オーバーロード~狼(以下略)~その他まとめ   作:ぶーく・ぶくぶく

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まーオリ至高(しかも他所様)ですが。
なのでこれはパラレル時空かもしれないです。
あと、日λ........様の許可も頂いてます。


メンバー召喚の可能性

「モモンガさ―――ん!!」

「なんですか、のび太君」

 

珍しくメイドたちが扉を開けるのを待ちきれずに飛び込んできた駄犬(ジョン)に、モモンガは何やってるんだと冷たい視線を向けた。

 

「誰がのび太じゃ。それより良い事思いついたんで、ぐりもあさんの部屋の鍵あけて下さい!」

 

メイドたちに眼もくれず、ずかずかと真紅の絨毯を小走りに進みながら、興奮してるのか大仰な手振りを加えながら言葉を続けるジョン。

モモンガの視線の温度が氷点下まで一気に下がる。

 

「人の部屋を漁るのは関心しませんね」

「いや、ま、漁るんだけど……多分、ぐりもあさんの百科事典(エンサイクロペディア)残ってるよね?」

「まぁ、多分?」

 

引退する時にモモンガに預けていったペロロンチーノのような例外を覗けば、個人で保管してる筈であるが、それが個人のインベントリであれば部屋を漁っても出てこないのではないかとモモンガは思ったので、多分と答えた。

 

「ぐりもあさんって魔導書だったよね?」

 

「そう……です…ね」駄犬(ジョン)が何をしたいのか、さっぱりわからない。

百科事典(エンサイクロペディア)を触媒にしたら、本人を召喚できるんじゃない!?」

 

「天才か!?」

 

モモンガに電流走った!

 

/*/

話題休題

/*/

 

結局、モモンガはメンバーの私物には触れないとのポリシーを曲げて、ぐりもあの部屋を駄犬(ジョン)と漁り、ぐりもあの百科事典(エンサイクロペディア)を探してしまった。それだけ再びメンバーに会えるかもしれないとの可能性は、モモンガの心を激しく揺り動かしたのだった。

 

結局……とても、わがままなのだ。

 

召喚(ログイン)するなら、〈円卓の間〉だろうとぐりもあの百科事典(エンサイクロペディア)を円卓に置き、そこから考え込む骸骨と駄犬(ジョン)

 

「……で、魔法陣と召喚の呪文は?」

「いあ!いあ!はすたー!違うな。……閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

「うちのメンバー、どう考えても天秤の守り手じゃないですね」

「そもそも、()に銀を使う時点で、人狼の俺には無理だったわ。図書館の《エイボンの書》でも参考にして組むしかないかな」

 

どうしたものか。

鍵はある。扉も……それらしいものはある。

けれど、方法がわからない。

 

「うーん」

「専業の魔法詠唱者に任せた!」

 

再び考え込んだモモンガへ、駄犬(ジョン)があっけらかんと「自分アタッカーだしぃ」と逃げた。

 

「おい」

 

言い出しっぺはお前だろうと突っ込みかけたが、結局モモンガは考え続ける事を選んだ。

仲間と再会できるかもしれない可能性は何物よりも、モモンガの心を魅了していた。

 

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