ネウロイの攻撃で晴風がやられそうになったとき艦長の岬明乃に起きた謎の現象により
晴風は難を逃れた。そして岬明乃の体にある影響が出ていた
「艦長、その頭」
「頭?」
副長の言葉で自身の頭に何かしらの違和感を感じた明乃は頭に手を伸ばす・・・
そして自身の頭に新たに耳が生えていることに気付いた。そして尻尾も生えていることに
「えええぇぇー、なにこれぇーどうなっちゃったのシロちゃん」
「私にもわかりません、艦長他にどこか変わったところは」
「えっと特にないと思うけど」
「宮藤さんみたいになりましたね、艦長」
納沙幸子が言った発言に艦橋はざわついた。確かに似ている 宮藤芳佳の言ったウィッチという存在に
「艦長、ウィッチになっちゃったんですかぁー」
「えっ、じゃああのビーム防いだの艦長なの、タマ」
「わからない・・・」
鈴 芽依 志摩 が驚く、いくら考えてもなんでこんなことが起きたか分からなかった
そんなことをしているうちに空から一人の少女が下りてきた。
宮藤芳佳である
「みんな、大丈夫?さっき凄い光が出てたけど」
「芳佳ちゃん!なんか私、耳と尻尾生えたんだけど」
「えっ、あっ、本当だ一体どうして・・・」
芳佳がなぜ明乃がウィッチになったのか考えていると芳佳のあとから次々と仲間のウィッチがやってきた。
「宮藤さん、どうしたんですか」
「宮藤、なに驚いているの?あれ、なんで駆逐艦に女の子しかいないの」
服部静夏とエーリカ・ハルトマンが宮藤のもとへやってきて駆逐艦に女の子しかいないのに驚いた。その上空でバルクホルンとミーナが話をしてた。
「ミーナ、宮藤達に言ってた話に出てきた船乗りってまさか」
「えぇあり得るわね、しかもさっき現れた障壁、扶桑式でもドルイド式でもローマ式でもないわよ、それにあの大きさであの数、もし一人のウィッチがやったとしたら・・・」
「そんなわけあるか、シールドはユニットの自動発生を除けば意識した一方向だけだ魔法力が多くても二・三枚だ、艦全体をしかも宮藤並みのシールドで全方位を覆うのは一人では無理だ。もしそうなら歴代のウィッチで最高の魔法力か神話に登場するウィッチクラスだぞ」
二人が驚くのも無理はない それほどさっきの光景はあり得ない光景だった。それに現れた魔法障壁の術式はどこの国でも使われていない術式だった。アフリカのほうには変わった術式の魔法形態があるという話だが二人はそれとは違うと確信していた。
するとリーネから宮藤芳佳が呼んでいると連絡がはいる
「ミーナ中佐、芳佳ちゃんが話があるって呼んでますけど」
「通信で言ってた乗員のことね、取りあえず駆逐艦に上がらせてもらいましょう」
「あぁそうだな」
501のメンバーは航洋艦晴風へと次々に降りて行った。
その後お互いの情報交換のため一同は晴風の食堂へと集まった。いくら食堂でもクラス全員と501メンバー全員は座りきれないので機関科メンバーは仕事優先にした
そして食堂に集まったところで宮藤芳佳が自分が経験した事や岬明乃達、横須賀女子海洋学校のこと、納沙幸子から聞いた平行世界のことを話した
「まさか、違う世界なんてものが存在するなんて・・・」
「ったく驚いたぜ、ネウロイどころか航空機もない世界でネウロイとあってよく生きていたな」
「それにウィッチもいないのですのよね、それでよく・・・」
「あぁー、私よくわからなくなってきた。トゥルーデ、チョコー」
「お前はもう少し理解する努力をしろ」
ミーナ シャーリー ペリーヌ ハルトマン バルクホルンが話しているとハルトマンの言葉を聞いた炊事員の伊良子美甘がある物を持ってきた。
「あっ、あのさっきの戦闘が始まる直前にできたクッキーがありますけど良かったら食べますか」
