とんでもない馬鹿がガラル地方にいるらしいですよ? 作:命 翼
ブラッシータウンだゴラァ!!
ヨクバリスでございます。え?何勝手に出て来てんだって?私はレイカ殿の代わりに出て来ているだけでございます。前回出番がなかったから、出て来ている訳じゃねぇぞ!?という事はさておき、私とマスターは今ブラッシータウンにいます。
「着いたぞブラッシーィィ!!」
「ヨクバァァ!!」
前回の最後にあった通りユウリ殿からハロンタウンへの招待を受けまして、そこに向かうために来たのです。ブラッシータウンに来たのはいいものの、周りの目は豚を見るような目。最高じゃないですか!私と主で跳ね返してやりますよ!という事でブラッシータウン編始まるZOY!!
「さて早速ポケセンに向かうぞヨクバリス!!」
「ラジャー!!」
ブラッシータウンの駅前にて万歳三唱をしたキョウスケとヨクバリス。その足はポケモンセンターに向いていた。周りが冷ややかな目で二人を見つめる中で、二人は晴れやかな表情でスキップしながら移動。だがとある存在が目に入り、足を止める。
「あ、あれは!!まさか因縁の!!」
「セミファイナルの時の仇ッ!!覚悟ぉぉぉ!!」
足を止めた先にいたのはユウリではなく、その幼馴染であるホップ。血走った目でホップの方を向いた二人は、クラウチングの姿勢から走り出すとそのままホップの目の前でジャンプ。そのまま空中から蹴りかかるが、ホップのボールから出てきたザマゼンタにより、その一撃が止められる。
「どうしたんだザマゼンタって…キョウスケェ!?どうしてここにいるんだ!?」
「うるさい!!会ったが100年目!!お主の首を頂く!!行くぞヨクバリス!滅びのバーストストリームッ!!」
「何だそれぇぇ!?」
血走った目でザマゼンタから離れたキョウスケとヨクバリスは驚くホップを差し置いて、技を指示する。ヨクバリスの口から明らかにポケモンの技ではない何かが放たれようとしたが、ヨクバリスが屁をこいた瞬間にその何かは無くなった。
「馬鹿な!?俺たちの渾身の技がァァァ!!おのれホップゥゥ!!」
「俺は何もしてないんだぞ…」
顎を突き出してキョウスケとヨクバリスがホップを威嚇していると、モンスターボールから勝手にウオノラゴンが出現。キョウスケとヨクバリスと同じくホップを威嚇するかのように唸り声を上げる。
「いい所に出たなウオノラゴン!!行け!!せいなるほのお!!」
「おまっ!?いつの間にヨクバリス以外のポケモンを!?てか覚えるか!!みずタイプだぞウオノラゴン!!」
ウオノラゴンはキョウスケの指示に頷いて必死にせいなるほのおを出そうとするが、全く持って出てこない。必死に頑張っているウオノラゴンの肩をヨクバリスが叩き、後は任せろとばかりに親指を立てると息を思い切り吸い込み…
「喰らえ!!せいなるほのおぉぉ!!」
「覚えるかぁぁぁ!?」
ヨクバリスがそう叫ぶと口を思い切り広げるが、出てきたのはまさかの後ろの方。屁…ではなく炎を尻から噴射。キョウスケが一瞬にして黒焦げのアフロ状態になった。
「ぬわあああ!!くそ!ヨクバリス!!計ったなっ!?」
「私がいつ貴様に味方すると言った!?逆襲を受けるがいいっ!!」
「俺は一体何を見せられているんだ…」
ウオノラゴンはキョウスケを心配し、ヨクバリスは計算通りと言わんばかりにニヤリとした表情を浮かべさらにホップはザマゼンタと顔を見合わせて、顔を引きつらせる中、キョウスケとホップの元にやってきたのは…
「あれ師匠!!もう着いていたんですか!?連絡くれたら迎えに行くのに!!」
その一声にホップとキョウスケがその方角に振り返る。そこにいたのはチャンピオンであるユウリ。当然チャンピオンが目の前にいるという事で人も集まって来ている。ホップの近くにいたザマゼンタはユウリが持っているザシアンの気配を感じ取るとボールの中に戻って行く。
