とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ?   作:命 翼

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久しぶりですー。久しぶりなんでね変な感じになりましたが生暖かい目で見てくれたら…w
この回で冠の雪原編が始まりますー。


バトルエピソード 冠の雪原編
こんにちは冠の雪原…って寒ぅ!?


 前回のあらすじ!!前回ガリュウの…って寒ぅ!?

 

「ちょっとー!?言い切りなさいよせめて!!」

 

「それ程までに冠の雪原が寒いからね…仕方ないよ」

 

 ガリュウがいると噂されている冠の雪原にへと鎧の孤島を旅立つ前にミリを加えたキョウスケ達は向かっていた。あまりの寒さからか上下は完全に防寒仕様。それでも寒い冠の雪原。駅から出た3人は雪を踏みつつ、雪原にへと足を踏み入れていた。

 

「てかヨクバリスどこ行った!?さっきまでそこにいたぞ!?」

 

「そこで凍ってるよ」

 

「え?」

 

 吹雪に叩きつけられながら周りを見つめているとミリの一言と指差しをきっかけに後方を見つめる。するとそこにいたのは凍ったまま動かなくなったヨクバリス。レイカがかなり慌てる中、ミリは何故か冷静。その理由はヨクバリスに迫って行ったキョウスケにあった。

 

「ヨクバリスゥゥ!!」

 

 ヨクバリスに近づいたキョウスケが思い切り口を広げると、まさかの炎を吐き出してヨクバリスの氷をあっという間に溶かす。ヨクバリスは身体を燃やしながらキョウスケにパンチをし、そのまま吹き飛ばした。

 

「え!?待って!?今炎を吐いたよね!?人間なのに!!」

 

「これギャグ小説だから何だってありでしょ?」

 

「ああ…そうだったぁ…」

 

「おいコラヨクバリス!!てめぇ氷を溶かしてやったのに!!」

 

 吹き飛ばされたキョウスケが地面の雪を使って炎を鎮火したヨクバリスに近づくと、無駄に顎を出しながらヨクバリスの胸ぐらを掴もうとするがその前に思い切りヨクバリスにタックルを喰らい再度吹き飛ばされる。

 

「ふははは!!いつまでもやられぱなしとは思わない事だー!!」

 

「やったな貴様!!喰らえ必殺!!飛鳥文化アタック!!」

 

「ちょっま…!!転がってくんなァァァ!?」

 

 呆れた様子でキョウスケとヨクバリスの会話を見つめたかったレイカではあったが、まさかのキョウスケがこちらに転がって来た事により巻き添えにされかけるが、ミリに思い切り手を引かれ何とか回避。そのままキョウスケはヨクバリスに突撃すると、まさかの相打ちで両者が吹き飛んだ。

 

「くっ…やりおる…だがこれで最後にしてやる…」

 

「望む所…来い!勇者キョウスケよ!!」

 

「ち、ちょっと!!ガリュウを探すんじゃなかったの!?」

 

「レイカちゃん…しばらくはそっとしといた方が…」

 

 ヨクバリスとキョウスケ。両者無駄に顎を突き出しながらとてもポケモンの世界線とは思えないオーラを出していく。レイカの言葉もガン無視し、二人がお互いに向かって行ったその時。キョウスケのボールから出たヨノワールが二人の頭を殴りつけそのまま地面に叩きつけた。

 

「な、何をするダーッ!!許さん!!」

 

「ヨノワ」

 

「ん?」

 

 ヨクバリスとキョウスケの抗議に対してヨノワールは少し呆れたようなそんな反応を見せつつ、とある方角を指さす。レイカとミリも釣られて同じ方角を見つめる。するとそこにいたのはこちらをずっとキョトンとしながら見つめる眼鏡を付けた男性。

 

「あの、すいません…もしかしてずっと見ていたとか…?」

 

「え、えっと…」

 

「あー…これは完全に見ていたね、ずっと…ってキョウスケ!?」

 

 眼鏡の男性に対して少し話しかけるレイカとミリの後ろから猛烈な勢いでキョウスケとヨクバリスが走ってくる。赤く血走った目を見て男性は逃げようとしたのだが、再びヨノワールに地面に叩きつけられ何事も起きなかった。

 

「ぐ…不覚…またしてもヨノワールにぃ…」

 

「あ、あの…ここで何をしているんですか?」

 

「えっと人を探そうとしたんですけど、何かこの人が遊び始めちゃって…」

 