「ほんと、いいの!えっと・・・」
「晴風の炊事員の伊良子美甘です」
「ありがとうー美甘」
ハルトマンが美甘に礼をいったあとそれを見てたルッキーニも乗っかってきた
「あ、あたしも食べるぅー」
二人は出されたクッキーを頬張る、その様子を食堂の入り口でこっそり見ている者たちがいた。砲術員の日置順子 と水雷員の松永理都子と姫路果代子だ
「あれが芳佳ちゃんの仲間なんだねぇ」
「いろんな性格な人達だね、軍人だからもっと怖い感じだと思ったよ」
「それに全員が美人だもん、それにさっき芳佳ちゃんが説明してた人、ミーナ中佐っていうらしいけど大人っぽくて優しそうで私憧れるよ、あんな感じの女性になりたい!」
水雷員の果代子が自身の憧れの姿を語る、それを聞いた理都子が一言
「いや、無理でしょう」
「あぁ、やっぱり?」
「うん、それにしても芳佳ちゃんのは水着っぽかったけど下着みたいなのもあるんだね」
「あぁ、確かに・・・あれがこっちの世界の普通なのかなぁ、ミーナ中佐のは大人っぽくて凄いよね」
「「わかるぅ」」
「なんというか・・・」
(((エロい)))
それが三人の共通の認識だった。話は戻り晴風艦長、岬明乃に起きた現象についての話になった。
「ミーナ中佐、明乃ちゃんのことなんですけど・・・」
「ウィッチに覚醒したことよね、本来今現在主流の魔法体系は使い魔と契約するのだけれども岬さんはしていないのよね」
「はっ、はい、晴風がやられそうになって皆が危険になって・・・それが嫌で必死に叫んだらこうなりました」
「無意識に発動したのか、岬って言ったよな、その耳と尻尾もとに戻せるか」
バルクホルンが岬明乃に問う
「すいません、どうやれば元に戻るんですか」
「まぁ分かるはずがないか・・・自分の体の中に海と繋がっている川が流れているイメージをしてみろ、そして水門でも岩でもいい、川の水が海に行かないようなイメージをしてみろ」
バルクホルンは明乃にアドバイスをする。それを明乃は素直にやってみる
すると岬明乃に発現した耳と尻尾は消えて元の姿に戻った。
「戻ったぁー、戻ったよシロちゃん」
「良かったですね艦長」
「話を戻させてもらうわね、岬さんの魔法体系だけど私達が使うドルイド式、ローマ式、扶桑式とは違う魔法体系だったわ、そのおかげで使い魔と契約しないであそこまでの魔法を使用出来たと思うの」
「そうなんですか・・・あの私達これからどうなるんですか」
艦長の岬明乃は自分達がこれからどうなるのか気が気ではなかった。
今自分達に頼れる人はいないのだから
「とりあえずこの艦が動くようになったら私たちの基地に案内するわ、生憎、艦の停泊場はないから近くの停泊できる場所に止めてもらうけど、そのあとは501基地であなた達全員の安全を保障するわ、艦にいるよりは安全よ艦の修繕についてだけど統合軍本部が食いつくだろうからいずれ直せるはずよ」
「艦の修繕まで!まだこっちはなにも言ってないのに・・・」
宗谷ましろは驚いた。まだ何も言ってないのに艦の修繕にまで気を使ってくれたことに
「こちらも宮藤さんを助けてもらったからお相子よ、それで岬さんあとどれ位で出航できそう?」
「はい、えっと確か二時間後くらいだっけシロちゃん」
「そうですね、機関科からはそう聞いています、えっとミーナさ、ミーナ中佐」
ましろがミーナの名前を言い直すそれを見たミーナがましろに声をかける
「ミーナさんでいいわよ、軍人じゃないあなた達では言いにくいでしょ」
「ありがとうございます。さっき言っていた統合軍本部が食いつくとはどういうことですか」
