とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ? 作:命 翼
今回はバトル前なのでふざけありますが、大人しめです。
前回の誰も知らないあらすじ!!
「そら誰にも言ってないからね」
しません!!
「しろよ!!誰もあらすじ分からないでしょうが!!」
「ナレーターに任せれば問題なしだろ」
「ナレーターはメイドとか執事じゃないんだよ!!」
そんな話しはさておき、ここまでの話しをまとめます。前回キョウスケの元カノであるミリの話により、鎧の孤島に足を運んだキョウスケ。そこで出会ったのは話をしたミリと新米トレーナーのリーリエ。そして道場主であるマスタード。そんなマスタードにかめはめ波を撃たれた所の後から、物語は再開していきまーす。
「そんな適当で大丈夫なのかあらすじ…」
「ナレーターは常に適当だから仕方ない」
「キョウスケちんに言われたらお終いだね」
「皆さん一体なんの話をしているのですか…?」
ナレーターの話しなどを聞き、謎に納得するキョウスケ達を見てなんの事情も知らないリーリエが首を傾げる中で、リーリエのその言葉を聞いて全員がハッとするとレイカが息を整えて話を戻しにかかる。
「コホン!で…ミリさん。アニキを呼んだという理由ってなんなんですか?アニキは来いとしか言われなかったって」
「ああ、そういえばそうだったね。実は近々、アマチュアトーナメントというのが25年ぶりに開催されるんだ。誰でも参加出来るって奴なんだけど…」
「カップヌードル以外俺は参加せんぞ!!」
「まあまあ、最後まで聞いてって。損する話しはしないから」
ミリ、そしてマスタードから話されたのはガラル地方で近々行われるというアマチュアトーナメント。誰でも参加出来るというその大会には、今この場にいるリーリエも参加するという事なのだが、マスタードからさらに切り出されたのは…
「キョウスケちん達はガリュウという人物を知っているかい?」
「ダイコン…?」
「ガリュウ!それただの野菜だから!って…ガリュウ……ガリュウ!?」
レイカが驚きを見せる中でキョウスケはボケをかますなどしたほぼ無反応。え?ヨクバリスはどうしたかって?ボールの中で寝ています。そんな事はさておき、レイカが驚いている理由を知らないキョウスケに対して、リーリエが説明する。
「世界最高と呼ばれているポケモントレーナーです。バトルなら右に出るものはなし。ガラル以外のリーグを全て制覇しているという…」
「何だそりゃ、チーズじゃねぇか」
「それを言うならチートだよアニキ…」
「とりあえずそのガリュウが今回のアマチュアトーナメントに参加するという事らしくてね、どうかなと思ったんだけど」
チャンピオンに何回にもなっているが、全て殿堂入りという形で済ませチャンピオン業を辞退。世間から見たらただのポケモントレーナーだが、彼が参加するという噂が流れた事により、この大会への注目、関心がかなり高まっているという。
「で、オレやそこのり、り…リーシャン」
「リーリエです」
「そうリーリエ!にガリュウを倒す為に参加しないかと呼びかけている訳だ」
「そゆこと。各地を放浪しているから滅多にない機会だから、珍しいもん好きのキョウスケちんが食らいつくと思って、話ししてみたよん」
マスタードやミリからのアマチュアトーナメント参加への申し出に即答で拒否するかと思ったキョウスケではあったが、わざわざ自分を説得するために呼び出したという事を考えると簡単には決断出来ずに…
「マスタードのおっさん。オレは大会とかに縛られないバイキン人だぜ?ミリがいるとはいえ、そんな事を良く申し出たな」
「(バイキン人…?)」
「(ツッコンじゃダメだよリーリエさん)」
「(他人の思考に勝手に入らないで下さいレイカさん)」
自由人と言う筈が思わず変な方向に呟いてしまったがためにリーリエには全く理解出来ない話しとなってしまい、終始微妙な表情を浮かべるハメに。そんなリーリエを差し置き、話を進めるキョウスケはマスタードとミリに対して…
