ガンダムビルドダイバーズ レンズインスカイ   作:二葉ベス

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性の6時間なので初投稿です。


第45話:ふたりっきりの定番といえばなんですか?

 JAPANディメンション。

 文字通り日本をモチーフにした侘び寂びを重んじるディメンションである。

 和風のガンプラと言えばグラハム。いや、ミスター・ブシドーが乗っていたアヘッド・サキガケや、マスラオ、スサノオなんかが有名だと思う。

 あとはGBNに限れば個人ランキング10位に属しているフォース『天地神明』の長。テンコの駆ける天道天照がそれに属しているのだろう。

 

 だからではないけれど、私の乗っているオーバースカイだと、割と周囲の環境下ではやや浮きがちだ。

 武将めいたアストレイの兜は置いておいて、やはり気になるのは背中に背負っているとんがりコーン、もといGNドライブだろう。

 頭にかぶれば鳥帽子みたいで可愛らしいと思うが、そんな事をしたら頭部破損とともにゲームオーバーは避けられないだろう。得てして、見た目と性能はどちらも選ぶことができないのが常だ。

 

「まー、刀はそれっぽいかな」

 

 などと、左腰に刺さっているガーベラストレートを見ながら、JAPANディメンションの空を飛ぶ。

 やってきたのはTYOTOエリア。JAPANディメンションの中でもより和の雰囲気が色濃く出ている場所だ。

 瓦屋根の付いた屋根に、ふすまのある建物。その辺を歩けばのれんに出会えたり、団子やあんみつを楽しめる茶屋が点々としている。

 クリスマスなんて、浮かれたムードは一切感じられない。

 見ろ、これが日本の冬というやつだ。と他のディメンションに対してまざまざと挑戦状を見せつけるような感覚すら感じる。クリスマスツリーなんて皆無だね。

 

 同時に漠然と思う。こういうところをハルと一緒に歩きたいな、と。

 付き合う前から。いや、出会ってからずっとGBNにこもりきりだったし、通信障害のときも、あまりむやみに外へ出るのは危険だろう、という観点から、基本的にハルの家に泊まっていることが多かった。

 故に、私はハルとお出かけデートをした覚えがない。

 ハルは知らないけど、私だってれっきとした女の子だ。ガンプラ以外にだってちゃんと興味があるお年頃だ。

 単純に外食に行くのもいいし、ブティックに行って服を見せ合いっこするのも、友達同士の買い物みたいですごく楽しいだろう。それに何より、ハルの私服だって見てみたい。

 泊まるときはいつもスウェットかパジャマの2択だ。もうちょっと着飾ってほしいんだけど、ハルは面倒臭がるだろうから言わないけど。

 でもさ、私だって可愛いハルのこともっと見たいんだよ。分かってくれる、この気持ち? 贔屓目に見て絶世の美少女にも見えるハルはピンク系や暖色系を着たら似合うだろうし、私には似合わないフリフリなのとか絶対似合うと思うんだ。

 今のダイバールックはファンタジー色強めだけど、私はもっとアイドルっぽい衣装も見てみたい。かわいいだろうな。絶対推しちゃうね。

 

『お嬢さん?』

「えへへへ……」

『お嬢さん!』

「……え? あ、はい!」

 

 誰かのため息が通信から聞こえていたと思えば、地上から手を振るガンプラが1機そこにいた。

 見た目は普通の陸戦型ガンダムなんだけど、特徴としては一切武装をしていない。

 戦うことがメインではあるもの、それが全てではないGBNに置いて、その風貌は意外なものであった。

 通信してきたということは私に何か頼み事があるのだろう。オーバースカイを地上に下ろして、件の陸戦型ガンダムに話を聞いてみた。

 

「キミ、春夏秋冬のナツキだろう?」

「……はい。えっと、あなたは?」

「立ち話もなんだ。少しガンプラから降りないかい」

 

 そういうと、陸戦型ガンダムのバックパックを地上に下ろしてから、コックピットからロープを伝って降りてきた。見た目は小さな少女だった。

 推定140cm前後で、多分セツちゃんと同じぐらいか、それよりも小さい子。可愛らしいとは思うけど、どこか大人びた口調から身体が伸びなくなった大人かも知れない。

 私も膝を付けて、腕をスロープ代わりにしながら、降りる。

 少女はバックパックの中に入っていこうとするので、彼女に習ってついていくことにした。

 

 バックパックはちょうど2階建てぐらいの高さがあり、底辺部分には人1人が入れる程度のドアが用意されている。

 細かいなぁ。ミニチュアっぽくて、ガンプラにはない技術だ。

 感心しながら、ドアをくぐってみると、そこにはお店のように茶色い棚とそこに並べられているパーツデータの数々が置かれていた。

 

「な、なにこれ……?!」

「ふふ、驚いたかい?」

 