「その話ね、さっき宮藤さんから説明してもらって確信したけどこの艦私達の時代にはない技術が多く使われているわ、それを餌にすれば統合軍が食いつくって話よ、この技術は欲しいだろうから調べるついでに直してくれるでしょ」
その話を聞いていた晴風メンバーは思った
今、餌って言ったよ・・・ 怖っ
「それじゃあ、時間まで休ませてもらってもいいかしら」
「構いません、こちらこそよろしくお願いします」
ましろとミーナが話終わろうとしたとき一人の人物が割って入ってきた。
「ちょっといいだろうか」
晴風衛生長 鏑木美波が話に入ってきた
「貴方は・・・」
「晴風、衛生長の鏑木美波だ、一つ聞きたいのだがさっきの話とは逆に魔法を出すにはどういうイメージをすればいいのか」
「出すには?それならさっきとは逆で川の水が海に向かうイメージだな、慣れてくれば蛇口のイメージで出せるようになるが」
美波の質問にバルクホルンが答える それを聞いた美波は意識を集中していた。
何回か目を開いては集中しを繰り返し五回ほどやったときある変化が起きた。
艦長 岬明乃に起きたウィッチの覚醒が鏑木美波にも起きたのだ
「やはりか・・・」
「どういうこと美波さん、なんで美波さんも・・・」
岬明乃は驚いた。自分以外にもウィッチになったものがいたからだ
「艦長、私がネウロイとの戦闘が始まる前に言ったことを覚えているか」
「あの疲労感のこと?」
「あぁ、おそらくあれが原因だ。私の仮説が正しければ他の9人もできるはず」
「確認しておく必要があるか・・・艦長私は黒木さんにこっちに来るように伝えてきます」
「お願いシロちゃん」
「岬さん さっきの話はどういう事」
ミーナが岬明乃に聞く明乃はネウロイとの戦闘が始まる前に聞いていた乗員の異変をミーナに話した
「そう、そう言った経緯があったの・・・」
「計11人か、流石に岬ほどの魔法力ではないみたいだが」
ミーナとバルクホルンが話しているときあることが気になっった納沙幸子が質問する
「あの、艦長の魔法力?ってそんなに凄いことなんですか、あっ申し遅れました私、書記の納沙幸子です」
納沙幸子の質問にバルクホルンが答える
「あぁ、本来ウィッチの張る障壁の大きさは魔法力の消費を抑えるため体全体を障壁で隠せる程度だ。状況によっては大きくもできるがそれでも3,4メートルくらいだ。それ以上だとユニットに回す魔法力が切れて墜落だ。魔法力が元々高い宮藤でも、この艦を守ったシールドの大きさだと二枚が限度だ、宮藤以外だと張れたとしても魔力切れで飛行不能だ。
それを10枚近くとなると歴代のウィッチで最高の魔法力か神話に登場するウィッチと同等だ」
「うちの艦長、そんなに凄いんですか、というか今の話だと宮藤さんも凄いんじゃ」
「えぇ、宮藤さんには何度も助けられたわ、統合軍本部も宮藤さんを決戦兵器として使いたいと打診してきたほどでそのおかげでカールスラントの首都ベルリンを奪還出来たわけだし」
「ベルリンじゃと、ワシの母国もネウロイにやられていたのか」
ベルリンと聞いてシュペー副長のミーナが驚いてそれにミーナとバルクホルンが反応した
「貴方は・・・」
「あぁ、ワシは晴風とは別の船で副長をやっているヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク じゃすまんのワシの世界の母国の首都と一緒だったので驚いた」
「そうだったのか、向こうの世界のカールスラント人か、ミーナと名前が被るからインゲノールと言って構わんか」
「そう呼ばれるのは慣れておらんが構わぬ、なかなか新鮮じゃ」
シュペー副長のミーナが自身の呼び名について納得したとき他の話を聞いていた面子がいろいろと話し出した。宮藤について・・・
「決戦兵器ってやばすぎない」
