竜の群を束ねる女王がドラゴンより弱いとでも思ったか   作:Amur

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エピローグ

 

 キュアイーリムは最後まで逃げることなく、狂ったように戦った。だが、もはやゾンビの鎧もなく、彼の始原の魔法はワールドアイテムによる世界の守りがあれば無効化されるタイプ。

 その状況ではアインズとイビルアイに敵うはずもなく、徐々に生命力が削られていき、ついに限界を迎えた。

 

「呪う……呪うぞ汚物……貴様にも……滅びあれ……………」

 

 キュアイーリムの全身は崩れ落ちていき、最後は破片一つ残らずに、空中に溶けて消えた。死に際の台詞は魔法的な呪いではなく、純粋な呪詛の言葉か。竜王ほどの超生物の怨嗟の声には力が宿っても不思議ではないかもしれないが。

 

「終わった……か」

 

 周囲に自分たち以外のアンデッド反応がないことを確認して、安堵の息を吐くアインズ。

 傍らのイビルアイはインベリアの街があった方を見ながら、厳かに告げる。

 

「お父様、お母様、インベリアのみんな。仇は討ったよ……」

 

 この世界でも、異なる世界でも、イビルアイの生まれた国――インベリアに生きる者をすべて殺し、彼女自身もアンデッドになる原因となった者。それがキュアイーリムという竜王だった。

 全ての仇となる相手を自らの手で討つことが出来て、感慨で胸がいっぱいとなり、立ち尽くす。

 

「……」

 

 そんな吸血鬼をアインズは無言で見守っていた。

 

 

 

「もういいのか? キーノ」

 

「うん。お待たせ。本当は両親の墓参りもしたかったけど……」

 

 かつて国のあった方を見てみると、見事に何も残っていない。見渡す限りの更地となっている。

 

「改めて見てもゾッとするな。ドラウが味方で本当によかった」

 

「そうだね。始原の魔法の恐ろしさを実感したよ」

 

「そういえば、キーノがこの場所に来てくれたのは、俺と旅をしていたことを思い出したからか?」

 

「うん。そうだよ。急に頭の中に色々な情景が浮かんでね。何故か悟がここにいるって分かったんだ」

 

「なるほど……。不思議な現象だが、いわゆるシンクロニシティというやつか……」

 

「シンクロニシティ?」

 

「俺も詳しくはないが、異なる場所にいる者たちに、同時に同じようなことが起こる現象らしい。俺がキュアイーリムと出会ったタイミングでキーノも思い出したのかもしれんな」

 

「へえ。そんなことがあるんだね」

 

 ――これが運命ってやつなのかな。

 

 戦闘が終わり、やや乙女チックな面が顔を出し始めているイビルアイ。

 

「この世界でもキーノにリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを渡したいが、貰ってくれるかな?」

 

「もちろん。くれないなんて言われたら泣いてしまうところだよ」

 

「はははは! そうか」

 

 和やかに笑いあう二人だが、ふと気になったイビルアイが何気なく質問する。

 

「そういえば、悟はこの世界だと誰もギルドメンバーに誘っていないの?」

 

「え? それは……その……」

 

 なにやら歯切れの悪いアインズ。その態度を見て女の勘で察するイビルアイ。

 

「ふぅん? ……ドラウディロン」

 

「!」

 

 ボソッとつぶやかれた名前にビクッとしてしまうアインズ。まるで浮気が見つかった旦那のような反応に徐々にイビルアイから不穏な気配が漏れ出している。

 

「ふ~ん。この世界だとドラウが新生アインズ・ウール・ゴウンの第二位かな? かな? なら私は第三位?」

 

「あ、いや。対等な仲間に順番などないよ」

 

 アインズは日和った。

 

 本当はギルドの証、リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンをまだドラウディロンに渡していないのでメンバーではないのだが、アインズの中では渡すことが決定事項なことと、目の前の吸血鬼からの圧が凄いことで言葉が出なかった。

 

 

 

「無事に乗り切れたな、二人とも」

 

 半竜半人形態に戻ったドラウディロンが飛行してきて、二人の前に着地する。

 

「……」

 

 何も返事を返さずに、無言で竜女王の方を向くイビルアイだが、びしりと指を突き付けて宣言する。

 

「負けないからな、ドラウ!」

 

 唐突な吸血鬼の言葉に、当のドラウディロンは何のことか分からず、首をかしげている。

 一歩離れたところでそれを見るオーバーロードは、口を挟めずにハラハラとしていた。

 

 

ーーーー

 

 ナザリック地下大墳墓――

 

 

「本日は皆に、新たなギルドメンバーを紹介する」

 

「新しくギルドメンバーになったイビルアイだ。顔見知りもいるが、改めてよろしくな」

 

