とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ?   作:命 翼

42 / 52
お久しぶり!やって行くぞぉ!


アマチュアトーナメント準決勝!(中編)

 前回のあらすじ!あ、監督来ました!こちらになります!

 

「ラスターカノン!」

 

「かえんほうしゃで対抗だ!」

 

 カメックスの肩にある砲台から二つの鋼の弾丸が放たれる中、レックウザは向かってくる弾丸に対して火炎を吐き対抗。ぶつかり合った弾丸と炎は相打ちとなり、爆煙を巻き起こす中でキョウスケはレックウザがいる方向を見つめないまま指示を出す。

 

「レックウザ、そのまま突っ込んでアイアンテール!」

 

 爆煙の中カメックスは自分がどこにいるのか分からずにキョロキョロしている。そんな最中レックウザは元々空の塔にいたポケモン。爆煙とはいえこういう視界の悪い中進むのは慣れている。キョロキョロするカメックスにレックウザは正確に迫ると尻尾を頭に向かって振り下ろし、直撃させた勢いで地面に叩きつける。

 

 爆煙が晴れその状況になっていた事に驚いていたレイカではあったが…

 

「れいとうビーム!」

 

「っ!かわせ!」

 

「やはり持っていた氷技…!!」

 

 カメックスがみずタイプという事もあり客席にいるリュウ達は予想出来ていたが予想できないのが戦っている側。スッと頭だけ起こしたカメックスは口からビームを放つ中、かわそうとしていたレックウザに直撃。一直線に天井に近い所までビームに押されて行くが何とかビームをかき消す。

 

「いくら空中では勢いが弱まるとはいえ…」

 

「レックウザにれいとうビームは4倍のダメージ…体力をごっそり持って行かれたと思います」

 

「やっぱ持ってやがったか…とりあえず何とかするっきゃねぇ。レックウザ、りゅうのはどう!」

 

「カメックス、もう一回れいとうビーム!」

 

 天井に近い所から身構えたレックウザはカメックスに向かって波動を打ち込んでいく中、身体を起こしたカメックスが再び口からビームを放ち対抗。ぶつかり合ったが互角になる事なく相打ち。空中ながら再び爆煙を引き起こす。

 

「ガリョウテンセイ!」

 

「ハイドロカノン!」

 

 空中からオーラを纏いながら急速に落下して行くレックウザに対して向かってくるだろう方角にカメックスは肩の砲台から水の弾丸を撃ち込む。レックウザに正確に向かって行った弾丸は爆煙が起こっている場所でレックウザに衝突。爆煙を水飛沫がかき消していき…

 

 空中から見えたのはレックウザが地面に落下してくる姿。地面に墜落したレックウザは…

 

「レックウザ戦闘不能!カメックスの勝ち!」

 

「ミケ選手タイに戻す!さあこの勝負分からなくなりました!」

 

「4対4…」

 

「しかしカメックスはレックウザとの戦いで痛手を負っています。少しとはいえ効いてくる筈…」

 

 レックウザをボールに戻したキョウスケは一息吐くと次のボールを出そうとしたがそうする前にジガルデがボールから飛び出してきた。これにかなりスタジアムも驚き、キョウスケ自体も驚いたが…

 

(主よ行かせてくれ)

 

「お前分かってんのか!?向こう氷技持ってんだぜ!?」

 

(ラプラスのあの踏ん張りを見て黙っている訳には行かない。必ず次に繋いで見せよう)

 

「…分かった」

 

 カメックスに対してジガルデが勝手に出てきたという事もあるがカメックス対ジガルデという形に。キョウスケはジガルデの意思を尊重してその場を任せる。リュウやリーリエ達が息を呑んで見つめる中…

 

「カメックス、大丈夫?」

 

「カメ!」

 

「よし行くよ!れいとうビーム!」

 

「コアパニッシャー!」

 

 身体からビームを放出したジガルデに対して反動から体勢を立て直したカメックスが同じくビームを口から放つ。両者のビームがぶつかり合い、水蒸気に似た爆煙を巻き起こす中二人が次に指示をしたのは…

 

「グランドフォース!」

 

「じしん!」

 

 地面技。前が見えない中で両者は大地を揺らしその振動波を再びぶつけ合って行く。砂埃が爆煙のさらに上で巻き上がる中で前方は全く見えない。そんな中キョウスケは…

 

