とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ?   作:命 翼

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スパイクタウンだぜぇ!!ちなみに今回はジガルデ君とラプラスちゃんは休みです。


スパイクタウンだひゃっほいっ!!

 レイカです。いつも見てくださりありがとうございます。サイトウさんやオニオンさん、そしてラプラスが急に仲間になっても変わらず兄は元気です。さて今私はマリィさんやネズさんがいるスパイクタウンにいます。…もう理由は分かりますね?

 

「着いたぞスパイクタウンンン!!」

 

「ヨクバァァァ!!」

 

 そうです。スパイクタウンのポケモンセンター前にヨクバリスと共に兄がいるので、その監視役でやって来ています。当然うちの兄貴はガラルの汚点と言われる程の嫌われ者ですので、辺りにいるエール団の視線が突き刺さります…今まで以上にきつい気がする…

 

「ふははは!!さてヨクバリス!!これから俺たちはマックに向かう!!」

 

「錆びれた街でマック!!グレートじゃあないですか!?」

 

「(マックってなんだ…)」

 

 ヨクバリスが喋っている事はスルーして、キョウスケ達がスパイクタウンに来た理由は飲食店探しである。明らかにスパイクタウン以外の場所があったとは思うが、この男一度決めたら意見を全てスルーする男な為、直行でスパイクタウンに来たと言う訳だ。

 

 マックという名前を口にし突如ダンスを始めるキョウスケ達を見て、レイカが呆れたような目で見つめる中…

 

「やっぱりキョウスケじゃん!来るなら来ると言ってくれたらいいのに…」

 

「妹よキョウスケは害虫、構わない方が身のため…」

 

 そんなキョウスケ達の元にやって来たのは少しだけ嬉しそうにしているマリィと、ゴミを見るような目でキョウスケを見つめているネズ。害虫との言葉にキョウスケとヨクバリスは即座に反応すると、ネズに向かって走り出し…

 

「誰が害虫だゴルァ!!」

 

「マスターを侮辱する事は許さん!!覚悟しろぉ!!」

 

「こ、こっち来たァァ!?」

 

 血走った目をしながらネズに飛びかかったキョウスケとヨクバリスではあったが、咄嗟にネズが繰り出したストリンダーの電撃を受けて焦げパンかのように焦げて墜落。レイカがため息を吐きながら2人に近寄って行く中、キョウスケ達は頭をアフロにしながら周りを見つめる。

 

「ご無沙汰してますネズさん、マリィさん…」

 

「アイツだけは連れてくるなってダンデに言った筈ですが…」

 

「それよりレイカ大丈夫?顔が青ざめてるけど…」

 

 心配してくるマリィに対してレイカは大丈夫と一言を呟いた瞬間。ネズやマリィを煽るかのようにキョウスケとヨクバリスはダンスを踊り始める。それを見てイラついたような表情を見せるネズと、舌打ちをするエール団。然しマリィだけは少し笑みみたいなそんな表情を見せており…

 

「マリィさん…?」

 

「あ、な、何でもない…!!楽しそうだなぁ…って」

 

「分かるのかマリィ!!さすがオレの弟子だぁ!!」

 

「口を塞げゴミクズ…!!そうじゃないとストリンダーの電撃が飛んできますよ…!!」

 

 ネズの苛つきように一度は「はい!」と返事して黙り込んだキョウスケとヨクバリスではあったが、やはりこの男何かしないと気が済まないのか。口を塞いだ状態で再び踊り出し、再びストリンダーの電撃を受ける始末。また黒焦げになったものの、すぐに回復し…

 

「やりやがったなネズゥ!!オレは貴様を凄い勢いでウンチにしてやる!!」

 

「ヨクバリスとキョウスケが現れたっ!!」

 

「電撃を受けて何であんなに平気なんだろう…」

 

 キョウスケの煽り顔と喋るヨクバリスの動き。やたら煽るかのように腰をくねくねとさせている姿にネズが表情を変えずにイラついて行く中、堪忍袋が切れたエール団に袋叩きにあい、2人は叩かれて行くが集団攻撃なんのその。2人は雄叫びだけでエール団を吹き飛ばして行く。

 

「超能力でも持っているんですかアイツは…」

 

「ギャグ補正のせいだと思いますよネズさん…」

 

「ふははは!!我は不死身なりぃ!!さあ勝負だネズゥ!!」

 

「砂埃めっちゃ付いてるけど…」

 

 散々叩かれて蹴られた影響で砂埃がかなり付いているキョウスケとヨクバリスだが、そんな事気にしないまま再びネズに向かって行く。レイカとネズが呆れた表情を見せる中で、2人は何故か電気を纏いながら近づいてくる。

 

「行くぞヨクバリス!!ボルテッカーだ!!」

 

