とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ?   作:命 翼

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久しぶりにふざけ倒した為頭がパンクしております。
見てくださると嬉しいです!


あばよ鎧の孤島!!

 前回の誰も分からないあらす…

 

「はああ!?明日に冠の雪原に行くってどういう事よ!?」

 

「あ、あのレイカさん。あらすじ…」

 

「んなもんナレーターに説明させとけばいいでしょ!」

 

「ナレーターは雑用じゃねぇんだよ!この作品を小説にしてくれている偉い人なんだよ!!」

 

 私に関しての変な言い合いはほっておいて。レイカが驚きながら呟いた一言にはキョウスケが言い放った一言が原因として挙げられる。鎧の孤島にて一夜を過ごしたキョウスケ達は何故か、急に寒い場所を経験したいからという中途半端な理由から冠の雪原に行く事を決断。

 

 それもヨクバリスと話しただけで誰にも話さずに呟いた為、このような事態となっている訳だ。

 

「冠の雪原って知ってる!?真逆なのよ真逆!!ギャグパワーで通用する寒さじゃないんだよ!」

 

「ヨクバリスの毛皮を借りたら何とかなんだろ」

 

「私の毛皮を貸してあげましょう……って脱げるかー!!地毛じゃボケー!!」

 

「な、何でポケモンが喋っているんですか!?」

 

 ヨクバリスの喋り口、そして久々の出番からの強烈なキョウスケへのツッコミ(パンチ)を聞いてびっくりしたような声を挙げるリーリエだったが、近くにいたミリに「あれにツッコミを入れてはいけない」と呟かれ、渋々ながら納得していた。

 

 ヨクバリスのツッコミ(パンチ)を受けて何とか立ち上がったキョウスケは何故か平然とした表情で…

 

「冠の雪原なら!もっと珍しいポケモンがいるだろぉ!?パドレックスとか!!レジエレキとか!後はケルディオとか!!」

 

「伝説のポケモンを呟く所悪いけどさキョウスケ。アンタ…6体既にポケモンいるじゃん」

 

「………ハッ!?」

 

「ハッ!?じゃねぇんだよ!!忘れていたんかい!!」

 

 キラキラとした目で伝説のポケモンを口にしたはいいものの、ミリが口を出した通りキョウスケには読者の方もご存知の通り6体のポケモンが手持ちにいる。その事を呟かれ思い出したキョウスケは口をあんぐりと開いて驚いた表情を浮かべると、その場に膝をつき…

 

「馬鹿な…俺の冠の雪原に行く計画が…」

 

「然もだよキョウスケちん。今君が名前を挙げたポケモンは既にユウリちんがゲットしているよ?」

 

「なん…だと…!?」

 

 ショックでその場に膝をついたキョウスケにトドメを刺すかのようなマスタードの一言。これによりキョウスケは精神がkoされてしまい、どこかのアニメかのように身体が真っ白になって行く。リーリエがキョウスケが真っ白になったのを見てびっくりする中で…

 

「ただ。ガリュウが冠の雪原に向かったという情報はあるね」

 

「ガリュウが!?」

 

「よし!!冠の雪原に向かおう!!前哨戦じゃゴラァ!!」

 

「あくまで情報…ってだめだこら、聞いてない…」

 

 冠の雪原に行く目的を失い、鼻をほじりながらその場に寝転がっていたキョウスケのやる気を出させるかのようにミツバがふとした拍子に呟いた一言。これがキョウスケに完全に火を付けてしまい、身体を燃やしながらキョウスケはやる気を滾らせる。

 

 レイカの呟こうとした一言に対しても耳を傾ける事なく、ヨクバリスと共にミツバに近寄ろうとしたキョウスケだったが、ボールから出てきたヨノワールに地面に思い切り叩きつけられた。

 

「あのヨノワールっていつもあんな感じなんですか…?」

 

「加入してからはストッパーって言えばいいんですかね?そんな感じになってますよ」

 

 ヨノワールの行動に思わず息を呑むリーリエ。そんな彼女がふとした拍子に呟いた一言にレイカが呆れたかのように息を吐きつつ、リーリエの言葉に答える。

 

「何すんだヨノワール!!今いい所なの!!バトル漫画では定番の…」

 

「マスター。残念ながらこの作品は小説でございます」

 

「嘘だっ!!」

 

