晴風乗員が第501統合戦闘航空団基地に到着し基地を案内されているころ
ロマーニャ公国からブリタニア連邦へある報告がなされた。
ロマーニャに大型ネウロイが出現したのである。大型ネウロイの出現事態は問題ない
防衛を担当する504部隊がすでに倒している だが問題はやってきた方角である
ガリア ブリタニア方面から来たのである、この二か国の付近には今現在ネウロイの巣は確認されていない、それに他の巣から来たとしても他国の国境観測班に引っかかるはず
だがロマーニャをはじめガリア ブリタニアの観測班にそのような報告はなかった
ロマーニャ公国は新たなネウロイの巣の発生の可能性を考えガリア ブリタニアに調査の依頼を出した。その話はすぐに統合軍本部にも伝わり各国のウィッチ隊が調査に向かった
そしてある理由でブリタニアにいたパットン将軍にもその話は伝わった
「ガーッデム、ベルリンを開放したっていうのに今度はロマーニャだと、あそこの巣は完全消滅したはずだぞ」
「落ち着けそのための調査だ・・・坂本少佐はどう思う」
ブラッドレーが隣に同席していた坂本美緒少佐に意見を聞いた。美緒は少し考えるとある可能生をだした
「断言こそ出来ませんが宮藤が魔法力を取り戻す前に現れた地中に潜って観測班を通り抜けたネウロイに近い存在かと」
「あぁ、そういえば宮藤曹長は一度魔法力を失っていたな、そうかそれならば」
「だがおかしいだろ、もしそうならいまだ残っているカールスラント南部の巣かオストマルクの方角から来るはずだろガリア ブリタニア方角から来たとするとかなりの遠回りだぞ」
パットン将軍が声を上げると奥から一人の兵士がやってきて坂本少佐にあることを伝える
「坂本少佐、501のミーナ中佐から通信です」
「ミーナから?わかったすぐに向かう」
「501ということは例の学者の調査協力をしていたな」
「あの眉唾もんの調査か、では坂本少佐、二週間後大和が到着したらまた会おう」
「はっ、私はこれで失礼します」
そういって坂本少佐はミーナとの通信に向かった
そのころ晴風の乗員達は基地の案内を終え寝床の準備をしていた
基地にも開いている部屋は多少はあったが32人分はさすがにないので待合室などに晴風から持ってきた毛布などで寝床を作ることになった。それでもまだきつくウィッチに覚醒した面子は501部隊の部屋に居候になった。バルクホルンとハルトマンの部屋以外
部屋わりは・・・
芳佳=明乃
ミーナ中佐=ましろ ミーナ (上官のため部屋が広いので二人)
リーネ=幸子
ペリーヌ=万里小路
シャーリー=知床
ルッキーニ=野間 鏑木 (ルッキーニが部屋で寝ないことが多いので二人)
エイラ サーニャ=芽依 志摩 (夜間哨戒で夜いないことが多いため二人)
服部=黒木
寝床の準備をしていると岬明乃がふとあることを思い出した。
「そういえばミーナ中佐の言っていた固有魔法って何だろう」
「そういえば言ってましたね、私達ウィッチに覚醒した人の固有魔法がどういったものか分かるまでウィッチと一緒にいた方がいいと」
「言ってましたね、明日確認するらしいですよ」
「今から考えても仕方ないじゃろ明日になればわかるじゃろうし」
「そうだね」
岬明乃が納得したとき様子を見に来たペリーヌとリーネがやってきた
「作業は順調ですの岬さん」
「あっ、ペリーヌさん、はいもう少しで終わります」
「それは良かったですわ、すみませんねそちらの炊事員を借りてしまって」
「いえ大丈夫です、美甘ちゃん達が自分たちで手伝うって言ってましたし」
「そういえばさっき何か話していなかった?」
リーネが明乃に聞いたとき明乃は今聞いてしまおうと思い固有魔法について聞くことにした
「あっ、はいあのミーナ中佐が言った固有魔法ってのがどういうのか気になって」
「そういえば言ってませんでしたね、固有魔法というのはウィッチが持っている固有の魔法ですね人によってさまざまな魔法がありますわ、人によっては複数の固有魔法を持っている場合がありますね」