「じゃあ、断るのかい?」
「断ると言ったら…?」
「NO!!」
「ヒャッハー!!断ると言ってNOを呟く!!やっぱり分かってるぜミリは!!」
レイカが訳も分からずに何も呟けない中でリーリエはこのやり取りをかつて自分がいたアローラで経験した出来事を思い出していたのだが、当然何も呟いていないのでキョウスケ達の耳には届かない。そしてそんなレイカやリーリエの反応を知らずにキョウスケは…
「世界最高だが何だかしらねぇが…やってやろうじゃねえか!!ガラルの汚点が最高に勝つ所を見せてやるよ!!」
「が、ガラルの汚点…アナタのお兄さんそう呼ばれているんですか…?」
「ガラル地方では色々やんちゃしてるんで、うちのアニキは」
リーリエはキョウスケが言い放った言葉に驚きを見せていたのだが、レイカの苦笑いからの一言に何故か納得したかのように頷く。そしてキョウスケの自信に満ち溢れた姿を見て、マスタードはニヤリとした笑みを浮かべたのだがミリは大きく息を吐き…
「焦ったー…断る態勢に入っていたから断るかと思った…」
「参加すると言う事は…私の相手にもなるかもしれないと言う事ですよね?」
「な、何だ…リーリエから敵意しか向けられてないぞ…!?」
「向けられているんだよ今」
参加の決断を下したキョウスケに対して、同じく大会への参加を表明しているリーリエは闘志を燃やす。改めてリーリエはキョウスケに近づくと…
「キョウスケさん。改めて自己紹介します。私はリーリエ。アローラからガラルへ修行に来ている身です。当たる事になればよろしくお願いします」
「そう敵意を向けんなって。ビールでも飲んでリラックスしな」
「面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる」
「え、り、リーリエさん…?アナタツッコミ側じゃ…!?」
闘志を燃やすリーリエを避けるかのようにニヤリと笑いながら、ボケたキョウスケではあったが、まさかのリーリエからのボケ返しに口をあんぐりとさせて驚きを見せる。マスタード、ミリからも驚かれ沈黙が続く事数分。息を整え…
「さ、参加するならエキビションマッチしてくれませんか?ガラルのトレーナーと対決してみたいので…」
「(声が全部裏返ってる…)」
「(声出しちゃダメですよミリさん。リーリエさんが恥ずかしがっちゃいますから…)」
慣れない事をしたせいか、リーリエはキョウスケに対して声が全部裏返るという事をしでかしながら、恥ずかしさを誤魔化す為か、キョウスケ達の元を離れて行く。マスタードはそれを見て静かに笑みを浮かべると…
「リーリエちんはああ見えて、とんでもなく才能のあるトレーナーだからね。才能ある者同士の勝負見せてもらうよ」
「オレまだマッチをやるとは言ってな…」
「キョウスケ」
「は、はい!!やります!!」
「と言ってもよ…この作品にバトル要素を入れて大丈夫なのかよ?」
「そこは安心して。ちゃあんとたまにバトル要素ありって事とバトルエピソードを入れておいたから」
「計ったなミリ!」
「ふへへ…遠慮なく行ってらっしゃい!」
メタい話しからそう呟いたキョウスケはミリに背中を押される形で、リーリエが向かっていったバトル場にへと向かって行く。え?今更だがミツバさんはどうしたかって?丁度ダイキノコを取りに行っていて不在でした。と言う事はさておき、少し気怠げにバトル場に向かうと…
「………」
「帰っていいっすか…」
「キョウスケ」
「はい!喜んでバトルをさせていただきます!」
笑顔からの圧力に屈する形でリーリエの待つ場所に足を踏み入れる。リーリエはこちらをじっと見つめると…
「今、アナタについて調べました。ノーマルタイプ一体でガラルのジムを全て突破したと言う」
「そうだな。とち狂っていたと思うよ自分でも」
「だからこそ全力で立ち向かいます…!!準備はいいですか!!」
ボールを出して構えるリーリエに対して、少し押され気味に構えるキョウスケ。ヨクバリスは現在熟睡中。彼は何のポケモンを選ぶのだろうか…
見てくださりありがとうございますー。