「おおユウリ!!久しいではないか!!聞くのだユウリ!ホップが犯した愚行を!ポケモンを盾にするという…」
「何ですって!?ホップがまさかそんな事をっ!?」
「してないわ!!というかユウリ!こんな所にいて大丈夫なのか!?」
「大丈夫!!ダンデさんに全て仕事を押し付けて来たから!!」
ホップはユウリの笑みから呟かれた一言に開いた口が塞がらなかった。ユウリは呆れるホップを背中にキョウスケやヨクバリスと共に踊っていたが、その近くにいたウオノラゴンの存在に気づくと…
「ウオノラゴン!?師匠!この子どこで捕まえたんですか!?」
「捕まえたのではなぁい!!従えたのだっ!!」
「さすが師匠!!ポケモンの支配もお得意様ですねっ!!」
「ユウリ…それは人によってはダメな捉え方をされるぞ…」
ユウリが目を輝かせながらキョウスケの高笑いを見ているのを遠くから見て呆れていたホップは大きくため息を吐く。人が集まっているのを全く気にしないまま、キョウスケ達は謎のダンスをホップの前で踊り出す。ホップが呆れる中、その止めに入ったのはキョウスケの手持ちであるヨノワール。
ヨノワールはキョウスケのボールから出てくるとユウリ以外の3体を思い切り叩き付け、ウオノラゴンをボールに戻した後に自身もボールの中に戻って行く。
「師匠ぉ!!今のヨノワールはなんですかぁ!?」
「俺のポケモンだぁ…ちくしょう…全て元に戻して行きやがった…」
「侮り難しツッコミ役ぅ…」
立ち上がったキョウスケとヨクバリスがため息を吐いていると、次にキョウスケのボールから出てきたのはラプラス。ホップはラプラスを見て驚きの表情を見せると…
「ラプラス!?まさかそいつもお前のポケモンかっ!?」
「そうだが?後一体ジガルデという奴が…」
「ソイツ伝説ぅ…」
レアさ満載のキョウスケのポケモンのメンバーを見てびっくりしたホップはトドメとばかりにジガルデの名前を聞き、白目むいて気絶する。気絶したホップに対してキョウスケとユウリはかなり驚くと…
「ホップが死んだっ!?」
「埋葬しなきゃ!!ラプラス!れいとうビーム!!」
「待て待て待て待てっ!!」
ユウリとキョウスケが見せた予想外の反応。そしてホップに向かって冷凍ビームを放とうとするラプラスを止める声が、右の方から聞こえラプラスはれいとうビームを撃つのをやめた。そしてラプラスを止める声がした方角にキョウスケ達が振り向く。そこにいたのは…
「あ、博士もどきだ!!」
「博士もどきー!!」
「誰が博士もどきだ!!こらヨクバリス!!変顔しない!!」
そこにやって来たのはブラッシータウン唯一の博士であるソニア。ヨクバリスの変顔にツッコミを入れながら、対応していたがラプラスはソニアが来た瞬間にボールに戻って行く。そして入れ替わりで出たのはジガルデ。
「全く誰が博士もどきだって…ジガルデェ!?アンタ!コイツどこで捕まえたのよ!!」
「捕まえたのではなぁい!!従えたのだっ!!」
「伝説のポケモンまで従えるなんてアンタ何者なのよ…」
「マスターは伝説の男!!そう!!ポケモンマスターなのだァ!!」
ソニアの言葉にドヤ顔で返事したキョウスケ。そしてさらに呆れる彼女に対して今度ドヤ顔を浮かべたのはヨクバリス。その言葉にジガルデ、さらにユウリが頷く。
「アンタら仲良いわねホント…疲れたから戻るわ。うちの助手いじめないでね…」
「いじめるー!!」
「ユウリ!!アンタキョウスケの元にいないでチャンピオン業に戻れっ!!」
「それは出来ない相談だ!俺の相手をしないといけないからなぁ!!」
ユウリとキョウスケの反応に怒りを見せるソニア。ブラッシータウンにて一幕あったが、このブラッシータウン、ハロンタウンに来た事がもう一悶着起こすという事を誰も知らない…
見てくれてありがとですっ!!
後、レイカはユウリのいる街には気絶するから行けないとの事なのでいないですw
代わりにホップかソニアがツッコミになるかと思います。