていない
女子と一切かかわらない男子校のサガとでも言えばいいのか
そんな彼らの行動に明乃は慌てる、もし万里小路の話が事実なら知っている生徒が身籠ってしまうかもしれないのだ。明乃の目の前にいる伊201の艦長は頭を抱える
「えー、どうしよう、男の人行っちゃった!」
「あの馬鹿共・・・責任とれる立場じゃないだろ・・・」
「まぁ、あくまで好きな異性限定ですし、それに身体能力も上がってますし一人断られるたびにあのようにダメージを追いますし男性全員が狙われるわけではありませんわよ」
そういって万里小路は4人の男子生徒が最初に向かった巨乳化した生徒4名のグループを指指した。そこには4人すべてがお気に召さず巨乳化した生徒に攻撃されている光景が見えた。
ある者は膝蹴り、ある者は回し蹴り、ある者はアッパー、ある者は股間の急所を攻撃され最早虫の息だった。
「明乃さん・・・このままだと重傷者が出ますよ・・・男性で」
「うん、そうだね・・・何とかしないと」
「取りあえずあの女の子達が何処かに行ったらあの人達治療するね」
「お願いします・・・」
ここに早期解決しなければいけない理由が出来た。明乃達は守ることが出来るのか
純潔や貞操を・・・
これを1話に纏めようとしたら何話かかるんだろう累計の文字数は最長になりそうだ