 キュアイーリムとの戦いから数日後、アインズが全NPCを集めて、イビルアイのギルド加入のお披露目を行っていた。

 彼女の名前については、この世界で生きてきた証として、本名のキーノ・ファスリス・インベルンでなく、イビルアイで通すことになった。

 

「オオオオオ――――!!!」

 

 新たな至高の御方の誕生に、大多数のシモベたちは大盛り上がり。

 だが――

 

「キュェアアアア?? キャラアアアアアアアホオオオオオオオ??!??!!!!???」

 

 白目をむいて奇声を上げているサキュバスが一名。

 大型のシモベの影に隠れていること、皆の歓声にかき消されていることで、誰にも気が付かれていないが、明らかに喜びでない声を上げている。とはいえ、他のシモベが全員、諸手を挙げて歓迎しているかといえば、そうでもない。

 

「むう……。イビルアイ――様が至高の御方でありんすか」

 

 複雑そうな顔をしたシャルティア。最前列にいる彼女のその様子はアインズやイビルアイからすぐに確認できた。

 

「シャルティアよ。納得がいかないか?」

 

「それは……」

 

「好きに発言して構わない。どのような考えであろうと、咎めないと約束しよう」

 

 アインズは鷹揚に頷き、想いを吐き出すように促す。

 

「もちろん、アインズ様のお決めになられたことに反対などないでありんす。ですが、ほんの少し前まで――」

 

 好きに話して良いとの許可を得たが、シャルティアはそれ以上続けなかった。

 

 正式にギルドメンバーになった者は絶対なる支配者の気配をまとう。イビルアイが至高の御方になったことは彼女の身体がそれを認めている。

 至高の四十一人とて最初から全員がいたわけではない。それが四十二人になるだけであれば、反発もなかっただろう。

 それでも昨日までアインズの妃の座を脅かす存在と認識していた相手を、絶対支配者の一人としてすぐに切り替えることは簡単ではないようだった。

 

「……ふむ。他の者はどうだ? 思うところを話すがいい」

 

 その言葉に顔を見合わせるシモベたち。だが、特にこれといった発言をする者はいない。

 

 そこで、奇声を上げた後は微動だにしていなかったアルベドが白目をむいたまま、音もなくスーッとイビルアイに近づいていく。手にはいつの間にか巨大なバルディッシュが握られている。

 

「アルベド!? 何をするつもりですか!」

 

 いち早く気が付いたデミウルゴスが慌てて声をかける。

 

「あら、デミウルゴス。声を荒らげてどうしたの?」

 

 即座に動きを止め、白々しくとぼけるアルベド。皆が彼女を見たときには、白目は元に戻り、先程まで持っていた武器も消えている。

 

「どうかしたのか? デミウルゴス。アルベドにおかしなところはないようだが」

 

「は……それが……」

 

 なんと言っていいのか悩むデミウルゴス。

 

「なんでもありませんわ、アインズ様。私も新たなる至高の御方の誕生をお祝いしようとしただけですもの」

 

 にっこりと天使のような笑顔で平然と嘘をつくアルベド。いや、彼女にとっては嘘ではないのかもしれない。血の祝福を与えようとしていたのかもしれないのだから。

 

「ふむ。お前は反対するかもしれないと考えていたが、イビルアイの加入に賛成なのか?」

 

「私がアインズ様の決定に異を唱えるはずがございません」

 

「そうか……」

 

「……」

 

 イビルアイをギルドメンバーにするとなれば、最も反対する可能性があると考えていたサキュバスの言葉に安堵するアインズ。

 だが、アルベドはあくまでアインズに逆らわないと言っただけで、新ギルドメンバーの加入に賛成するとは一言も言っていない。イビルアイはそのことに気付いているが、無言で流した。そして当然ながら、ナザリック最高の智者も気が付いている。

 

「……(アインズ様がアルベドの態度に気が付かれていないはずもない。いったいどのような深いお考えで……。もしや、我らをお試しになっているのでは?)」

 

 

「これからギルドメンバーとして世話になる。色々とよろしくな、階層守護者統括殿」

 

「こちらこそよろしくお願いします、イビルアイ様。色々と、ええ色々と」

 

 一見、ただの挨拶に聞こえる。

 だがアルベドはイビルアイの言葉から『私は正式なギルドメンバーだが、守護者統括とはいえお前はあくまでもシモベ。そこんところ分かってんだろうな?』という行間を読み取った。

 それに対してアルベドも一片の曇りもない笑顔で答えるが、どう考えても内心はとんでもないことになっている。『色々』の部分でいくつもの亡き者とするプランが練られていることは想像に難くない。

 

 その様子を眺めるアインズは――

 

