とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ? 作:命 翼
前回のあらすじ!まだ戦っているんだぁ!
「シャドーレイ!」
「叩き落とす!サウザンアロー!」
身体にエネルギーを溜め込みながら空高くに舞い上がったルナアーラに対してジガルデは身体を光らせると一気に無数の光の矢を放出。エネルギーを溜め込み一気に放出しようとしたルナアーラもこの無数の矢の攻撃に堪らず攻撃を中断。ジガルデから距離を取ろうとした所、キョウスケはつけ込む。
「コアパニッシャー!」
「ムーンフォース!」
サウザンアローを飛び回りながら回避していたルナアーラだったが空中で止まり、身体から光の玉を放出。身体を光らせビームを放って来たジガルデに対抗しようとしたが、こんな事があるのか。ムーンフォースとコアパニッシャーがぶつかり合ったとおもいきや、相打ちになる事なく少し方向がずれながらもこちらに向かってくる。
これにはお互い避け切る事が出来ずに直撃。爆煙の中ルナアーラは地上へ落下しジガルデは爆煙の中、仰向けで倒れる。
「ほしぐもちゃん!」
「ワンパチ!」
「ジガルデ、ルナアーラ共に戦闘不能!相打ちとなります」
「まさかのダブルノックアウト!伝説同士の戦いはお互い譲らない戦いとなった!」
落ちたルナアーラと倒れたジガルデはこの1発により戦闘不能に。リーリエ、キョウスケ共に息を呑む中お互いのポケモンをモンスターボールにへと戻す。これで残すポケモンはリーリエが2体、そしてキョウスケが3体。ここで両者が繰り出したのは…
「行くよシロン!」
「シロン…?だったらもう一度戦いてえよな!ラプラス!」
リーリエが繰り出したのはアローラキュウコン。そしてそれに引き寄せられる形でキョウスケが繰り出したのはラプラス。リーリエがそしてモニター越しから見つめていたミリが驚きの表情を見せる。そして勢いよく声を張り上げるラプラスに対してリーリエは笑みを浮かべ…
「シロン、覚えているよねあのラプラス」
「コォン!」
「よし…今度は負けませんから!行くよシロン、フリーズドライ!」
「気合い負けすんなよ!ラプラス、フリーズドライ!」
お互いに対面したキュウコンとラプラスはお互いに身体から冷気を放って行くと、お互い放った冷気がぶつかり合いパリン!という大きな物音と共に水蒸気に代わって行く。そんな中お互い攻めの手を緩めず…
「ラプラス、10まんボルト!」
「シロン、あなをほる!」
ラプラスが纏った電気がそのままキュウコンの元にへと向かって行ったが、キュウコンが穴を掘る際に撒き散らした土により電気は拡散。そのまま消滅すると…
「来るぞラプラス!気をつけろ!」
「そのまま突撃!」
ラプラスの後方から土を撒き散らして出てきたキュウコンはそのままラプラスに突進。まともに突進を喰らわせたがラプラスは何とか小さな手の先で踏ん張り、キュウコンの方に振り向くと…
「ラプラス、アイアンヘッド!」
「その技を持ってるのは分かってます!じんつうりき!」
ラプラスがキュウコンに頭をぶつけようとしたその時。キュウコンは目を光らせ念力でラプラスを止めようとしたが、ラプラスは一瞬は止まったものの声を張り上げながら動きを再開。驚いたキュウコンに頭突きを喰らわせた。
「嘘!?技を食らった状態で!?」
「へっ!常識に囚われないのが俺たちだぜ!ハイドロポンプ!」
「マジカルシャイン!」
口からラプラスが水を放出しようとしたが身体を光らせ、光の弾丸を無数に放ったキュウコンにここは軍配。弾丸を無数に食らったラプラスは思わず技を中断し、自らの判断でキュウコンから距離を取る。
「逃しません、あなをほる!」
「ラプラス地面に向かってハイドロポンプ!」
「キュウ!?」
「俺はお前のタイミングに託す。任せたぜ」