「確か大和型も来るべき決戦に向けて作られた決戦兵器だったはず、結局戦争にならずに教育艦になったけど」
「マジ、じゃあタマ、芳佳ちゃんって大和型と同レベル扱い?」
「うぃ」
「凄っ」
西崎芽依と立石志摩が驚いているとましろに呼ばれた黒木がやってきた。
「艦長、連れてきました」
「ありがとう、シロちゃん黒木さんにはもう?」
「はい、来る途中で話してあります」
「ありがとう、じゃあ、メイちゃんタマちゃん、リンちゃん、野間さん、万里小路さん、黒木さんミーちゃん、シロちゃんココちゃん、ちょっとやってみてもらえる」
岬明乃がお願いすると各自集中しウィッチになれるか確認に入った。そして奥から二人がミーナ中佐のもとへやってきたリーネとペリーヌだ
「なんだか大変なことになりましたわね」
「やっぱり他の子もウィッチになれるんでしょうか」
「リーネ、それにペリーヌ、さっきまで話に入ってきてなかったがどうしたんだ」
「あそこにいる万里小路さんとリーネさんと雑談を・・・彼女、重工のご令嬢らしいですわよ、宮藤さんとは違い淑女としての振る舞いもできているのでつい長話になってしまいましたわ、無論お二人が話してた内容は頭に入っていますわ」
「あら、彼女ご令嬢なの?なんで駆逐艦なんかに乗っているの」
「なんでも音楽家は旅をするものらしいですわ」
「それで駆逐艦か、随分と変わり者だな」
バルクホルンが万里小路という少女の変わった感性を不思議がっているとリーネが他の晴風メンバーがウィッチに覚醒したのを気が付いた
「ペリーヌさん、どうやら他の子もウィッチになれたみたいですよ」
「そのようですわね、使い魔と契約してなくても全員耳と尻尾は出ますのね」
「そのようね、鏑木さんと明乃さんで違っていたから全員違う動物だと思ったけど」
「何人かは毛の色は違うが同じ動物か」
「犬に猫に狐と熊、鷹に兎にそれとネズミかな」
リーネの言ったとうりウィッチに覚醒した晴風メンバーは以下の動物の特徴を持っていた。
猫=明乃 ましろ 芽依 タマ
犬=幸子 ミーナ
狐=万里小路
鷹=野間
熊=黒木
兎=鈴
ネズミ=美波
「固有魔法も調べたいが攻撃系だったら危険か残りは基地でだな」
「そうね、そういえばサーニャさんたちは」
「エイラさん、サーニャさん、服部さんはあちらの航海科?の方々達と会話中ですね」
「シャーリーさん達は・・・あそこですね」
リーネが指さすところにはハルトマンとルッキーニと一緒にクッキーを食らっている姿があった。完全に自由だった
「あいつら、話も聞かずに・・・」
バルクホルンが三人を怒ろうとしたとき炊事員の伊良子美甘が声をかけてきた
「もう少ししたら食事ができますのでよかったら食べてください」
「あら、食事なんか作ってましたの」
「機関科の人たちが疲れていると思って、それにさっき助けてくれたのでそのお礼です」
「そういう事ならいただこうかしら」
ミーナ中佐の言葉を聞いて美甘は返事をし食事を作りに戻ったそれから10分後全員分の食事ができるとそれぞれ食事をとりその後機関の調整も終わり晴風の出航準備が完了し晴風は501の案内で基地へと向かった。1時間後基地に到着すると海へと突き出した飛行滑走路の脇に晴風を停泊しかつて海難救助で使った救命艇で乗員を何回かに分けて運び水路の途中にあるはしごで501基地へと上がっていった。最後に艦長の岬明乃が基地へと上がると501メンバー全員が基地の前に立ち晴風クラスを出迎えた。
「ようこそ501基地へ」
早く固有魔法だしてやりたい ちなみに固有魔法はオリジナルもあります
もしかしたら小説とかのほうで出てるかもしれませんが作者はノーブルやスオムスを読んでおりません