名も無き反撃者   作:名もなき☪

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プロローグ
Story,0 尽きる命


見える世界はほんのり明るく、それでいて薄暗い。

 

それはまるで、夜の道に照らしている街灯の様な明るさ。

 

"彼"はひとり、静かに「ハハ…」と笑った。

 

壁にもたれ掛かりながら、まるで話しかけるように呟いた。

 

「もう…動けないや」

 

その言葉は誰かに届くわけでもなく、灯りの外側へと消えていく。

 

今はもう存在を失った左腕を見ながら、"彼"は考える。

 

──今、思えば──

 

ゆっくりと瞳を閉じ、先程まで見ていた光景を再生する。

 

そこには逃げる"彼女"の姿。

 

──ああ、彼女が泣いている。叫んでいる。

 

俺を呼んでいる───

 

 

瞳を開き、記憶の再生を止めた。これ以上は自分が苦しくなるだけだ。

 

「まあ、今思えば、頑張ったほうだろ」

 

そう言ってひとり苦笑した。

 

腕には自信があった方だ。だが、それでもあの状況はキツかった。

 

それでも尚、ひとりで立ち向かったその訳は……。

 

「………」

 

その訳の存在である、"彼女"は無事だろうか。

 

すぐにでも追いかけたいという思考を、体の痛みが現実に引き戻す。

「……でも、まあ」

俺には、もう信じるしかないのだ。

 

「アイツを守れて死ねるなら、本望…かな」

 

"彼女"が逃げ切っていることを信じるほかないのだ。

 

夢か走馬灯か…"彼"は彼女を見た気がした。

 

"彼女"に自身が動けなくなってしまったことを言った先程の様に、"彼"は話しかけるように呟いた。

 

 

「……約束…守れなくてごめんな……」

 

 

 

「……リヒト」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

あれから、何分、いや何時間経っただろうか。

2人のイカが歩いてくる。

 

ひとりが呟いた。

 

「このイカ……」

 

「笑いながら…死んでる…」

 

もうひとりは、静かに唇を噛み締め、暗闇に目を背けた。

 

再び片方のイカが静かに呟いた。

 

「……可哀想に…」

 

 

 

彼らの周りには、活気溢れていたであろうハイカラスクエアの街並みが並んで居たものの、

 

そこに居たのは、本来生み出せない筈である、赤黒いインクだけだった。

 

 

──────────

 

 

 

 

 

この物語をはじめるあなたに

 

 

お願いがあります。

 

 

これは、二次創作です。

 

 

本来のゲームには存在しない

 

 

ブキ、ギア、ステージがあります。

 

 

また一部に、キャラ崩壊が

 

 

起こる可能性があります。

 

 

もし不快に感じたり、

 

 

嫌な思いをするのであれば、

 

 

このゲームをしないことをオススメします。

 

 

わかりましたか?

▶はい  いいえ

 

 

そして、最後に

 

 

これは「Splatoon」であって、

 

 

「Splatoon」ではありません。

 

 

そのことを、

 

心に

 

留めておいてください。

 

 

わかりましたか?

▶はい  いいえ

 

 

 

 

 

この物語を、

 

始める準備はできましたか?

▶はい  いいえ

 

 

 

──それでは、

 

 

 

「起源」へと進みましょう。

 

 

 

そう、生気のない女性の声が、響くとほぼ同時に、

 

 

私の視界は、真っ白に染まった。

 

 

 

 

 

"物語"が、始まった。

 

 

 

 

 

 

───────────

 

 

タコの大軍により街中が廃墟と化したあの日

 

 

世界は闇に覆われた。

 

 

大勢の者が追われ、捕まり、殺された。

 

 

誰もがこの世界に絶望していた。

 

 

しかし…

 

 

その世界に希望をもたらすかのように

 

 

10人のレジスタンスチームが立ち向かう。

 

 

「前進」という名のNo.9 ケイ

 

 

「力」という名のNo.8 ハチ

 

 

「自信」という名のNo.7 ナナ

 

 

「愛」という名のNo.6 ショウト

 

 

「自由」という名のNo.5 ミミ

 

 

「守護」という名のNo.4 ヒナタ

 

 

「生命」という名のNo.3 エリシャ

 

 

「表裏一体」という名のNo.2 シド

 

 

「起源」という名のNo.1 リヒト

 

 

そして、「無」という名のNo.0 イオ

 

 

世界の光となろう10人の戦いの果てには

 

 

何が待っているのだろうか。

 

 

これは、ただのスプラトゥーンなんかじゃ

「タコから世界を救うHero達の物語」なんかじゃない。

 

 

これは

 

「大切なものを救おうと戦う者達の物語」だ。

 

 

 

そう……たったそれだけだ。

 




見てくれてありがとうございました(^^)
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