とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ?   作:命 翼

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はーい年内に投稿出来ましたぁ。やっていくぜい!!


突撃!!ナックルシティ!!

 こんにちは皆さま。主人公の妹であるレイカです。今私はナックルシティにいるのですが、目の前でまた兄のキョウスケが踊ってます。今日はヨクバリスだけじゃないです。何故かヌメルゴンも一緒です。

 

「歌えや踊れやえんやほーはやぁ〜!!」

 

「ヌメっ!!ヌメっ!!」

 

 どうしてこうなってしまったのか理解出来てません。ナックルシティのジムトレーナーであるリョウタさんに助けを求められ、ここに来たのですがそのしゃくれた顎がどう見てもヤドンにしか見えないのですが気のせいでしょうか。

 

「兄貴!!リョウタさん困ってるよ!!てか街中で踊らないでっ!!」

 

「馬鹿野郎!!踊りこそ命だ!希少価値だぁ!!」

 

「い、意味が分からない…」

 

 キョウスケの隣にいるヌメルゴンはキバナのパートナーであり、どう言う事が原因か分からないがヨクバリスとの仲で踊っている。顎をしゃくれさせ、変な動きを続けるキョウスケの姿と言葉にリョウタは呆れる始末。そんなリョウタの反応を見て、キョウスケはカンフーのようなポーズに変えると…

 

「おいリョウタ貴様!!私の波動拳を喰らうかぁ!?」

 

「ヨクバァ!!」

 

「作品違うからっ!!てか今にでも放てますよアピールをやめろっ!!」

 

 カンフーのポーズをしているキョウスケではあるが、足の力が皆無なせいか少し上げた足がちょくちょくと地面に付いている。その違和感に気づいたレイカは内心カッコ悪いと思いながら、見下した目でキョウスケを見つめていると…

 

「そこにいたかガラルの汚点!!オレ様のヌメルゴンを返しやがれっ!!」

 

「まずい!!顔面600族だっ!!」

 

「(顔面600族…?)」

 

 声を上げてキョウスケ達のいる場所に早歩きで来たのは怒り心頭のナックルシティのジムリーダーキバナ。キョウスケの言葉にリョウタとレイカが疑問を抱きつつ黙る中、キバナの方をヨクバリス、ヌメルゴンと共に小馬鹿にしているようなオーバーリアクションを見せる。

 

「すまねえなリョウタ。後は任せてくれ」

 

「す、すいませんキバナさん…」

 

「お、シカトかっ!?上等だ!!ヌメルゴン!!ダイマックス砲だっ!!」

 

「(覚えるか)」

 

 レイカが内心でキョウスケに対してツッコミを入れていると、キョウスケの指示を受けたヌメルゴンが口からダイマックス砲を放つ。キバナとレイカは「はぁ!?」と言う声を上げてかわすが、幸いに放たれたダイマックス砲はワイルドエリアに消えていった。

 

「えちょ!?撃てるの!?ダイマックス砲をっ!?」

 

「ふははは!!どうだこれがギャグ補正の裁きだぁ!!」

 

「何でもありだなギャグ補正っ!!」

 

 あまりの事に驚きを隠せないキバナとレイカではあったが、それより気になったのがキョウスケが立てている中指とヨクバリスとヌメルゴンと共に向けている人を煽るようなドヤ顔。特にキバナはイラついており、それを察したキョウスケがさらに煽るように踊り出す。

 

「キバナちゃあん。さあ私を捕まえてみるのです!!ぐへへへ」

 

「こんの…ギャグ補正をいい事に好き勝手にやりやがって…これが小説という事を忘れたかっ!!」

 

「(いやキバナさん、ツッコむとこそこじゃない)」

 

 キバナの意味不明とも言える言葉にショックを受けた表情を浮かべるキョウスケ。そしてそのままその場に膝をつくと…

 

「じ、じゃあ…オレのふざけがただの文字になるというのか…っ!!」

 

「そうだ!!だからふざけても意味ないからなっ!!」

 

「(皆さん。この作品はこういう作品です)」

 

 キバナとキョウスケのやり取りにレイカがツッコミを放棄。レイカが呆れたような表情で黙っているとキバナとキョウスケがレイカの方を見るやいなや…

 

「ツッコめよっ!!」

 

「ツッコめるかぁ!!」

 

「ツッコミ担当がツッコミを放棄しただと…!?終わりだ…この作品は終わった…」

 