「あれで遊んでいたんですかっ!?」

 

 キョウスケ達の戯れに当然慣れていない男性が驚きの声を上げる中、地面に叩きつけられた後ようやく落ち着いたキョウスケとヨクバリスが立ち上がり、男性の元に近づいていく。今度は殺意がこもっていないがやはり警戒はしているようで…

 

「な、何にもしてこないですよね?」

 

「それはお主の態度次第だぁ…」

 

「ヒイ!!」

 

「ちょっと!見知らぬ人をビビらせてどうすんのよ!」

 

 キョウスケの態度に男性は翻弄されながらミリの一言により、固まったキョウスケを見てようやく一息を吐く。するとキョトンとした様子で見つめていたレイカが…

 

「えっと…ところでアナタは?」

 

「一応しがないポケモントレーナーです。リュウと言います。多分ですけど父を探しているんですよね?」

 

「父?父ってまさか…!?」

 

「はい、ガリュウです。僕のお父さんなんですけど、ここで修行しているとの噂を聞いて大量のポケモントレーナーが…」

 

 眼鏡のポケモントレーナーの名前はリュウ。何とあのガリュウの息子であり、何人も父がいるという噂を聞いてやって来たポケモントレーナー達を見てきたという。今回も駅から出てきたという事で観察していたらしいのだが…

 

「おいダイコン!!」

 

「リュウですって!!」

 

「さっきガリュウがここで修行してるって行ったな!?どこだ!?」

 

「え、えっとあちらの方…」

 

 リュウが指差しまだ話しを続けようとしたその時にキョウスケとヨクバリスは彼が指差した方角にへと思い切り走って行ったのだが、途中で通りがかったニドキングと衝突。これはまずいと思いレイカとミリが走り出そうとしたのだが…

 

「あ、あの…何か仲良くなってません?」

 

「え?」

 

「ぶつかってすいません、これお詫びのオボンの実です…」

 

「(思い切りポケモンに媚びを売っとる…)」

 

 ニドキングは最初は唸り声をあげていたが、キョウスケが差し出したオボンの実を受け取るとその場で一気に平げ、あくびをするとそのまま寝てしまった。何がどうなっているか分からないレイカ達3人ではあったが…

 

「ふははは!!かかったなアホが!!これこそオボンの実催眠だー!!」

 

「あ、あの…いつもあんな感じなんですか?」

 

「ほぼ毎日あんな感じ」

 

「毎日!?」

 

 キョウスケ達がニドキングの周りで調子に乗っている間に3人はキョウスケ達に接近。レイカが呆れながら「人の話は最後まで聞くものだよ」とキョウスケに切り出すと…

 

「あん?どういう事だ?」

 

「実は父はもう冠の雪原から離れていまして…調整の為に今カントーに…」

 

「カントォォ!?」

 

 まさかのリュウからの言葉にショックを受けて真っ白となりそのままその場に倒れ込むキョウスケ。ガリュウはもう冠の雪原にはいない。その事にしばらくショックを受けて動けなくなっていたキョウスケではあったが、ヨノワールに起こされて何とか起き上がる。

 

「自分が言うにはなんですが、父のガリュウは皆さんの想像よりも遥かに強いです。探しに来たと言う事はアマチュア大会に出ると思いますけど…」

 

「何?お前エスパーなの?こちらの考えを全部読み取りやがって!!金返せ!!」

 

「か、金!?」

 

「あー…兄貴のボケだからあんまり気にしないで…」

 

 リュウの一言を受けてキョウスケが訳がわからない言葉を言い放つ。それに対してリュウがびっくりしたような表情を浮かべる中、レイカから気にしないように一言。それによりリュウは息を整えると…

 

「だから…どんな実力なのか確かめていいですか?」

 

「いいぞ」

 

「軽!?」

 

「即答するなんて珍しいね」

 

 リュウの言葉に意外そうな表情とびっくりした表情を浮かべるレイカとミリ。リュウはキョウスケからの言葉を聞き、びっくりしたような表情を浮かべたがすぐに息を整えると…

 

「とりあえずここから離れて開けた所に行きましょうか。ルールはそこからにぃ!!」

 

「あーあ…」

 

 リュウがまたしても言葉を言い切る前にキョウスケとヨクバリスがリュウの両肩を掴み、どこかにへと連れて行く。それを見てレイカとミリは呆れた表情を浮かべていた…




見てくださりありがとうございますー。
今後はペースを戻したいでございます。
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