「イエスマスター!!」

 

「ん…?動いている割には足がひたすら遅いような気が…」

 

 確実にネズに近づいていたキョウスケとヨクバリスではあったが、何かの力により動けなくなってしまい、そのまま身体だけを動かすのが精一杯の感じを見せている。呆れ顔をしていたレイカとネズ、そしてマリィが何かに気づいたようでその方角を指差す。

 

「あ、ヨノワールだ」

 

「ヨノワール?妹よいくら何でもここには…」

 

「………」

 

 キョウスケとヨクバリスの後ろに堂々と陣取り、ねんりきを使ってネズ達の元に近寄れなくさせているヨノワールの姿が。普通に語ったマリィに対してネズとレイカは一度瞬きしたかと思えば、目を擦り再度見つめて…

 

「ヨノワールだァァァ!?堂々とアニキ達の後ろにいるぅ!?」

 

「だ、誰だ貴様!?一体何の権限で俺たちの妨害をぉ!?」

 

 突如現れたヨノワールによりねんりきで地面に叩き付けられるキョウスケとヨクバリス。ネズも急な登場に無言ながらも驚いたようなそんな表情を見せる中、マリィがヨノワールの方を見つめるキョウスケとヨクバリスの方に近づいたかと思えば…

 

「ま、マリィ!!こいつ怖えよ!!明らかにかくとうタイプの行動をぉ!?」

 

「ま、マスターァァァ!!」

 

 かくとうタイプと言った事に対しての反応だろうか、キョウスケを殴り飛ばすヨノワール。急な事にスパイクタウンの誰もが驚きを隠せない中、ネズが冷静に…

 

「ツッコミを入れてるんじゃないですかね?」

 

「え!?アニキに対して!?」

 

「マリィもそう思った。でもおかしいよね、こんな所にヨノワールが…」

 

 ツッコミと聞いた瞬間にレイカの中に火が付き…

 

「この作品のツッコミ役を!!どこぞのポケモンに奪われてたまるかぁ!!」

 

「レイカ…アナタはキョウスケの監視役じゃありませんでしたっけ…」

 

 レイカがヨノワールに向かって走り出した瞬間、隕石として落下して来たキョウスケと激突。そのまま2人共気絶した。呆気に取られるマリィとネズ。そしてどうしようもないヨクバリスは突如、ヨノワールを指差すと…

 

「やいそこの野生!!私達のボケを崩すとはいい度胸だ!!私のオーバードライブで相手してやるぅ!!」

 

 突如ヨノワールに飛びかかって行くヨクバリスに対して、「お前はオーバードライブを覚えないだろ」とばかりにパンチを一回叩き込むヨノワール。それを見ていたマリィが…

 

「ツッコミの切れ味が凄いなぁ…」

 

「キョウスケのポケモンになったら私達の負担も減ると思いますがね」

 

 マリィの発言にネズが同調。起きあがったキョウスケとレイカが即座に断るかのように「こっちは願い下げだ!!」と同時に呟き…

 

「こんなんいたらオレのボケが全てかき消されるだろうがぁ!?」

 

「そうですよ!!こんなのいたら私の役はどうなるんですか!!ツッコミ役がいなくなってもいいんですか!?」

 

「マスターにあんな切れ味を使われたら、俺たちもめちゃくちゃになってしまう!!」

 

「アナタ達はこの作品をどこに持って行きたいんですか…」

 

 キョウスケやヨクバリス、さらにレイカの必死の訴えが続きネズが思わず呆れたようなため息を吐く中、マリィは容赦なくキョウスケ達に叩くというツッコミを入れて行くヨノワールに近づいて行き…

 

「ねぇアンタ。キョウスケのポケモンにならない?ああ見えて、ポケモンには優しいし、アンタを大切に…」

 

「ま、マリィさん…?」

 

「あ、ユウリがそう言っていたからであって決してマリィの感情じゃなかと!!」

 

「拒絶されたんですけど!!キョウスケ悲しいなぁ!!」

 

 キョウスケがそう言っている間にヨノワールはマリィの説得を受けて、キョウスケを見つめる。何かを出せと言わんばかりに手を動かすが、お金のマークと勘違いしたキョウスケにツッコミを入れるが、キョウスケは不満気にモンスターボールを出し…

 

「これでいいんだろ?早く受け取れよ」

 

「ヨノワ!!」

 

 ヨノワールは不満気のキョウスケからモンスターボールを受け取り、自らその中に入って行く。どこから来たのか全く分からないヨノワールがそのままキョウスケのポケモンへ。だがマリィとネズがホッとした表情を浮かべる中で、レイカは新たなツッコミ役の加入に闘志を燃やしていた…




最後はカブさん。次回は少しシリアス回になります。
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