「キバナさん止めに来た側だよねっ!?」

 

 レイカの言葉と反応を見るとキョウスケとキバナ、さらにヌメルゴンとヨクバリスはこの世の終わりのような表情を見せてそのまま真っ白になって倒れ込む。その状況を見ているナックルシティの人々は訳がわからなさ過ぎて呆れの表情を見せている。

 

 レイカのツッコミにハッとしたキバナは倒れ込んだ状況からすぐに立ち上がると…

 

「そうだったっ!!おいコラキョウスケ!!オレのヌメルゴン返せっ!!」

 

「よかろう!!私にジャンケンで勝てたらなぁ!!」

 

「上等だ!!ジャンケンするぞっ!!」

 

「ジャンケンってそんな気合いを入れないと出来なかったっけ!?」

 

 2人から溢れ出る謎のオーラ。ドラゴン○ールを想像させる気配の出しようだが、2人が今からしようとしているのはそんなオーラとは無縁のジャンケンである。謎のオーラとポーズを決めたキバナとキョウスケは声を張り上げると…

 

「行くぞ最初はっ!!」

 

「グーッ!!」

 

 2人がジャンケンのグーを出した瞬間に巻き起こる強風。レイカはそれに噴き飛ばされそうになったと同時に…

 

「ジャンケンでこんな風起こらないって!!どんなジャンケンしてるのっ!?」

 

「いやアレは伝説のヌメルゴンジャンケン…」

 

「普通に喋らないでくれるかなヨクバリス…?」

 

 普通に喋ったヨクバリスにレイカがツッコミを入れている間にもキバナとキョウスケは、何故か顎をしゃくれさせながらジャンケンをしている。先程から巻き起こっている強風はナックルシティの人々も驚かせていたが、突如として強風が止み…

 

「何…?すっと2人とも棒立ちしてるんだけど…」

 

「………」

 

 俯きながら急に黙り込んだ2人。キバナが突如ヌメルゴンを連れて、レイカの元に近づくと目線も合わせぬまま大きく深呼吸をし…

 

「ジャンケンに勝ったァァァァァァ!!」

 

「負けたァァァァァァ!!」

 

「ジャンケンでそんなに盛り上がるぅ!?」

 

 歓喜するキバナとショックを受けるキョウスケ。2人のやり取りにレイカはツッコミを入れつつも内心でかなり呆れていた。相当ショックだったのかそのままうずくまってしまったキョウスケに対し、キバナは煽り返すかのように…

 

「よーしじゃあ後はお前が逮捕されたら事は解決だなっ!!あばよガラルの…」

 

 キバナがキョウスケに背を向けた瞬間にキョウスケは変顔をしながら立ち上がると、変な動きをしながらキバナに急接近しレイカの隣にいたヨクバリスと共に思い切り体当たりを喰らわせる。

 

「グボァァ!?」

 

「キョウスケ必殺!!」

 

「ヘビーボンバァァァ!!」

 

「普通の体当たりじゃねぇか!!」

 

 普通に喋るヨクバリスにツッコミを入れる事なくレイカは普通にキョウスケの行動についてツッコミを入れる。キバナはキョウスケとヨクバリスの体当たりを食らって気絶、それを見たヌメルゴンが…

 

「おのれ!!よくもご主人をっ!!行くぞ必殺…!!」

 

「待って!?何でこの作品のポケモン普通に喋るの!?」

 

「それはそういう作品だからさっ!!」

 

「やかましいわっ!!」

 

 普通に喋るヌメルゴンにレイカが驚いていると、レイカの言葉に対してキョウスケが清々しい程の笑顔で堂々と言い張る。そうしている間にもヌメルゴンの竜のいぶきがキョウスケとヨクバリスに炸裂。2人は変顔をしながらまともに喰らうとその場に倒れた。

 

「おーい、どうすんだよ兄貴もキバナさんもみんな倒れちゃったじゃん…」

 

「え?誰がこんな事をやったんだァ!?」

 

「お前も入っているんだよ…」

 

 何故か喋るヌメルゴンの言葉にレイカはもうツッコむ気力が失せる程に呆れるとバウタウンの時と同様、ナックルシティの住民からSOSを受け取ったダンデによりキョウスケとキバナ達はこっ酷く叱られたらしい…




クォリティが低い?ノンノン…ギャグ補正が過ぎると言ってくれっ!!
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