「ふむ……(アルベドは大丈夫そうか? だが、やはりと言うべきか、シャルティアなどしこりがある者もいるようだ。キーノだけでなく、今後加入を予定しているドラウのこともある。まあ、そのあたりはデミウルゴスやパンドラに任せよう)」

 

 シモベに丸投げする気満々だった。

 

 

ーーーー

 

 ビーストマンの国――

 

 

 竜王国との境にある平原に、ビーストマンの軍団が整列している。数にして二万を超える大兵力である。

 仮にかつてのリ・エスティーゼ王国が、この軍勢に攻めてこられた場合、なすすべもなく蹂躙されていたことだろう。

 

「7年前! 我らは竜王国に侵攻し、屈辱の敗北を喫した!」

 

 先日、大バハルス帝国の東側の村落を襲撃した部隊が壊滅したことで、ビーストマン国の王は他国への攻撃を控えることを決めた。

 だが、それを弱腰と考えた一人の強力なビーストマンが王を殺害し、その座を簒奪。彼の圧倒的な強さを前に、反抗できた者は皆無だったという。

 その簒奪者にして新たな王が演説を行う者――獣王である。

 

「そのことで臆した前王は狙いをバハルス帝国へと変えた。だが、その結果はお前たちも知っている通り、侵攻部隊の壊滅。そして文字通り、牙を抜かれた腑抜けとなった。そもそもが前王は牙の向け先を間違えたのだ。やはり、敗戦の雪辱は竜王国を蹂躙してこそ果たされる! ドラゴンが何だというのだ。この獣王はトカゲどもなど何匹も屠ってきた! いくぞ、者ども! 竜王国を我らの狩場へと変えてやるのだ!」

 

 

「うおおおおお――!」

 

「獣王様――!」

 

「間違いなくあなたこそが最強です!」

 

「竜王国の人間どもに我らの恐怖を思い出させてやりましょう!」

 

 

 【獣王】と呼ばれる新たなるビーストマンの王。

 ルプスレギナ・ベータの創造主が【獣王メコン川】という名前なので、彼女がこの二つ名を知れば、静かに激怒すること間違いなしである。

 

 だが、圧倒的な力で王位を簒奪したのは伊達ではなく、ビーストマンの中でもその強さは抜きんでている。

 人間の指標に換算すれば、難度にして140(レベル45前後)という強者である。

 

「いくぞおおおおお! 我についてこいっ!」

 

「うおおおおおおおおお――!」

 

 難度140の王に率いられる二万のビーストマンという人間国家なら青ざめる大兵力が、竜王国を蹂躙すべく、動き出す。

 

 先頭を走るのは獣王。そして、すぐ後ろを親衛隊が続く。彼らも獣王ほどではないが、難度80を超える精鋭中の精鋭である。おそらく、人間のアダマンタイト級冒険者とも互角以上に戦えるだろう。

 そんな彼らが国境を越え、竜王国内を激走していると――

 

 

 ゴオッ!

 

 

 上空から灼熱の炎が飛来し、獣王と親衛隊に直撃した。

 

「え――?」

 

 少し遅れて親衛隊に続いていた部隊は目を疑った。

 彼らの前に黒焦げになった獣王と親衛隊が転がっていたからだ。

 

「じゅ、獣王様……? いったい……どうされたので……?」

 

 返事がない。ただのしかばねのようだ。

 

 現実を認めることが出来ない兵たちは、次々と呼びかけるが、何の意味もなかった。

 

 そこに絶対強者が舞い降りる。

 黒鱗の竜王ドラウディロン=オーリウクルスとその曾祖父である七彩の竜王である。

 

 二頭の竜王を前にしても兵たちは動かない。

 獣王、もしくは親衛隊が残っていれば、彼らの反応もまだ違ったかもしれない。だが、すべてを諦めたかのように、その場で立ち尽くしていた。

 

 

ーーーー

 

 

 懲りずに竜王国に侵攻していたビーストマンたちをブレスで蹴散らしたドラウディロンは、曾祖父と共にアーグランド評議国を目指して飛行していた。

 

「なあ、爺さん。わざわざ、竜体になって飛んでいく意味はあるか?」

 

「当然あるぞ、ドラウディロンよ。見合いでは最初の印象が大事であるからな。まずは最初から竜体で登場して周囲の者どもにそなたの美しさを見せつける。それで味方に引き込むというわけだ」

 

「そういうものか……?」

 

「いかん、いかんぞ、曾孫よ。そなたは自身の魅力を分かっておらぬ。今までのそなたの竜体を見た他竜の反応を思い出してみよ。どうであった?」

 

 曾祖父のしつこい言葉にやや呆れ気味のドラウディロンは、少し考えて返事をする。

 

「ほとんど誰かに見られたことはないからなあ。あえて言うなら、オラサーダルクくらいか? 特に何も言われなかったぞ。あいつには珍しく、ボーっとしていたくらいだ」

 