「そういうものなんですねどういったものがあるんですか」
納沙幸子がペリーヌに聞くペリーヌは501を例にして説明をする
「そうですわね、まず宮藤さんの固有魔法は治癒魔法ですね、その名の通り傷を治療する魔法ですね」
「おぉ、ゲームによくある魔法、いかにも魔法って感じがするねタマ」
「うぃ」
「あとミーナ中佐の三次元空間把握能力ですね近隣の物体を立体的に感知、識別する能力ですねネウロイとの乱戦で友軍と敵の位置を正確に把握したり捜索に向いた魔法ですね」
「レーダーみたいなものか」
ましろがレーダーと言ったところでペリーヌはその意見に付け加える
「レーダーというならサーニャさんの全方位広域電波探査の固有魔法のほうが近いですね彼女はそのおかげで地平線の彼方にいる飛行体など発見できますし」
「そう言ったものもあるんですね、隣にいたエイラさんってどういった魔法なんですか」
納沙幸子がエイラの固有魔法を聞く
「彼女のは未来予知でほんの少し先の未来が見える能力ですね、その能力で彼女はシールドを張らずネウロイと戦いスオムスでは被弾しないエースと呼ばれるトップエースですね」
「被弾しないのか、未来が見えるといってビームを見切れるもんなのか」
ミーナがエイラの超人的な技量に呆れる
「シャーリーさんのは超加速、その名の通り加速する魔法ですね」
「そういえば一番早かったような」
鈴がシャーリーの飛行を思い出す。確かに凄い速度だったと
「リーネさんのは何なんですか」
納沙幸子がリーネの固有魔法を聞く
「私のは射撃弾道安定・・・簡単にいえばまっすぐ飛ぶようになるかな」
「でもそれって狙撃銃だとかなり相性がいいじゃないんですか」
「ふふ、ありがとう、それより早く終わらせようか芳佳ちゃんと美甘ちゃんがもうすぐ夕飯ができるって言ってたし」
「そうなんだ、じゃあ早く終わらせないと」
艦長の岬明乃がすぐに指示をだしテキパキと寝床の準備を進める
そして準備が済むと夕食へと向かった。ちなみにウィッチに覚醒した面子は501と一緒に食事をとることになった明日確認する固有魔法の確認の仕方などを・・・
ちなみにこの日の夕食は美甘が教えた唐揚げ3種類 醤油ダレが付いたものとカリッカリの衣が特徴のものと一般家庭でよく作られるスタンダートなもの、ちなみに美甘が一番得意なのはスタンダートのやつだ。一人前二個ずつの6個の予定だったが宮藤が味見をしたときシャーリーやルッキーニがいっぱい食べると言ったので大量に作った。本当はスタンダートのみの予定だったが宮藤にいろんな唐揚げを説明しているうちに作ることになってしまった。唐揚げ6個は女子には多いほうだが美甘たちは今日はなんか食える気がして作ることにした。余談だが美甘がカロリーが高いと注意したら宮藤が・・・
カロリーってなにと言ってきた
時は1940年代カロリーの概念が世間に浸透していない時代
そして話を聞いていくと夕飯に大量のフライドポテトやさまざまなジャガイモ料理が結構な頻度で出したときがあったそうだ
体重を気にする年頃な乙女には天敵な炭水化物のフルコース・・・
そんな食事を続けて501の面子のあのスタイルの良さ
美甘達はこの世の理不尽さを恨んだ 「ガッデム」と
話は少し戻り晴風乗員と別れたミーナはある人物に連絡を取っていた。
かつて501部隊にいた坂本美緒少佐である
「どうしたんだミーナ、501が引き受けていたあの調査依頼になにか発展があったのか」
「えぇ、それもかなり重大よ、統合軍本部が動くレベルで」
「何があった・・・」
美緒の何かを悟った様子を聞きミーナはこっちで起きている事態の全容を語った
「そんなことが起きていたのか、保護した学生はどうしている」
「特に体調面では問題ないわ、みんなで寝床の準備をしてもうすぐ夕飯かしら」
「頼もしいな、学生の乗っていた船だが扶桑の駆逐艦に似ているんだったな」
「えぇ、服部さんがいうには陽炎型に似ているそうよ」
