とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ?   作:命 翼

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時間が空いてすまんなぁ!!やって行くぜい!!


俺たちの冒険はこれからだ!!

 前回の誰も分からないあらすじ!前回!魔王マグノリアの元に乗り込んだ勇者キョウスケ一行。しかし待ち受けていたのは魔王マグノリアによる圧倒的なボケスルー!!これにより苦戦した一行ではあったが、きゅうりの一撃がマグノリアを焼き尽くした!見事に勝利を収めたのである!

 

「めちゃくちゃじゃないか!!設定も色々変わってるし!」

 

「だって誰も分からないあらすじだもん、仕方ないだろ」

 

「誰も分からないからまたいいんです!!」

 

 マグノリア博士の家にてレックウザを見せたキョウスケ達。マグノリアとの話しにて信念を見せたキョウスケはそのまま彼女に認められる形となったのだが、その直後にユウリの母から連絡が。ホップ宅にてパーティをする事を聞いたキョウスケ達はそのままホップ宅の庭にたどり着き、現在に至る。

 

「キョウスケさん、今日は来てくれてありがとうね。小規模だけど楽しんでね」

 

「何だってしていいんですよね!?行くぞユウリ!しねしねこうせんだ!!」

 

「あはは…ひとまず楽しんでね…」

 

 ユウリの母からの言葉に目を輝かせながら呟いたキョウスケはホップの方にユウリと共に振り返ると、謎のポーズを取ってホップを煽る。ユウリの母はそれを見て少し呆れつつも苦笑いを浮かべて対応。ちなみにダンデはユウリの押し付けた仕事の影響で不在である。

 

「何だよしねしねこうせんって。そんな技ないぞ!」

 

「そんな世の中でいいのか!分かったらヨクバリスを倒せ!撃てぇぇ!!」

 

「馬鹿を見たで済ませるのかぁ!?」

 

「待って、どういう状況!?」

 

 ホップのツッコミを聞いた瞬間に謎の茶番を披露するキョウスケとユウリ。どうしようか悩むホップに対して、たまらずホップの母がツッコミを入れる。ちなみに対象にされたヨクバリスは会話には加わっておらず、花を見つめていたが当然認められる訳もなく…

 

「何花を見とるんじゃゴラァ!!喰らえ必殺!!飛鳥文化アタック!!」

 

「グハァ!!俺が何をしたんだぁ!!」

 

「飛鳥文化アタックって何!?」

 

 空中で急に回転し始めたキョウスケがヨクバリスに思い切り激突し、ヨクバリスを吹き飛ばす。その吹き飛ばし方を見てユウリは謎の拍手を送るが、当然これを見てボケ魂に火が付かない訳もなく、ヨクバリスはホップのツッコミに対してすぐに立ち上がると…

 

「飛鳥文化アタックだと…ふん…奴は四天王の中でも最弱」

 

「おーい、話し噛み合ってないぞー」

 

「まそっぷ!!」

 

「何だよまそっぷって!!さっきから意味わからないワードばっかじゃねぇか!!」

 

 ヨクバリスは謎にカッコつけた表情でキョウスケに言い放つが、ホップには呆れられる始末。だがユウリの母はホップの母と共にヨクバリスが喋っているという事に驚きを見せる。そしてその驚きをかき消すかのようなユウリの謎の叫び。

 

 ホップはこれにツッコミつつ、思わず本音を漏らすが2人、いやヨクバリス含めた3人のボケのオンパレードは止まる事を知らず…

 

「馬鹿な…俺の飛鳥文化アタックを受けて平然としているのかッ!!」

 

「私の元気玉を見せてやろう…いでよヨノワール!!」

 

「ヨノワールだと!?奴は四天王の中で最強と言われた…!?」

 

 謎の茶番劇に何とも言えない気持ちになるホップではあったが、出てきたヨノワールとレックウザが3人にツッコミを入れるかのように地面に叩きつけて、またモンスターボールの中に戻って行く。嵐のような出来事にユウリの母達は驚くが…

 

「あれ…俺たちは一体何を…!?」

 

「ねえホップ君。いつもユウリってあんな感じなの?」

 

「キョウスケといる時はあんな感じです…」

 