キョウスケの指示に一瞬驚いたラプラスではあったが地面に潜ったキュウコンを一瞬見つめた後、表情を引き締め口を思い切り開き地面に向かってハイドロポンプを打ち込む。リーリエもこの行動には驚いていたが一番驚いたのは攻撃されるとは思っていないキュウコンだろう。
ラプラスがいる一帯の地面が水によって吹き飛んだのを見て、キュウコンは自らの判断でラプラスからかなり離れた場所に出る。
「ナイスだラプラス!畳み掛けるぜ、アイアンヘッド!」
「フリーズドライ!」
高速で自分の元に迫って来たラプラスに対してリーリエはキュウコンにフリーズドライを指示。ラプラスの身体が凍らされて行く中でラプラスは必死にキュウコンに頭突きを喰らわせた。キュウコンが地面に叩きつけられたと同時に巻き上がる砂煙。
両者が息を呑んで見つめる中砂煙が晴れた先で視界に入って来たのはラプラス、キュウコン共に戦闘不能となっている姿。これを見てキョウスケは一息吐く。
「キュウコン、ラプラス共に戦闘不能。相打ちです」
「ここでのまさかのダブルノックアウト!互角に見えましたがいやあ!凄い戦い!然しリーリエ選手!残すは一体となりました!」
「大した者ですよ。ラプラスの自我に任せるなんて」
「アイツの目立ちたがり屋な所は一番知ってるからな。俺も賭けに等しかった」
リーリエの言葉にキョウスケはニヤリとした笑みを浮かべた後に堂々と言い張る。だがこの形でリーリエが残すポケモンは後一体。リーリエはキョウスケの言葉に若干の笑みを浮かべた後に表情を引き締め、キュウコンをボールに戻した後最後の一体の入ったモンスターボールを取り出す。
キョウスケも余裕かと見られていたが残すは2体。レックウザ、ヨクバリス、ウオノラゴンの選択から何を選ぶか。だが彼の中ではもう決まっていた。
「行くよ…ウーラオス!」
「やっぱり来たか。頼んだぜレックウザ!」
「あのウーラオス…何か構えが違うような…」
対面したのはウーラオスとレックウザ。だがウーラオスの構えが一撃の型と連撃の型と少し違う感じとなっており、若干カンフー映画に出てきそうな身構え方となっている。クモンはそれを見て思わず息を呑んだがキョウスケも気づいてない訳もなく…
「記憶していたウーラオスとは少し構えが違うようだが…」
「私もこうなるとは思ってなかったですが、マスタードさんが命名してくれました。この子の型は豪撃型と」
「豪の…え?まさかソイツ一瞬出てきたあのダクマか!?」
「一瞬って言わないで下さい!…とりあえずそうです。この子は一撃、連撃だけしか覚えない型の技を使えるそうです。ただで突破出来ると思わないで下さいね…!」
リーリエがウーラオスの型が豪撃の型と言わしめた後、余裕そうな表情から一転表情を引き締める。キョウスケも急に姿を現した型に驚きを見せていたがリーリエの表情を見て気を引き締め直すと…
「行くぜレックウザ…かえんほうしゃ!」
「ウーラオス、すいりゅうれんだ!」
レックウザは声を張り上げると口から火炎を放出。だがウーラオスが手の先に纏った水の波動の力により数発殴っただけでかき消されてしまい、そのままレックウザの元へ。キョウスケの反撃の指示も許さぬままに連撃を2回レックウザに叩き込み怯ませる。
「つばめがえし!」
「アイアンテール!」
拳に波動を纏いそのまま手刀にてレックウザを叩きつけようとするウーラオス。だがレックウザの尻尾によってその攻撃は防がれ、ぶつかり合ったのも束の間押し返される。
「りゅうのはどう!」
「つばめがえし!」
レックウザと少し距離を取ったウーラオスに対してレックウザは口から波動を放出。そのままウーラオスにぶつけようとしたが手に纏った波動にてりゅうのはどうをあっさりとかき消す。それを見て驚いたのはキョウスケ。この仕草から見てレックウザとウーラオスの差は歴然に見えた…
見てくださりありがとうございますー。
次回リーリエ戦決着です!