オーバーロード~狼(以下略)~その他まとめ 作:ぶーく・ぶくぶく
魔剣《ウルフスベイン》
種別:魔剣(上級)
形状:漆黒の刃を持つ片手剣。鍔には狼の頭部を象った意匠が刻まれており、刃の縁には淡く青紫の光が脈動する。近くに寄ると微かに冷たい香気を放ち、どこか薬草を思わせる刺激臭が漂う。
由来
古代の薬師兼鍛冶師が、数多の獣人を退けるために鍛え上げたとされる剣。
刃に塗り込められた「トリカブト(附子)」の毒は神秘的な錬金術によって金属と同化し、武器そのものが毒性を帯びた。
その名の通り「狼殺し」として恐れられ、獣人諸族の間では忌むべき呪剣として伝わっている。
効果
獣人特効:獣人種・人狼種など「獣の血を持つ者」に対して与えるダメージが 二倍 になる。
毒性付与:斬撃に触れた相手は【猛毒】判定を受ける(抵抗難度:高)。毒は体内に回れば数分で手足を痺れさせ、重篤時には呼吸困難に至る。
防毒の加護:所有者はすべての自然毒・人工毒に対して高い耐性を得る。呼吸系・接触系毒もほとんど無効化される。
恐怖の咆哮(秘められた効果):獣人種の前で抜刀すると狼の遠吠えが響き渡り、対象に【恐慌】状態を与える場合がある。
弱点・リスク
対人族への効力は限定的:獣人特効以外の種族には毒による追加効果のみ。
呪われた共鳴:長期にわたり所有者が人間であった場合、持ち主の夢に狼の亡霊が現れ、徐々に精神を侵食するという噂がある。
目立ちやすい:狼紋の意匠と紫に輝く刃は隠匿に不向き。獣人社会では所持が発覚した瞬間に敵対行為と見做される。
伝承
「一振りで群れを裂き、百の牙を黙らせた」
「だが持ち主は皆、狼の怨念に喰われて消えた」
――そのような血塗られた逸話が絶えないため、持ち主を選ぶ魔剣として冒険者たちの間では恐れられている。
魔具《古のお守り》
種別:装飾品(アミュレット/アクセサリー)
形状:くすんだ金属の台座に、ひび割れた翠玉が嵌め込まれた首飾り。
表面は擦り減り、幾度も修復された痕跡があるが、不思議と石は割れずに光を宿し続けている。
効果
持続再生:装備者の HPが緩やかに自動回復 する。戦闘中は微弱(1秒あたり微量回復)、非戦闘状態では効果が大きくなり、致命傷でなければ自然治癒を飛躍的に早める。
生命力強化:出血・疲労・感染症などによる体力減少を軽減する。
古代の守護(隠し効果):持ち主が「死の一撃」を受けた際、一度だけ即死判定を回避することがある。
由来
遥か昔、失われた王国で「戦場から兵士を一人でも多く生還させる」ために作られた護符。
癒しの神へ捧げられた祈りと、古代錬金術の融合によって誕生した。
製造方法は既に失われており、現存するものは極めて希少。
弱点・リスク
回復速度は遅いため、即効性はない。戦闘中に過信すると危険。
魔力依存:装備者の魔力量が低いと回復速度も鈍化する。
伝承
「その守り石を持つ者、七度戦場に立ち七度生還す」
「だが八度目には必ず護符が砕け、命を連れて行かれる」
――兵士たちの間で語られる不吉な言い伝えが残っている。