 私の方に振り返ってから、こほんとわざとらしく咳払いして、彼女は自己紹介した。

 

「私はルクルーナ。人はよく『藁しべルクルーナ』とも呼ぶ、行商人さ」

「ルクルーナ、さん?」

「あぁ。テスト配信、拝見させてもらったよ」

 

 コメントの中に名無しの行商人、というユーザー名がいたのは覚えている。

 その人がここ、JAPANディメンションにルクルーナさんがいるという情報をくれたのだけど……。

 

「もしかして、名無しの行商人さん?」

「ご明察。前からキミたちを気になっていてね。少しちょっかいをかけさせてもらったのさ」

「あ、ありがとうございます! なんか、ファンの人と会うのって初めてで」

「気にすることはないよ。配信者は堂々としてなくちゃね」

 

 ルクルーナさんは軽く笑い終えた後、レジの方へと足を向けて、椅子に座った。

 

「私の店のルールは知っているね?」

「はい。パーツデータと交換、でしたよね」

「そう。私はBCがいらないわけではないが、パーツデータはそれよりも貴重だからね。仕入れをするのも大変だから、こうしてパーツデータとの交換をしているのさ」

 

 確かに理にかなっていた。

 この陸戦型ガンダムには武装が付いていない。

 そのためミッションやイベントで手に入るパーツデータを入手するには、パーツ取得運と高い技術が必要になってくる。そのため、パーツデータは貴重なものはとにかく貴重で、限定生産もののパーツや流通すらしていないデータだけのパーツなどは高値で買い取られることが多い。

 そこには運が絡んできて、パーツが手に入らないことや2種類ある内の片方が欲しいのに、いらないパーツの方しか出てこないなど、パーツコレクターの間では阿鼻叫喚の地獄でもある。

 だからこそ今目の前にいるルクルーナさんはそこに着手した。

 パーツ同士を交換すれば、欲しい人の手に行き渡りやすくなる。そして気が向いたらパーツを売買すればBCの足しにもなる。これほどいい商売はないのかも知れない。

 

「ガンカメラ、だったね。あれは確か、こっちにあったはずだ」

 

 階段を上がって2階に上がっていくと、私ですら知らないようなパーツがぞろぞろと並べられている。こっちは貴重品エリアなのかもしれない。このカトレヴルッフの初期版やガンダムラジエルのパーツ。AGE-1のレイザーウェアパーツまである。

 

「ガンカメラは、これだね」

「おぉ……」

 

 白い成型色だったとしても、そこにあるのは確かにガンカメラのランナーパーツだった。これをビルダーで射出すれば、ハルにガンカメラをプレゼントできる!

 でも同時に悩んでいた。私の手元にあるパーツデータで交換できるものが本当にあるかどうか。もしもダメだったら、そのときは、土下座してでも……。

 

「さぁ、キミはどんなパーツを私に見せてくれるんだい?」

 

 ニヤリと口元を歪ませて、私を見る目は子供がプレゼントを欲しがっているようなそれではない。商人としての目つき。どんなものが入荷されるか。どんな物を見せてくれるのか。競り合いを楽しみにしている鋭い視線。

 思わずごくり、と喉を鳴らす。果たしてガンカメラに似合うだけのパーツデータがあるか。ディベートしようじゃないですか。

 

「ユニコーンガンダムのビームマグナム!」

「話にならない。却下だ」

 

 このやり取りだけで私が取得していた大半の一般流通物のランナーパーツは候補から外れたと言ってもいい。

 ガンカメラはなんとしてでも手に入れたい。でも私が持ってる最高クラスのレアパーツデータは出したくない。ならオリジナルならどうだ。

 

「ギリ専用ビギナ・ギナⅡ一式はどうですか?」

「B社限定品か。嫌いじゃないが、それには乗れないね」

 

 プレミアムB社限定の商品であれば流通頻度が少ないため交渉材料になると思っていたんだけどな。

 だが、これではダメらしい。ならば……。

 

「ビームミラー。ヤタノカガミとは違って、ビームコンフューズのように反射させることができます」

「ふーん、GBNオリジナル装備か。悪くない一品だ」

「なら!」

「足りないね。確かそのデータは比較的よく手に入るんじゃないか?」

 

 そのとおりだ。

 アカツキと戦っていれば稀によく落とす一品であり、必ず落とすミッションもあると言われているものだった。GBNオリジナル装備だったとしても、流通はそこそこしている。

 あれもダメ、これもダメ。次なる一手を考えなければ。

 

「聞いたよ。ハルちゃんのためにプレゼントを用意するんだろう?」

「それは、まぁ」

「妥協、なんてしていいのかい?」

「っ!」

 