「何だかこの目的が決まった時の騒々しさは変わってないなぁ…」

 

 ヨノワールに詰め寄ろうとしたキョウスケではあったものの、ヨクバリスからの一言を聞いても尚自分の理想を貫こうとしている様子。そんな彼を見て意外にも笑みを浮かべていたのはミリ。そして小さく頷き「決めた!」と少し声を張り上げ気味に呟くと…

 

「ミリ?決めたって何を決めたんだ?」

 

「私、冠の雪原にもついて行く」

 

「やめて下さいミリさん!アナタまで付いて行ったら私のツッコミ担当の役目はどうなるんですか!?」

 

「いや、ミリさんどちらかと言うとボケ担当だった気が…」

 

 ミリはゆっくりとキョウスケに近づくとそう呟く。すると出るわ出るわレイカからの猛反発。彼女が気にしていたのは嫉妬などと言ったそんな下らないものではなく、まさかの立ち位置について。彼女の隣にいたリーリエからの一言にハッとした表情を浮かべた後に…

 

「そうか!ミリさんはツッコミ担当ではありませんでしたね!ではどうぞご一緒に!!」

 

「レイカ…お前、果たしてそれでいいのか…」

 

「ある意味ツッコミ担当の鏡ですな」

 

 レイカの清々しい程の態度の変わりように終始呆れられる側だったキョウスケが呆れを見せる。小さくため息を吐きながら呟くと、その隣にいたヨクバリスは立ち位置について理解しているように頷く。すると…

 

「ミリちん。ついに鎧の孤島から離れるんだね?」

 

「あはは…本当に長い間お世話になっていましたから少し名残惜しいです」

 

「決め手は何だったの?」

 

「やっぱりキョウスケを近くで見てたいと言う気持ちです。見ているだけで何かを引き起こしてくれる奴ですから!」

 

 ミリがキョウスケについて行くと発言した瞬間にマスタードとミツバは大して驚いたようなそんな感じは見せずに、ミリに冷静に問いかける。するとミリはキョウスケを軽く見つめた後に笑みを浮かべる。「いつでも戻って来たらいいよ」とマスタードから呟かれ頷くミリ。

 

 最初は気持ち悪いほどに照れを見せていたキョウスケではあったが、3人の会話を近くで聞いて行く度に…

 

「あれ?俺の立ち位置は?俺主人公だよね!?」

 

「アナタはただのモブキャラになって貰いますよマスター」

 

「そうはいかんざき!!俺はこの作品の主人公なんだ!!ミリやレイカが主人公になるのは許されない事なんだー!!」

 

 思わず焦りを見せたそんなキョウスケの心を挑発するかのように笑いながら呟くヨクバリス。キョウスケはヨクバリスの方を見て身構えると、主人公の座を渡さない為に何故かヨクバリスに襲いかかる。結果はヨクバリスに吹き飛ばされる形だったが…

 

 その様子を遠くで見ていたリーリエは決意したような様子で拳を握りしめると、相変わらずふざけているキョウスケの元に近づいて行く。

 

「キョウスケさん!!」

 

「んあ?」

 

 ふざけ倒しているキョウスケに対して近づいたリーリエは真剣な表情だった。その場の全員が固まる中でリーリエはスゥ…っと息を吸い、大きく吐くと…

 

「私…今度アナタと当たるまでに強くなってみせますから!!絶対に次は負けません!!」

 

 もうすぐしたらキョウスケは鎧の孤島を離れる。だからこそリーリエが思っている事をキョウスケに伝えたのだが、唐突な一言にキョウスケは固まってしまったが、しっかりしろとばかりにキョウスケの後ろにいたヨノワールがキョウスケを1発しばくと…

 

「お、おう!!俺も次はもっと強くなって相手をしてやるから頑張れよ!!」

 

「…はい!!」

 

 キョウスケがリーリエの言葉に返答したのを見てヨノワールはどこか安心したようなそんな様子。こうして色々あった鎧の孤島での出来事が終わり、キョウスケとレイカは新たにミリと共に、ガリュウが向かったとされる冠の雪原に向かって行くのだった…




キョウスケのパーティを知らない人へ。彼のポケモンのおさらいを。

ヨクバリス
ウオノラゴン
レックウザ
ジガルデ
ラプラス
ヨノワール

となっております。
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