「陽炎型か・・・それを31人で、あり得ない話だな」
「岬さんの話だとある程度自動化されているそうよ」
「確かに統合軍本部が食いつきそうだな。わかった弾薬と燃料の調達は任せろ、本当なら扶桑に持ち帰って調べたいが例のテストが近くて離れそうにない、燃料の補給後こっちに向かわせられるか」
「ブリタニアに?あぁそういえば例のテストで大和が来るのよね」
「あぁそこで大和の技師にその船を調べてもらう、それにウルスラも来ることになっているし調べる人材なら申し分ないだろ」
「わかったわ彼女たちにはそう伝えておくわ何日後になりそう?」
「手続きがあるから早くて10日だな3日以内に私もそっちへ向かうウィッチに覚醒した奴らを見てみたいしな、それでもう一度聞くがその船の艦長本当に宮藤以上の魔法力を持っているのか」
「えぇシールドの大きさや数を見る限りその可能性は高いわ、明日ウィッチになった子の固有魔法を調べるわ」
「すまんが頼むぞ」
「えぇ、そっちも体調には気を付けてね」
ミーナが美緒に言い終えると部屋の扉をノックする音が聞こえた
「ミーナ中佐夕飯ができました。食堂で待っております」
服部静夏がミーナに夕飯ができたことを伝えに来た
「わかったわすぐに向かうわ、それじゃあ美緒また」
「あぁ、さてと何か持って行ってやるか扶桑に似た国の生まれなら扶桑刀でいいか三本ほど持っていくか喜ぶだろうな、はっはっはっは」
そんなもので喜ぶ年頃の女子はいないと突っ込むものはここには誰一人いない
晴風乗員と501メンバーが夕食を終えると交代で風呂に入っていった。
今現在は機関科が入っている時間だ。そこに501の二人がやってきた
シャーリーとルッキーニだ
「おう、邪魔するぜ」
「わーい、お風呂―」
そういってルッキーニは勢いよく浴槽へと飛び込んだ
「ちょっともうちょっと静かに入りなさいよ」
黒木がルッキーニを叱るが本人は全く気にしない
「まあまあ、私達を助けてくれたんだから多めに見ようよ」
機関助手の駿河瑠奈がフォローする、そこにシャーリーからもフォローが入る
「すまないな、ユニットの整備で汚れちまってよ悪いが一緒に入らせてもらうぞ」
「かまわねぇかまわねぇ、こちとら命の恩人の頼みだ断りはしねぇよそれでユニットの整備っていったよな空飛んでたあれの整備してたのか」
「あぁ、私は速さに生きる女だからな自分でユニットの改造もやるんだ」
「おぉーカッコイイ」
「カッコイイでしょー」
「あんたら似すぎでしょ・・・」
黒木が瑠奈とルッキーニを見て言葉をこぼす
「明日もやるからな区切りのいいところでこっちに来たんだ」
「おう、明日もやるのかマロンにも見させてくれや」
「おっ、気になるのか」
「あぁ、芳佳のユニットわかる範囲で直したけどわかんねぇパーツが多くてよこれじゃあ機関長としてのマロンのプライドが許せねぇ」
「いうねぇ、よかったら明日一緒にやってみるか」
「いいのか、ありがてぇぜシャーリーの姉御」
二人の会話を聞いて機関助手の麗緒 桜良 空が話始める
「機関長、すっかりやる気だよ」
「だよねぇー私たちはどうする?」
「私は行ってみようかな、あれは気になるし」
「ソラもそう思う、じゃああたしも」
「私も行こうかな」
どうやら三人もストライカーユニットの構造が気になるようだった。
話は変わり・・・
「それはそうとシャーリーさんって・・・」
「言うなレオ、言いたいことはわかる」
「大きいよねぇ大和型みたく、私達って駆逐艦サイズ?」
「桜良・・・あんたが駆逐艦じゃあ私達何よ漁船かそれともヨットサイズか」
「もはや神秘の領域よあれは・・・」
三人の目が死んでいるころ瑠奈はというと
「ルッキーニちゃん一緒に体洗おう」
「洗おう洗おう」
ルッキーニと意気投合していた。そうして長かった一日が過ぎていく
晴風乗員は異なる世界で初めての夜を迎えた
誰が誰と相部屋か全員分分からなかったので、=で結んだ人の近くに簡易ベットを作ったと思ってください