 これは、ノセられていると考えてもいいかも知れない。

 私の手元にはもっともっと高値で買い取れるパーツデータがあると考えて、彼女から踏み込んできたんだ。

 実際にレアパーツデータは手元にある。出し惜しみせず行けば、確かにこのパーツデータを使って、ハルのガンカメラをプレゼントできる。

 でもこの世にはもったいない病というものも存在する。私もその一員と言って差し支えない。だからこれを手放すことに抵抗があるのだ。だけど……。

 

『ありがと、ナツキ。……その、愛してる』

 

 幻覚を見た。夢を見た。幻を見た。

 脳裏で浮かび上がったのは、少し照れながらも私よりも少し低い身長から放たれる少し頬を赤く染めた上目遣い。その瞳は何かを求めていて、その先に行こうものなら、行きたいという気持ちの現れだったと思う。

 そうだ。私が見たいのはハルの笑顔だ。ハルが喜ぶ姿さえあれば、他は何もいらない。そう、パーツデータなんて次手に入れればいい! だったら、迷うことなんてない!

 

「ガンダムAGE-2のGBNオリジナルウェア。グレイトウィングパーツです」

「……ほぅ」

 

 グレイトウィングウェア。これはGBNにしか存在しないオリジナルウェアパーツであり、その特徴はなんと言っても大きな翼と言っていいだろう。

 AGE-2ノーマルよりも大きな翼は見た目を重視したと言えば、その時点ではおしまいだが、補ってあまりあるほどの推進力による瞬間速度はGBN最大級と言っても過言ではない。

 何故このパーツデータを持っていたかと言われたら、たまたまだったとしか言いようがないんだけど、それでもハルの笑顔を見れるなら、これぐらいのことだってする。

 

「その手のダイバーが喉から手が出るほどの一品だな」

「……どうですか?」

 

 ルクルーナさんは少し笑みを浮かべると、途端に大きな声で笑い始めた。

 な、何かおかしかったかな。なんて言ってみたら、ルクルーナさんはお腹を抱えながら、答えてくれた。

 

「いやすまないね。ここまでの代物を交換に出すのは珍しくて」

「そうなんですか?」

「キミは極端だね。好きな相手のためなら身を粉にして働く。嫌いじゃないが、危ういな」

 

 言われてみれば、確かにそうかも知れない。

 出会った当初も、適当に選べばいいものを好きを押し付けるようにいろんなガンプラを見せてたっけ。

 あれ、私って意外と尽くすタイプなのかな。

 

「ますます気に入ったよ。これはフレンド情報だ」

「フレンドって。え?!」

「普段はフレンドがいると、追跡されるかも知れないから厄介なんだがね。キミにだけ特別だ」

 

 特別と言われると満更でもない気持ちが自分の中に生まれる。

 ハルみたいに流されるみたいで嫌だったけど、ルクルーナさんがそうしたいって言うなら、受け止めてあげるのも女の甲斐性というやつだろう。

 私はルクルーナさんとフレンド登録をした後、忘れずにガンカメラを交換して、その場を後にした。

 

 ◇

 

「ハル、メリクリ」

「それ学校でも聞いた」

「そうだっけ?」

「そーだよ」

 

 わたしたちは今、自分の家でクリスマスパーティを始めていた。

 と言っても、高校生の、バイトもしていない子供にとってピザを注文することなんてできない。だからコンビニでフライドチキンをいくつか買ってきて、パーティしているところだった。

 

「よかったの、家族とじゃなくて」

「ハルはすーぐそういうこと気にする」

「いや、だって。家族なんだしさ」

「優しいところは好きだけど、家族には相談済み! そしたら『彼女のところに行ってあげなさい』だってさ!」

「か、彼女って……」

 

 成り行きで付き合い始めたものの、やっぱりナツキが好きという気持ちは変わらない。むしろ大きくなっている一方だとすら思っている。

 フライドチキンを頬張りながら、他愛のない話を繰り返していた。

 

「これからポケ戦見よう。悲しくなるから!」

「なんでクリスマスに悲しくならなきゃいけないのさ」

「ハルがどんな反応するかなーって」

「嫌いになりそう」

 

 慌てて謝る姿もなんというか愛おしさにまみれている。

 なんというか、今なら何されても無敵判定が入って、死なないんじゃないかってレベルには頑丈な気がする。綺麗だけど、可愛いナツキが一緒にいれば、百人力というやつだ。

 

 あ、そうだった。プレゼント。せっかく買ってきたんだからちゃんと渡さないと。

 

「はい、これ」

「もしかして、プレゼント?」

「うん。開けてみて」

 

 小さな紙袋に包まれていたのは、ヘアクリップだった。

 その模様はナツキの青寄りの髪の毛に似合うようなマーブル模様の髪留め。

 ナツキは目を丸くしながら、わたしの方を見た。

 