「オラサーダルク……(たしか白き竜王を名乗る霜の竜(フロスト・ドラゴン)。一度、話をしに行かねばならぬな)」

 

 知らない間に七彩の竜王の要注意リストに載せられたオラサーダルク=ヘイリリアル。そのことが原因でちょっとした騒動が起こることになるが、それは少し先の話である。

 

 

ーーーー

 

 真竜同盟の拠点――

 

 

「キュアイーリムめ……死におった」

 

「なさけないヤツだまったく……。たかが竜帝の汚物の一匹やそこらに殺されるなんてな……」

 

 闇に蠢くは世界の支配者を自称する者――対プレイヤーの為に同盟を結んだ真なる竜王たち。

 

「どうする? やつの尻ぬぐいをしてやるか?」

 

「放っておけ。まだ我らが動くような段階ではない。弱虫キュアの相手としては丁度良かったのだろうがな」

 

「たしかその汚物どもの拠点は大陸の西の端だったな。あのあたりは白金の竜王の縄張りだが、あいつは何をしているのだ?」

 

「さあな。いつもながらの日和見ではないか?」

 

「ふん。竜帝の息子――世界最強の竜王などと煽てられているようだが、俺は前から思っていた。あいつが世界最強なら俺様はなんだ? 宇宙最強なのか……とな」

 

 

「おい。そんなことより、七彩の竜王から回ってきたこの姿絵の女性は誰だ?」

 

「ああ。あやつの曾孫だそうだ。さんざん自慢されたので覚えてしまった。名前はドラウディロン=オーリウクルス」

 

「ドラウディロン殿というのか。美しいな……」

 

「え? おい、お前?」

 

 真竜同盟は意外と平和そうであった。

 

 

ーーーー

 

 アーグランド評議国――

 

 

「さて。リ・エスティーゼ王国はバハルス帝国により併合、アインズ・ウール・ゴウン魔導国は建国された。周辺国家との関係も良好、と。すぐに何とかする必要のあることは片付いたな」

 

 評議国に到着したドラウディロンは、最近のことを振り返りながら見合い相手の到着を待っていた。

 彼女としても特に結婚を考えているわけではないのだが、曾祖父がどうしてもということで、見合いだけはすることになった。まず最初の一人は白金の竜王、ツァインドルクス=ヴァイシオンである。

 ちなみにツアー本人には結婚云々の話は知らせずに、七彩の竜王が外堀を埋めて本日の見合いをセッティングしている。下手をすれば彼は何も知らずにここまで来る。

 

「しばらくは国で政務をするとラナーに約束したからなあ。まあ、しばらくは遠出も出来んだろう。とはいえ、エルフ王など大陸西方にも不穏な動きを見せている輩はまだいる。次はそのあたりを何とかしないとな。いっそのこと法国や魔導国と連合を組んで行くのもありだな」

 

 ドラウディロンは今後のことを考えつつも、ふと、そういえばと思う。

 

「しかし、結婚……この私が結婚ねえ。この世界に生まれてから、ずっとそれどころではなかったから、考えたこともなかったなあ」

 

 この世界に転生してから彼女は常に全力で動いていた。

 

 まずは徹底的に己を鍛え上げ、この弱者に厳しい世界で生きていく力を手に入れた。

 次に周辺国家の強者たちと会い、来るべき脅威に対して手を組むことを約束した。

 更に有望な者たちを鍛え上げ、己以外の戦力も増強した。

 遂に来訪したプレイヤーやその配下とは友好的な関係を築くことに成功し、本来起こる予定だった数々の悲劇を防いだ。

 そして、予想もしなかった真なる竜王(キュアイーリム)による襲撃も乗り切ることに成功した。

 

「ま、ここらでそういうことを、考えてみるのもいいかもしれないな」

 

 この世界では弱者は非常に生きにくい。

 そして強者であっても油断をすれば命を落とす。

 

 彼女の戦いはまだまだ続く。

 だが、このあたりで一休みすることを決めたのであった――――

 

 




これにて本作品は最終話となります。
いつもたくさんの感想や評価をありがとうございます。元々、短編だったこの作品が連載としてこの話数まで続けられたのも、皆様の応援があってこそです。

心残りとしてはテンポを優先したので結局未登場で終わったキャラがいたことでしょうか(五色の魔竜とか)

今後の予定としてはいくつか番外編を考えています。
また、原作15巻が出ればエルフの国編などもやりたいと思います。

番外編としては、ジルクニフの“散りゆく髪こそ美しい”などを予定しています。あとは女性陣への対応に胃を痛めるデミウルゴスやブレインとコキュートスの絡みとかも書きたいですね。

それでは今後もどうぞよろしくお願いします。


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