 娘ユウリのキョウスケといる時のあまりの変わりように驚かせられるユウリの母。それに対してホップの母は「アナタも大変ね」と同情するかのように呟く。ホップやユウリの母達の反応に対して、キョウスケ達はまるで気にしていないかのように立ち上がると…

 

「おいホップ!!お前がツッコミを入れずにどうする!!」

 

「そうだそうだ!職務放棄!!」

 

「俺はツッコミを仕事にしている訳じゃないぞ!?」

 

 名指しで批判するキョウスケ達に対してホップは思い切って本音を呟く。その本音を聞き、キョウスケ達はあからさまに驚いたようなそんな反応を見せると、次に無言の真顔で彼に接近すると…

 

「…な、何だよ?」

 

「喰らえ必殺!!昇竜拳んんん!!」

 

 ユウリとキョウスケによるただのパンチがホップに炸裂。そのままホップは吹き飛ばされかけるが、ホップの手持ちの一体であるアーマガアがホップをキャッチした事により吹き飛ぶのを阻止される。それに驚いたキョウスケは歯を食いしばると…

 

「何!?おのれ…おいヨクバリス!!太陽拳だ!!」

 

「イエスマスター!!太陽拳!!」

 

 ヨクバリスが思い切りホップやユウリの母達がいる方角に向かってフラッシュを放つが、まさかの現れたザマゼンタの盾から反射してまさかのキョウスケとユウリ、さらにヨクバリスが目眩しを喰らう事態に。3人は目眩しを食らった後に何故か動かなくなった。

 

「サンキューザマゼンタ…じゃなくて!!静止しちゃってるじゃねぇか!!」

 

「騒がしい子達ねホント…」

 

 ユウリやキョウスケの反応を見て思わずツッコミを入れるホップ。それに対してホップの母とユウリの母は苦笑いを浮かべながら呟く。そんなユウリが静止から急にハッとしたかのように表情を戻すと、キョウスケの方を向き…

 

「あ、そうだ。師匠といる時間が楽しすぎてつい忘れていました。マスタードさんから手紙を預かっていたんでした」

 

「見せるがいい、弟子よ」

 

「ええ!?今更!?会った時に渡すものじゃないのか!?」

 

 驚いたような反応を見せるホップに対して平然とした表情に戻ったキョウスケがユウリから手紙を受け取ると、受け取った手紙をすぐに広げてどこかふざけたような表情からホップは嫌な予感がしていたのだが…

 

「んん!!これは青酸カリですな!?」

 

「さっすが師匠!!よく分かりましたね!!」

 

「人の手紙くらい真剣に読めよ…」

 

 キョウスケの言葉にユウリも笑みを浮かべる中、ホップは呆れながらもツッコミを入れる。そのあと普通に真剣になったのだが、それでも表情はふざけたまま。そしてヨクバリスと共に見つめて納得したかのように呟くと…

 

「俺は絶対にマスタードの元には行かん!!」

 

「おい何でだよ!?」

 

「何故か教えてやろうか!?マスタードがいる鎧の孤島にはワイの元カノがいるからだ!!」

 

 キョウスケの自白に全員が固まる。無論事情を知っているのがヨクバリスだけ。ユウリも意外そうな表情を浮かべる中で、キョウスケは何事もなかったかのように話しを進めようとするが…

 

「…という事で…」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!!師匠って彼女いたんですか!?」

 

「かつてな!!だが奴との約束でいる間は鎧の孤島には行かないという契約を交わしているのだ!!」

 

「別れているから今はただの友人っスよ」

 

 今まで一緒にボケて来たユウリですら驚くキョウスケの元カノの話し。詳しくはキョウスケも話すつもりはないらしいが、別れた今もかなりの仲良さらしく、今のユウリとの関係のようなふざけ合う仲らしい。

 

「驚いた…キョウスケにかつて彼女いたなんてな…」

 

「別れ理由は何だったの?」

 

「そこについては話すつもりはない!おいやめろ!!俺のそばに近寄るなぁー!!」

 

 元カノとの約束で鎧の孤島に行かないと言い張っていたキョウスケではあったが、その元カノからの連絡で鎧の孤島に行く事をあっさり承諾した。そしてマスタードからの手紙には会わせたい人物がいるから来て欲しいとの事だったらしい。

 

 時間が空き、彼は再びレイカと共に鎧の孤島に向かう事となる…




次回からは鎧の孤島編だァァァ!!
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