「ハルが選んでくれたの?」

「どうせだったら綺麗めで落ち着いたものがいいかなって」

「…………」

 

 何故か肩を落とすナツキ。どうした。

 

「なんか、私女の子っぽくないなって」

「ホントにどうしたのさ」

「これ、ハルへのプレゼント」

 

 クリスマスっぽい包装がされたプレゼントを実際に手にとって見ると、妙に凹凸がはっきりしているような気がした。

 まさか。そんな予感を心の中で溶かしながら、包装された包み紙を開放していくと、そこにあったのは白いランナーパーツだった。

 

「ガンカメラのランナー。やっと見つけたんだけど、ハルが女子っぽすぎるもの買ってきたから、なんか台無し」

「別に。そんなことないって」

「……ハル」

 

 嬉しい。数年ぶりに味わう、誰かからわたしの事を思って探してくれた物を、台無しだなんて言うはずがない。

 じわじわと、胸の奥の方から嬉しさと好きが溢れ出してくるのを感じる。

 まるで今まで外にいた身体を露天風呂で温めるような。

 肌に染みていく優しさが、体の骨まで。ううん。心の芯まで暖まってポカポカとする陽気な気持ち。

 こんなわたしのために、選んでくれた喜び。そして少しだけ感じる独占欲を言葉に隠して、わたしは常々やりたかったことを行動に移す。

 

 対面で座っていた椅子から降りて、幸せを一歩一歩噛み締めながら、ナツキの隣へと歩いていく。

 きっと普段ならこんな事しない。恥ずかしすぎて、嬉しすぎてエナドリを飲んだ日の深夜テンション並みにどうかしている。

 でも、今日という。クリスマスという特別な日なら、わたしのワガママだって許してくれるに違いない。

 はてなマークを浮かべるナツキに対して、わたしは両肩を掴む。

 それで察したのだろう。彼女は密やかに目を閉じて、準備を整えていた。

 潤む唇は、この日のためにどれだけ寂しい気持ちにさせてきたのだろうか。

 震えは緊張の印だろう。艷やかなそれは少しだけ蛍光灯に反射して、水面を揺らしているように見えて。

 ドキドキしてきた。一緒に寝たときでさえ、こんなに緊張してなかったのに。

 そっと肩に手を添えてくれる。新しいことへ踏み出す勇気はわたしだけでは成り立たなかった。けどナツキのおかげでちゃんと地に足をつけられた。わたしに勇気をくれた。

 ゆっくりと近づいて、ナツキの唇へと吸い込まれていく。

 

 最初に感じるのは柔らかさで、皮膚と皮膚がくっつきあっているだけなのに、その唇はマシュマロみたいに柔らかくて、意識がやんわりと熱を含んだ砂糖じゅわりじゅわりと意識が解けてしまいそう。ナツキ、柔らかくって心地よくて。

 心臓の脈打つ感覚はわたしから伝わってるかな。ナツキも脈打ってる気がして、なんか同じに感じて、すごく嬉しくて。

 次にナツキの甘い、甘い匂い。他所の家の子の匂いって、どうしてこんなに鼻の奥を刺激するんだろう。それも好きな子の匂いは脳の奥を刺激する。こんなに近くで味わったことのない好きな人の香りは甘美で、これ以上がっついたらきっと引かれてしまうんだろうとぐっと我慢する。

 そして、少し脂っこいチキンの味。それも、そっか。さっきまで食べてたもんね、フライドチキン。

 ロマンチックの欠片もない味わいと、それでもこれ以上にないほどナツキと繋がっているのを感じて、頭がパンクしそうだ。

 数秒ほど、ただただ触れ合いナツキの唇を味わった後、余韻を残るように唇を離す。

 

「……キス、しちゃったね」

「クリスマスだし、いいんじゃないかな」

「…………もっとする?」

「……足りない、もんね」

 

 今度は首周りを抱きしめて。今度はナツキから。

 愛し合うように、食べきれないほどの幸せをたくさん胃と心に蓄えて、もう一度、もう一度と。と幾度となくわたしたちは口づけを交わした。




聖夜の勢いと口づけ


◇ルクルーナ
各ディメンションを足が向くまま気が向くままバギーで走る行商人ダイバー。
主にパーツデータの交換を生業にしており、どんなデータでも条件と相場があっていれば交換してくれる。
BCでの対応はあまりしていない。本人曰く、パーツデータを集めることが面倒だから、だそうだ。
ルクルーナ自体は大の旅好きであり、G-TubeをBGMにしながら、今日もディメンションをひた走る。
ガンプラは陸戦型ガンダムの改造機。陸戦バックパッカー。
主に商売用で、コンテナを下ろすことでお店みたいなことができるすぐれもの。
実際に戦うことは想定していないものの、本人の操縦実力はかなり高め。
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