「サウザンアロー!」

 

 空中に向かってジガルデは光の矢を降らせ、煙のせいで矢は相当な数外れたがカメックスに残りの矢が反撃できないまま命中。矢を受け切ったカメックスは少しボロボロのような姿。そしてそのタイミングで爆煙が晴れ…

 

「きあいだま!」

 

「っ!ラスターカノン!」

 

 身体から再び今度はオレンジ色の波動を打ち込んでいく中でカメックスは反撃とばかりに肩の砲台から鋼の弾丸を打ち込んでいく。両者の一撃がぶつかり合って行く中で威力は互角。その場から一歩も引かないまま火花を散らして行く。厳しいか…と少し思ったキョウスケ。

 

 だが然し技がぶつかり合う中でジガルデの身体が突如光り出し、何かが集まって行く感じが視界に入って行く。

 

「はあ!?どうなってんだありゃあ!?」

 

「進化…この場面で…?」

 

 ジムリーダーのキバナやヤロー達が驚きを見せる中少し蛇のような体型をしていたジガルデに腕が生え、足が生えキョウスケやレイカも驚く中ジガルデはさらに巨大化しフォルムチェンジを果たす。

 

「な、なんですかあれは…!」

 

「パーフェクトフォルム…!」

 

「パーフェクトフォルム…!?上があると言う事ですか!?」

 

(これが我の覚悟…!押し切らせて頂こう!)

 

 スタジアム中が唖然とする中でジガルデは伸びた手を押し出し気合玉はラスターカノンを突破。カメックスに直撃する。爆煙が少しばかり再び巻き上がる中でカメックスは前方に倒れ込んだ。

 

「カメックス、戦闘不能!ジガルデの勝ち!」

 

「何とジガルデ!進化する事でこの状況を押し切ったぁ!」

 

「とんでもねぇな…狙っていたのか?」

 

(いいや。たまたまこういう場面が来ただけだ。構えろ主、次が来るぞ)

 

 レイカが仕方ないと呟いた後カメックスをボールの中に戻す。これで4対3。レイカが残り半分となる中で彼女が次に繰り出したのは黒と赤色のポケモン。顔には点々のような物がある。

 

「また見知らぬポケモンを出してきやがったな…」

 

「レジドラゴ。ジガルデと同じドラゴンタイプよ。弱点も付けるって訳…!行くよレジドラゴ!ドラゴンエナジー!」

 

(主、指示を!)

 

「分かった!コアパニッシャー!」

 

 レジドラゴは少し竜の口のような格好になると本体の赤い身体からビームを放出。両手をジガルデは突き出しビームを放出。両者の一撃がぶつかり合う中でこの日数回目となる相打ち。三度爆煙で周りが見えなくなる中でキョウスケは怯む事なく指示を出す。

 

「サウザンアロー!」

 

「レジドラゴ、ドラゴンエナジー!爆煙をかき消して!」

 

 再びフォルムチェンジしたレジドラゴに対して片手を突き上げたジガルデの光の矢が空中へ。レジドラゴのビームが爆煙をかき消しながらジガルデに命中し、ジガルデが少しふらつきそしてレジドラゴにサウザンアローが命中。こちらもかなりフラつく。

 

「爆煙が晴れたと同時に両者ダメージ!これはかなりの痛手だぁ!」

 

「はかいこうせん!」

 

「そのまま押し切ってやる!コアパニッシャー!」

 

 レイカは方向性を変えはかいこうせんを指示。身体からマグマのような色をした光線が放たれて行く中でジガルデも両手を突き出し、ビームを放つ。激突する事なくお互いにぶつかり合った一撃。これを受けた両者は片方は地面に落ち、片方は地面に倒れ込んだ。

 

「レジドラゴ、ジガルデ共に戦闘不能!ダブルノックアウトとなります!」

 

「まさかのダブルノックアウト!お互い3対2!勝負はまだもつれるのか!」

 

「よくやってくれたジガルデ。後は任せてくれ」

 

 ジガルデをボールに戻すキョウスケとレジドラゴをボールに戻すレイカ。お互い3対2となり次に繰り出したのはレイカがラフレシア。キョウスケがウオノラゴン。勝負は終盤戦になる中観客席からガリュウが楽しそうに笑みを浮かべながら見つめていた…




お疲れ様でした!次で多分決着だぁ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。